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物凄く違和感を感じたが、偽物くさ〜い☆なんて言ったら、失礼に決まっている。
大体、最終回で、阪野さんEDに進もうという人間が、好感度を下げるような事を言う訳が無い!
っと、メタ発言はこの辺にして、と。
私は「い、いえ、な、なんでも無いです!」と本音を無理矢理隠した。
しかし、見れば見るほど・・・違和感が強くなってくる。
・・・なんだろう、この違和感は。
阪野さんの微笑みというのは、エロい・・・だけじゃないのだけれど
一目見るだけで、”あ、エロい!”という情報が私の脳に直撃するのが通常なのだ。
以前、本人に直接『いつもエロいのはどうして?』と聞いた所。
※注 さり気無く失礼な事をしている主人公。
彼女曰く『内面から滲み出るものだから抑えようもないし、貴女を見ていると溢れてくる始末だから仕方が無い』、だそうなのだ。
阪野さんのエロさが、枯渇した・・・?
いや、阪野さんはあれでも、まさかの”26歳”だ…!
濃厚エロスだけど、簡単にあのエロスが枯渇するとは思えない…!!
こ れ は お か し い ・ ・ ・ ! !
い、いやいや!待て待て!奇跡的に阪野さんを見つけたっていうのに
これが偽物ってどういう事だ!?仮に偽物だとしたら、これは一体誰なんだ…!?
「・・・水島さん?どうしたの?難しい顔をして。」
目の前の女性を信じたい、と思う反面、この人が信じても良い人、本人なのかの確証が無い。
元々、人なんて信じる性質ではないのだ。
(仕方ない…)
ここは、彼女を試す事にしよう。
→ 「縁の紐を切れてるのに、私の事、覚えてるんですね。」
→ 「最初は痛みを伴う事もあるけど、回数を重ねていく内に気持ちよくなってくるモノ、なーんだ?」
→ 「●ックス。●に入る一文字とは…!?」