第22話 想い、すれ違って… 脚本:山田靖智 演出:高橋
亨 絵コンテ:高橋
亨 作画監督:丸山 隆
リベンジ第22話。
主人公はクリーオウ以外にありえないという証明に躍起になってる回(こら)
蝶接近戦。
階段の下からジジィと会話中の黒奴とクリの距離がやたらめったら近いですクリが喋ったら息が首筋とか耳の裏とかにかかるよあれ!(ぉ
イエ別にただそれだけなんですが。
「オーフェンは渡さない! リコリスも助ける!」
新キャラ好きかと訊かれたら至極当然にズビシと断言、そして黒奴を渡せと言われたらダメよの一点張り。
そうして続くこの発言を聞けば誰がこの話の主人公かというのは明白顕然自明の理。
クリサイコー! マジにカッコ良すぎです。つかこんな発言主人公でもなきゃできねえよ!(笑)
「大丈夫。きっとオーフェンが何とかしてくれる」
えーぶっちゃけ、奴は何もしちゃあくれませんでした(笑)
普通にクリが自力で何とかしちゃいましたよ! さすがは主人公だよ!!(ぉ 口では他力本願なこと言いながらも実際は頼れる存在ってやつですよ!!!
そのへんで適当にバトってる最終回1話前なのにこれでもかと影が薄くなってるタイトルと同じ名前を冠するひとは見習っていただきたい(こら)
しかしレキのタイミング良かったなあ。
スタッフ御方々グッジョブですレキ(の能力)の使いどころってのはこうでなくっちゃなりませんよもっと早くにわかってもらえてたら私こんなコンテンツも立ち上げなかったかもしれないんですが!(ハイハイ)(何年前の作品に言ってるのか)
「いやぁね、パートナーとして当然よ」
っつーか、そこの甲斐性なし? お前何調子こいてんの?(ぉ
さっきまで適当にジジィとバトってただけで、新キャラ助けるためにアンタ具体的に何もしとらんと、大活躍のレキに「ありがと」って礼を言ってるクリに対し、何をその「ありがと」に便乗する形で「お前もな」とかぬかしてやがりますか?
上記のクリのセリフはその「お前もな」に繋がってるんですけども。
いやだから、何でアンタがそこで「お前もな」とか言えるのかと。え? 何がどう「お前もな」? 何もしとらんかったアンタが何で大活躍なクリに礼を言う権利がありますかいな。
つーか対するクリのセリフもおかしいけどなー。
そこで何故思い出したかのように「パートナー」が持ち出されてしまうんじゃい。新キャラ助けようって必死こいてるのはどう見ても甲斐性なし<クリじゃないでスか。
何より、黒奴とクリの関係がパートナーであるという事象は、新キャラを助けるということに全く関連性を持ってない(そのように描写されてきてない)のですけど。
つまり、ここで甲斐性なしに「お前もな」言われて「パートナーだから」と返すその道筋が全く見えないわけですよ。
……ってああもわかったよいいかげん大人になるよ重箱の隅つつきは止めますハイ。
そこで黒奴が言うべきセリフはどう転んでも「よくやった」だろーがよっ!!(がしゃーん)
そしたら話も通るだろーよっ! 奴から誉められたらクリはそう返すだろーよっ!!
というわけで脚本家様ちょっと顔をお貸し願えませんかね!!(こら)
巻いてますね
「何、あれ……」ってドーチンが花瓶に行けられた生花に気付くわけですが、遠目に生花が見えたからって何だろうと足を止めますかね。
確かに生花の存在は場違いなんですけど、そこで「ベッド×2とサイドテーブル(そこに花瓶)という日常的風景」の中にある生花を不思議がるものかと。
あんな遺跡の中に生活じみた家具が置いてある、ってことに不思議がるならまだしも、その後の描写を見るに、どーも生花を不思議がって足を止めたみたいだし……。
や、色々演出として見せたいものがあるのはわかるんだが、どう好意的に考えても強引すぎますヨ(笑)
まあ次で最終回だもんなあ……巻いてる巻いてる。
Bパート
「リコリス!」
気絶してて目を開けたクリ、頬を舐めてた(激しく羨望)レキに「レキ……」と呟いて覚醒するや否や叫びながら体を起こしましたよ。
これぞヒロイン持ちのヒーローのあるべき姿ですよたーだ黒々してるだけの野郎はクリの爪の垢でも煎じて飲ませてもらえと(しつこいから)
「へっ、お前らに助けられるとは、俺も……」
役立たずの分際で何を偉そうなことをぬかしてるんでしょーかこの影薄野郎は(こら)
だいたいこの人マジクの一撃で捕縛状態から脱出して、さらに魔術士3人にお膳立てしてもらった挙句に「光の白刃」だけですよ。それで上のセリフですよ。
ものっそかっこ悪い口だけ野郎に見えてならないのは私が奴を主人公だとこれっぽちも思ってないからですか(……)
いえね、マジクの方がよっぽど役に立ってるんですが。
何より海老の方がスゲェカッコイイんですが(笑)
ああも何だろうな……奴の優遇度は確かに主人公クラスのソレなんですが、奴自身の言動が適当サブレギュラークラスのソレに見えてしょうがな(ハイハイもう黙ってろ)
えっ何を今更
えっ周知の事実じゃなかったんですか新キャラas林原も蘇生させられてたっての。えええー。
当人は最初から知ってて、その上で新キャラ助けようって頑張ってるもんだと思ってたよ! あれー?!(笑)
つーか、ロ○ギヌスの槍かと思ったら触手だったのかあれ(こら)
でもって新キャラas林原に駆け寄ろうとする新キャラを抱きついて止めるクリがカッコイイちゅか萌えちゅか主人公万歳ちゅか!!(わかったから)
予告
最後らしく至極真面目にまともにシメてくれました。
しかし本編のあの格落ち主人公っぷりのおかげで何を言われても白々しく聞こえてしまうのが玉に瑕(うるさいよ)
最後の奴がブチ切れてるシーンに一切言及しない自分は嫌いじゃありません(こら)
それにしても、今まで出てきた色々首傾げな部分にばっしばっし説明付け出しましたよ。正直、まさかここまでちゃんとしてるとは思ってなかったので素でビックリしました(ぉ
新キャラが超ドジっ娘でありながら王立治安騎士団(以下略)所属ってことも、王立(以下略)に行こうとしてんのによくわからん方向へ進んでいってたのも、エルカレナが天人なら何でバリバリ言葉喋ってんだありえねえってことも、とりあえずは説明つきました。
な、なんかしてやられた気分……(笑)
それにしてもクリが主人公っぷりがあまりにもハマりすぎてて最高でした。
どこまでも聡くて、現状で何をするべきなのかもわかってて、指摘も的確で、レキのタイミングも見事。
今回のクリと新キャラas林原の会話で、クリはここに来るまでにちゃんと見るべきとこをちゃんと見て考えてたんだってのが見えてきてたのがとても素晴らしい。
原作でのクリの在り方みたいなのが出ててグッジョブだ。是非ともこのままクリ主役で終わらせてください(無理)
つーかエルカレナたんが普通に可愛いんですけど!(笑)
ご、ごめんあの無邪気っぷりにうっかり萌えた。
というわけでとうとう次で完結。まあ楽しませてもらいましょう。