中南米やアフリカのジャングル地帯に住む原住民は探検隊(白人)の到来に驚かなかった。 それは木をくり抜いた太鼓で事前に白人到来の情報が伝えられていたからだと言われている。 太鼓を叩く強さとリズムを変える事によって、限定された情報を伝える事ができた。 以下の二枚の切手は当時を現す太鼓で有るかは不明 |
インデアンやアポリニジンは「のろし」のシステムを考案し、戦いの情報伝達に利用した。 煙を上げたり、止めたり、時間を長くしたり、短くしたり、一本 や、複数の煙等、約束事 で伝達が行われた。 |
古代各地で灯火を利用した通信が行われた、古代ローマではお互いに「灯火」が確認出来る範囲に 多くの信号塔を建て通信が行われた、その延長距離は4.500キロにも達した言われています。 モナコの切手がこれを現しています。 |
太陽の光を利用した、ヘリオグラフ(太陽写真機)と呼ばれる鏡を使った通信手段も考案されました。 遠くの場所に良く磨かれた鏡を使用し、太陽の反射光線をモールス信号で送る装置である |
フランスのクロード・シャップによる「腕木通信」は、モールス電信機が利用されるまで 約60年にわたり長距離通信として活躍した、人間が左右に伸ばした両腕と手首の曲がり 方でアルファベットを表す様なもので、それは建物等の屋根に取り付けられロープで操作 され、それを望遠鏡で見てリレー式に伝えられてゆくものであった。それはフランスばか りでなく各国で模倣と改良がおこなわれ利用された。 ルワンダ切手の図案では、天才時計職人アブラアン・ルイ・ブレゲが設計協力したと思わ れる機構部分、ロープに変わりが描かれている |