9/3 Mon. ツァヴタット [2]

休憩後は、岬の先端まで歩くことにした。
途中、軒を並べる土産物屋を覗いてみると、お土産も絵葉書も大半はドブロヴニクのもの。日帰りでドブロヴニクを訪れるボート・ツアーもあるようだし、やはり依存度は高そうだ。落ち着いた雰囲気で悪くない場所とは思うが、ドブロヴニクの夜を味わうためにも、やはりあちらに宿泊するに超したことはないように思う。

街路樹のナツメヤシはたわわに実を付けていた。4年前スプリットで、役所の人がこれを切り落としていたっけ。地元の主婦たちが我先にと拾っていたな〜。

ナツメヤシの実(デーツ)
右手前方に聖ヴラホ教会が見える

さらに進むともうひとつの教会、1483年建築という聖ヴラホ教会があった。

教会の鐘楼

午後1時をまわったころ、坂道を上って本線に戻った。

2階部分のパイプオルガン

←シックな内部。
ちかごろ小さな町や村の教会を拝観する機会が多い。著名な美術品こそ滅多にないが、こういう地域に根ざした場こそ一般庶民の信仰心が感じられるし、却って厳粛な気持ちになる。そうじゃなくても照りつける太陽を逃れ、自然の柔らかな涼気のなかで、これまた適度に冷たい木製ベンチに座るとホッとする。

教会内部
12:30を過ぎたころ、遊歩道より

教会の先に遊歩道を見つけた。どうやら岬の裏側に続いているらしい。そのまま行けば駐車場に戻れるかも!と、来た道を引き返さないことにした。

遊歩道
とにかく海がキレイ!

防風林がつくる木陰が有り難い。
岩場には日光浴をする人がちらほら。プール状になったところは特に人気のようだ。いいなあ〜。私も混ざりたい。
でも私はやはりパラソルがあるところにしなくちゃね〜。

岩場の海水浴客

思った通り、その先にパーキングがあった。これでCavtat一周を果たしたわけだ。1時間半以上停めていたはずなのに、徴収係のお兄さんが要求した料金は1時間分の5クーナ。太っ腹な切り捨ては少額といえども嬉しいw。

パーキングが見えてきた
幹線道路に至る道
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第2章 コトル / ツェティニェ


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