●いちご100%
相変わらずのバカシチェーション作りが楽しめました。背後からバケツ持った女生徒が歩いてくるコマからして、あー、東城水かぶるんだろうなーみたいな。そしてコードに引っかかって東城に倒れ込む真中とか。物理ギミックで密着エロシチェーションを作っていくのが(バカバカしくて)とても楽しい。
そして、かすっただけで「すりっ」の擬音と共に稲妻トーン。もう、河下先生は神ではないかと。東城、「きゃああああああああっ!!!」ってリアクション凄すぎ。
◇真中の浪人確率120%
「いちご100%」より高いです。ゲームなんかも発売されてほどよくプッシュされてるのを見ると、真中浪人編みたいな形で続いていくんじゃ?なんて妄想してしまいますね。あ、でも意外とそういう話は面白いかも。やるせなさ全開から物語りが始まってついに真中が成長していく……みたいな話。
◇ライト百合状態のカラー絵の西野と唯
いや、確かに西野と絡む唯はほわほわして好きだ。
◇PS2『いちご100%ストロベリーダイアリー』
しばらくギャルゲーやってないんでやってみたいかも。
●劇場版『テニスの王子様二人のサムライ』全国95館で絶賛公開中
「手塚の技は宇宙と恐竜が出現!?」
ああ、超観たい。
●ONE PIECE
ヨコヅナのクロールに海列車。ウォーターセブン編の最初に見せたあの光景にはこんなドラマがあった!って感じで号泣もの。
地道にクロールの練習を積むヨコヅナ、薄皮を張り合わせていくように10年後に完成するであろう海列車を造り続けるトムとその仲間達。そこで描かれてるのは「造る」こと、「生産する」ことの魅力と尊さ。台詞無しの4ページ&ラストページ、マジで感動した。これだからONE PIECEの過去編はやめられない。しかもトムがロビンを気にかけてた伏線やフランキーサイボーグ化の伏線が消化されてないので、まだ過去編は序章ですよ。めちゃめちゃ期待。やっぱONE PIECE大好き。
●新連載、ほったゆみ・河野慶「ユート」&松井優征「魔人探偵脳噛ネウロ」
ヒカ碁のほったゆみ先生には勿論期待。再び、綿密な取材に裏付けられた上での、読者に馴染みの無い分野の魅力を伝える技術、炸裂させて欲しいです。
「魔人探偵脳噛ネウロ」も歓迎。読切の時、スッゲー面白いと思って「とても面白かった」に○つけてアンケート出しました。本格ミステリじゃない、ミステリの体裁をとったお気軽エンタメっていうのを最初から押し出しているのが良い。DEATH NOTEなんかは本格ミステリ路線でいくのか?と最初誤認させられて、後から普通のサスペンスエンタメなんだって気付かされたんだけど、脳噛は最初からライトなんだという雰囲気が全開なんで好感が持てます。この漫画は、細かいトリックの矛盾点とかをついて不満を口にするのはおかど違いな漫画としてスタートするんだと思います。
●家庭教師ヒットマンREBORN!
「雨」をキーにした構成は面白かったです。所々に挿入されるツナの家の概観のコマ、何なのかなーと思っていたら、ある時点から雨が降ってるというのが一つのギミックだったという。このオチと絡んでのギミックは面白いなと、感心してしまいました。
●DEATH NOTE
死神入れ替えの意味が十分に判明しましたね。ライトはミサが目の取引に出る所まで計算していて、そうなるとミサに好意的なレムでは反対されてしまうんで、リュークの方に死神を入れ替えておく必要があったという。
サプライズが魅力のDEATH NOTEですが、続く今後のサプライズとしてミサの死があるような気がしてきました。寿命半分の半分って、初期寿命が80歳だったとしたら20歳で死亡ですよ。サプライズに使ってくるんじゃないかなぁ。
●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
魔女っ娘の系譜の物語だーと思わされました。魔女界と人間界を行き来しながら魔女試験を受けて主人公が成長していく『おジャ魔女どれみ』を思い出したり。
そうなると成長キャラとしての主人公はロージーなんですね。タイトルにロージーの名前も入ってることだし、今回微力ながら力も付与されたことだしで、ロージー主人公視点が今後は燃えで。温かく見守りたくなるようなキャラとしては描かれていると思うので、今後の成長物語に期待です。
●銀魂
「胸の真ん中にぶっささった記憶は 魂に刻んだ記憶は何があって消えねーって……俺はそう思いたいね」
の言い回しが、「心臓より大事な器官」の言い回しで銀魂のテーマが炸裂した回を思い出させつつ、その「記憶」がやっぱり「花火」なのか……と思わせといて「妻」に裏返る。泣けました。イイ話でした。
●未確認少年ゲドー
ずっと他者(他生物)との理解、共生をテーマにしてきたゲドーですが、最初の最初の「ゲドーくんとガーくんは共生している生物」という設定からしてこのテーマを担っていたんだなーとしみじみ。
「合体します! ガーくんと…一つの体にして下さい!」
のゲドーくんの笑顔にこの作品のポジティブ要素が凝縮されていると思いました。
個体と個体の融合。フェニックスの衒学的な解説が入ることで、別別の個体だと相争ってる現実とかバカバカしいなと思えるような、スケールのデカい話に持っていっています。
やっぱゲドー好きだなぁ。そろそろ終わりっぽいけど……
●武装錬金
珠玉の1話。
今シリーズでは「敵−味方」の概念のシャッフルが一つのキーとして描かれていたんですが、それ以前にも武装錬金では立場は敵なんだけど、その敵をカズキは救いたいというシチェーションでのラストバトルが描かれてきました。
・VSパピヨン
→蝶野をも救いたかったけど、斗貴子さんとの命の選択を迫られ、救えず。
・VS早坂姉弟
→蝶野の時は救えなかったけど、今度は桜花を救えた!
と来て、最初の蝶野を救えなかった時にブラボーがカズキにかけた言葉が例の「善でも悪でも 最後まで貫き通せた信念に 偽りなど何一つない」なわけですよ。
この「信念」の言葉が、今まさに三度目の「立場上は敵だけどカズキはその敵(ブラボー)を救いたい」という状況にあってかかってくるのがひたすら熱い。
サブタイ「大事な存在を死守せんとする強い意志」が何度も使用されつつの、カズキの、
「信念 なんだ」
の言葉。「信念」という言葉に二十三重の深みが加わって熱いことになっております。
そして、救いたいブラボーがために咆吼するカズキ。次週最終回か!?ってな感じのクライマックスです。
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