手作り『立体マスク』のすすめ

ようやく発表され見えて来た「新型コロナウィルスの特性」から、これから毎年のようにやって来る、ウィルスとの戦いでは、政治任せでは何も改善しない事が浮き彫りに成りました。
改名された特性の問題点とは
このウィルスが、罹患者にウィルスを拡散させるのは、「発症の4日前からで、ピークは発症の0.7日前」と言う検証結果。つまり、発症者の動向経歴を追い掛け、原因となるクラスターを潰していくと言う、「従来の感染症対策」では終焉しないし、すでに「見えない保菌者」が国中に充満していると思わなければ成らないのです。
保菌者の中には、体力や免疫機能が十分で、僅かな体温上昇のみで、全く発症しない人もいるのです。そういう人が、大半の国民の努力にも関わらずに、菌を拡散していると考えたら、自分の身は自分で守るしかないのです。
いち早い全数検査による対応で、大きな山を乗り越えた韓国でも、20日には第二の山の兆候が出始めました。
みんなでマスクを、「三密」を防ぎましょうと声を掛けても、他人との接触を80%減らしてピークを収束させても、数学的に言えば「漸近線」なのですから、「限りなく0に近付く」だけで、『0では無い』のです。何度も山がやって来るのです。だんだんその山が小さくなって収束するように見えるのは、山が来るたびに、私の様な老人・弱者が「淘汰」され、死に至る人数が減るだけなのです。
もう一つ公開された特性は、飲食による『口腔感染』では無いと言う事です。ウィルスは胃まで行けば胃酸で消滅します。ウィルスでありながら、外側に殻を持っていて、この殻を破れば増殖できないので、アルコール除菌・塩素系除菌が有効との事です。
宴会や食事でのクラスター発生が多かったのは、実は食べたからでは無くて、ウィルスの付いた手で、目や鼻などの粘膜が有るところに触れて、粘膜を経過して侵入したのだと思います。
だから自衛隊員の様に、徹底して手洗いをした120人もの集団に一人も感染者がいなかったのです。また、肺に疾患が有ったり、老人に重篤者が多いのは、私は「誤嚥」が原因だと思います。 唾液にも殺菌性がありますが、胃酸や塩素系の強さはありません。会話しながらの飲食では、「慌ててむせる」事が良くありますよね。本来、私達の喉には「気道反射」と言って、呼気だけが肺に行くように弁が付いています。健康であればこれが非常によく働きます。
しかし、話しながら食べる人、よく噛まずに飲み込む人は、弁が止めるのが間に合わずに、食物や液体が、気管支の方に入り込みます。これが『誤嚥』です。気管支には毛が生えていて、外に押し出そうとしますが、老人は水分不足でその表面が粘度の高い「痰」になっているので、肺から出る空気で押し出そうとして「むせる」のです。気管支は粘膜ですから、ここに侵入できればウィルスの勝ちなのです。
現実問題として、巷に蔓延しているウィルスを0にする事は出来ません。であれば私達に出来る事は2つしかないのです。
ウィルスを粘膜に入れない事。もう一つは、罹患者がウィルスを体外に出さない事。この二つです。 後者の「健康体の罹患者」は体内に「抗体」が出来て、全てのウィルスに対応してくれれば、もう体外にウィルスを拡散する事はありません。問題は、未発症の時に自分では気づかぬままに沢山のウィルスを拡散している事にあります。だから自分は健康だと思い込んでいる若い人がマスクをしてくれることが重要なのです。しかし、ここで問題なのは、ウィルスのサイズと形です。
コロナウィルスは100nmの球形です。100ナノメートルと言うのは、私達が小さいと考える1mmの千分の一であるミクロンで考えると、0.1ミクロンなのです。しかも球形なので、不織布のマスクであれば、全部素通りです。ろ過する事も、飛散を防ぐこともほとんど無理です。たがし、ウィルスのたくさん入った『飛沫』は数10ミクロンですから、止めることが出来るのです。みんなでマスクをすると言うのはウィルスを貰わない為ではなく、「出さないため」なのです。
貰わない対策は、完全に「流水・洗剤による手洗い」が最重要。もし、落とし切らなかったとしても、その手で「目・鼻・口」に触らなければ良いのですが、空中に飛散したウィルスが、最もターゲットにするのはマスクでは有りません。手は2番目です。ではどこでしょう。それは「髪の毛」なのです。 整髪料などで固めた頭髪は、静電気を帯びる事により毛髪同士の間隔を保ちます。この静電気に吸い寄せられて、ウィルスが付着します。そのままベッドに入れば、初めは枕に付着し、寝返りを打つたびに、目頭や鼻の粘膜に移ります。寝言や鼾をかけば、口の粘膜にも付着するでしょう。
だから、風呂に入らなくても、寝る前に必ずシャンプーする事が大事だし、何よりも流水による手洗い。食事はよく噛んで食べ、食事中に会話をしない。と言うのが自分を守る手段です。
私に出来る「科学的方法」は『ウィルスを出さない・貰わない立体マスク」の作り方を公開する事ですので、1個75円、洗う事を考えて2個1組150円で出来る、マスク作りのレシピを紹介します。



『手作り立体マスク』の作り方 PDF版に飛びます


コンコンチュウチュウの似顔絵

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