工事概要
■経緯
 平成5年4月、地下鉄11号線(営団半蔵門線)水天宮前〜押上間の延伸が政府より発表されました。東武鉄道では北千住駅改良工事とともに、新たなる都心への代替ルートを検討しており、乗り換え混雑緩和を目的として、半蔵門線との直通運転による抜本的な緩和策を期待しました。
 そこで同年5月、直通運転について営団との基本合意に成功。設計・工事に至ったのです。これまでたった一ヶ月間という異例のスピード合意でした。

■乗り入れ線
 伊勢崎線曳舟駅と営団押上駅を連絡する乗り入れ線は、半蔵門線押上駅から都営浅草線・京成押上線押上駅の下を通り、業平橋駅構内・留置線の下を通過し、高架となる伊勢崎線に抱きかかえられるようにして曳舟駅へ。両駅の駅間は1kmほどですが、途中の曳舟川通り架道橋(曳舟駅付近)の道路空間を確保しなければならず、地下3階の押上駅からの乗り入れ線最急勾配は1000分の33となっています。
 また、同工事に関連して、業平橋駅改良工事も計画。地平ホームを廃止のうえ、曳舟〜業平橋間を高架線とし、現駅の下り方へ2面4線の新駅とするものでした。しかし平成13年の事業計画再編により、同工事は中止となり、留置線脇を通る桜橋通り手前で一旦地平に戻る形式へ変更となりました。


撮影記録
半蔵門線直通化工事現場 撮影記録 〔曳舟〜押上(業平橋)付近〕
2000 2000.5
2000.5.2撮影
2000.7
2000.7.2撮影
2000.9
2000.9.2撮影
2000.11
2000.11.1撮影
2001 2001.1
2000.12.30撮影
2001.3
2001.3.2撮影
2001.6
2001.6.2撮影
2001.7
2001.6.30撮影
2001.9
2001.9.2撮影
2001.11
2001.10.29撮影
2002 2002.1
2002.1.2撮影
2002.3
2002.2.23撮影
2002.5
2002.4.27撮影
2002.6
2002.5.30撮影
2002.7
2002.6.29撮影
2002.9
2002.8.24撮影
2002.11
2002.10.31撮影
2002.12
2002.11.27撮影
試運転実施
2002.12.11撮影
2003 2003.1
2002.12.27撮影
2003.3
2003.3.2/6撮影
特別企画
押上駅の様子
2003.5
2003.4.28撮影
2003.7
2003.7.3撮影
2003.9
2003.9.14撮影
2003.12
2003.12.3撮影
2004 2004.3
2004.2.28撮影
2004.5
2004.4.26撮影
2004.7
2004.7.8撮影
2004.9
2004.9.1撮影
2004.12
2004.12.3撮影
←最終回!
Back Main Menu