<Palace Armoury>






最初に目につく展示品は騎士団長、Alof de Wignacourt
(アロ・ド・ウィニャクール/在任1601-1622) の
金メッキされたパレード用甲冑(ミラノ製)。
これはゴージャス!!!
展示室は通路を挟んで2室。
こちらは右手の部屋。




もう一方の部屋は
大砲、砲弾、槍‥‥といった
兵器類が中心。


奥には馬車もある。




<Grand Master's Palace>


宮殿といっても貴族じゃないから‥‥なんて
あなどっていたら大間違いだ。

護衛の人形がさらに往時をしのばせ、
想像をかき立てる。




突き当たりの旧・兵器庫の扉。現在はマルタ国会会議場だ。
扉の上は「だまし絵」になっている。内部の壁には騎士団長たちの
肖像画があるらしい(非公開)。





最初に入ったのは 『審議の間』。タペストリー・ホールとして知られるこの部屋は1976年まで国会会議場だった。
暗くて写真が撮れなかったが、エキゾチックなアフリカ、当時あまり知られていなかったカリブや南米などを
描いた10枚のタペストリー(18世紀のゴブラン織り)で壁が覆いつくされている。騎士団長Perellps y Roccaful
(スペイン人/1697-1720)がパリの工房に注文したものだとか。その上の壁には騎士団の海戦が描かれている。




←こちらは 『ダイニングルーム』。
 英国君主たちの肖像画が飾られている。





『聖ミカエルと聖ジョージの最高審議の間』 →
壁面上部に12枚のフレスコ画があり、1565年の
大包囲戦の出来事が時間を追って描写されて
いる。これはMatteo Perez d'Aleccioが1576年
〜1581年に、目撃者の話をもとに描いたもの。

奥のドアが『大使の間』に続くはずなのだが
ロープが張ってあって行けない‥‥。
ちなみに 『大使の間』 は赤いダマスク織りで壁が覆われていることからRed State Roomとも呼ばれ、
上部には騎士団の歴史的場面が描かれ、いくつかのヨーロッパ君主の肖像画もあるのだそうだ。
さらにその先の 『イエロールーム』 には、「ヤコブと羊」「ヨセフの夢」というJosé de Ribeiraの絵があるらしい。




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