「だって タっくんはタっくんだし 結花さんは結花さんだし」(敬太郎)
種族じゃなくて個人を見よう。僕は僕、眼鏡は眼鏡。ガンダムSEEDと着地点は重なりますが、555で最初に辿り着いたのは第三ポジションにいた敬太郎でした。前回ラストから今回冒頭の結花を抱きしめての語りまでは敬太郎最大の見せ場です。そこで語られる敬太郎の夢と、無情な現実とが30分で目まぐるしく描かれました。子供の視聴者に結花ファンがいたかは微妙ですが、いたら今回呆然。
というわけで結花が死んだんですが、澤田が死んだ時点でいかなる理由があろうと大量殺人を犯してる人物にハッピーエンドはない方向なのだろうと感じていたので、僕的にはそれほど驚きはありませんでした。強いて言えばタイミングでしょうか、この話数で初期主要キャラ6人のうち一人が死ぬというのは中々、去年とかと比べると脚本書いてる人のバランス感覚も変わったなぁと。龍騎は主要4人はラスト2まで死にませんでしたからね、最初に死んだの主人公だし。なんかこのタイミングで死んだのは、普通の物語っぽくて僕は良かったと思います。ラスト6話のクライマックスにむけてグっと話がしまった気がします。
巧、敬太郎……人間とオルフェノクの共存を望む。
真理……巧、敬太郎よりのスタンスだが、オルフェノク化の可能性あり。
木場……アンチ人間に傾く。
社長……基本的にアンチ人間だが、人間をはかってるような素振りあり。
四つ葉……アンチ人間。
草加……アンチオルフェノク、でも多分自分もオルフェノク化。
南&警察……強力なアンチオルフェノク。
海堂……どちらかというと人間よりのポジション。
テルオくん……王?もしかしてコイツが王?
ヤギの人……不明
こんな感じで、真理と草加のオルフェノク化物語、社長の真意、テルオくんの謎、そしてヤギの人の謎がまるまる……この辺りがまだ消化してない部分でしょうか。なんかそんなに無いような気がしてきた。コレは、心配してたけどちゃんと終わるのかもしれない。共存物語の達成までは描けるわけがないので、やはりヒーローものらしくラスボスを倒して終わってくれさえすれば満足。誰がラスボスになるのかが見所。今は木場っぽく描かれてるけど、それだと劇場版と同じだからなぁ。なんか急激な変化を用意してそうな気がする。
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