+2004年01月の週間少年ジャンプ+

■06・07号/WJ感想
 
 リョーマが着ぐるみ脱いでやがります。こういうときはノリでちゃんと猿化するのがクールってもんだろう。ジャガーさんを見習って……ってジャガーさんいねえ。
 猿を被ったり、猿になったり、むしろ猿だったりする表紙の06・07号です。

●ブリーチ
 全編に渡って普通の話のクライマックス級のイベントが目白押しでした。そんな中でそれらを超える超クライマックスとして一護、ルキアの再会を持ってきました。高密度だったなぁ。
 夜一さんの正体とかイイなー。でもやっぱ雛森くんかなー。とか、そういう楽しみもできる漫画になってきました。ほんと巨乳で攻めたり、貧乳で攻めたり、つり目で攻めたり。猛攻勢です。

●テニスの王子様
 「なる程…無我の境地か」
 明鏡止水だったんですね、東方先生!

●銀魂
 やっぱ三人目が入って楽しくなったと思います。「ほァちゃあああ!」のところ辺りはアクションモノのエンターテイメントを感じました。やっぱ一話完結型がいいよー。

●LIVE
 「常識をブチ壊す魂のバトルがここに!!」(表紙)
 特に『無頼男』はアナコンダに巻き付かれた時の対処法などが学べるのでお薦めです。

●デスノート
 月くんがどこまで正気を保てるか、耐久レースを見てるような快感もあります。名前はともかく、寿命が見えちゃうってのはまた一歩階段を登ってしまいそうな設定。家族や友人の寿命を知りながら生活するってのはなー。

●World4u
 「果たして彼女の罪は赦されたのでしょうか?」
 白川さんは別になんも罪を冒してないような。むしろ恋愛で負けたくらいで自殺して、残された者に精神的な傷を残した美咲ちゃんの罪を問いたい気がする。

●武装錬金
 今週の合い言葉とか、この漫画も別の角度からの感想を描きやすいポジションになってきてるような。詳しい感想は別枠で書いたんで読みたい方は画面スクロールして下さい。

●ビジネスジャンプの広告
 「尾玉なみえ新連載『スパル・たかし』」
 なみえ先生は何も変わってないようで、なんか嬉しい。

●ごっちゃんです!!
 ごっちゃんVS細井も盛り上がっておりますが、既に北嶋VS安達が楽しみだなぁ。安達が本物の強者と当たって自分の傲慢を反省する展開がカッコよく描かれそうで。

●次号予告
 「荒木飛呂彦先生超待望の新連載『スティール・ボール・ラン』」
 シャッ!(拳を握りしめながら)。遂にきました。何か馬に乗ってるし、超期待。大陸横断レース。既に荒木テイストの騙し合いが炸裂しそうな雰囲気が漂っていて燃えます。

 つの丸のコメントは毎週面白いなー。
 
■06・07号の武装錬金/WJ感想
 
 「黙れエロス!」

 最和み台詞。語感もいいんで流行らせようと思う。「黙れパンダ!」みたいな。いや、なんかこれは違うな。

 剣道まで持ち出してきてくれました。いったいどこまで僕のツボを突けば気が済むんだ和月先生は(ゆいまさんは剣道もやっていた)。逆胴ですよ、そしておそらく抜き胴ですよ、それだけで剣道家的には燃え。
 既に対比として、桜花VS斗貴子、秋水VSカズキが暗示されておりますが、秋水、もしかして少年漫画的に一番美味しい「剣型」武装錬金の使い手か?だとしたら剣VS槍で型を踏まえた燃え展開。普通は主人公が剣なんだけど、敢えて槍なのがイイと思うし。でもこの二人いいキャラだよなー、仲間になんないかなー。選民な方々なのに変態じゃないし。イヤ、まさかコレから変態描写が!?それはそれで、イイけど。いや、イイか?

 今週は合い言葉が沢田研二という意味不明っぷりといい最高でした。
 
08号/WJ感想
 
●スティール・ボール・ラン
 「完全な球形なんだ…」
 のっけから燃えです。未開の部族の砂男が完全な球形を発見するところから物語りが始まるというのが最高。「完全な球形」というのは、なんだか科学的な人間の叡智を連想させて、原始的な部族の描写と対照的です。じゃあ砂男は部族的な男なのかというと真逆で、白人的、あるいは科学的思考をしている……この辺りが面白み1。じゃあ部族に属していたけど白人的、科学的な男が部族と対照される話なのかと思うと、砂男の口から「白人は敵だ」という台詞が出てきたりで面白み2。様々な思惑が入り組む荒木テイストが序盤からジワジワ滲み出てきています。
 「ジョジョ」のパラレルという世界観も、6部のラストが時間を超えた形でのパラレル世界の描写だったことから納得なんで、どうか、何でもアリのフィールドで荒木物語を展開していって欲しいです。また週一の楽しみが増えました。

●ボーボボ
 サービスマンに燃えるものを感じました。ボーボボのコールが「サービス求む」とか短文なあたりが。なんかこういうシーン別な(普通の)作品で前見たな。

●LIVE
 「警察を呼ぶぞ!」「やかましいセンコー!!」木刀で殴打車で腕轢きうぎゃあー!!
 徐々に梅澤ロックっぽくなってきました
 「第六高校」とかネーミングも。コレからどんどんハッチャけていく予定です。

●いちご100%
 そういえば、この漫画は作中で時間が流れているのでした。普通に考えると高校卒業で最終回かなぁ。人気が持続して真中が大人になるまでが描かれるということもあり得るんでしょうか。大マジで映画監督になってしまって富豪に、改宗して妻を4、5人めとる真中。そんなサクセスストーリーも見たいですね。いや見たくないけど。

●ビジネスジャンプ広告
 「スパル・たかし」(尾玉なみえ)
 BJ立ち読んだんですが、尾玉先生は相変わらずで面白かったです。魔女の娘の逆ギレっぷりとか良かった。

●武装錬金
 く、何なんだこのラブラブっぷりは。手繋いでますよ。姉弟愛か?姉弟愛なのか?
 「私達の望み」もきっとそれなりに正しい望みなんだろうなぁ。蝶野しかり、敵でもそれぞれに一抹の正しさがある話なんだよな。姉弟愛とか明らかにプラス属性だし。
 それでも戦わねばならなくなるから漫画としては面白いんだけど。

●ごっちゃんです!!
 「そしたらそのケツをゆすれ!」
 「ゆっさ ゆっさ」の擬音がいっぱい描いてあるのが超ウケた。

●次号予告
 「武装錬金センターカラー」
 ついにメイン作品と肩を並べて絵入りで次号予告に載るポジションまで上がってきました。FANとしては嬉しい。そのぶん「ごっちゃん!!」がピンチか。頑張って欲しいんだが。
 
■09号/WJ感想
 
 09号は感想休みました。
 

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