2004年7月、解体場へと運び込まれたモニ1473号。
ここでは、5700系や1720系をはじめ数々の名車が解体されていきました。
同車からすれば後輩ばかり。しかし、ついに自身も解体されることに・・・。
まだ原型をとどめているモニ1473号を緊急取材しました。

撮影許可を頂いて取材しております。
 青空の下、解体を待つ1473号。すでに半分に切断されて運び込まれています。  何とも痛々しい姿です。保存活用など全く考慮されなかったのでしょうか・・・。
 上り方の前面です。作業性を考慮して運転席窓が拡大されています。屋根の切断面には木材が。  木ワクの側窓は時代を感じさせます。昭和4年の新造からすでに75年。確かに疲労感も・・・。
 平成13年には車籍の抹消が行われ入換機として新たなスタートを切ったモニ1473号でした。  東武鉄道、最初で最後(?)の「入換機」表記。西新井工場とともに役目を終えました。
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