途中には地権の関係か妙な空間が。どうせならグリーンゾーンにすればと思いますが・・・。  旧踏切から業平橋方の線路沿いは塀で囲まれています。地下には直通線があると思われます。
 業平橋電留線脇の踏切から、曳舟方を見ます。作業場は跡形もなく姿を消し、更地になっていました。  急勾配ではじまる線路。勾配緩和のため、踏切の嵩上げが行われました。
 業平橋駅から、旧地上ホーム跡地を見ます。更地化以降、大きな動きはありませんでしたが・・・。  そのまま残されていた地下連絡通路への階段が塞がれていました。しかし構築は残っています。
-END-
連載を終えて・・・
 1996年10月より開始された伊勢崎線・半蔵門線直通化工事。当初の計画では、曳舟〜業平橋間がすべて高架線となり、業平橋駅の改良工事も盛り込まれていました。その総工費は640億円。しかし、旅客輸送量の変化のより当初の計画を縮小。高架線にてクリアする予定であった桜橋通り(電留線わき踏切)はそのまま存置されることになりました。
 当サイトでの取材開始は2000年5月。工事開始から4年後のことでした。ちょうど地下での基礎工事が終了し、地上への構築が始まった頃でした。サイトもオープンしてまだ1年弱。手探り状態での掲載となりましたが、開業へ向け日々工事が進められる同区間を、完成まで取材しようと決意した瞬間でもありました。
 2003年3月には、一足先に直通化完了。これにより一気に熱が冷めてしまった感がありましたが、まだまだ工事は終了しておらず、地道ながらも取材を続けて4年。ようやく完成されました。
 雨の日も風の日も、カンカン照りや真冬の寒さの中、同区間を歩きつづけてきましたが、やはり先日の最後の取材時は、何と2時間近く取材していました。たった31回の掲載でしたが、実際の取材にはもっと多く足を運んでいました(笑)果たしてどこまで皆さんのお役に立てたかは分かりませんが、とにかく4年間もよくやったなと・・・。自我自賛で恐縮ですが、これだけ長期にわたった取材と言うのも、ちょっと珍しいかもしれません。そしてそれを公開しているサイトも・・・。
 一風変わったコーナーでしたが、長い間ご覧頂きありがとうございました。皆様がこの区間を通過するとき、「そういえばあんなサイトがあったな・・・」なんて思っていただけると、とてもありがたいです。 
 曳舟駅。庶民的な雰囲気が漂う駅前に加え、駅員さんたちの手作りポスターには、いつも楽しませてもらいました。  こちらは駅前にある自動販売機。3台ともオール100円で販売中!取材時には、暑いときも、寒いときも、いつもお世話になりました・・・。
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