さようなら貨物列車 記念イベント

廃止直前となる9/20・21に、北館林荷扱所にて記念イベントが行われました。
浅草から200系によるイベント専用列車が会場まで直通運転され、
敷地内では、機関車の連結作業や見学会など、数々のイベントも実施。
台風の接近により時折強い雨の降る中でしたが、ファンにはたまらない一日となりました。
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5月に出場したばかりの205Fが使用されました 普段は滅多に見ることができません
 イベント専用列車は「りょうもう10号」で到着後、本来は業平橋留置線へ入庫する車両を使用。  あまり見ることのできない団体専用幕。急行時代ももちろん用意されていました。
3号車と5号車のドアが手動で開けられました パンタを上げてスタンバイするED4機
 開催地の北館林荷扱所に到着。当然ながらホームがないので、専用の階段が用意されました。  今回の主役である電気機関車4機。4重連状態で出迎えてくれました。
初の4重連走行! 目の前を通過します
 さっそくイベント開始です。まずは4重連のまま留置中のタキ6連との連結実演が行われました。  ED級とはいえ、間近で見る機関車は巨大で、4機力を合わせて連結作業へ向かいます。
連結完了 構内入れ替えを開始
 タキ6連と連結完了。この後、機関車の編成を分割するため、一度パンタが全て降下されました。  手前2両が切り離されます。入れ替え作業中のため、パンタは片方のみ上昇させます。
3機並んでの撮影会 レンズへの水滴付着で思わぬ乱反射が・・・
 3機並べての撮影会が行われました。手前から、
ED5083・5063・5082です。ED5081は後方へ。
 専用のHMが取り付けられ、最初で最後の機関車撮影会となりました。(水滴への反射があります)
雨空へ高々とパンタが上がります 楽しかったイベントもこれにて終了です
 検査出場して間もないED5081号機のパンタが、雨空を仰ぎます。左端は5083号機です。  撮影会終了。重連の姿へ組み直され、200系の到着を待ちます。残された活躍はあとわずか・・・。
3万円での抽選販売が行われました 記念グッズの数々。下は無料で配布された料金値下げ告知用のタペストリー
 会場では、恒例のジャンク市を開催。数々の部品が販売されるなか、1800系のHM抽選販売も。  そして記念グッズも販売され、参加者には記念乗車証などのおみやげも。
さようなら貨物 引退記念列車

イベント後、本運転となった9/23には、留置中であったタキ6両の返却回送が行われ、
当日運用に当たったED5063+5081号機には、記念HMが取り付けられました。
東武、そして大手私鉄最後の貨物列車最終運転・・・ 通い慣れた道をラストラン
 台風一過ののち、天気に恵まれての最終運転。純粋な東武機であるED5063が先頭に立ちます。  タキ5両の返却回送を終えて館林機関区へ向かうED5081+5063号機。これが最後の本線走行・・・。
タキ38000形 貨車通票
 最後まで東武鉄道へ乗り入れていたタキ38000。  「北館林荷扱所」も貨物廃止と共に名称消滅・・・。
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