9/3 Mon. 車で国境越え
空港周辺通過中

ドブロヴニク空港を過ぎ、さらに走ること15分弱。国境が見えてくる。時刻は午後1時25分。
本当は途中、ランチの予定だった。雑誌 「旅」 2007年8月号に掲載されていた、名物料理 (アンダー・ザ・ベル) を供する店。これはぜひ行ってみたいと思っていたのだが、残念ながら断念するしかなかった。まだ朝食が消化しきれていないんだもの・・・。

1:25 クロアチア出国ゲート

クロアチア出国ゲートからモンテネグロ入国ゲートまではけっこう距離がある。車で5分弱だろうか。その間にDuty Free Shopが4〜5軒並んでいた。
陸路で国境越えという経験はそう多くない。そのせいか今まで免税店がこんなにあるのを見たことがない。昨年スロヴェニアからクロアチアに入るとき一軒あったような気がするくらいだ。

沿道に免税店が並ぶ

そういや南北キプロス間にはなぜか 「その場でプリントします!」 というTシャツ屋があったっけ。あれに比べれば至ってノーマルではあるけどね。

とにかく物珍しさから、この一週間後、戻ってくるとき寄ってみることにした。タバコやお酒といった定番の免税品が置かれていて、私が買ったのはモンテネグロ・クロアチア両国のワイン。往路では素通りしてしまったが、コトルでの部屋飲み用ワインを買っておけば良かったかな。

ついでにこれまた前倒しで帰路の話をしちゃうと、モンテネグロからクロアチアに戻る際には2つのブースを通過する。最初のブースでパスポートを提示。ところが数十メートル先のブースでも再びパスポートを求められた。
「あそこでも見せたわよ」
そう言いながら手渡す。一言多くなったなぁ、最近w。
返ってきたのは 「あっちはポリスでここは税関だよ」 という言葉だった。
ああ、空港と同じわけね。でもこんなシステムも陸路では初めてだったと思う。物価が違うから? それとも免税品を規定以上に持ち込むヤツが多いから?

話をこの日に戻そう。しばらく走るとモンテネグロの入国があり、ここでも初めてのことがあった。ブースはごくごく普通なんだが、パスポートのほかに車両証明書類の提示を求められたのだ。よく意味がわからず国際免許証を出してみた。すると、
「いや、ドライバーのライセンスじゃなく、ヴィークルのドキュメントがあるでしょ」 とのこと。
エイビスの車検証類が入ったフォルダーを見せたら通行許可がおりた。

4年前、ボスニア・ヘルツェゴビナを通過するときなんて、パスポートを見るどころか一時停止しようとスピードを緩めただけで 「シッシ」 と追い払われたというのに。同じ旧ユーゴ同士でも様々だねぇ。
そう思いながらモンテネグロに入る。

ほどなく正面に山が見えてきた。この先、しばらくは内陸を走ることになる。

1:36 モンテネグロに入って数分経過
1:45 ヘルツェグ・ノヴィ近辺

国境から約10km、コトルスカ湾の入口付近に位置するヘルツェグ・ノヴィという町あたりだろうか。リゾートらしい雰囲気が漂いはじめたところで軽い渋滞にはまる。
対向車がみなヘッドライトを点けているのは、交通法規によって24時間ヘッドライトの点灯が義務づけられているから。スロヴェニアやクロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナも同様だ。

第2章 コトル / ツェティニェ モンテネグロ
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コトルスカ湾ドライブ


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