【コンピュータ券】
昭和63年のシステム稼働以来、今や主流となったコンピュータ券。自動改札機の導入に伴い、
磁気化など細かな変更はありますが、基本的には当初とほぼ同じで、味気なさばかりが漂います。
 もはや定着したコンピュータ券。平成9年からは北千住を皮切りに、専用自動券売機も登場しています。  きりふり201号の最終運転日。窓口の発券機は、印字が太くはっきりするのでコレクター向きです。
 北千住駅下りホームの券売機では、通常と異なる黄色地紋の用紙を使用。現在のところ唯一の例外です。  従来の硬券に代わって、平成14年4月から登場の駅用新型端末(通称:マルチ)による発券。券紙は通常のものを使用。
−コンピュータ券 ウラ話−
裏面には「ご案内」が書かれていますが、その内容がダイヤ改正ごとに変化がありました。
〔平成2年9月〜〕
 急行列車の一部に「ビジネスライナー」新設。
〔平成6年7月〜〕
 「ビジネスライナーきりふり281号」を新設。
〔平成9年3月〜〕
 定期券の使用を全列車へ認可。下り列車も北千住停車化。
〔平成10年頃〜(北千住駅は平成9年3月〜)〕
 券紙を磁気化。自動改札機への利用を促進。
【硬券】
端末未設置の駅では従来通りの硬券による発券が行われていました。
しかし、新型端末機の設置により、平成14年3月限りでついにその役目を終えました。
これにより、東武鉄道での硬券常時発売がすべて終了してしまいました。
青・・・日光線特急用
硬券では珍しい英語表記も。
赤・・・伊勢崎線特急用
特急化に伴い新規作成されました。
緑・・・日光線急行用
珍品「おもちゃ〜」完全常備券。
春日部駅で唯一発行の硬券。
現在はコンピュータ券へ移行。
「りょうもう」急行時代。
特急化により長い歴史に幕。
小児用も存在しました。
昔ながらの「小」の文字が・・・。
← 《下り急行券》
下り列車の場合は、券面に赤線2
本が入ります。また下り列車の指
定券を購入する場合、乗車駅から
の乗車券も、同時に購入できます。
《12年12月12日》 →
葛生駅は、りょうもう各列車の完
全常備硬券を発売していることで
有名。「乗車券もセットで購入」が
基本。他に北千住までの硬券も。

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