スピーカー

システム構成

高音オンケンOS-5000T マルチスピーカー
中高音オンケンOM-455E
+
木製砂入りホーン
SC-500WOOD
中低音オンケン OM-455E
+
木製砂入りホーン
SC-350WOOD
低音ALTEC 416A
低音ボックス 自作

オンケンのホーンスピーカーが広く知られる様になったのは古い話ですが当時最高の権威と言われた、雑誌「ラジオ技術」のホーンスピーカー特集によってでした。

1970年3・4月号に渡って、ジムラン、アルテック、等の内外30種のホーン型を集めて、物理特性及び試聴の完全テストの結果、オンケンOM-455エスプリの初期モデルの50OMT-16及びSC-500 Woodホーンが最高位に選ばれた事からでした。

比の時点ではチタンを使った中音ドライバーは他に無くオンケンのみがチタン振動板を搭載しておりました。
今までのアルミ、ジュラルミン、振動板に比べ半分の厚さ23ミクロンで、最盛の剛性を持った切れ味抜群、他を一歩も二歩も離したものでした。

駆動するアンプもACアンプからDCアンプとWE-300Bを代表とする管球アンプで暖かい家庭的な音質を求める「派」も有って、オンケンスピーカーはそういった方々にも愛用されてきました。 オーディオも「派」が異なれば同じ物を使っても求める音も、意見も異なります。どちらがどうと言う訳では有りませんがスピーカーにはどのような鳴らし方をされても、対応出来る基本性能が要求されます。

優れた音質と臨場感、実在感などリアリティーに溢れる再生音が得られ、かんづめの音楽から解放された音楽の音に。