【 作業場の解体 2 (サイクロン集塵機を自作) 】


 作業場解体で出る廃材は、薪ストーブを利用している方に引き取ってもらうことになっています。
 冬の間は時間があるので、内部を解体した木材を焚き木サイズにカットする作業もしました。
 その際におが屑が沢山出ますし、長年溜まった埃も一杯あります。

 それを普通の紙パック掃除機で吸っていると、頻繁に紙パックを取り換えなければなりません。
 今後もチェーンソーを使うのでおが屑がもっと出ます。
 そこで、ネットなどで紹介されている自作サイクロン集塵機を作ってみました。

 いろいろな作り方が紹介されていますが、それら参考にして、安上がりで簡単なものを目指して・・・。

 令和4年2月15日

 


 

 ホームセンターで購入した材料(このほかに丸い穴を開ける“ホールソー”の刃も)、全部で3000円くらいでした。
 ペール缶とフタとそれを止める金具は3点で約1700円ですが、容器内を密閉できるので購入して正解だと感じます。




 蓋の上面を補強するために、5ミリ厚のベニヤを円形に切り抜きました。
 これは取り付ける必要がなかったかもしれません・・・。




 上で作ったベニヤ板を蓋(薄いけれど鉄製)に重ねて、ホールソーで穴をあけました。
 ホールソーの刃がダメージを受けても良いから、蓋も一緒に切ることができれば作業が楽だと思いやってみたところ可能であり、相当時間短縮できました。




 ホールソーで切り抜いたベニヤと鉄板です。




 重ねて穴をあけたから、穴の位置がずれることもありません。




 塩ビパイプをちょうど良い長さに切ったものを間に挟んで、継ぎ手を外側と内側に取り付けます。
 外側はこのように両方ともストレートの接手で、




 内側は中心がストレートで、縁に沿う側がL型です。




 上の画像のものをペール缶に載せました。




 今まで作業場で使っていた掃除機は本体が割れていて、ガムテープで止めている状態でしたが、この吸引ホースは使えるのでこれを利用します。




 このように取り付けました。




 別の掃除機(これは普通に稼働します)の吸引ホースを中心の塩ビ継ぎ手に差し込み、試運転の用意ができました。




 試運転の様子です。





 試運転後、ペール缶の中を確認しました。
 おが屑などが渦巻き状に吸い込まれていたようです。
 ちなみに、吸引用に取り付けた掃除機の紙パックは時々取り換えることが必要です。
 細かい埃状のものはペール缶の中に残らず掃除機に吸い込まれてしまうからです。
 それにしても、紙パックを交換する回数が少なくなるだろうと、期待しています。




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