平成13年3月28日のダイヤ改正より、日光線ローカル列車への6050系投入が開始され、それまで任を務めていた5050系2パンタ車が前日限りで運転を終了しました。
 日光・宇都宮ローカル列車は、長らく3050・3070系が主力でしたが、全車冷房化を達成すべく、野田線から転属の5050系へバトンタッチされ、平成8年4月限りで全車引退しました。 特に日光ローカル用の2両固定車には、冬季の架線凍結対策として霜取りパンタを増設。さらに勾配区間での空転防止のため、散砂装置も追加されました。また暖房も増強されています。東武線内のみならず、野岩鉄道会津高原まで運転され、旧78系譲りの吊り掛け駆動で勾配を登る姿は、まさに独特の雰囲気でした。


5050系2両固定車
特別装備
霜取りパンタ(冬季のみ使用) 散砂装置(車内・砂箱 M車のみ)


編成 更 新 施工 旧編成 製  造 備  考
5556F 1982.3 アルナ 7824F 1957.4  ナニワ
5557F 1982.6 アルナ 7835F 1956.12 ナニワ 改番 7893F
5558F 1982.9 アルナ 7821F 1957.4 日車
5559F 1982.9 アルナ 7822F 1957.4 日車
5560F 1982.12 アルナ 7852F 1957.12 日車 改番 7892F
     写真:在りし日の78系(ご提供 青い空さん)


思い出の3070系
懐かしい大型パンタ。前部が霜取り用。 引退時にHM取り付け。後方は5050系。
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