【 他人の命とペットの命 】


ホーム > Aべが考えていること > 現在のページ
 昔、私の家でも猫を飼っていた。猫ってネズミを捕まえると、家の者に「ねえ見て、捕まえたんだよ。誉めてよ!」 とでも言いたげに、見せに来るんだよね。
 そのころの猫の餌は「猫まんま」だった。冷やゴハンに、ダシをとった煮干しをまぶして味噌汁をかけて・・・・。 キャットフードなんて食べたこと無かった。
 そのころの猫はペットじゃなかったし、飼い主も今ほど豊じゃなかったからなぁ。

 今時の猫ちゃんは豊かな飼い主の愛玩動物、さらに家族の一員・・・。 だから、人間と同じくらいに大切にされるのは当然なんだよね。
 「猫まんま」なんか食べないし、キャットフードだっておいしいのしか食べない。ネズミなんてとんでもない!。

 猫に限らず、そんな風に豊かな食生活をし、病気や怪我を病院で治して生活して いるペットがいる(癌が発症するほどの年齢まで生きる「子」や カロリー採りすぎで脂肪除去手術する「子」もいるんだってね)一方で、飢えている人間がいるんだよね。
 遠い国、近い国、この日本でも・・・・。

 ところで、ペットは人の心を癒したり生きる希望を与えてくれたりするという。 ペットを愛する人にとって、ペットは愛玩動物にとどまるものではなく、正にかけがえのない存在なんだろうなぁ。

 以前(もうずっと昔かもしれない)「人の命は地球よりも重い」という言い方を耳にしたことがある。 しかし、上述のような状況の現代でも「人の命は地球よりも重い」などと言えるんだろうか?。
 仮に言えるとして・・・、もし比べるとして・・・、ペットの命と他人の命は・・・・。

ホーム > Aべが考えていること > 現在のページ

PAGE TOP