ドイツ旅行記(その2・バーデンバーデンと黒い森編)


6/22

 昨夜、カジノに出かけた弟は負けて帰ってきた(笑)

 7:30に起床。 8:30、ホテルのバイキングで朝食を採る。 ドイツで初めての朝食。 内容はというと…ハムばっかり(^^;)

 9:00、シュバルツバルト(黒い森)に向う。


シュバルツバルト

 この森は針葉樹(主にモミ)が多く、遠くから見ると黒く見えるので「黒い森」と名付けられた。 ライン川に沿って南北に長さ160Km、東西に60kmにもおよぶ広大な森だ。

 森の中を走ること1時間、10:00頃、森の中の湖に到着。 …湖の名前は忘れてしまった(^^;) なんだったかなあ… (日本に帰ってからガイドブックを見たところ、どうも「ムンメル湖」っぽい。 水の精の伝説がある湖らしい。)


森の中の湖

 この湖はお土産屋さんがあったり、広い駐車場を備えてたり、ボート(写真に写ってるやつ)を貸出したりしてた。 近くの住人にとってはメジャーな所なのかもしれない。
 駐車場にはツーリングに来ていたバイクが数台止まっていた。 写真を撮っておけばよかった…と今になって思う。 ドイツだけにメーカーはBMWが多かった。 日本車ではヤマハがなぜか多くて、ホンダはほとんど見なかった。 なぜだろう…

 湖を出発して20〜30分後、フロイデンシュタットに到着。 街の名前は「喜びの街」という意味らしい。


フロイデンシュタットのマルクト広場

 こじんまりとした田舎町だ。 街の中心には「マルクト広場」がある。 マルクト広場は、だいたいどの町にもあって、マルクトは英語で「Market」つまり市場という意味。 街が市場を中心に発展してきたことを証明している。
 そのマルクト広場の近くでは、ちょうど名前の由来である市場が開いていた。 車で引っ張るトレーラーハウスのようなもので開いた屋台みたいな店や、テントを張っただけの店などが、沢山集まっていた。


マルクト広場の青空市場

 売っているのはパン・チーズ・ハム・野菜など、日常で使う食材がメイン。 地元で採れたものが多いみたいだった。 値段も安い。

 フロイデンシュタットを発って、昼食へ。 着いたところは、黒い森の中にある、高台のレストラン。 黒い森が見渡せて、とっても景色がいい!
 ここはホテルも併設されているのだが、宿泊料金を聞いてビックリ! なんと、一週間で1000〜2000DM(ドイツマルク)。 1DMが50〜60円だから、5000〜12000円くらいなのだ! 安っ!!

 夕方4時、再びバーデンバーデンへと戻ってきた。 とりあえず、ここ数日で使った下着を風呂場で洗う(^^;) ランドリーを頼んでもよかったんだけど、言葉が通じない状況でサービス頼むのって、ちょっと勇気がいるし(;´Д`) 洗った下着はバルコニーに干した。

 それから、バーデンバーデンの街へ買い物がてら散策に出かけることに。 で、ホテルを出たところで、ホテル前に並べてある自転車に気がつく。 もしかしてこれ、借りれるのか? ホテルの人に聞いたら、貸してくれるという。 値段は「Free」。 え、タダ? ラッキー♪

 で、自転車で街に繰り出す。

  

  
バーデンバーデン

 いや、いい街だ。 みんなノンビリしてるし、緑は多いし。 こういうのを見ると、本当の豊かさとは何かについて考えさせられる。 まあ、土日は店が開いてないとか、不便なところはあるが。
 休日も店が開いているのと、休日はみんなノンビリ過ごすのと、どちらがより幸せなのか。 日本も考え直す必要があるかも。

 ところで、街で「ABI2001」とペイントされた10台ほどの車が爆走していた。 若者数人が乗ってて、「アビィィィィ〜!!」と叫びながら、街中をぐるぐる走り回っていた。 …ドイツの暴走族? でも、街の人が手を振っていたりするんだよなあ… 謎…

 午後7時半、ホテルに戻って夕食。


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