☆平成21年3月過去ログ☆

3月24日のお仕事

本会議最終日です。当初予算・議案とも可決されました
討論を行いました。簡潔に要点のみを目標に作成しました。長いのですがご報告いたします。

討論

只今、各委員長より、ご報告のございました各議案について、新湘風会を代表して意見を述べ、態度を表明いたします。
総ての議案に賛成いたします。以下、若干の意見を申し上げます。

一般会計予算については予算全体の規模は約580億円と、過去最大の規模であると同時に、政策的経費についても就任以来最高の額となっております。

茅ヶ崎市の体力から考えると、540億〜570億円前後が適正ではないかと思われますが、前任者・服部市長一期で財政的な体力を向上させた事により、平時であれば、計画通りとの評価であると思います。

景気動向につては、ブラックボックス的要素も含んでおり、民生費や扶助費等の上昇基調や国・県レベルから、思わぬ出費を伴う内容の打診等が懸念されます。

したがって22年度以降の資金繰りを視野にいれた柔軟な執行を強く願うものであります。

内容については、施政方針とのブレは殆ど無く、適正であると判断いたします。個々について何点が意見を申し上げます。

公共施設再編関連の予算についてでありますが、1点目として本庁舎のV劣化診断が計上されました。
現在の庁舎は昭和59年に完成しました。それ以前の庁舎は、木造で末期には、議場傍聴席は床が抜ける可能性がある為、閉鎖されていました。庁舎の建替えを後回しにして、急激な都市化に対応した事と財政事情がネックであったと記憶しています。

現庁舎についても、私の記憶では、特に2階・3階の強度に問題がある可能性があり、簡単な調査を行ったと記憶しています。平成3年か4年頃の議事録に、当時の助役より「10年後を考えると職員の増加や老朽化が予想される・建替についても考える時期」との内容を見る事が出来ます。

しかし、根本政権最終年度はバブル崩壊や駅前の整備等による歳出の増加により、棚上げとなりました。以後17年間については、財政立て直しに平行して、新設校の設置等、様々な基盤整備に終始した為、実質棚上げとなったと理解しています。

現在、耐震改修が良い・建替えが良い等、様々な議論がされておりますが、庁舎の状態についての正確なデータが無い為、机上の空論的な論争がなされておりますが、詳細な調査を包み隠さず提示して、王道を進んで頂くことを期待します。

温水プールについては、敷地の建築許可作業がネックとなり、現況規模での積算約6億円とした訳ですが、答弁には、「許可がおりたなら1.5倍以上の規模として、関係団体や地元等で構成した検討委員会の意向を尊重したい」との答弁がありました。
約9億円になりましたが、1.7倍なら積算に不備は無いと判断します。

緑が浜第2小学校については、過去に会派として反対をいたしました。議会が賛成した以上は、イギリス型多数決論理と同様に従う必要があります。特に通学路や周辺環境に対する配慮を徹底していただく事を強く要望いたします。

今年は、教育施設関連の工事が多く、現行の職員体制で、大規模改修・一般修繕・温水プール・緑が浜・等、一極集中となります。一名増員との事ですが、物理的に無理と判断した場合は、特段の配慮を視野に入れる事も視野に入れて頂く事を要望いたします。

2点目ですが、安全・安心の推進については、市長の強い意志が前面に出されている事を評価いたします。
しかし、未来に何を残すか?について、明確な方針が弱いと思われます。

東京は大正・昭和に2度も崩壊しましたが、アジア最大の都市として見事に再生しています。これは、人が残れば都市は必ず、再生すると言う事であると考えます。

茅ヶ崎市の環境と歴史に育まれた、独自にアイデンティと市民一人一人の人間力をはぐくむ事が、未来の茅ヶ崎にとって重要と考えます。これらの部分について、今一度、市長自身が真剣に考え、施策に繁栄する時期ではないかと考えます。

3点目として、入札について市内を優先するとの方針を出されました。数年前から要望書等で、市内産業の育成による課税客体の強化を要望してまいりました。

最近の経済情勢からも、いわゆる保護貿易的な手法により市内産業の保護を行う事で、貨幣量の増加を期待する事は、ケインズ経済の実践としてルーズベルトが行ったニューデール政策のミニチュア版で評価します。

しかし、ケインズ理論は、平時に有効であり、有事は予想していない理論であります。

今後の動向は不明ですが、様々な手段で茅ヶ崎市を明るくして頂く事を要望いたします。

国民健康保険事業特別会計ですが、今回、若干の値上げが提案されました。

理由は、十分に理解出来ますが、当初予算で唐突に提示する手法は関心しません。

前年度半年前位から、説明をすべきあり、今回の手法は、議会軽視と言われかねません。
来年・再来年の事業計画と財政推計を考えると、予想しない誤解を市民に与える可能性もあるので、大いに反省して頂きたいと強く申し上げます。

議案第3号 平成20年度一般会計補正予算(第7号)緊急雇用対策として道路きようりょう費に約1億円を計上しました。新年度4月〜6月は工事発注が殆ど無く、中小企業は青色と息となるのですが、前倒ししての工事発注は、景気対策及び雇用促進の観点から評価いたします。
以上で討論を終わります。


3月23日のお仕事

討論原稿執筆。
午後2時から、お役所にてミュージシャン「アキラ」氏と今年の活動について、意見交換と戦略会議を行う。

担当課と打ち合わせ3件の後、午後6時から政策遂行の為にブレーンとなる、各方面で頑張る後輩と親睦を兼ねた夕食会を開催して終了となりました。

3月22日までのお仕事

21日は、海外勤務からリターンした後輩夫妻と昼から会食です。午前中から我が家の庭には、色々と来客であります。夕方から旧友と会食で、いつの間にか終了。

22日は、春の嵐にもめげずに、諸先輩を訪問!午後から、クラッシュしたPCからHDを取り外して、データ回復作業。夕方から、再び、
映画、「海の上の君は、いつも笑顔」のプロデューサー竹内氏と打ち合わせとなりました。竹内氏は北稜高校出身であります。
更に数名の方から、定額給付金についての問い合わせを受けました。特に高齢者からの問い合わせが多く、企画課が窓口である事をお知らせする。4月中旬位からです。なるべく、市内で使って下され!



3月20日のお仕事

午前中は、書類整理・連絡業務・・・・もちろん、日韓戦観戦しながらですが。
午後から、来客!世相や様々な意見具申を賜る。今年は、活動報告会を数回開催する事などを決定しました。
夕方から、久々にサクッとトレーニング。
7時過ぎから、映画プロデューサーと自宅にて打ち合わせを行う。調子良くなり、近所の居酒屋に会食に行ってケームセット。


3月19日のお仕事

どう見ても、夏の風景であります・・・

いきなり夏となってまいました。体調良好も花粉で台無しではありますが、道行く人の表情は、冬のそれとは違います。
小学生と保護者の皆様!ご卒業、おめでとうございます。茅ヶ崎小学校にうかがう予定でありましたが、突然の葬儀参列となった為、キャンセルとなりました。「義理欠け」は反則なので・・・・

市外からリターンの後、友人と昼食となりました。教育についてや経営について、更に都市計画についての意見交換とお食事といった内容でありました。

14時からお役所入り。控え室にて、原稿作成やらスケジュール調整などデスクワークモード突入です。
15時30分から来客2名!
来年度は、お役所に余分な予算はほぼ無いと考えています。
効果の評価がしにくい文化関連・生涯学習などは、予算は現状維持がマイナスシーリングが常道でしょう。

だったら民間企業の社会奉仕活動やイメージアップ媒体として、お役所側は低コストプラス企画不要と効率良く事業展開出きる戦略的コラボ手法を展開して良いのでは?と思います。テストケースを立案中です。
担当課長と先方との打ち合わせは、4時30分までの1時間と長い内容となりました。

4時35分から、他会派議員さんと親睦を兼ねた、意見交換を行う。お役所から出て、河野太郎事務所にお礼に伺い、市内3件を回り帰宅となりました。


3月18日のお仕事

太平洋側は、本日も春爛漫と言ったところでしょうか。屋根上で、春陽に包まれてウトウトする猫の姿は、うらやましいかぎりであります。裏腹に日本海側は寒いのと不穏な雰囲気に包まれております・・・

ちょっと前に、アメリカ調査船が公海上にて、中国海軍から、際どい威嚇行動と妨害をされたのです。
逆に中国は、日本の領海侵犯を行っても、屁の河童で知らん振りします。歴史的に中国は覇権主義ですからね

中国は今、軍備強化を徹底的に行っています。もしかすると、数年で尖閣諸島は中国になってしまうかも・・・


朝一番に会派会長と討論について打ち合わせを行う。
担当は私に決定です。
したがって、本日から原稿執筆開始です。プラス事務仕事です。アポ取り等の日程調整から始まり、爆発した事務所整理や私用の処理で終日終了です。

3月17日のお仕事

本日も、霞たなびく春の朝です。街行く人々もダークカラーからカラフルな色彩に変わりつつあります。

10時から公共施設整備再編特別委員会を開催いたしました。特別委員会も回数を重ね傍聴者も増えつつあります。20年度の進捗状況と21年度の予定についてを議題としました。

温水プールについては、建築許可OKが出た為、バリアフリー・トレーニングジム・集会所・防災備蓄機能等を整備、従来の1.7倍規模としました。当初は、許認可未決定の為、同等規模で積算しないと、つじつまが合わなくなるので6億円の予定にしていました。

当時の答弁では「認可がおりたら、1.5倍規模程度拡大したい」との説明があったので、9億円に積算価格が上昇しても、問題は無しであります。

本庁舎についても、財政状況を再検証すると同時に17年前の耐震調査を再検証する目的で、再度精密に検査して、検討するとの事であります。

基本的には、コスト面から考えると建替えがベストと判断しているとの事でありました。
PFI等についても、相手先が決定していない為、確定的な数字は出ていません。徹底反対の議員さんとお役人さんとは、毎回、同じ内容で平行線をたどります。賛成であるが、時期や民意を慎重に精査すべきとする議員さんや、様々な立場での意見がやり取りされました。

12時手前に終了。13時に市民経済部に打ち合わせにお邪魔する。更に生涯学習課・教育施設課にて打ち合わせ。

13時30分から任意の会である「茅ヶ崎市の農業を考える議員の会」に出席いたしました。本日は、小出地区の農業従事者との意見交換です。
都市型農業を取り巻く環境は、半端じゃ無く厳しい状態にあります。

例えば、日本全国平等ではありません。手厚く補助金が出されている地域は、コストに繁栄される為、価格競争で補助の少ない地域が負けたりします。

多くの事柄について、生々しく貴重なご意見を拝聴いたしました。

15時30分から市長室にて意見交換となりました。視野の広いお話は楽しいです。
16時から市民相談一件処理。
16時30分から、担当部2箇所と政策的案件について打ち合わせ。更に市内3箇所訪問で20時帰宅であります。本日、3案件について完了しました。更に22時過ぎに、報告待ち案件2件とも、ミッション完了!都合5件の仕事が完了しました。

3月16日のお仕事



春らしい気持ちの良い朝であります。
昨日からのテンションを維持しつつ、10時から総務常任委員会に出席いたしました。
議案はこの時期としは少なめの2件であります。

特別な能力を持った方を、期限付きで公務員待遇として任用するとした条例が、メインでありました。

国家プロジェクト等で、政府が良くとる手法であります。

期限付きでの採用なので、国家採用なみの応募があるか?若干の不安がある事も確かであります。

しかし、特殊な専門的能力を職員に習得して頂くには、人材育成に莫大な費用が掛かると同時に、日進月歩の進化に対応する事にも困難が予想されます。

効率の良い人員配置を考えたら、専門職専用の人材バンク等からの供給の方がベターかもしれません。

また、受け入れるお役人さん側も、一時的な雇用をされた職員と考えずに、その人の能力をリスペクトしなと、組織として機能しにくいと考えます。

何れにせよ、実施してから「不都合」な部分を改定してもかまわないと判断しました。

柔軟な対応を面子にこだわる事無く推進して頂き、より進化させて欲しいと要望します!


他の一件は、文言の整備が主たる内容で、さらっと可決されました。

午後から、昨日のお礼連絡に終始しました。また、数件のアポ取りと、進行中の案件資料作成の後、4件に訪問して、ゲームセットとなりました。


3月15日のお仕事

久々に素晴らしい天候となりました。

本日、午後2時から「柾木太郎 春のつどい」を開催いたしました。例年は2月なのですが、12月議会が延長された為、延期された訳でありまして・・・・
看板が、新春となっているのはご愛嬌と言う事で勘弁してもらいました。

嬉しい事に、180名以上の皆様にご参集を賜りました。

ご参集を賜りました皆様には、心から感謝申し上げます


ご来賓として、服部市長・大村観光協会会長・河野太郎衆議院議員・桜井郁三衆議院議員・小泉昭男参議院議員・佐藤光県議が、駆けつけて下さいました。


           服部市長

       大村観光協会会長

    桜井郁三第12区衆議院議員

      河野太郎衆議院議員

           佐藤県議

          本人の挨拶
ご来賓の皆様からは、政局や市政についてや観光行政の報告と、暖かいお言葉を賜りました。

特に河野議員からは、「議会のまとめ役として、政治家として大事な年である。そろそろ重要な選択を真剣に考える時期」との叱咤激励を賜りました。

乾杯の後、和やかな談笑時間の後、映画「海の上の君は、いつも笑顔」の喜多監督と助演女優・麻宮美果さんとプロデューサーより花束を頂きました。

   喜多監督スピーチ・左は麻宮さん
最後は、青年部による万歳で締めとなりました。

     万歳・青年部・柾木竜二
閉会後も、成年部と河野議員との、熱いタウンミーティングば一時間以上も続きました。昭和初期の様な熱い風景に政治の原点を感じました。

閉会後、成年部と河野議員のデスカッション!

多くの皆様のご支援とご温情はとても嬉しく、幸せな時間を頂きました。心から厚く感謝申し上げます。

ありがとうございます。


3月14日のお仕事

本日は、茅ヶ崎市議会議員OB会総会と親睦会に出席です。11時開催ですが、受付のお仕事の為、早めの10時30分に会場入りです。ご来賓として、市長・両副市長・河野衆議院議員他7名をお招きしての会食となりました。

河野議員からは、「今の総理では、選挙が戦えないとか、自分の事ばかり言う政治家は考え物!今こそ国を国民の生活を真剣に論議する時期」との趣旨のご挨拶を頂きました。

OB議員の皆様からは、先輩として、また哲学者してなかなかと面白いお話を伺いました。1期・2期の皆様は他の公務に出撃しましたが、ベテランチームは諸先輩とご来賓に敬意を表してホストに徹しました。

夕方からは、日本大学湘南桜門会「OB会」の親睦会に出席いたしました。


駅伝OBで現山梨学院コーチ・マヤカ氏と

日本大学は、今年で創立120周年となります。約100万人の卒業生を社会に送り出しています。これは世界でも例を見ない事であります。社会のあらゆる分野に多くの人材を送り出しており、建学の精神でもある「中道」を各人、実践しているのであります。

桜の印は、警察と日大・・スクールカラーはピンクです。

多くの諸先輩の皆様と情報交換をさせて頂きました。

最後は、第1応援歌(花の精鋭)と万歳で締めでありました。(フェアプレイ・日大!フェアプレイ・日大!立て・打て・勝て・勝利微笑む花の日大)での締めはモチベーション上がります。


3月13日のお仕事

核家族化の影響でしょうか?最近の市民相談は、市外からメールや電話による相談が増えております。おじいちゃん・おばあちゃんに関する事・介護や相続関連等に付帯する行政関連についてであります。

基本的にお役所は申請主義ですから、担当する窓口へ諸制度について相談するか、HP又は広報で調べる事が重要になります。

しかーし!お役人さんの口からは、「しゃべりたくとも、しゃべれない!」事もあり、そのあたりが不満となる時もあるようで・・・・内容によっては、遠回しの示唆など、一生懸命に対応しているのですが、「感」も必要となります。
更に、ご高齢の方や初めての方に、判り易く説明する必要があります。

民間企業と違って、利益の無いサービスですから、お金を稼ぐ等の、目に見える目標が無い訳であります。

だからこそ、モチベーションや公務員としての哲学や使命が大事になります。


また、最近はモンスター系の方もいらっしゃる様で、お役人さんも大変であります。
クレイマー系の方などは、毎日、回遊魚の如く、お役所内の各課で1時間〜2時間もお話をされています。お役人さんも、ジーッとお話を伺う訳でありまして・・・仕事は遅れるし、他の市民の方も待ちぼうけとなります。

近くで聞いていると「広報誌の文章の句読点位置が違う」とかで1時間!中には朝からほろ酔いだつたりして

続くと、本当に困っている方への対応までおかしくなり、それが「不親切な対応」につながったりします。

だからと言って接客は重要なサービスですから、言い訳になりません。公務員のストレスは、相当な物であります。
宮沢賢治ではありませんが、雨にも負けず!で頑張って欲しいと思います。

朝から。九州方面より市民相談1件・・・
午後からは、5件の市内訪問となりました。

夕方からは、事務所でメールや電話のリターン作業で業務終了!花粉大量にて、元気無くトレーニングに行く気力も無し!

3月12日のお仕事

何やら国政は混沌としております。戦国初期の謀略・プロバカンタ・と何でも有り!の様相で、どの道を選択するのか・・・

政府紙幣・無利子非課税国債・消費税値上げ・バットバンクなど強烈な奇策まで考えられている世の中の筈なのですが・・・

お金のお話で「打ちゲバ」状態であります。

ついでに、中国神話も?・韓国のウォンも瀕死の状態・・更に北朝鮮のミサイル打ち上げ・中国軍の軍備増強と、周りを見ても、お寒い限りです。

本日は10時30分から所要処理。午後からお役所にて陳情処理1件と、委員会審査内容についてのヒアリングを行う。14時から進行中の案件処理の後、15時30分から企業イベントに挨拶に伺う。16時から市内4件を訪問して、ゲームセット!


3月11日のお仕事

昨日は、この時期としては珍しい春雷がありました。雷は、季節の変動の印であると古来から言われている事もあり、願望の予想ではありますが、本格的な春近しとウキウキモードでありました。
新聞でも、数年間、地球規模で異常気象をもたらしたエルニーニョ現象が春に終息するとの事!

本日は、朝からお役人さんと連携を必要とする内容の打ち合わせからのスタートとなりました。

11時30分から葬儀に参列!子供の時分からの知人の葬儀は、涙腺が緩むもので、ポロリと涙が一滴!
13時から、電話にて再びお役人さんと打ち合わせ!

15時から都内にて会議と親睦会に参加となりました。

江戸のイルミネーションとビルの灯りは、不景気とは裏腹に下界を眩く照らしておりましたが、光の届かない路地の空気は、冬の大気の重さと何とも言えない憂鬱を醸し出しておりました。

3月10日のお仕事


9時に第1中学校校長室に集合いたしました。
本日は、市内公立中学校の卒業式であります。

9時30分から式典開始です。
卒業式の為、議会はありません。各議員さんも出身校か学区内の学校に、お祝いに伺います。

母校である第1中学校は、今年で60年・2万名を超える卒業生を送り出しています。

大東亜終戦後、日本中が疲弊した時期に、ボロボロの油臭い工場を校舎として第1号の卒業生を送り出したのでありますが、今は海沿いの松林に囲まれた素晴らしい学校となりました。松林は地域の人々が、砂対策の為に植林したものであります。

校長先生からは、「大変な時期の卒業生だが、終戦後の大混乱からの復活を見よ!自分の夢を諦めずにポジティブに、そして継続する事が大事である。多くの可能性があるのだから!そして、現在の環境を構築した、両親と先人に感謝の心を持ちなさい」との言葉が贈られました。また、「生命の尊さと仲間を慈しむ事と、義務と責任について」も言及されておられた事が印象的でありました。久々に文学的かつ哲学的なメッセージを拝聴いたしました。
卒業式は、一中らしい自由闊達な雰囲気をかもし出したとても良い内容でありました。卒業生と保護者の皆様!おめでとうございます。卒業は、未来への始まりであります。リセットでもあります。大いに進化される事をご祈念申し上げます。

終了後、市内5箇所に市政報告に伺った後、後援会成年部の会合を開催して、日程終了となりました。

3月9日のお仕事

7日・8日は、7日間連続の会議からリセットする為にフリーとしました。
9日は、10時から特別会計予算審議が開催されました。
国民健康保険事業予算については、約206億3千万円・前年度比較で7億7500万円の減額計上となりました。原因は後期高齢者医療制度移行であります。

国民健康保険と言いながら、一般会計(道路を造ったり、学校を改修したりする普通の予算)から約14億6千万円を支出しています。ここ3年間は、値上げを抑える為、繰り入れでしのいできたのですが、約300円の値上げを視野にいれての予算計上であり、理由と現状から理解は示すものの、時期を慎重に精査して頂きたいとの付帯決議が議会・予算委員会から全会一致でなされました。


その他下水道・介護保険・市立病院・公共用地先行取得等の特別会計についての審査の後、市長出席の総括の後、討論・採決となりました。当初予算については、賛成多数で採決されました。

予算特別委員会は、正式な会派(3名以上構成)から委員が選出されます。したがって、会派の代表としての発言や態度表明が基準となる訳でありますが・・・

他方、議員さんは発言の自由が認められています。

自身で会派制のルールを策定して、外れると(何を言っても良い)と開き直るのは、身勝手以外なにものでもありません。

今回も個人として、一般会計予算に反対の議員さんが会派を代表して予算委員として選出されておりました。採決では、当然一般会計に反対であります。

この議員さんは、元々反対なのですから問題はありませんし、行動を否定される事もありません。

会派の決定と違う意見を持つ議員さんを、代表に選出した会派の運営自体が??な訳です。会派制についての認識不足か、運営理念の理解不足と評価されても、しかたの無い事実であります。

代表質疑に、全然違う思想や意見を持った方に全権を任せて送り出す事は、絶対に行わない訳で、予算委員会は別!では、誰が考えてもバランバランであります。マンガです!ついでに無責任!


お役人さん達も他の会派の議員さんも、討論・採決時に「実に不思議な顔」をされていた事が、印象的でありました。

4時30分に全日程終了となりました。契約検査課長との意見交換・副市長との意見交換・市民経済部長との意見交換・教育総務部長・指導課との意見交換を行い、7時頃にゲームセットとなりました。

3月6日のお仕事

予算委員会開催前の風景

本日も、10時から予算特別委員会です。
教育費からのスタートで、約82億3千万円が計上されました。前年度比較約14億円アップで要因としては、温水プールの建設費・大規模な学校修繕工事2件・が主たる要因となっております。他に緑が浜第2小学校の建設に係わる経費・柳島スポーツ公園建設に係わる経費等、基本的には施政方針通りの予算組みでありました。

歳入に関しては、市民税は約5億4千万の減収・たばこ税・自動車重量譲与税など軒並み減収との予想であります。県からのお金も財政逼迫の為、減額となっています。市債の発行については、約39億円と前年度より約12億8千万円り上昇となりました。人口減少地域でありますと、市債発行は後世の大きな負担を残すのですが、平成32年まで人口増加が予想される茅ヶ崎市では、余力はかなり有るとする判断している結果であります。

本日は、早めの審査終了となりましたが、色々と調整が必要な内容が散在している為、4時位までお役所内をウロウロする事となりました。


3月5日のお仕事

本日も10時から予算特別委員会開催です。
衛生費については、約67億円・前年度より約2億6千万円のアップであります。

新規として、国策でもある電気自動車やソーラー発電の啓発等を含んだ「エネルギービジョン推進事業費」・はしかや風疹の時限的な予防接種等が計上されました。市立病院に対する負担金も約16億円が計上されていました。一時期、市立病院の赤字が問題となつておりましが、現状において、政策的?医師不足や南口の民間総合病院移転問題等もあり、市民一人あたり約6900円の負担で、市内医療の堅持を目途するなら適当であると判断しますが・・・市民からの信頼と愛着をより得られる努力が大事な訳であります。
清掃費については、約33億円です。私達が生活すると必ずゴミが出る訳でありまして、ゴミの減量イコール経費節減となるのですが、これは市民の努力でもあります。容器等については、販売元の責任について若干?もあります。販売だけで、後処理は自治体じゃーね!処分代は間接的に消費者持ちと言う事です。
農林水産業費については、2億7千万円で約6千万の減額予算でありました。カロリー換算でも自給率算定では、野菜の多い茅ヶ崎の農業自給率は2%から上昇する事は不可能だし、JA相模の括りで広域連携での農業振興を考えた方が速そうであります。
水産業についても、現状維持であります。生ものと言った難しい問題もありますが・・・
商工費については、約9億円で約2億円の増額計上でありました。重点施策の観光に関しては、フイルムコミッションの重要性と効果についてご認識頂きました。

また、景気動向により、各企業からの協賛金減額等イベント費用の確保の先行きが読めないなど、苦労の多い予算くみがにじみ出ておりました。
中小企業金融対策事業費約6億6千万も注目でありました。
委員会終了後、連日に渡り市幹部との意見交換や担当部との打ち合わせを行っております。更に夜も、色々な打ち合わせと言った状態が続いております。

3月4日のお仕事

10時から予算特別委員会開始でありました。議会費・から始まり民生費までの審議は、4時近くまで掛かりました。

総務費については、一般管理費は減額でありますが、トータルで約1億7千万弱の約8億が計上されました。退職手当等がピークの時期でありますが、個々の合理化は進んでおりました。防災関係についても、有事の職員参集システムや、全国情報とリンクさせた情報発信システムが新規に計上されたりと、方針に対する予算にブレはあまりありませんでした。

文化事業については、前年度並み措置でありました。文化事業は効果についてを論ずる性質のものではありませんが、市民の文化度数は、後世で顕著に現れるので、先行投資的要素があります。

この分野については、安全・安心推進の為に犠牲にしている部分であると思います。しかし、市民の生活に潤いも必要なので、現時点を絶対防衛圏としてもらいたいと思います。

民生費については、前年度比約8億アップの約180億5700万円となりました。健康保険繰り出し金や安定繰り出し金についても、国保の市民負担を抑える為に過去上昇傾向にありました。
結局、国保等の値上げを抑える為に市税が投入されている訳でありまして・・・国保と言うくらいですから、お国がうも少しなんとかして下さればと思います。制度が変わる度のシステム改修費用も持ち出しであります。介護関係など、猫の目状態で多額の変更費を払っています。
ここ数年のデータや世相状況下では、様々な分野に対しての繰出金が上昇基調にあります。

生活保護費・母子福祉費・児童福祉・老人福祉と高齢化や世相を反映して、今後も更なる増加が予想されています。税収減と福祉関係経費の上昇は、予算全体のバランスの取り方に大きく影響しています。

3月3日のお仕事

何と寒い日でありましょう。1年の中で、外気も水温も過酷なのは、恐らくこの時分だと思います。また、天敵・花粉の季節でもあります。
ブツブツと私見を述べつつ、本日も代表質疑及び個人質疑が続行されました。本日は、我が会派の代表質疑であります。3日目になると、重複した内容での質問が多くなるなる為、通告範囲内での修正を行って、無駄な時間を省くテクニックが必要となってまいります。

我々の質疑の基本は、小説「坂の上の雲」を引用して、市政施行60年を過ぎた茅ヶ崎市の将来像をどの様に考えているのか?との内容でありました。

「坂の上の雲」は四国は松山・幕末から明治時代に活躍した、正岡子規や秋山兄弟のお話であります。
坂の上の青空に白く輝く白い雲は、夢や志であり、その雲を掴むべく、坂道を登り続けると言った哲学的な内容があり、オリンピック開催を切望する石原東京都知事も「坂の上の雲」の精神で努力したいと記者会見で引用しておられました。

市長の考える50年後・100年後の茅ヶ崎市のイメージについて、歴史・風土・文化・都市・環境等をトータルしての答弁を求めたのであります。答弁する側からは、難解な質問でありますが、教養や哲学や思考が前面に押し出される絶好の機会であります。市長も答弁書の朗読では無く、ご自身の言葉での答弁をされておられました。風土や住む人々の性質までを文化とした内容なら、もっと深い内容となったのではと、諸先輩方のコメントがありました。何を子孫の残してゆくのか?先人達も悩んだ事でありましょう。「子供は宝だ!未来への財産だ!だから大事にしないと」と良く言われる方がいらっしゃいます。確かにその通りでありますが、同時に「何を伝えるのか。どの様な社会にしたいのか」を伝える事も重要であります。だから教育・しつけ・人の道が近年、クローズアップされているのではないでしょうか。

3月2日のお仕事

本日も代表質疑拝聴です。前問者とまったく同じ内容やら施政方針に対する質疑の何のその!
質問項目大量の為、答弁する市長が早口になったり・・・・・質問に対するヒアリング時にお役人さんが、「それでは答弁時間が長くなりますので、要約して下さい」とのやり取りがあったのもですが・・・行って帰って終わりです・・・全協資料や予算説明書に明記されている内容を2日続けて4回も聞くのは、半端じゃありません。

来年度以降の財政推計と優先事項や新規事業に関する内容が多いのは、ご時勢であります。

本会議終了後、特別委員会協議会を開催した後、市内へ1件訪問。8時から市内出身のミュージシャン・カメラマン・プロデューサーと政策的会食となりました。重要案件は1時間でお終いとなり、幕末から昭和までの世相の変遷についてが、話題となり0時ゲームセットとなりました。


3月1日のお仕事

10時30分から、市役所分庁舎において、「茅ヶ崎市体育協会第21回・スポーツ人のつどい」に水泳協会会長・サーフィン協会会長代理として出席いたしました。

昨年の茅ヶ崎市アスリートチームは、大活躍でありました。
スポーツ大賞は久々の受賞者が出ました。
村上栞さんは全国高校総体・水泳女子100m自由形優勝と高校生女子自由形の頂点に立った事での受賞となりました。

成績優秀者・団体表彰は34名が表彰されました。
陸上では、岩崎・桜井・土岡さんが各競技で神奈川チャンピオンとして、柔道では荒谷さん(神奈川大会優勝)のほか3選手・バレーボールは神奈川実業団優勝のTOTO女子チームの他、赤羽根中・中島中ビーチバレーチーム・

その他
、様々な種目で多くの選手が、茅ヶ崎の人材として、大活躍をされました。

水泳協会は、小俣さんが、JOCジュニアオリンピック夏季水泳大会シンクロ(10歳〜12歳)においてソロ・デュエットチームの3冠で優勝・小浜さんは県総体女子一般50m平泳ぎ優勝・須田さんは関東大会男子200m自由形3位・山村さんは、県総体50歳以上50m自由形優勝と立派な成績を残した功績での表彰となりました。

水泳協会・山村選手・村上選手代理・林様

サーフィン協会では、大橋さんが全日本選手権高校生の部で優勝・清永さんは、全日本選手権女子優勝・アジアビーチゲーム優勝・鈴木(克)さんも全日本選手権ロング男子3位の成績での受賞となりました。

サーフィン・私・鈴木選手・市長・大橋・清永両選手

中学校体育連盟でも浜須賀中・明石さん全日本中学水泳100m3位を始めとして5選手が・・・団体でも、松林中学校陸上部が県総体・県駅伝大会優勝以下4団体が表彰されました。


受賞者を体表して、松林中陸上部選手一同

表彰後、稲岡体育協会会長の挨拶以下、ご来賓の挨拶、受賞者の挨拶で一部を閉会・2部でパーティーで12時30分頃に閉会となりました。
暗いお話の多い中で、市内の選手達の活躍は人々に夢と元気を与えてくれます。オリンピックの仁科選手・ドラゴンズの山本選手の活躍等、昨年は多く喜びを市民に与えて下さいました。

若い選手の今後の活躍とベテランのいぶし銀のテクニック・・・更に多くの競技指導者の皆様のご苦労に(ジーン)とする訳でありまして・・・個人的にもスポーツ人のつどいは好きな式典です。受賞者の皆様!おめでとうございます。


終了後、先輩宅等に表敬訪問で本日終了です。