2/28(水)

 暇だったので、ユニクロなど行ってみる。 今や新聞、経済誌等の常連となったユニクロだが、俺的には、無難なものしか置いてなくて、「お、これ欲しいな」と思う製品に欠けるというイメージがある。 あまり行こうと思う店ではない。 今でこそ話題になってるが、長続きはしないだろうと睨んでいるのだが…
 ん? じゃあなんでユニクロに行ったのかって? ふっ、金が無いからに決まってるじゃないか…(T_T) でも、やっぱり時間の無駄だったっス。

 ユニクロの帰りに、レンタルビデオ屋に寄って「U-571」を借りた。 まあまあだった。 「岩降島」のアンケートに投稿しておかねば…

 明日から実家の事務所でバイト。 朝、起きれるだろうか…?(^^;)


2/27(火)

 髪がうっとおしくなったので、切りに行く。 ちと短めに切ろうと思ったけど、お店の人に「短いのは似合わない」って言われた…(^^;) 結局、少し切って、長めのまま。

 世は全て事もなし。 世間では不況と森おろしの風が吹き、えひめ丸は沈んだままであり、その影で有明海問題は忘れられようとしているわけで…


2/26(月)

 ちと飲みたい気分だったので、夜10時から飲みに行く。 帰宅は午前1時半。 酔っ払いなので、今日の日記は書けません(^^;) アデュー!!(^ ^;)/~~


2/25(日)

 数日前、えひめ丸に乗っていた実習生へのインタビューが放送されていた。 その中で、実習生が「事故後の海上で、自分達の方に潜水艦が近づいてきたとき、助けてくれるとは思わなかった。 むしろ、殺されると思った。」というようなことを言っているのが放送された。 これを見た視聴者は、えひめ丸の乗組員達が、米軍の原潜に殺されるところだった、という印象を受けかねない。 だけど、「殺されると思った」のは実習生の主観的な感想だ。 米軍が実習生を殺そうとした、というわけではない。 このような報道のやり方は、恐らくマスコミが故意に行っていると思う。 TVを見ていると、端々にこの種の、視聴者の怒りを煽るような報道が行われている。

 さて、今日は事故後の、原潜による救助活動について書こう。
 事故直後から、「原潜はえひめ丸の乗組員が溺れているのを見殺しにしていた」といった報道がなされていた。 これには、えひめ丸船長の「潜水艦に救助された乗組員は一人もいない。 潜水艦は我々を見ていただけだった。」という発言が影響しているだろう。
 では、原潜は救助活動を行わなかったのだろうか? 報道によれば、グリーンビルは事故後、沿岸救助隊に事故発生を通報、救助機の誘導を行っている。 セイルからは縄梯子が垂らしてあった。 また、一度は救難ボートに近づいて、行方不明者の有無について尋ねたようだ。
 だが、結局は救難ボートの周りを、距離を置いて周回していただけで、ゴムボートを出したり、救助に飛び込んだりといった行動は行っていない。 これが「救助しなかった」という批判の元になっている。

 TVなどに出演した潜水艦関係者によると、原潜はできる限りのことをやっているそうだ。
 ボートを出してしない点について。 えひめ丸船長や沿岸警備隊によると、当時の波は1〜2mで、荒れていなかったと言われている。 だが、1〜2mの波は通常の船舶にとっては穏やかでも、潜水艦にとっては充分に荒れている状態らしい。 実際、事故後のグリーンビルの映像を見ると、波が船体の上を越えている。 そんなところに人間が立つのは危険だ。 そのため、二次遭難を避けるために、ボートを引き出す作業を行えなかった。
 救助に飛び込まなかった点について。 潜水艦の船体は、水圧抵抗やノイズ発生源を最小限にするため、滑らかに作られている。 つかむ部分など無い。 もし潜水艦まで遭難者を引っ張ってきても、手掛かりが無いので上がることができず、むしろ船体にぶつかって怪我をする危険があるそうだ。
 接近しなかったのは、スクリューに巻き込む危険を避けるため。 潜水艦のスクリューは、通常の船舶に比べても、吸い込むような強い水流を作るそうだ。 また、浮上した潜水艦は非常に鈍い。 下手に近づいて、正面にボートや漂流者がいたら、避けることもできずに轢いてしまう。
 以上のように、潜水艦側としては、ストレートな救助活動を行うには危険が大きかった。 こういうと、「じゃあ自分達の安全のために遭難者が溺れているのを見殺しにしたのね」という批判が出るが、ここで重要な点が一つある。 えひめ丸の遭難者は、早い段階で全員が救難ボート上にあった、ということだ。 つまり、生存者に限っていえば、差し迫った危機的状況にはなかった。 そうであれば、短時間で到来するはずの沿岸救助隊に任せるのが最良の判断だろう。 遭難者をスクリューでミンチにしたり、救助しようとして二次遭難者を出すようなリスクを犯す必要は無かった。
 となると、できるだけ早く救助隊が到着するように協力し、漂流する救難ボートが流されないように監視するしかない。 そして、これらをグリーンビルは行っている。 今回、原潜の救助活動については、ほとんど問題無いと思う。

 当初、「原潜は救助活動しなかった」と何度も報道された。 その後、「潜水艦には救助活動は無理」という専門家のコメントが時々あったが、扱いは小さかった。 そして今では、原潜の救助活動についての話題が出ることは少ない。 恐らく、多くの視聴者が、最初の報道の記憶から、原潜はえひめ丸乗組員を見殺しにしたんだと思ってるだろう。 原潜側にとって悪いことが明るみにでると、どんどん修正して報道する。 だが、原潜にとって有利な点については修正せず、ただ報道しなくなる。 これで正しい情報を視聴者に伝えていると言えるだろうか?

 

おまけ。
グリーンビルは「GREENEVILLE」と書くそうです。 グリーンビルじゃなくてグリーンエビル(Green Eville)すなわち「緑の悪魔」。 いやあ、悪そうな名前ですな(^^;)


2/24(土)

 えひめ丸の沈没から今日でちょうど2週間。 今日は、この事故の報道について気になった点を書いてみよう。

 まず、民間人が操舵席に座り、緊急浮上レバーを操作した問題。 これについて、とんでもないことのように報道しているけど、大した問題じゃないと思う。 俺も最初は操舵席に座ってたと聞いて驚いたが、その後、色々な情報を聞いた結果、あまり問題じゃないという結論になった。
 緊急浮上は、全てのタンクに圧縮空気を一気に吹き込んで、急浮上する。 一度緊急浮上レバーを操作したら、途中で止めることのできないという、まさに「緊急」用の行動だ。 つまり、民間人が行ったのは「艦長の号令に従ってレバーを下げる」だけの操作であり、こんなものは訓練された水兵が操作しようが、素人民間人が操作しようが、変わりない。
 最近、大分あたりで行われた米軍の実弾射撃訓練で、米軍がゲストの地元県議(だったかな?)に迫撃砲の発射を行わせたことが問題になった。 照準等の調整が全て済み、あとは発射用の紐(みたいなもの)を引っ張るだけの状態で、ゲストの民間人に引かせたらしい。 米軍は、なんで問題になったのか理解できなかったそうだ。 これは、今回、原潜内で行われたことと共通していないだろうか?
 米軍、というかアメリカ人の考え方としては、誰がやっても同じことは民間人にも操作させて、これらの体験を通じて軍への理解を深めてもらうのは当然のことらしい。 確かに一理あると思う。 でも、自衛隊が同じことをやったら、危険だとして問題になるだろう。 確かに、事故があったら誰が責任取るの?と考えると、これも一理ある。 これは、日本人とアメリカ人の考え方の違いであって、どっちが正しいというものではない。
 だから、民間人が緊急浮上レバーを操作したといって、米軍がいいかげんであったとは言えないだろう。

 断っておくけど、事故の責任は100%原潜側にあるのは確実だ。 米軍側を擁護するつもりはない。 ただ、日本の報道は、100%の責任を、120%に水増ししようとしているように思える。 まるで、日本に言い掛かりをつけてくる中国や韓国のマスコミみたいに、だ。 これ以上やりすぎると、両国間の関係を悪くするだけだろう。
 アメリカ政府は事故直後から、「この事故が日米両国の関係悪化に繋がらないことを希望する」と言っている。 そして、日本側に対し最大限の配慮をしている。 一方、日本側がこの問題をどう決着しようとしているのかが、全く見えない。 どれくらいの謝罪や補償を要求するのが妥当かを決め、それ以上はアメリカを非難しないことを約束し、気持ちの収まらない遺族に対して説得する。 そして事故が日米両国に及ぼす傷口を最小限に抑える。 これが今回、日本政府の行うべき危機管理だと思うけど?

 次回は、「原潜は目の前で溺れるえひめ丸乗組員を救助しようとしなかった」という報道について書く予定。


2/23(金)

 ふう、無事更新♪
 しっかし、久々に実家のノートPCを使うと、あまりの遅さに愕然としてしまふ…

 昨日、宣言したように、実家に帰ってきました。 今日の夕方から明日にかけて雨みたいなので、今日のうちに帰っちゃおう、というわけで… 雨の降り出す前に実家に着きたいので、時刻表で昼前発のフェリーを探すと、午前11時10分にあった。 次の便は午後1時。 とりあえず、10時に学校で修論の結果発表があるので、それを確認してからそのまま急いで港に向かう…予定だった。
 9時半頃、学校に向かおうとしたとき、財布に挟んであったクリーニングの受取券に気付く。 そういえば、先週クリーニングに出したカッターを受け取ってない。 そこで、クリーニング屋が開く10時まで待機。 これで予定より30分遅れる。 クリーニングを受け取ってから、10時10分、改めて出発。 10時半に学校着。 修論結果確認…OK、卒業バンザイ! 喜ぶ間もなく港へ。 通常、港まで30分ほどかかる。 残り時間は40分、乗船手続きなどを考えるとギリギリだ。 ところが、今度は道に迷う…(^^;) 学校を経由したから、いつもと違うルートを使わざるを得なかったのだ… なんとか判る道に出るも、街中を抜ける道だったため大渋滞。 スムーズに流れ始めたときには、もう11時…
 というわけで、結局11時20分に到着。 もちろん、フェリーは出たあと。 次のフェリーまで1時間半、久しぶりに「暇なのに何もやることが無い」という状態を経験。 いや、贅沢だ。
 実家には、なんとか雨が降り出す前に到着しました。 予報では、もう大雨でも不思議じゃない時間だったのに… これも日頃の行いのお陰か…


2/22(木)

 村上議員、KSD疑惑で辞職。 森降ろし、さらに加速。
 というわけで、森さんじゃ選挙を戦えないと自民党議員が騒いでますが… 他人事みたいに言うな、自民党議員! 森さんを首相にしたのは、直接的には5人組かもしれないけど、間接的にはあんたたちだ。 当の森さんは辞任で責任を取ることになるだろう。 選んだ5人組も何らかの責任を取ることなるはず。 自民党に投票した国民は、不景気の風を受けることでツケを払ってます。 残った自民党議員には、参院選で痛い目にあうことで責任を取ってもらおう。

 明日から帰省。 明日以降も実家から更新する予定だけど、できない可能性もちょっとはあります(^^;)


2/21(水)

 衝突原潜、新事実によって事故当時のずさんな運行管理が明らかに。
 ソナー員の一人は訓練生、えひめ丸を一時間前に発見していたにも関わらず軽視、さらに事故直前にも探知するも無視、司令室には民間人全員の16人がスシ詰め…
と、もう無茶苦茶。
 ソナー員に訓練生がいたことが事故の要因となったかは不明。 ソナー員は2人でやっているから、片方がちゃんとしたソナー員なら、一般船舶の音源ぐらい一人でも探知できると思うなあ。 事故直前にえひめ丸の音源を探知したのに、なぜ緊急浮上したのかもわからない。 直前に音源を探知したってのは、コンピュータの記録からわかったことらしいから、もしかしたらソナー員は気付いてなかった可能性もある。
 一時間前に発見したのに軽視したってのと、司令室に民間人16人全員がいたのは関連しているみたい。 普通、探知した船舶はすべてチャートに書きこみ、その動きを監視するものだが、今回は司令室内がスシ詰めだったため、記録作業をやってなかったそうだ。
 原潜が緊急浮上時、真上にいたえひめ丸を探知できなかったのはどうしようもない。 そりゃもう、訓練不足であって、新しく入隊する人間がいる限り避けられない問題だし、これを改善しようとする努力は常に行われている。 となると、今回の事故の最大の原因は、やはり民間人が乗艦していたことになる。 近海で緊急浮上を行ったことも、事前に探知したえひめ丸の位置把握を怠ったことも、民間人が乗艦していたからだ。
 軍がそのスポンサー、すなわち納税者に対し、その活動を理解してもらおうとすることは当然だろう。 だけど、そのサービスが過剰になったために安全性が犠牲になり、今回の事故が起こった。 軍に好意的になってもらうためのサービスが、逆の効果をもたらした。 軍隊という、力を持った存在が信頼されるために、最も大事なのは安全性だ。 その最も大事なものを見失った結果が今回の事故だろう。

 森首相、賭けゴルフだった?
 首相側によれば、チョコレート程度のものを賭けていただけ、とのこと。 これに対する久米宏のコメントは、「私も長年ゴルフをやってますが、賭けを全くやらない人はあまりいないと思います。 チョコレートなんかを賭けてやる人なんて見たことありません」だった。 これは「チョコレートを賭けたなんて嘘。 金を賭けていたはず」と言いたいのか、それとも「みんな金賭けてやってんだから、問題あることじゃない」と言いたいのか。 理解に苦しむコメントだ。

 セガとソニーが提携。
 諸行無常の響きあり…


2/20(火)

 学校の自習室(大学院では自習室と個人用の机を提供してくれる)を明け渡さなくてはならないので、置いてた荷物を取りに学校へ。 俺の荷物の7割がマンガの雑誌だった(^^;)

 原潜の元艦長、米運輸安全委員会の事情聴取を拒否。
 軍の査問会議に集中するために、委員会の聴取を拒否したという話もある。 軍の査問は、責任の所在を明かにするためのもの。 運輸安全委員会の聴取は、原因と特定と再発防止のために行われます。
 軍の査問を優先したということは、元艦長は海の安全よりも責任問題を重視しているということだな。 海軍も、こんな時に責任の追及なんてやってないで、運輸安全委員会の調査を優先させるべきじゃないか? 責任の所在は海軍内の問題だが、海の安全は全ての人に関わる問題なんだから。


2/19(月)

 バイト。 昨日、3ヶ月ぶりぐらいにStoneAgeをやったら、久しぶりに会った人と朝まで盛りあがってた。 おかげで眠かったッス(^^;)
 バイトが終わったあと、ガストで食事。 ドリンクバー&スープバーで、コーヒー1杯・スープ2杯・ジュース4杯。 ううっ、腹がチャポチャポいってる…

 シーガイア潰れる。
 これができた時に、みんな思ったはず。 「目の前にタダで入れる海があるのに、誰が金払って偽物の海に入るんだ?」
 やっぱり潰れました。 むしろ、意外に粘ったなあって感じです。 もっと早く潰れると思ってた。

 自民党の野呂田芳成衆院予算委員長が「太平洋戦争をやったおかげで、アジアは独立できた」と発言。
 またやりやがったか… こういう発言が一回あるたびに、アジアと日本の関係修復が3年は遅れる。 何年もかけて、アジア諸国の間に「日本はもう侵略戦争はしないだろう。 そろそろ信頼してもいいかな?」という空気を作っても、こういう発言一つで水の泡になる。 そのことがわかっていない人は、政治家としての資格が無いでしょう。
 確かに第2次世界大戦で、日本がアジアを植民地化していた列強諸国を追い出したことが、結果としてアジア諸国の独立に貢献した側面はある。 けど、それが目的だったわけじゃない。 日本は列強に代わってアジアを支配しようとしていただけで、アジア諸国が独立したのは結果でしかない。 こんな厚かましいことを言う国が信頼されるわけがない。
 ドイツは、ナチスの行為を肯定する発言を、法律で禁じています。 戦時中のことを言われるたび、平身低頭して平謝りすることを50年間繰り返してきました。 その結果、今ではイスラエルからも信頼を寄せられる国になった。
 日本の行為がアジアの歴史にどういう結果を与えたかは関係ない。 アジア諸国がどう思っているかが問題なんです。 もちろん、ムチャな言い掛かりに応じる必要は無いけれど、批判の口実を与えないように平謝りしつづけるしかない。 信頼を取り戻すまでは、これを続けなければならないんです。 今回の発言で、謝りつづける期間がまた延びちゃいました。 大迷惑。


2/18(日)

 アメリカ、バグダッド近郊の対空施設を空爆。 かつて父親が攻撃した国を、10年経って息子が再び攻撃。
 いきなりの行動でしたね〜。 最近、イラクの敵対行動が増加していたことに対する警告みたいです。 イラクが新しい大統領の出方を探り、ブッシュ政権がこれに断固とした意思を示した、ということでしょう。 でも、いきなり空爆とは…
 今回の空爆でアメリカのプラスポイントは、イラクに対して厳しい姿勢を取るというはっきりとしたメッセージを示せたこと。 マイナスポイントは、イラク国内の反米感情を煽り、フセイン政権を強固にしたことと、イスラム諸国の反感。 う〜ん、マイナスが大きいような… メッセージを示す方法なら、他にも色々あったような気がするんですが…

 公明党、森政権批判を強めて自民党と距離を取る。 一方、保守党は、自民党と一連托生の覚悟?
 どうも公明党は、選挙を睨んだ反応みたいです。 保守党は、一度自民党と連立を組んだからには、スジを通そうということらしい。 政党としては、公明党の方が賢い選択でしょう。 でも、保守党の方が潔くて好感を持てると思うのは俺だけ?


2/17(土)

 森首相、3月退陣説強まる。
 さすがアメリカの誇るロサンゼルス級原潜「グリーンビル」。 緊急浮上するだけで、実習船一隻と日本の内閣を沈めよった。
 後継候補は野中広務だそうな。 むう、あのオッサンか… 森さんよりは有能だろうが、悪い意味で自民党的な政治家だからなあ… 有能な分だけ始末が悪そう。 だいたい、いくつだあの人。 今度政権交代するときは、せめて50代のトップになってほしいよ。

 無人深海探索艇「スコーピオン」が活動を始めた初日の今日、いきなり「えひめ丸」の沈んだ船体が発見されたようです。 最初は活動を始めてから数日〜2週間はかかるって言われてたのに… 当事者の一方が軍艦だったから、事故現場の位置が正確にわかってたからだろうな。 今の軍用GPSだと、たぶん誤差10m以下だろうから。
 問題は引き上げられるかどうかだけど、アメリカは昔、沈没したソ連の潜水艦を引き上げた実績があるから、可能ではあると思う。 ただ、その時はソ連の潜水艦の機密を得るために、コスト度外視でやっただろうから、今回も引き上げるかどうかは微妙。
 それと、遺族の希望で今でも海上の捜索を行ってるようだけど、そろそろ止めてもいい頃でしょう。 救命ボートや救命いかだに乗らないで、一週間も生き延びることは不可能。 普通だったら止めてるとこだけど、今回はアメリカ側が責任を感じて、特別に捜索を続けてくれてる。 いくらこっちが被害者であるとはいえ、これ以上アメリカ側に負担を強いるのは良くない。 捜索活動だって、タダじゃないんだから。 規模を縮小しているとはいえ、多分、一日100万単位の費用がかかってる。 これが日本国内で、日本船同士が起こした事故だったら、日本の海上保安庁でもとっくに捜索を打ち切ってるはずだ。

 夕方、NHKでやってたフィギュアスケートをなんとなく見る。 3位になったアメリカのサラ・ヒューズ(15)が可愛かった(笑) むう、まさに氷上の妖精! 彼女の舞う美しい姿に、ちょっと感動♪


2/16(金)

 ハワイ沖事故関係で、再び囁かれるようになった首相交代。 森首相退陣への期待(^^;)に、円が買われているそうです。 日経新聞に載っていた、野村信託銀行資金為替部のコメント。 「森内閣の退陣は構造改革推進につながり、日本経済にとってはプラス材料だ」
 やはり森内閣ができる最大の景気回復策は、首相退陣だね(笑)

 中国で、日本製バイクのコピーが出回っており、ヤマハが法的措置を、ホンダも対策を取ることにしたらしい。
 このコピーが凄い。 ヤマハの場合、日本YAMAHAのブランドで台州雅馬哈摩托車(雅馬哈はヤマハと読む)という会社が作っているのだが、なんとこの会社、日本にも「日本雅馬哈」という会社を持っているそうだ。 とても海賊商品を売ってる会社とは思えないほど堂々としてます(^^;) 中国市場の9割をコピーバイクが占めているという調査もあるらしい。 中国のみならず、東南アジアに輸出もしているそうな。 う〜ん、凄いぞ中国。 無茶苦茶だ(^^;)
 このコピーバイク、日本製と変わらないぐらいの精度で作られているそうだ。 コピーバイクを作っているのは、もともと戦闘機なんかを作ってた工場だったりするらしい。 そりゃ、ロシア製戦闘機をコピーするぐらいだから、バイクなんて簡単なもんなんだろうな。 でも、軍事工場で作られてるところが、コピーバイク製造が権力者と結びついて行われていることを示しているねえ…
 やっぱり変だよ、あの国は(^^;)


2/15(木)

 昨日、昼食にマンガ喫茶へ行く約束をしたが、昼に起きる自身が無いので、寝ないまま街に出る。 買いそびれた「アフタヌーン」の2月号を読みながら食べたが、出てきた食事はあんまり美味しくなかった(^^;) 結局、夕方5時まで起きっぱなし。 無茶苦茶な生活…

 有線ブロードネットワークが、100Mの光ケーブルを使ったネット接続サービスを、4,900円で提供。
 NTTの光ケーブルサービスは、10Mで13,000円だそうな… なんだよ、この差は…
 とはいえ、有線は今のところ東京の世田谷・渋谷のみでのサービス、NTTも東京と大阪の一部のみのサービスらしい。 地方でサービスが始まるのはいつのことやら… ネットは地域格差を無くすというが、ネット自体に地域格差があるんだもんなあ…

 狩猟中、仲間を誤って撃った猟師が、直後に責任を感じて自殺。
 動揺した状態の人間が、手に銃を持っていたら、こういうことになる。 銃を持ってなかったら、簡単には自殺できないのだから。 これが銃の危険なところ。 人間は、自分の精神でコントロールできる範囲の力しか持つべきじゃないし、銃はその範囲を越えている。 そのあたりをアメリカ人、特に全米ライフル協会あたりはどう考えているんだろう。


2/14(水)

 2日ほど前、大石英司ホームページ(http://www02.so-net.ne.jp/~eiji-oh/index.html)の日記帳に「私、民間人が操舵席に座っていたとしても全然不思議に思わないですね。」と書いてあるのを見て、「いや、いくらなんでもまさかそこまで…」と思ったのだが…
 今日、本当に民間人が舵を握っていたとのニュースが( ̄□ ̄;)!! アメリカ海軍のいいかげんさに呆れると共に、大石氏の慧眼に感服しました。

 今日はブラウザ上で行えるゲーム、FFADVENTUREの和風バージョン「戦国ロード」を設置。 みなさんも参加してね♪


2/13(火)

 念願の新掲示板を設置! ついでにHPのデザインを変えようかと思ったけど、あんまり良いものができなかったので、やめました(^^;)

 さて、次はCGIを使ったゲームを導入する予定。 今回の掲示板および近日導入予定のCGIゲームの設置にあたって、「(有)岩隆エンジニアリング」様の協力を頂いております(笑)。 感謝♪

*注 (有)岩隆エンジニアリング
 岩隆島管理人いわたか氏が社長・中間管理職・下っ端の全てを兼任するCGI設置代行企業? わがHPにCGIを導入するにあたり、急遽設立された。 設置料はお友達価格(タダ)…だよね?(^^;)

 夜のニュースでちらっとやってたが、なんでもアホ(23)がいたらしい。
 「女性問題で悩んで」、つまり振られたショックってやつ?で、ガス自殺を図って、ガスの元栓を開放したまま眠るも、使用ガスがプロパンだったためガスに一酸化炭素が含まれておらず失敗。 んで、目が覚めたときは死のうと思ってたことなんてすっかり忘れて、タバコに火を点けようとして充満していたガスに引火、大爆発。 幸か不幸かそれでも死なず、ガス爆発の責任を問われて警察に逮捕されたそうな。 マヌケ…


2/12(月)

 昨日、早め(といっても深夜2時ぐらいだが)に寝たので、朝9時に目が覚めた。 久々にちゃんと朝食を採ろうと思ったが、皿やコップを昨日使っちゃってたので、まずは昨日の後片付けから。 みんな、帰る前に皿洗いとかしようか?と言ってくれたんだが、俺が眠かったので断ったのだ。 いつもの数倍の皿洗いをしていると、腰が痛くなった。 皿洗いって結構大変だ。
 朝食は昨日の残り。 牛の細切れ肉とご飯。 肉は味塩コショウをふって炒めたのだが、そういう肉じゃないのでパサパサになった…
 んで、ゲームなんぞやってたのだが、なぜか眠い。 十分に寝たはずなのに… もう、昼に寝て夜起きる習慣がついてしまってるようだ。 ヤバイ。 生活改善の必要性を感じた…

 実習船沈没事故から2日経って、そろそろ情報が揃ってきたようだ。 今日のテレビで見た情報から、事故の経緯を原潜の視点から整理してみよう。
 原潜がパールハーバーを出航したとき、民間人を乗せていた。 軍のPRのためだ。 原潜はゲストの民間人に限られた時間内で訓練の様子を見せるため、通常よりもハードなスケジュールで各種訓練を行ったのだろう。 そのため、外洋で行うべき緊急浮上訓練を、ホノルルのすぐ沖で行うことになった。 これは、「ニュース23」に出ていた元潜水艦艦長の表現によれば、「銀座通りの真ん中でスピンターンを披露する」ような危険なことらしい。
 緊急浮上訓練は、安全性確保のため、ソナーで周囲の状況を探ったのち、潜望鏡深度まで浮上、周囲の船舶を目視で確認後、再び潜航して緊急浮上を行うそうだ。 事故を起こした原潜「グリーンビル」も、ソナーで周囲の確認を行ったようだが、ソナー員の錬度が低かったか、海中の状態が悪かったか、とにかく実習船「えひめ丸」の音響を探知できなかった。 受音を行う「パッシブソナー」だけでなく、信号音を発してエコーを捕らえる「アクティブソナー」も使用していれば恐らく「えひめ丸」を補足したのだろうが、「グリーンビル」は「アクティブソナー」を使用しなかった。 その後、潜望鏡での安全確認を2度繰り返したそうだが、なぜかこの時点でも危険に気付いてない。 可能性としては、潜望鏡に波が被って視界が悪かったのか、「えひめ丸」の存在には気付いたものの、進路や距離を見誤って危険はないと判断した、などが考えられる。
 そして「グリーンビル」は一旦潜航して、緊急浮上を開始。 緊急浮上中は高速であることと、自らのタンク排水音の騒音で、真上に来ていた「えひめ丸」のエンジン音は聞こえない。 そのまま海面に浮上、同時に「えひめ丸」と接触。 北極海の厚い氷を破って浮上できるように設計された「グリーンビル」の丈夫な船体が「えひめ丸」を下から突き上げる。 さらに船尾の方向舵が、「えひめ丸」の船体を切り裂き、広範囲に損傷を受けた「えひめ丸」は急速に浸水、沈没。

 「グリーンビル」はすぐさま沿岸警備隊に事故発生を連絡し、自らも救助活動に当たろうとしたものの、船体の上まで波が洗っている状態だったため、船体の前部と後部のハッチを開けられず、ゴムボートを出せない。 また、浮上中の潜水艦はスクリューが海面直下に位置するため、漂流者を巻き込む危険があって接近することもできず、司令塔の上から状況を監視することしかできなかった。

 以上の状況を見ると、事故の原因は「グリーンビル」が安全確認を充分に行わなかったこと、具体的には「アクティブソナー」による探知を行わなかったことである、と考えられる。 以前に潜水艦が一般船舶と衝突事故を起こした際、一般船舶が航行する海域では、安全確認に「アクティブソナー」を使用するように海軍に対して通達されたようだが、アメリカ海軍はこれを拒否していたらしい。 狭くは「グリーンビル」艦長の責任だが、広くはアメリカ海軍の通達拒否が原因とも言える。
 「グリーンビル」は「アクティブソナー」を装備していなかったという話もあるが、これは考えにくいだろう。 自らが音を発することを嫌う潜水艦は、通常「アクティブソナー」を使用しないようだが、それでも使用が必要となる状況は充分に考えられ、必要とされる装備のはずだ。 ただ、「グリーンビル」は1996年就役の新鋭艦だから、「アクティブソナー」に代わる「何か」を装備していたのかもしれない。 もしそうだとしても、海軍がそのことを公表することは無いだろうが。
 まあ、事故の原因についてはアメリカ側が充分な調査を行って、再発防止策も行われるだろう。 恐らく、一般船舶の存在が考えられる海域での「アクティブソナー」使用の徹底、沿岸部での緊急浮上訓練の禁止、というところか。

 それより、日本人にとって今回の事故での最大の問題は、森首相がゴルフを続けたことだと思う…


2/11(日)

 今日は俺の家で鍋をやろうという話になった。 そこで、部屋を掃除。 論文書き始めてから、一回もちゃんと掃除してなかったため、出るわ出るわ埃の固まりが…

 鍋を食べた後は飲みで、みんな帰ったのは深夜一時、つまりさっき。 俺も酔っ払ってて、眠いです。 今日、HPの模様替えをしようと思ってたけど、明日以降に延期。

 ほいじゃ、オヤスミ〜(-_-)゜zzz


2/10(土)

 三日連続のバイトがやっと終了。 夜11時にバイトが終わって、家に帰って、風呂入って、メシ食ってたら、もう深夜1時を過ぎてる…

 今日のニュースはまずこれでしょう。 実習船「えひめ丸」が米原潜を衝突し沈没。 行方不明者9人。
 最初に聞いたとき、「えひめ丸」は帆船の類なのかと思った。 帆船なら、エンジンを使用せずに航行している時は非常に静粛だから、潜水艦が存在に気付かない可能性がある。 だが、「えひめ丸」は通常の、エンジンとスクリューで航行する船だった。
 通常、潜水艦が浮上する際には、周囲の状況をソナーで探ったうえで、潜望鏡で確認してから浮上するはず。 当時、事故海域は朝だったので明るいはずだし、潜望鏡で確認すれば容易に発見できたはずだ。 また、通常の船舶の航行ノイズは、静粛性を第一に設計された潜水艦すら発見するソナーで聞こえないはずがない。
 ただ、事故当時に担当していたソナー要員が未熟であり、現場海域が荒れていた場合は、聞き逃した可能性もあるかもしれない。 それでも、浮上したら衝突するぐらい近距離であれば、どんなに波が高くても、潜望鏡さえ上げれば発見できたはずだ。 とにかく、原潜側に何らかの過失があったのは確かだろう。

 今回も森首相はやってくれました。
 森喜朗首相は10日、横浜市のゴルフ場で大学時代の友人とゴルフ中で、事故発生の第1報が入ってからもハーフ(9ホール)が終わるまでゴルフを続け、2時間後にゴルフ場を出発、事故発生後5時間あまりたった午後2時過ぎに首相官邸に到着した。この初動の遅れについて首相は「すぐ飛び込んできてバタバタ慌てたってしょうがない。私自身が右往左往動き出したらかえって報告も受けられない。万全の体制を取った」と述べた。[毎日新聞2月10日]
 なんと苦しい言い訳だろう… 確かにこの場合、森首相がいてもいなくても同じかもしれないが、首相としての責任感と常識が欠けているとしか思えない行動だ…


2/9(金)

 今日もバイト。 明日もバイト(^^;)

 修論の発表が終わってから、睡眠時間が長くなった。 いや、戻ったというべきか… ほっとくと、12時間ぐらい寝てます。 修論書いてたときは6時間ぐらい寝れば充分だったのに… おかげで、一日がアッという間に終わってしまう。 ああ、なんか人生無駄に過ごしてるような気がする…


2/8(木)

 久々の図書館バイト。 論文で忙しかったから、ずっとバイトのシフトを外してもらってたのだ… 最後にバイトをやったのは、もう二ヶ月ぐらい前…

 で、久々に図書館のカウンターに座ると、ハングル文字が書いてある、本の空箱が置いてあった。 表にはタイトルらしきハングル文字。 それ以外には、漢字も英語も書いてない。 どうも、この空箱の中身がどんな本なのかについて、コンピュータで検索したいらしいのだが、誰もハングル文字が読めないので検索のしようが無いらしい。 なんとなくチャレンジ精神を刺激された俺は、ハングル文字の解読に取りかかった。 もちろん、バイト中に(笑)

 とりあえず、韓和辞典を開いてみる…が、どうやって調べるかもわからない。 英和辞典ではA,B,C…と並んでいるところに、「―」「¬」「〇」「⊥」みたいな、記号にしか見えないモノが並んでるのだ。 むしろ暗号に近いぞ、ハングル…
 とにかく、踊る人形の秘密を解くシャーロック・ホームズな気分で、暗号解読に知恵を絞る。 とりあえず、俺のハングルに関する知識は、表音文字であること、いくつかの部品の組み合わせで成り立つこと、ぐらいだ。 そこで、まず文字を分解し、それを辞書に並んでいる記号と付き合せてみる。 すると、各文字が辞書に並ぶ記号を組み合わせたものであることがわかった。
 だが、これだけで解読は無理。 貸出・返却に使うパソコンでインターネットに繋いで、ハングル語講座のあるHPで知識を詰め込む。 すると、ハングル語は母音と子音を表す2〜4つの部品を組み合わせたもので、左上の記号から書くことがわかった。 基本的に漢字と一緒だ。 また、辞書をよく見ると、表紙裏に母音と子音の記号が並べてある。 うむ、これは恐らく日本語辞書における「あいうえお順」を意味するのだろう。
 これだけわかれば辞書も引ける。 文字を分解し、辞書でまず左上の記号の個所を引く。 さらにその文字に、右の記号が組み合わさった文字を、「ハングル版あいうえお」に照らし合わせて探す。 さらにその組み合わさった文字に、その下の記号が組み合わさった文字。 これを繰り返して辞書から文字を探し、いくつかある文字の意味の中から、妥当そうなものをチェック。 これを繰り返し、俺が解読した結果は「国語研究の新地平」。 空箱には日本人にもわかる文字としては唯一「1997」があったので、1997年出版の韓国書籍の中から、解読結果を頼りに探すと、「国語研究の新視点」という本があった。 うむ、これに違いない。 所要時間、二時間…

 世界中で、隣国同士なのに互いの言葉がわからない、いや、文字の読み方すら全くわからないという国は、日本と韓国ぐらいじゃないだろうか? これまで両国間には互いに好意的になれない事情があったにせよ、これじゃマズイような気がする… こんなんで、一緒にワールドカップなんかやれるのだろうか? 韓国における排日感情も和らいできた(と思う・・・)ことだし、そろそろ日本と韓国も互いを理解し合う努力をすべきだと思った。 うむ、久々のバイトは有意義だったな(笑)


2/7(水)

 毎日のように有明海の報道が行われている。 そこで、環境問題について書いてみようと思う。

 俺の予想では、今世紀末まで人類が現代文明を保っている可能性は五分五分だと思う。 20世紀の百年間で人類が地球環境に与えた影響は、人類誕生から数万年かけて与えてきた影響をはるかに上回る。 このペースで行けば、確実に今世紀末までには、地球は居住に適さない惑星になるだろう。 もちろん、核戦争でも起こらない限り、人類が滅亡する可能性は低いと思う。 だが、人口の激減と社会秩序の混乱、それに伴って文明の大幅な後退はありうる。

 環境問題は、奇麗な空気と美味しい水、なんていう呑気な問題じゃない。 最終的には食料危機というクリティカルな問題に繋がる。 近いうちに地球の人口は飽和状態を迎える。 それによって食料危機が発生する。 温暖化と海洋汚染による耕作面積の減少と漁獲量の低下は、食料危機に拍車をかける。 食料不足は耕作地拡大のための森林伐採につながり、それがさらなる温暖化を招く。 食料危機が限界に達すると、まずアフリカや中東で食料と耕作地確保のための戦争が起こるだろう。 利権確保ではなく生存権確保の戦争は妥協点が無いため、限りなく拡大してゆく。 それによって人口は減少するだろうが、それ以上に早いペースで社会は混乱し、食料生産力の低下を招くだろう。 食料危機が戦争を引き起こし、それが新たなる食料危機を招くという悪循環に陥る。 その影響は先進国にも及び、日本のような食料自給率の低い国は、食料輸入に苦労することになる。 食料価格は高騰し、経済力の低い国から順番に、食料が輸入できなくなって餓死者が続出することになる。

 こうならないためには、人口の抑制、温暖化防止等による耕作地減少の阻止、耕地面積当たりの食料生産力の増加等が必要だ。

 人口の抑制に関しては、先進国では出生率の低下が起こってるので問題無いが、発展途上国での人口爆発を抑える必要がある。 ストレートに言えば、いわゆる「楽しい家族計画」ってやつだ。 コンドーム等の出産コントロール手段の提供と、知識の普及。 子供を労働力とみなす風潮の改革など。 そのためには発展途上国の経済発展が必要だろう。 一般に、経済の発展度と子供の数は反比例するから。

 耕作地減少の阻止は、砂漠化の防止が第一だ。 これは、環境破壊の防止と砂漠緑化がメインの手段だろう。 砂漠の緑化は技術の進歩を待たなくてはならないが、環境破壊の防止は現在でも行われているし、今後も進める必要がある。 だが、現在のエコロジーブームではダメだ。 これは一般の環境問題に対する知識の不足が問題なのだが、無意味なエコロジーが多い。 例えば、半透明ゴミ袋。 燃やした時の二酸化炭素排出量が少なくても、製造段階での二酸化炭素排出量が多い。 例えば、太陽熱温水器。 ガスの使用量は減るが、製造にかかる環境コストを考えるとトータルでの効果は疑問だし、あれは熱を貯えるので、宇宙空間に反射するはずの太陽熱を地球上に留めることになり、わずかながら温暖化効果がある。

 食料生産力の増加は、一番手っ取り早いのは、化学肥料の普及だ。 化学肥料といえば悪印象があるが、肥料を使用していない耕作地に、環境に対する負荷が小さい化学肥料を使えば、食料生産力は大きく増加する。 それに、化学肥料の使用によって、焼畑農法が行われずに済む。 ただし、化学肥料はコストがかかるので、ある程度の経済力が必要となるし、経済発展には環境破壊が付きまとうという二面背立に陥るのだが… 他には、稲作の普及という方法もある。 麦より稲の方が生産力は大きくなる。 ヨーロッパに比べてアジアの人口密度が高いのは、稲作が行われているからだという説もあるぐらいだ。 麦は同じ所で連作できない。 休耕地を作る必要があり、実際の耕作面積の2〜3倍の土地が必要だ。 だが、稲は同じ場所で何度も作ることができるのだ。 ただし、デリケートな作物であり、また水を大量に必要とすることから、耕作可能な地域は限られる。 科学的な解決手段としては、遺伝子組換え技術がある。 これも悪いイメージがつきまとうが、例えば害虫に強い作物は、農薬の使用を抑えることができるという大きな利点があることを忘れてはならない。 それに、生産力の高い作物を生み出せれば、食料危機に対する切り札となりうる。 今後、最も必要な技術の一つだ。

 …と、真面目なことを書いたところで、なんで俺がこんなことを心配してんのか。 いやね、俺は今、税理士免許を取ろうとしてんだけど、この免許がいつまで通用するのかなあ…って思ったわけで。 この種の免許って、社会が安定していて初めて有用なものなんだよね。 サバイバルな時代だと、紙くず同然。 手に職を持ってる方が絶対に役に立つ。 だから、せめて俺が死ぬまで、社会がきちんと機能していることを祈りまふ…


2/6(火)

 久々にDCをやってて、やっぱり「サカつく」はいいゲームだと再確認。 最初に買ったゲームなのに、いまだに遊べる。 う〜ん、こんなにいいソフトがあるのに… ついにDCは¥9800に値下げだそうで、PS2一台でDC4台買えるという状況に… ¥9800って、初代ファミコンより安いじゃん…(^^;)

 日航機、最大で−0.55G。
 意外に少なかったんだなあ。 まあ、それでも1mぐらいの高さから、頭を下にして落ちたのと同じことになるから、ケガするのは当然か。


2/5(月)

 今国会の焦点はKSDと機密費になりそうだ。
 KSDはともかく、機密費は難しい問題だ。 機密費は必要なものだが、公開されないというのは、今回のような問題が起こりやすいということだ。 とはいえ、国家機密に関することなので、公開してしまうわけにもいかない。
 だが、公開しないということと、領収書も無いというのは別問題。 公開するしないに関わらず、領収書などの証憑書類を残すのは当然では? 今回、どれくらいの額が流用されたのかすらわからないのは、領収書も無いからだ。 非公開での調査すらできないなんて、税金を使用するうえであってはならないことだ。
 領収書を残すのは、機密費を運用する側にとっても必要だ。 すなわち、流用しなかったという証明になるからだ。 このままでは、例の元室長は、使途不明金の全てについて、流用したのではないかという疑いがかけられる。
 公費を公正に使用する場合、その証拠として領収書などの証憑書類を残すのは、自分の潔白を証明するうえで必要な行為である。 にもかかわらず、今回、領収書が残ってないというのは、最初から流用する意図があったからこそだろう。 そして、これまでも領収書を残さないのが通例であったならば、これまでの担当者も私的流用するのが通例であったことを意味するのではないだろうか?


2/4(日)

 一日中爆睡… 昨日、夜3時ごろに寝て、今日は夕方5時ごろに起きた。 14時間寝てたわけだ…

 修論で忙しかったため、長い間日記以外HPの更新をしてない。 そこで、久しぶりにDCをやる。 まずは大戦略。 だが、うちの14インチTVでは、ユニットデータの文字などが小さすぎて見えない(T_T) こりゃダメだ… 大きいTVを買うまではプレイできないッス。
 そこで「サカつく」をプレイ。 とりあえず、11月を終わらせる。 明日には1年目を終わらせたいな…

 明日は学校に行って、面接で指摘された点を修正しよう。 水曜日に先生が学校に来るそうなので、それまでに修論関係のことは終わりにしたいッス。


2/3(土)

 面接終了〜♪ とりあえず、卒業するために必要な作業は終わりました。 あとは発表を待つのみ。 人事を尽くして天命を待つ。

 いやあ、しかし今日は危機一発だったなあ…(ーー;) 自分の間抜けさに呆れてしまった。 でもまあ、ギリギリでなんとかなるところが一部で「奇跡の人」と呼ばれる俺の運の良さ?
 実は今朝、寝坊してしまいました(^^;) 電話の音で目が覚めて、時計を見たら9:55! なんと、今日の面接は9:50集合なのに!! 電話は大学院の友人からでした… 集合時間なのに来てないから電話してみたとのこと。 ありがとう!!(T_T) あなたは私の恩人ですm( _ _ )m
 集合は9:50だけど、俺の面接は11:20からの予定だったので、資料だけは受けとっておいてもらって、慌てて学校に行く準備をした。 とりあえずシャワー浴びて(オイ…)、ドライヤーで髪を整えて、スーツに着替えて出発! もちろん、学校まではタクシー(¥640)! 10:40頃に学校に到着! いやあ、面接の順番が最初のほうじゃなくて良かった…(^^;)

 落ちつかないまま面接を受けたけど、感触は悪くなかった。 でも、結果が発表されるまでは安心できないなあ。 早くこの不安な状態から解放されたい…(T_T)


2/2(金)

 明日、修論の面接です… 3人がかりで俺の論文にツッコミを入れまくるという、忌まわしい儀式です。 が、これをクリアしないと卒業できない… あ、なんかドキドキしてきた…(^^;)

 日航機ニアミス、原因は訓練中の管制官の言い間違え?
 というわけで、責任は管制官にあるようなことになってます。 でも、一管制官の一言のミスが、大事故に繋がるような航空管制システムなんてありません。 人間はミスを犯す。 このことを前提にシステムは構築されています。 ただ、今回はミスと不運が続きすぎました…

 まず最初に、訓練中の管制官が便名を言い間違えるというミスが発生。 次に、間違った指示によって降下を開始した飛行機が、広い空で他の航空機との衝突コースに乗ったという不運。 さらに、訓練中の管制官に変わったベテラン管制官も便名を間違えるというミス。 衝突回避装置TCASが上昇を指示したにもかかわらず、降下中のジャンボを急に上昇させるより下降を続ける方を選んだ機長の判断ミス。

 ただ、最後に機長が下した急降下するという判断が功を奏したため、衝突は避けられました。

 この事故が、航空管制システムのお粗末さの証明であるとは思いません。 でも、改良の余地があることは確かです。 これを教訓に、航空機の安全性をさらに高めることが必要でしょう。


2/1(木)

 JAL、ニアミス。 二機の間隔は10m?

 10mって、無茶苦茶近いッスよ… この距離がどれくらい危ない距離だったのか、高校時代に数学の赤点常習犯だった私めが数学を駆使して解き明かしてみましょう♪

 民間機の飛行速度は、巡航中でおよそ1000km/hにちょっと足りないぐらい、800〜900km/hでしょう。 大きさは、今回の事故を起こした機体であるDC-10とB747-400がそれぞれ全長40mと70m。
 つまり、速度は高速道路を走る車の10倍足らず、大きさは車の10倍ちょっと(カローラで全長4mちょっと)です。 まあ、話を簡単にするため、それぞれ10倍としておきましょう。
 速度が10倍になると、時間あたりの距離のスケールは1/10になります。 100m先のものに10秒でぶつかる場合、速度が10倍であれは1000m先のものに同じく10秒でぶつかるわけです。 つまり、速度が10倍になったら、1000mは100mと変わらなくなります。
 大きさが10倍になると、やはり距離は相対的に1/10になります。 身長1mの人にとっての10cmは、身長10mの人にとっての1mと変わりません。
 よって、速度も大きさも10倍の飛行機の距離感は、1/10×1/10でカローラの1/100ということになります。 10mの1/100は10cm。

 つまり、お互いに100km/hで走るカローラが、距離10cmですれ違うのと同じことが起こったわけです。 どうです? 恐ろしいことでしょ?

 以上の計算についての質問、ツッコミ等は受け付けません(^^;)


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