最もベーシックなエンジンメンテナンスはオイル交換でしょうか、エアークールなエンジンは水冷よりオイルの劣化が激しいので定期的に交換してあげましょう。
俺は一応、走行3000kmもしくは4ヶ月を目安に交換するつもりです。
時々「廃油をどうするか」と聞かれますが、よく行くガソリンスタンドが無料で処分してくれるのでそこに持っていってます。
場所によっては有料だったりいやな顔されるらしいでけど、この車だとすぐ覚えてもらえるのためか、あっさり引き取ってもらってます。
矢印のところにオイルチェックの棒(本当の名称なんて知らない)で、量とか汚れ粘度を確認します。
ただ交換しても500kmも走ると十分汚れるので汚れはあんまり気にしないように。
エンジン下に潜ると写真のようなお皿が見えます、ここから古いオイルを抜きます。
最初は中央の大きなネジを外します、ただ以前乗っていてTYPE-1には中央のネジは無かったので無いモデルも有るのかな?
上の大きなネジですが、小さ目のレンチセットだと合う大きさの物が無い場合があります。
そんなときは慌てずにプラグレンチで試してみましょう。意外とピッタリなんです、これなら車載工具の中にも入ってるのでわざわざ購入することも無いですね。
この時点でちゃんと廃油受けを下に置いておくこと、中央のネジを緩めるとオイルが垂れてきます。
走行直後だとオイルが熱くなってるので気をつけましょう。
ネジを完全に外ししばらくするとオイルが出なくなるので次の作業へ。
時間がなかったり面倒くさい人はここで終わりにしてネジ締めて給油しちゃってもいいです
次に辺りの小さなネジ6つを外します、このネジを外すとき下に落としてしまうと廃油の中に落ちて取り出すのが大変なので気をつけましょう。
お皿の奥に網の付いたフィルタがあるので、それも取り外します、そのときフィルタの上下に「紙のパッキン(2枚)」と「ワッシャ(6個?12個の時もあるな?)」が有るはずなので残さず取り除きます。
紙とワッシャは新品に交換します(写真右下)、一般のカー用品店では絶対売ってないので専門店に行きましょう300〜400円くらいのはずです。
お皿と網フィルタはきれいに洗ってやります、洗剤じゃなくてブレーキクリーナー等できれいにしてあげましょう。
油物を洗うための入れ物(右上)があると何かと便利なので用意しておいた方がいいです。身近に見つからなければ古い洗面器等がいいかも。油やガソリンを使うので金物の方がいいかな。
組み付け準備です、下から 銅ワッシャ−お皿−紙−フィルタ−紙 の順に組みます、
※この時、紙やワッシャにちょっとオイルを付けておくと、実際に取り付ける時ずれにくくなって楽です。
実際にエンジンに取り付けます、ここで一度に6個のネジを付けようとすると、均等に締めるのが難しいので初めに3個だけ付けるのがコツです。
ネジを全部取り付けて完了です。下に置いてあった廃油受けはこの時点まで置いておくこと。
全部付けたらブレーキクリーナー等できれいにしてください。後でオイル漏れのチェックがしやすくなります。
ここから新しいオイルを入れます、TYPE-1やTYPE-3は楽ですが、TYPE-2は天井があるので入れにくいです、各自工夫していい方法があったら教えてください。
ちなみに俺は、下の写真にある赤いオイル保存タンクの口を目一杯伸ばしてなんとかいれてます。
オイルはBPのCURSE CLASSICを使ってます。旧車用と唄っているのでいいかなーと思って。
シングルグレードじゃなきゃと言う人もいるけど気にしてないです。ちなみにこのオイル、どこにも置いてなくて注文したら「注文は1箱単位になります」と言われて、4リットル×6缶買う羽目になりました。
最後に少し走って、オイル漏れが無ければ終了です。
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