F2A-2 BUFFALO
アメリカ海軍初の単葉戦闘機として、開発されたバッファローは、方向鴕面を除き全金属製の機体で主脚は引き込み式でした。初飛行の結果、最大速度が要求値を下回ったため数々の改修を施し、空気抵抗の減少が図られどうにか要求速度を上回り、海軍からの発注を受け最初の生産型F2A-1を54機生産し、11機が空母サラトガのVF-3に配属され、残り43機は、フィンランドに輸出し、生産は視界確保のために天井の高くなったキャノピー、安定性をよくするため面積を増やした垂直尾翼、1200馬力のライトR-1820-40エンジン搭載のF2A-2に変わり、さらにF-2A-2の機体の機首部分を延長しここに燃料タンクを増設したF2A-3へと移行しました。実戦では、1941年11月に日本軍の飛行艇を撃墜しましたが、他に目立った活躍はなく新たに導入されたF4Fに、主力艦上戦闘機の座を譲り、余剰となった機体は海兵航空隊に再配備されました。また、フィンランドへ輸出されたバッファローは、酷寒の天候状況の中、3年近くにわたり使用されソビエト軍相手に奮戦しました。
データ:乗員1名、全幅10.67m、全長7.8m、全高3.63m、総重量2473Kg、エンジン:ライトR-1820-40(出力1200馬力)、最大速度553Km/h(高度5029m)、固定武装12.7mm機銃(機首×2、主翼 ×2)
ちょっと、カメラの撮り方で感じが変わっちゃってるかも本物はもっと不格好なハズよ。どうしてもブラックバスを思い出すのだ。
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