【 作業場の解体 1 】


 父親が健在だった頃、農作業に使っていた作業場があります。
 稲を脱穀したり、乾燥したり、調整したり・・・、そのような仕事をしていました。

 その後は陶芸をするために使ったり、物置としても便利なのですが、冬場の雪の処理が大変なので解体しようと考えています。
 業者に頼まなくてもDIYで出来そうなので、自分でやってみようかと・・・。

 屋根の解体など高所の作業は周囲に雪があるうちに行う方が安全ですが、作業場内にいろんな物が入っているのでそう言うわけにもいかず、本格的な解体は雪が融けてからの予定です。
 それまで、内部で出来る作業を進めることにしました。

 令和4年1月~

 


 

 作業場は母屋に接続した状態で建っています。




 陶芸を始める前にDIYで、床にコンパネを、周囲と天井にベニヤをはったのですが、それを取り去りました。




 上の画像を写した場所で、右を向いて写しました。




 この場所に残っている土壁は、「以前に解体した母屋の一部」の壁だったものです。
 右上側の丸い穴は煙突を出していた穴です。




 土壁を剥します。




 土壁を外しました。




 子供の頃、土壁(この土壁ではありません)を作っている現場を見た記憶があります。
 ですから、葦を組んで、そこに粘土状にした土を塗って作るというのは知っていました。




 あらためて見てみると、手間暇かけて作っていることに、その一方で地元で調達できる材料を使うという合理的な方法で作っていることに感心させられます。




 土壁を取り去った場所の柱です。




 古材を使って組み立てられています。




 ホゾ穴だらけの古材を大切に使っています。




 昔の人は物を大事にしたんだな・・・と、感動さえ覚えます。




 この場所は、今ある母屋と作業場の接続部分で、柱を含めて左側が母屋、右側が作業場の外壁です。




 上の画像の下側です。




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