メニューを座席常設へ(2003.3〜)
 2003年3月改正(半蔵門線との直通運転開始)より、スペーシア・アテンダントの乗務が無くなり、浅草駅などのステーションアテンダントへシフト。車内販売は東武商事により続けれますが、メニューの配布は終了。座席に情報誌を配置し、裏面にメニューを掲載することで対応しました。
 取扱品目が多彩だったころで、駅弁の販売(主にNRE商品。予約もあり)や、お土産品、東武商事より新発売のスペーシアグッズなども。ただ、伝統の“おでん”が脱落。
 乗車すると、良く購入していたのがこちら。ニチレイフーズの自販機用軽食。メニユーにある【あたたかい食事】が該当します。当然ながら冷凍品ですが、ビュッフェ内の業務用電子レンジにてあっと言う間に出来上がり。
お酒のツマミにちょうど良く、しかもアツアツ。ビールの追加と共に、カウンターへ買いに行ったものです。
 小腹が減ったときには、焼きおにぎり。冷凍食品とは言え、さすがはニチレイ。電子レンジで加熱しただけなのに、カリッとしています。お箸に加え、お手拭きも付けてくれる気配りも。
ニチレイフーズ 冷凍食品自販機
 本来はこちらで使用される商品で、高速道路のサービスエリアやドライブインなどにありました。しかし、ニチレイフーズが、今年に専用自販機のメンテナンスと、商品の販売を終了。まもなく見納めとなります。非接触が叫ばれるコロナ禍の今、再び自販機が注目されていますね。冷凍保存されている食品が、アツアツで出てくる。こんな画期的な自販機、また復活するか??画像は、東京駅9・10番線に設置されていた頃。王道のセット購入して「ムーンライトながら」に乗ったことも。
スペーシアビュッフェ × 料理研究家
(2008.7.19〜11.30)
 JR新宿乗り入れの開始もあり、車内販売についてもテコ入れが。料理研究家とのコラボ商品を展開します。この頃から、メニューはフリー形式に。駅のパンフレットスタンドにもありました。
カウンターにて生ビール販売を開始(2008?〜)
 裏面が通常メニューとなっています。なんとアルコールがさらに充実化。芋焼酎に加え、ついに生ビールの販売を開始。銘柄はもちろん、浅草に本社を置くビール会社。アサヒスーパードライ。ただ、残念ながら、伝統の“プリン”が品目落ちしています。
おつまみとアルコールが並べられるビュッフェ。中央にはビールサーバーが鎮座。
スーパービュー踊り子や小田急ロマンスカーでも生ビール販売がありました。どちらも観光特急。
営業許可書
 ビュッフェ営業するには、保健所による飲食店営業許可が必要です。その許可書を見やすい場所に掲示しなければなりません(2014年撮影)。よくよく見ると、営業所の屋号が【スペーシア 109-4】に。つまりこの車両が“お店”扱いとなっているのです。と言うことは・・・この許可書が、各編成ごと、計9編成分ある(申請している)ことになります。そして、大事な酒類販売者票(2021年撮影)。
 発車直後、乗客はビュッフェへ殺到。メニューを見て悩む人や、注文品を待つ人など。3台の電子レンジがフル稼働します。  スペーシアビュッフェの生ビールは、すっかりお馴染みに。一度うまさを知ってしまったら、それはそれは缶ビールには戻れず・・・。
 リニューアル記念列車にて。まずはお祝い。もう10年前の出来事なのですね。時の流れは速い・・・。 下段画像は、復路?珍しく缶ビールを買い込んで、やっぱりおつまみを。食べたことなかった炒飯にチャレンジ。塗装変更により絶版となるクッキーも購入。
当時人気だった“鉄道むすめ”とのタイアップも。スタンプを押しに行ったのか、ビールを飲みに来たのか・・・。
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