1990年6月1日のデビューから31年目。100系「スペーシア」の“売り”のひとつであった、ビュッフェ(車内販売)営業の終了が発表されました。
 皆様もご存知の通り、2020年初頭から脅威となっている新型コロナウイルスは、各方面に影響を及ぼし、これまで楽しみとしてきた人々の娯楽を、ことごとく奪っていきました。
 ただでさえ営業が厳しくなりつつあった車内販売も、観光客の激減や営業自粛要請などで壊滅状態でした。実際、2021年に営業できたのは50日ほど。しかも営業はできたものの、果たして売上は・・・。先が見通せなくなったこともあり、GW直前の休止から再開することなく、そのまま8月末で廃止へ。 東武特急の喫茶サービスは、戦後デビューのトク500形まで遡ります。
 ここでは「スペーシアビュッフェ」のメニューを中心に、晩年では【居酒屋スペーシア】化していいた利用状況を、恥ずかしながら、貴重な記録として残します。
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