沖縄を10倍楽しくする方法
《観光編》
- 街中を走っている乗用車のナンバープレートに注目
普通はひらがなが書いてあるのですが、たまに『 Y 』または『 A 』が書いてある車を見かけます。
これらは、米軍関係者の車。
どちらかが上官の車だそうで、めったに見られないとか…
それを見かけたあなたは幸せになれるという都市伝説が…
ちなみに、私の場合、1泊2日の旅行期間中に両方見ました。ラッキー!!…ただし、幸せになれたかどうかはさだかではない。
- 路線バスを待っている停留所の人々に注目
自分の乗りたいバスが来たら手を上げないとバスは停まってくれません。
これは、あまりにもバスの路線が複雑で多いからだそう。逆に、タクシーは手を上げなくても乗りたそうな仕草をしていると停まってくれるので、乗らない時はご注意を!
ちなみに、沖縄のおばぁの中には、バスの停留所以外でも手を上げて乗り、自分の降りたい所で無理やりバスを停めさせる人もいるとか。
バスをタクシー代わりに使う…恐るべしおばぁパワーです。(尊敬!!)
- おばぁパワーでもう一つ
ハンバーガーショップでよく見かけるおばぁたちのゆんたく ( おしゃべり )。
これは、昔、沖縄がアメリカの領土だったので、ハンバーガーを食べ慣れていたためだとか。
やはり、恐るべしおばぁパワーです。
- 沖縄のゴキブリはデカい!
沖縄ではゴキブリのことを「 ヒーラー 」と呼び、中でも飛ぶゴキブリを「 トービーラー 」と呼ぶそうです。
現地で、もし見つけたら、やっつける前にまず観察を!
ちなみに、私も以前、宮古島のとあるペンションで発見!デカかった!
沖縄のおばぁの中には、素手で捕まえる人もいるとか。
こちらも、恐るべしおばぁパワーです。
- 犯人はだれ?
夜、静かにしていると、どこからか聴こえてくる「 きゅ、きゅ、きゅ 」とか「 け、け、け 」という鳴き声。
犯人はヤモリ。
でも見つけてもけっしてやっつけないで!
沖縄では、ヤモリは「 家守 」と書いて縁起の良い生きもの。蚊やヒーラーなども食べてくれます。
- ウチナーンチュ(沖縄人)の毛深いワケ
沖縄の気候によるもの。沖縄は夏が長く、日差しがかなり強いため、紫外線対策で自然と毛深くなっていくとか。
ちなみに、沖縄が車社会なのは、紫外線対策も関係するとか。
歩いて5,6分のところでも車を使う人がいるらしい。
沖縄で夏の真っ昼間に海で泳いでいるのは、ほとんどが観光客。
ウチナーンチュは、紫外線の怖さを知っています。
- 街中でよく見かける獅子の置物、『 シーサー 』
民家の屋根や門の上に飾られている『 シーサー 』。
これは、沖縄のお守りの一つ。
通常、シーサーは2つで一対。向かって右側が口を開いていて、左側が閉じています。
これは、呼び込んだ『 福 』を、逃がさないようにとの意味があるそうです。
昔、漆喰瓦を扱った大工が雇ってくれたお礼にと、漆喰と瓦で作った魔除けのシーサーを屋根の上に載せたことが始まりだといわれています。
- 『 石敢當 』ってなに?
お守りといえばもう一つ。
道路の突き当たりや曲がり角でよく見かける『 石敢當(いしがんとう) 』という文字。
これは、魔物が突き進んできても、家の中に入れさせないように、その前で止めるために設置された魔除け。
これは、ある意味、台風が魔物という説もあるそうです。
沖縄は「 台風銀座 」と呼ばれるほどの数の多さ。勢いも半端じゃない。風は真っ直ぐ突き進んでくるので、それを避けるためのお守りという説。
ちなみに、この『 石敢當 』、やはり台風の多い高知県あたりでも見かけることがあるとか。 - 沖縄で唯一の電車
那覇空港から首里城まで走っているモノレール、通称『 ゆいレール 』。
窓も広く、静かで乗り心地抜群。
次駅に近づく度に沖縄民謡のオルゴールが聴こえてきます。駅ごとに異なる曲なので楽しいです。
これのおかげで、那覇市内の交通渋滞がほんの少し解消されたとか。
- 沖縄のお墓はすごい!
すこし都市から離れると、沖縄独特のお墓がちらほら。
お墓の面積もやたらとでかい。
形容も、本土のそれとは違う独特の形をしています。
「 門中墓 」と言って、共通の先祖から父系の血縁でつながる親族が祭られるお墓。
大きいもので100〜200坪もあるものも。
他には「 家族墓 」と言って、両親を頂点に、その息子達の家族も祭られるものもあります。これでも30〜50坪。
沖縄のお墓で有名なのが『 亀甲墓 』。字のごとく、亀の甲羅のような形をしています。
これは、「 女性の子宮 」をイメージしたもの。
沖縄では、人は子宮から生まれ、子宮であるお墓に帰っていくという考えからこのような形になっているのだとか。
なぜ広いのか…沖縄では、旧暦の3月、家族や親族がお墓に集まり、祖先を供養する『 シーミー(清明祭) 』が行われ、墓前で、重箱料理や泡盛で盛り上がるそうです。
- 『 キジムナー 』ってなに?
沖縄でよく見かける「 ガジュマルの木 」。そのガジュマルに住み着いていると昔から言い伝えられている木の妖精、『 キジムナー 』。イメージとしては、赤髪に緑色の身体をした身長130pくらいの男の子。
魚の目が好物で、ちょっといたずら好きな、本土版「 座敷わらし 」といったところでしょうか。
ガジュマルの木を見かけたら、ちょっと立ち止まって眼を凝らして観てはいかが?
ひょっとして、あなたにも『 キジムナー 』が見えるかも…
- ロケ地が多い沖縄の離島
与那国島⇒「 Dr.コトー診療所 」の中で「 志木那島 」として撮影地に使われました。
日本最西端の島で、台湾までわずか111q。晴れた日には台湾が見える時もあることで有名。
コトー診療所もわざわざ建てられ、今では観光地として一般に公開されています。
マイ白衣、マイ聴診器、マイBGMを聴きながら主人公と同じ場所で写真を撮るオタクのおじさんが来たこともあるとか。
小浜島⇒「 ちゅらさん 」の中で主人公が幼少期を過ごした島。放送後「 ちゅらさん展望台 」が建てられ、そこから「 和也の木 」も望めます。「 こはぐら荘 」も、外からの見学のみ可能で、ドラマのファンがよく訪れています。
鳩間島⇒「 瑠璃の島 」の中で「 鳩海島 」として撮影地に使われました。
主題歌の、コブクロ「 ここにしか咲かない花 」のPVもこの島で撮影されました。