多忙につき3作だけ。
●DEATH NOTE
◇ミステリ風に
可能性は8人、第三のキラは誰?というのをやる模様。名前出てないヤツが犯人なんじゃん?なんて安易に検証してみたら、ちゃんと8人とも名前出てた。残念。
探偵役にLと月ということで、敵だったもの同士が協力して犯人を捜すの燃えって感じで、番外編的な物語として楽しめばいいのかというと、そうでもないんでしょうな。月のゴールであるLの本名を知ってLを殺すこと。LのゴールであるDEATH NOTEによる殺人の証拠を挙げること。この二つに関して、一方がゴールに近づけばもう一方もゴールに近づいてしまうというハラハラ感がDEATH NOTEのウリだと思うんですけど、ちゃんとその辺りは踏まえた展開になってると思います。つまりLの方としては、第三のキラを捕まえることでDEATH NOTEの秘密に迫ることができる。一方で月の方に関しては、エラルド=コイルという探偵が絡んできそうなことから、こっちもLの本名に向かって近づける可能性がある。やっぱり、一方がゴールに近づけば、もう一方もゴールに近づく感じ。
●Waqwaq/ワークワーク
今回も面白い。
◇「逆に私はこの娘から何か嫌な感じを受けるのだが…」
神様は機械に好かれ、人間に憎まれるという設定ですが、ヨキ先生が嫌な感じを受けてるのは勿論ヨキ先生が「人間」だから。逆にシオがそういうのを受けず、むしろ好感を持ってるのは、先週言ったようにシオが「人間」と「機械」の両方の特性を持ってるから。
ここが深読みすると一番熱い。これからの展開として、シオが神様の少女に好意を持つのは、果たしてシオが「機械」の特性を持っているからなのか、もしくは7人しかいない防人だからなのか、それとも、単に個人的に好きなのか。これはきっとたぶん、そういう話になる。
◇名前
ヒロインである神様少女の名前が未だ明かされないのは演出だと信じたい。神様だったら、呼び名は「神様」で十分。それが「神様」ではなく「名前」で呼ばれる時、それが神から個人への降格(昇格)。そういうギミックを用意していたりしたら、イカす。
◇失猿(ロストエイプ)
赤い血をした人間一般を指す言葉なのか、この少女を特定で指すものなのか、気になる点がまた一つ。
◇少女の額からドロって血が流れるシーン
イイ。血の色が作中で特別な意味を持ってるのがスゲー伝わってくる。
◇どうでもいいけど
ヒロイン少女の言葉づかいに既に惚れた。
それにしても恐ろしく美麗な絵を描く人ですな、この作者は。
●武装錬金
◇桜花再登場
発売したばかりの四巻では桜花、秋水の再登場は展開次第なんて書いてましたが、さっそく登場。コレは、打ち切りにさえならなければ秋水も再登場確定ということですな。
◇敵、味方が明らかになってきた回
早坂姉弟編より、桜花、秋水は味方化。パピヨンはライバル役だろうけどテーマ的には味方。斗貴子さんは言わずもがなで味方。で、多分この好感度から剛太くんも味方化。でも剛太くんはワンクッション必要なんで、多分カズキを認めるイベントが一つ入る(単純に一回戦うのかも)。
で、気になるブラボーラインだけど、過去の咎を見つめる剣心に犠牲者に手を合わせるカズキ&斗貴子さんと、和月作品では過去との関係性を大事にする人物が作中正義となるので、「武藤少年の死をちゃんと子供達に弔わせてあげたかった 違う?」の辺りから、ブラボーも最終的には正義サイド決定。逆に「まだ引きずっているのか」と軽視する火渡は多分敵サイド。
そんな感じでちょっと味方多め。今後敵が何人か新登場するとみた。じゃないと、秋水とか、来ても戦う相手がいないし。
●梅澤先生がヤングジャンプ、つの丸がスーパージャンプで新連載
尾玉なみえ先生が青年誌に移ってスパークしてるので(ちょっと間違った方向に)、期待したいです。
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