●地上最速卓球少年ぷーやん
ねらいが良く分かりません。パンツ見て覚醒!とか、髪型が変になった!とかいうあたりがメインのギャグ漫画なんですよね?小学生くらいをターゲットにしたギャグなんだと思うけど、最近の小学生コレで笑うかなぁ……とりあえず大人の僕には全然笑えなかった。あと数学持ち出してる所は、んなワケねーだろっ!と読者につっ込ませようというギャグ部分なのか、それとも小学生辺りは騙せるだろうととりあえず科学チックな説明を……と真面目に描いてる部分なのか……判断に迷う。どうも、SFとか読んでると数学を使うカッコいいキャラはわんさか出てくるんで、こうギャグキャラに数学が使われるのは個人的に受け入れ難い。
あとは、河下先生あたりがきっと、「パンツの出し方に哲学が無い」と怒ってるんじゃないかなぁ。
●ONE PIECE
スッゲー楽しい。オヤビンと闘ってた頃より全然楽しい。ONE PIECEは世界観を描写する部分がとても楽しいです。アラバスタに、空島に初めて着いた時もかなり楽しかった。独自の文化を持つ世界に仲間と一緒に降りたってゆくというシチェーション。読者も自身がそこに降り立ったかの如く想像して空想をふくらませることができると思うんですが、昔からファンタジー読む人はそういう楽しみ方をしてきたようにも思います。
ブルいいよブル、キングに乗りたい。
●DEATH NOTE
月とLにダブルロックオンされたミサちゃんに合掌。これはLが顔公開するまでの二日間に決着がつくんだろうか。それともLと信じてもらうのは難しいという部分も描かれてもっと引っ張るんだろうか。とりあえず、数週前にリュークが言ってた「死神に憑かれた人間は大抵不幸になる」の不幸になるパターンがミサちゃんで描かれるとみた。
人間界に降りてきた死神はリューク一人という縛りを破ってしまったのは実は作品的に大変なことで、限定された材料だけを使っての謎解きを嗜好するミステリ読みなんかはガッカリしたかもしれませんが、僕的には作者達への期待感の方が勝ってます。他の死神も人間界に降りたっての混戦まで話を膨らませてちゃんと収束させるか、今回の話でもう他に死神は降りてこないという状況に持っていって縛りを明示化してくれるかのどちらかと期待しています。
●アイシールド21
「勤勉な天才に凡人はどうやったら敵うっていうんだ」っつーのは、作者がどういう解答を用意してるのか楽しみです。努力が才能を凌駕し得るってのが少年漫画なんですが、進も努力してんだもんな。ただもしかすると、進が努力する天才で、阿含が努力しない天才なのかもしれん。阿含をブッたおせば取りあえず努力の勝利になるのかも。
●テニスの王子様
色んな人の技をコピーしまくってるリョーマですが、まだ例の菊丸分身をコピーしてません。クライマックスで炸裂すると見た。しかも4人に増えたパワーアップバージョンで。卍丸かよ!とWJ感想サイト総ツッコミ。
●BLEACH
「誇りを守るための戦い」ってのが母親の敵の虚と一護が闘ったときと対になってるんですな。母親を殺された一護の戦いと、妻を殺された海燕の戦いが対で描かれてるってのが多分伏線かと。そして死神に取り憑ける虚の存在が明かにされて、現死神社会にも虚が紛れ込んでる可能性が。コレは、やっぱ後半は一護&死神いいヤツ連合VS作中悪の虚でしょうか。つーかその展開希望。めちゃくちゃ燃える。
●いちご100%
事前にぷーやんの情報を手に入れていた河下先生がベテランのパンツの見せ方を披露。いや、もう引きのコマでパンツとかワケ分からん。引きコマの見せ方とか、よく漫画で語られる技術の一つだと思うんですが、取りあえず河下先生はパンツで。
●少年守護神
アクラに姫の歌は届きませんでしたが、そりゃ届かないだろうという感じの歌描写でした。歌届く者と届かない者の対比とかももっと出せば良かったのに。和尚活躍もなく、本当何もなく打ち切られていきました。合掌。
新連載三つが僕的にどうにもイマイチ好きになれません。和月先生無し、冨樫先生無し、荒木先生無しで代わりにこの三つというのはどうにも雑誌のパワーが足りません。とりあえず、次週のスティール・ボール・ラン復活に希望を見いだしたいです。
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