【 脳波計玩具のようなものを利用 】


 感覚機能は無いのか、あっても反応できないのか?に書きましたが、重い脳幹梗塞で植物人間状態の人は、感覚機能自体が無いのでしょうか、感覚・認識はあるけれど反応ができないだけなのでしょうか・・・、疑問に感じています。
 今のところ、私の母親の場合は後者だったと思っています。

 その立場から、母親に脳波計を着けて反応を探ってみることにしました。
 なにより、反応があると嬉しいものなのです。

 脳波計と言っても「NeuroSky社製 MindWave Mobile Plus」というもので、14,000円くらいでした。
 メーカーさんには失礼ながら「脳波計玩具」というレベルのものなのかもしれませんが、有効活用させてもらいました。
 現在はその機種の販売はなく、後継の「MindWave Mobile 2」(18,600円くらい)が販売されているようです。




 専用アプリと合わせて使用すると、集中状態と瞑想状態が視覚的に判断できるという商品です。
 アプリを入れたスマホと本機をブルートゥースでペアリングさせ、本機を装着すると脳波の状態を表示してくれます。
モニターの左側はα波、β波、θ波、δ波の強弱をレーダーチャートのような形で表示していて、右上は棒グラフ状です。
右下は、左側のattentionは集中している程度を、右側のmeditationは瞑想・リラックスしている程度を表します。強くなると針が右回りに動き、最高の状態だと円が点滅します。
 画像の状態は集中の程度が最高潮であることを表しています。
 細かいことはよく分からないので、もっぱらその2つのメーターに注目しました。





 上でモニターの説明をしましたが、手足の運動をすると集中度を表示するメーターが大きく振れることがあります。
 また、運動を始める前の表情と始めてからの表情を比べると、心地良さそうな表情になっていくのが分かります。
 この動画は2017年5月のものです。





 聴覚はどうなのでしょうか、ICレコーダーにつないだイヤホンの一方を母親の耳に入れて音を聴かせ、一方はデジカメの近くにおいて録画用の音にしました。
 曲が始まると首を動かしたり、口を動かしたり、唾を飲み込んだり・・・、聞こえてるような気がします。
 それとも、思い込みなのかな・・・。
 この動画は2017年1月のものです。 





 母親にはひ孫がいます。ひ孫が呼びかける声をICレコーダーに録音してもらって、それを聴かせています。
 声の出演はひ孫、ひ孫の祖母(母親の娘)、ひ孫の祖父(母親の娘の夫)です。
 音楽や、鳥の鳴き声や、人間の呼びかけなど、いろいろな音を聴かせてみましたが、このひ孫の声が一番よく反応していると感じました。
 この動画は2017年1月のものです。





 肩に低周波治療器の電極パッドを着けて反応を確かめてみました。
 集中度の反応が大きいと思います。
 この動画は2017年1月のものです。





 今度は、左腕に低周波治療器の電極パッドを着けて反応を確かめてみました。
 これも集中度の反応が大きいと思います。
 この動画は2017年1月のものです。





 この頃は唾を飲み込む力もしっかりしていたので、微量の果汁を口に入れても大丈夫だと思い、伊予柑の果汁を口許で搾ってみました。
 この動画は2017年3月のものです。





 この頃は唾を飲み込む力もしっかりしていたので、好きだった缶コーヒーを口腔ケアスポンジにしみこませて、舌に触れてみました。
痰がからんだ感じもあって、少し苦しそうでしたが・・・。
 この動画は2017年3月のものです。





 お湯で温めたタオルを顔の上にのせて、反応を確かめてみました。
 この動画は2017年3月のものです。





 発熱するホットアイマスクを瞼にあてて、反応を確かめてみました。
 この動画は2017年3月のものです。





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