ではどうする？どんな単語でも読めるようにする。声に出して覚える。これが一番。アメリカ人の赤ちゃんは、文字など知らない内から、両親の会話を耳にして、英語が話せるようになるから。
全部とは言えないが殆どの英語が読める決まりが有る。ご存知だろうか。３０年前から教えている事を、最近ＮＨＫの子供番組で「自分は読まないのに特別読みのｅ」とやっていた。誰にも習わず自分で教えていた事だから、ここに掲載するが３０年以上前のどなたかの著作権に触れるかも知れないので、取り敢えずお詫びしておく。
まず、次の表を見ていただこう。
２１ある子音はどうか？
その言葉から母音を消してウ段の読みをすればいいのだ。
ｌ（エル）＝エル−エ＝ル ｍ（エム）＝エム−エ＝ム
ｋ（ケイ）＝ケイ−イ＝ケ＝カキクケコ＝ク
ｊ（ジェイ）＝ジェイ−イ＝ジェ＝ジャジジュジェジョ と言う調子だ。
このルールから外れるのが、ｃ ｇ ｈ ｒ ｗ ｙ であるが、ｃ ｇ は特別読みを持つ事から、特別に覚える文字と判る。
ｗとｙは語感の通りｗはダブルｕでｕの影武者だからｕと同じ。ｙはｉの影武者。つまりそこにｕやｉを書いちゃうと特別読みのユーやアイに成ってしまうので、絶対にウ絶対にイと読ませたい所にある文字。 ｈ（エイチ）はその通りチッと息が漏れる音を出したい時に使うので、先頭に来ればハヒフヘホの音になりフ。他にもｓとくっついてシュとか、みんな息が漏れる音。
ｒ（アール）は他の文字の最後尾につけばアー、自分が先頭になればルと読むからアー・ル。本当に旨く出来た２６文字だ。
日本人はオランダ語から入っているから、ｋａをカと読みたがる。しかし子音も母音もしっかり１文字ずつ区別する英語では、ｋａ＝クア、クを小さくアを強く言うから、カのように聞こえる。しかしこれは錯覚。１文字ずつ読めばいい。
ｐｉｎｋ＝プインク である。
更に特別読みのｅの使い方が判れば９０％出来上がり
それは、単語の最後尾に付いたｅ。こいつが付くと自分（ｅ）は読まないが、 それより前の文字を特別読みに替える。例えば
ｔａｐ ＝ｔ(トゥ)ａ(ア)ｐ(プ) ＝トゥアプ ≒タップ だが
ｔａｐｅ＝ｔ(トゥ)ａ(エイ)ｐ(プ)e(0) ＝トゥエイプ≒テイプ に成る。
ｕｓｅ＝ｕ(ユー)ｓ(ス)ｅ(0)＝ユース
ｎｉｃｅ＝ｎ(ン)ｉ(アイ)ｃ(ス)ｅ(0)＝ンアイス≒ナイス と言う具合。
この調子で読んでいくとｓｔｒａｗｂｅｒｙ何て単語が
ｓ(ス)ｔ(トゥ)ｒ(ル)ａｗ(オウ)ｂ(ブ)ｅ(エ)ｒ(ル)ｙ(イ)
＝ストゥルオウブエルイ≒ストロウベリ 何て読めて感動しちゃう。
そうそうここで出て来たaw＝オウのように ２文字連続で特別な読み方をす るものがいくつかある。
ａｉ＝エイ ｅｉ＝アイ ａｕ＝オウ ｏｕ＝アウ ａには逆転が見られる。
ｉｅ＝イー ｅｅ＝イー ｉｕ＝ユー
ｏｏ＝ウー ｏｅ＝オー
ａｗ＝ａｕ＝オウ ａｙ＝ａｉ＝エイ 何となく判る。
だから ａｕｔｏ＝オウ・トゥ・オ＝オート
ｏｕｔ＝アウ・トゥ＝アウト と成る訳だ。
子音の二つ文字はｈが絡むものが多い。
ｗｈ＝フ(思い切り息を抜いてため息のフー)
ｓｈ＝シュ(歯の間から息を漏らす手裏剣のシュ)
ｃｈ＝チ（唇を横に広げてチッ）
ｔｈ＝ス か ズ 後ろの言葉の簿長に合わせる。
これだけ覚えれば街角の英文字がみんな自分のものになる。読めない英 語は無い。声に出すから覚えられる。言葉を覚えたらしゃべれる。英語が好 きになる。好きになるから得意になる。
多少違ってもいいではないだろうか。熊先生が尊敬する岡長先生なんて「デ スイザペン」だ。でもその方が通じるのだ。
誰だって外人が「旨い思いますか？リンゴこれ」と言ったら、「このリンゴ美 味しいと思いますか？」って聞こえるのではないだろうか？
英語は言語だ。意思が通じることが最も大切。
ビビル事は無い。
その1：「a」の音は、口をエの形にして、アの音を出す音、「ェア」と聞こえる音だ。
その2：日本的な「ア」と言う音は、「u」の役目。元々子音はウ段の音だから、「ウ」と読む母音は不要。「ウ」と言う音は「ｗ」の役目。
その3：「ｙ」は英語では「イ」と読む母音だそうだ。
その4：「o」も単なる「オ」ではなく、口をウの形にしてオと言う音を出すそうだ。
その5：「ｇｈ」はそれ自体無音だが、直前の文字だけ「特別読みにする。「night」などがそう
