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            授業中の学習課題に対しての主体性の持たせ方

 講演でもそうですが,はじめの3分ぐらいで聴衆の心を掴まなければ,この講演は退屈な

ものになってしまうでしょう。授業も最初の学習課題の提示で子どもの心を掴まなければ,

殆どの子どもが主体的な学習活動ができないでしょう。

 そこで,学習課題の提示の仕方について考えてみます。まず,子どもたちが主体的である

ためには学習課題に対して問題意識的を持たせること,別の言い方をすれば意識的に関わ

っているという感覚を持たせることです。そのために,以下の点について十分配慮したいもの

です。

・豊富な経験をさせる。(算数的活動を通して)

・矛盾する経験をさせる。

・問いを持たせる。

 *算数的活動は子どもに活動をとおして,「なぜ?」という問いを持たせる意味があります。

  これらの問いが次時の学習課題へと子どもの言葉として凝集されていくわけです。

 *矛盾する経験は,子どもにカルチャーショックを与えます。頭の中でこれまでの経験の蓄

  積の再構築を行うため頭をフル回転させます。


 次に,授業全体をとおして個々の子どもに対して,きめの細かな指導を行うわけですが,た

だやみくもに手取足取りという訳ではなく,子どもの思考活動の分析や,教材分析などが必要

になってきます。これがあってはじめて子どもに主体性を持たせることができると思います。ま

た,当然のことですが,仲間づくり,学級集団づくり,学習集団づくりが前提になってきます。

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