<Bastion Square>
北端の堡塁広場からの眺め。遠くに白っぽく見えるのが モスタという街。城塞の下は切り立った崖になっている。 |
<Town>
メインストリートを一歩はずれると 観光客もほとんど見かけない 落ち着いた風情‥‥。 これこそ「静寂の街」本来の姿。 |
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<Cathedral>
大聖堂内部。 こんな合体写真ばかりでごめんなさい。次回からはパノラマで写そうと反省しています‥‥。 ラテン十字形の設計になっている。ここは身廊。 壁柱はファサードと同じデザインで統一してある。たる形の丸天井、交差のところのドーム、両サイドのチャペルのドーム‥‥バロック建築のよい例だそうだ。丸天井には聖ペテロと聖パウロの生涯が描かれている。中でも後陣のフレスコ画"St.Paul Shipwrecked(聖パウロの難破)"は地震で崩壊する以前の大聖堂から引き継がれたMattia Preti(マッティア・プレティ)の作品。聖パウロの改宗を描いた祭壇画も彼の手による。プレティについてはラバトの写真ページに‥‥。ドームの絵はトリノの画家による1955年のもの(新しい!!)。 祭壇には大理石とラピスがはめ込まれているが、私の目を引いたのは銀の燭台。立派な銀の燭台を並べるのはマルタの教会のお約束? 床にはカラフルな象嵌細工をほどこした大理石の墓石が並ぶ。墓石の絵柄は霊的なものや、現世のマルタ貴族社会。一つ一つ見ていくとかなり面白い。 聖具安置室の扉はアイルランドのbog oak(泥炭地に埋めた装飾品用木材)製で北欧伝統の動物をモチーフにした彫刻がほどこされている。旧・大聖堂ではメイン・ドアだったそうだ(12/13世紀のもの)。 |
聖体礼拝堂 (The Chapel of the Blessed Sacrament)。 聖母子を描いたビザンチン様式のイコンがひときわ目を引く。私は献金をしてこのイコンの写真をもらってきた。 また、16世紀フィレンツェの彫刻家であり金細工師だったBenvenuto Cellini(ベンヴェヌート・チェリーニ)による銀製の聖櫃もある。それにしてもここにも銀の燭台が‥‥。 |
<Main Street 2>
右がインガネスの家。1370年建造だが、後世にかなり修復されている。 アラゴン王のアルフォンソ5世が1432年にこの宮殿に滞在したという。 左はMattia Preti(マッティア・プレティ)による祭壇画がある聖ベネディクトの礼拝堂 。 突き当たりを左に曲がって、すぐ右に曲がるとメイン・ゲートがある。 |
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