雑感/銀の翼で翔べ/2003.10.16
■第01話「紙は舞い降りた」/R.O.D-THE TV-感想
●「ミシェールさんの寝言、変だよ」(byねねね)
寝言っていうか言動全てが変です。でもそんなミシェール姉さんが好き。24歳ってイイじゃないですか!!
えーと、ミシェール姉さん置いておいても一発で引きこまれました。何なんだこれは!メチャメチャ楽しいじゃないですか!絵もキレイなら話も絞られていて、後半の2転3転の展開&クライマックスの盛り上げ(BGM等)は本当エンターテイメントッッッ!って思わず「ッッッ!」とかバキっぽく言っちゃうほど楽しかったです。毒に蝕まれた心にエンタメの光が染みます。毒が裏返るッ! 舞台が香港(中国)だっただけに強引にバキ擂台賽ネタに繋げようと思ったけど中々難しい今日この頃、舞台繋がりでイメージしたのは香港アクション映画です。ジャッキー・チェンの2時間モノのアクション映画を30分で満喫したような充実感がありました。アレだ。ミシェール姉さんもイイけど今回はアニタちゃんにスポット当たってたね、っつーかアニタちゃん超強えェ!近距離戦闘タイプ。ぶつくさ文句言ってたのにやる時はやるのが最高です。
観て良かった。来週も観よう。まさに最近求めていた頭を使わずにとにかく「楽しめる」って感じの作風でしたよ、烈先生。
■バスバス
東京へ出て資料を複写してきたんですが、朝に「R.O.D-THE TV-」観た影響で、移動時間はもっぱら小説版R.O.D読んでました。途中の本屋で2巻買っちゃったし。置かれてる状況的に移動時間を惜しんでフラ語のリーダーでも読むべきなんですが、いかんせんエンタメ気分を優先してしまった。なんかうしろめたいんでコレから真面目に複写してきた資料読み込もう……
雑感/ギリギリchop/2003.10.17
■とりあえず
14時間くらい寝てました。さすがにヤバイと自分で思う。
■そして
さらにヤバイことに現実逃避気味に書籍を買いすぎ、そして読みすぎました。何日か前に今後は感想を書くことが少なくなるとか言ったばかりでなんなんだけど、明日ばビックリするほど大量に感想UPしようと思います。
雑感/SHINE/2003.10.18
■『×××Holic』2巻/CLAMP/コミック
小狼君とネット中毒の女性との対比は『ツバサ』を読まずとも「Holic」内でワタヌキくんが言及してくれました。成し遂げるためには覚悟と誠意(自分に対する)が必要。人ごとじゃなく身に染みるフレーズです。
あとは占いの話が最高に良かったと。ワタヌキくんの両親のくだりもホロリとくるんですが、やはり侑子さんが語る哲学の部分が素晴らしいです。働きに見合った対価が支払われる、対価に見合った働きをする。それがプロです。侑子さんというキャラはオカルティック、フィロソフィカルな雰囲気のオブラードに包みながら主張をダイレクトに語らせることが出来る作者にとって便利なキャラだと思いました。また読者側も大事な部分は侑子さんの語りの部分だと目印にできるので、非常に読みやすい印象を受けます。
百物語は一度やってみたいです。本当に怖い話はあんまり知らないんですが、「ある意味」怖い話なら結構語れそうです。来年の夏は「ある意味」怖い百物語を企画予定。
■『R.O.D』1巻/倉田英之/集英社スーパーダッシュ文庫
やはりねねねを通して触れられる作者と作品との関係の捉え方、そこの部分が読子と毬原で半分同じで半分違ってるのが面白い所でしょうか。この辺りは作者が好きだから作品も好き、作者は嫌いだけど作品は好き、作者は好きだけど作品は嫌い…これら全てが成り立ち得るのが世界の七不思議の一つです。
しかしこれ読むと本読みたくなるよね。僕としても読むまで死ねない本が沢山あるんで、今後とも頑張っていきたいです。読子さんほどAddictにはなれませんが。
「本が好きです。好きすぎて、こんなお話を思いついてしまいました」(あとがき)
作者も凄いなー。
■『ぷちナショナリズム症候群』/香山リカ/中公新書ラクレ
ぷちナショナリズム風潮がディープナショナリズムになっちゃうんじゃないかとちょっと心配な香山リカさん。以下、香山リカが挙げるぷちナショナリズム二例。
●日本語ブーム
『声に出して読みたい日本語』に端を欲する日本語朗読ブーム、戦時下の愛国詩朗読運動なんかが想起されそうなものなのに、違和感なく受け入れられているのがちょっと……という香山リカさん。
僕としては香山さんとは少し違う視点から『声に出して読みたい日本語』には冷たい視線を向けています。日本語声に出しとけイェーイ、日本語美しいイェーイ、日本最高イェーイというノリ。最後のナショナリズム関係は置いておいても、声に出しさえすればOKというのは控えめに考えてもバカ過ぎる。時間軸を問わず誰かが何かを伝えたくて言葉を発し、誰かがそれを汲み取り、汲み取った上で自分で思考し、思考した結果生まれた何かを伝えたくてまた発し……その連鎖の中でこそ言葉は生きていくはずなのに、汲み取らず思考せず伝えようとせずただ声に出して暗誦すれば幸せという理屈は、伝達の連鎖を断ち切る暴力的な思考停止に思える。わざわざ暗誦する名文が斉藤孝さん(『声に出して読みたい日本語』の作者)に決められているのも解せない。その辺りは限りない言語による伝達の連鎖の中から、人それぞれが自分なりの名文を見つけ出していくものなんじゃないの?そういった中から見つけ出した自分なりの大事な言葉は、わざわざ暗誦しようと反復朗読等しなくともそれぞれの心の中の大事な部分にいつまでも残り続けるものだと思うし…… その辺りも関係して、基本的に思考停止を戒めている香山さんの方向性にはとりあえず同意。どこかに「正しい、美しい日本語」ってものが本当に存在して、人はそれを暗誦さえしてれば幸せ……だったらどんなにか楽で素晴らしいんだけど、残念ながら世界はそうはなってないんだよね。
●W杯で無自覚に日の丸振ったり「日本最高!」と叫んでいる若者達
これもぷちナショナリズムなんでは?という香山リカさん。ただこの辺りは僕は自分を省みた話はできないっス。知ってる人もいるだろうけれど、日本でW杯だ!と日本のスタジアムで若者が熱烈な日本コールをしている頃、僕は何故かスロヴェニアにいたんで。ナショナリズムも何も日本脱出してたからなぁ。そんな反ナショナルに生きてたのかと思わせて実は日本語を教えに行ってたというナショナルな側面も持ち合わせる自分。その辺り香山さんに言わせれば「他にも選択肢があるはずなのにどうして日本語なの?」とか言われるのかもしれないけれど、こればっかりは僕が内省で判断できる唯一の言語だからとしか言いようがない。この辺りが実は深くて、国に関してもほとんどの人にとっては母国こそが内省で色々考えることが出来る唯一の国なんだよね。香山さんの「他に選択肢があるはずなのに何故日本?」という言い方は、そこに目を向けてないようで少し理屈が弱い。
全体として思考停止は良くないという話なのでそれはその通りだと思う。何か知らない人に日本語反復朗読しろ!とか日の丸振れ!とか言われたらとりあえず何故?と考えろということだろう。ただ反思考停止ということならこの本一冊分の主張をまるまるショートセンテンスで言い表している知世ちゃんの台詞が『Papa told me』にあったんで引用して終了。
「たとえば12色の絵の具があったらチューブから出したその色だけで世界が構成されていると思っている人、混ぜたり薄めたりしていろんな色を作ろうなんて絶対思わないんだよね。で、つまんなーいハデな絵が出来上がるわけ、ま、個人の好みの問題だけどさ」(by的場知世『Papa told me』)
■明日は
自分としては何の得にもならない頼まれ事を消化してきます。スーツ着て少年柔道の審判やってきます。女子小学生の部とか、別に嬉しくないんでなんも言えません。やつら体が柔らかすぎるんで押さえ込みの判断が難しいというのが鬱ポイントでしょうか。父兄からブーイングとかきそうだし。
■今週の……
雑感サブタイは全てB'Zのアルバム『Brotherhood』収録曲より取っていました。誰も気づいてくれなかったのが寂しかったです。別に僕が突然キザな気分になって「銀の翼で…」とか言ってるわけではないのでした。全曲ステキなお薦めアルバムです。今週はかなりコレを聴いてました。
更新情報/2003.10.19
■第38話「彷徨える魂」/555感想を更新。
■第37話「明暗!ブローチ奪還作戦」/明日のナージャ感想
黒薔薇が投げ技を披露。普通に柔術家としてやっていけますこの人は。
キースとハービーの善意がローズマリーのダーティーな機転でフイになるのは話として面白かったです。次回はいよいよローズマリーとナージャ再接触。終盤に突入して話が流れてきました。
ドイツ語だったらまかしとけ!というステキピエロがツボな37話でした。
雑感/休みます/2003.10.20
■今週のWJ感想は休みます
明後日提出の卒論関係の原稿が忙しいんで……一昨日を一日読書日に充ててしまったダメージが尾を引いてます。
でも少しだけ…「H×H」が凄いと思うのだよ。絶望的戦力差。『ダイの大冒険』における勇者一向VS大魔王の初戦並に絶望感バリバリです。あまりの絶望っぷりに今回が終章なんじゃ…!?とさえ思えてきました。だってカイトより強い層ってもうゴンの親父レベルしかいないんじゃないの?ハンター集結編なんじゃないかとか考えるとフライングで胸が熱くなるんですけど。そして「いちご100%」が全然違う意味で熱いです。
雑感/やー/2003.10.21
■やー
特筆すべきことが何もない一日。卒論っスよ、とにかく。
唯一の授業日なんですが、疲労(先日の柔道審判が激務であった)からくる睡魔のためギリギリまで行こうかサボろうかと自分との闘いを繰り広げる。結局開始30分前になって布団から出て出席してきた(大学近いです)んで地味に自分を褒めたい。心理言語に関する甚だしく心理学的な授業。いやー面白いねー、理論の解説はどこかで聞いた話だったんで話半分聞きながら卒論のこと考えてたんだけど。
雑感/まー/2003.10.22
■マガジーン
最近スペシャルに左遷される漫画多くない?その分面白い新作が始まればいいんですが、今週号の料理漫画と「Dreams」を比べたら「Dreams」の方が好きかな、自分。「俺はキャプテン」が想像以上に面白くて(もしかしたら世間的にも評判が良くて)、一雑誌に三つも野球漫画はいらないという理屈なのかもしれませんが。
そして小狼君はWJのカズキと並んで私的今年のカッコいい男大賞になりそうな勢いです。やっぱ燃えるなら真っ直ぐ系。
■『R.O.D』2巻/倉田英之/集英社スーパーダッシュ文庫
2巻はアクション、アクションできましたね。作者自身言っておりますが『ダイハード』!って感じです。いや、『ダイハード』観たこと無いんだけど。
読子、及び倉田先生の実体験としてのずーっと探してる本という話がねー、うん、分かる分かるという感じです。僕も絶版になった三田誠広の『デイドリーム・ビリーバー』という本をずーっと探しているんだけど、未だ巡り会えていない。あと小学生の時ハマった偕成社の『こちらB組探偵団』シリーズとか……いつか巡り会いたいものです。
結構本編じゃなくてプロローグの考古学篇の部分も面白かった。言語の話がチラッと出てきたり、時折挿入されるアカデミックな香りが心地よい作品です。感情移入してしまいます。
雑感/だー/2003.10.23
■第02話「ダメ人間ども集まれ」/R.O.D-THE TV-感想
●「むひゃ、むひゃ、むひゃひゃ」(byマギー)
ギャグキャラ決定です。三姉妹では今の所末妹が一番まともに見えます。姉君達がボケ、ボケ、ときてツッコミ役もアニタが担ってます。
ノスタルジックな楽曲に街の風景、一人のねねねの描写、写真立てに映る家族との写真など、散りばめられたねねねやっぱりどこか寂しいという描写が最後に三姉妹を呼び戻すラストに上手く繋がっております。原作読みの人はさらにねねね描写の裏に読子不在の空洞を深読みできそうです。 ミシェール姉さんの素行がサブタイ通りのダメ人間ベクトルで度を過ぎてきた第02話でした。でも好きなんだけどね。
■おぅあー
ゼミ終わった。二時間睡眠で準備したんで眠いよまったく。たまーにゼミゼミ言ってきたけど文字通り今回で終了なんだよね。あとは卒論書いては先生に見せ、直しては見せの繰り返し。 つーわけで明日から執筆します。ガンガン書いて時間に余裕を持たせたい。なんで時間稼ぎたいかって言ったらこんな状況でも岩本隆雄の新作は発売と同時に是非読みたいから。頑張ろー、オー(ローテンション)。
雑感/TM聴いてます/2003.10.24
■立ち読む
卒論執筆進まず、気晴らしに中距離にある本屋まで歩く。でもって近所のコンビニでは置いてない「ウルトラジャンプ」「電撃大王」を立ち読み。
「R.O.D」は読み逃していてもついていけるんで良い、相変わらずのまったり展開。「漫画版ステルヴィア」はかなり描写が描き足されていて楽しい。11月27日に1巻が出るようなのでコレは買うかも。あの話は宇宙までとは言わずとも生地を離れて学生やってる人間には感情移入しやすい物語です。
■『R.O.D』3巻/倉田英之/集英社スーパーダッシュ文庫
寝る前に少しの気持ちで読んでるんだけど、読みやすくて一気に読めてしまうシリーズです。
●ウェンディ篇
犯人探し的な楽しさで引っ張っておいて最後はホロリとした話で締めです。かなりね、一編の中に読者それぞれがそれぞれに汲み取れるような「良さ」が(本旨の部分とは切り離された形で)多数散りばめられてるのが良いと思う。僕が汲み取ったのは「やりがい」の部分ですね。仕事なんて全部が全部楽しいわけはないんだけど、微かにでもやりがいとなりそうな要素が見えづらくとも存在しているならば、それを探そうという姿勢にはなんともポジティブな好感が持てます。
●ねねね篇
作品と自分(作者)は関係ないと読み手との交流をつっぱねてたねねねに心境の変化が…という話。作品と作者断絶というシンプルな二分から始まった命題は、居心地のいいシンプルな場所から複雑で不安定な領域へと移動し始めました。ねねねのスタンス一時解体です(要因は勿論読子及び1巻の事件)。複雑性の旅路へと旅だった命題が終盤で再びシンプルなモノにと再構成されたら作品としてホントステキなんですが、なんとも難しい話だけにどうなるか分かりません。倉田先生もあとがきで「作品を通して考えていきたい」って書いてるしね。ねねね物語、どういう着地を見せるのか楽しみな話です。
●読子篇
僕も本好きだけど中毒ではないなぁと思った。こんな人ホントにいるのか、いやいるんだろうけど。
全体として三編が一冊の本で繋がっているという構成は上手いなーと思いました。
雑感/ドロップ土曜日/2003.10.25
■Favorite
音楽の話はあまりしてこなかったような気がするけれど、邦楽でCDを買うほど好きなのは宇多田ヒカルとB'Z。あまりに売れてるあまりにメジャーな組み合わせだけに、「どんな曲好きなの?」みたいな話題を振られてもあまり盛り上がらないことが多い。こういう話題は中堅所を挙げて、「ああ、アレ俺も好き好き」と話が展開していかないと盛り上がらないのだ。
というわけであえて「TMRevolution」が好きとか言ってみるんだけど、こっちは逆にあまりに売れてなさ過ぎて話が盛り上がらないことが多いです。いったいどうしてこんなことになってしまったのか。『coodinate』が既に1200円で中古ショップで売られていることに愕然としました。さらに愕然としたことに50円CDコーナーに『the force』が……!12曲収録で50÷12として、「とっておきのはなし〜新説恋愛進化論」の価値は4円ちょっとかよ!……ここ数日聴いてたんだけどなぁ。一つの「オハナシ」にしたくないという意志が好きです。こういうのは恋愛に限らない。西川はカッコわるいけどカッコいいです。
■『モーティブ MOTIVE-原動機-』1巻/一色登希彦/コミック
好き嫌いが分かれるオーラを発してるのは分かる。しかしホンット好きなの!ここ最近の漫画単行本では格別に。一度でもバイクに乗ったことがある人ならば、もうライディングリビドーが押さえ切れない!というか俺のZX(原チャ)盗んだ奴返せ!!
1、5話が特に好き。僕だけのノスタルジー入ってんだろうなぁ。高校時代乗ってたんですよ。なんかひたすら必死に走ってたんですよ。初めて手に入れたときはホントどこへでも行けるような気がしたんですよ。何かダイレクトにハートを捕まれてその頃の気持ちが揺さぶり起こされる。 「世界は…どんづまりなんかじゃない!!」の見開きで連載当時ヤンジャン立ち読みながらちょいとホロリとしてしまったよ。鬱屈とした、何というか束縛されてた主人公の心がね、桜田とバイクを通じて解放されるんです。もうコレ読んでいつかワッカナイ(北海道)目指して旅することに決めた。影響されやすいよ自分。
■課題が増える
なんか10数人の院生の前で30分ばかり発表するという恐ろしい予定が組まれてしまった。ゼーレの皆さんの前で一人座らせられる冬月先生といったシチェーションです。こえー。でもロンギヌスの槍は使う方向で。
まあセミプロの意見が直に聞けるのは貴重な時間なんで望む所なんだけど。
更新情報/2003.10.26
(注)この時期は何故かバーチャルネット歌姫になっていました。
■対話篇

「いったいどうしてこんなことになってしまわれたのですか?」

「精神的に追いつめられていたんだと思います」

「Qウェルさん経由でえんどうさんのサイトに辿り着いて影響されたのですね?」

「ぶっちゃけそうです。お二人が日本シリーズを罰ゲームを賭けて観戦等と、今を生きているのに、僕はコレでいいのかと…何かやらねば!そんな気になってしまって…あと決闘王さんのショートショートの影響もありますね、一度あんな感じの対話篇をやってみたいと常々思ってたんで」

「ずっとこのままなのですか?」

「いえ、速攻戻します。パクリ一発企画です。パクリよくないと思います」

「オリジナルを唱えながらその手でパクってしまう、それもまた悪しき選択なのかも知れません……」

「……でもどうか今、この果て無きマンネリの連鎖を断ち切る力を!てな感じでやってしまいました。あー、勢いって怖い。なんかうしろめたいは恥ずかしさを吹っ切れてないワで微妙なんで、この辺りで止めておいて仮面ライダー555でも観ようと思います。それじゃ皆ごきげんよー」
■第39話「ファイズ2」/555感想を更新。
■第38話「ローズマリー笑顔の陰謀」/明日のナージャ感想
ローズマリーが神々しいです。最後のナージャを見下ろしての一連の台詞はもはや敵役としてカッコいいです。
ラストにむけての最終試練がこのローズマリーなのでしょうか。これにキースは、フランシスはどう絡むのか?そして団員の皆様の行動は?ナージャというよりローズマリーが救われるのかどうかが見所です。この辺り、大団円を期待したいのだけれど、この番組はホセがいきなり死んだりとどこか油断できない所があります。
最後はね、前も言ったけど貴族にはならずに旅立つラスト希望です(^^;)。
更新情報/2003.10.27
■WJ48号/WJ感想を更新。
■対話篇

「もとに戻されないのですか?>サイト」

「いや、なんか人来てるみたいなんで今日くらいまでこのままにしておこうかと。昨日の来訪者数UPにちょっとビックリです。そして開脚したり縛られたりといった今週のさつきの扱いにもビックリしました>いちご100%」

「珍しいもの見たさでしょう、初めてやってきたパンダと同じです。なんかバカなことやってるなぁと……嘲りのまなざしを皆さん向けられているのですわ」

「パンダを観に行く人は別にパンダを嘲笑するのが目的じゃないような気がしますが、ウチは嘲笑されているかもしれません」

「今後のご予定……あなたの望むもの、望む場所をお教え下さい」

「ライトにツッコまれたいですね。僕自身がツッコミ系なんでツッコミ系の人との対話では相殺されてしまうことが多いんで……珍しくハードにボケ倒してみたんでちょっとツッコまれたいなぁ」

「ハードにツッコまれて致命傷を負わないように願っていますわ」

「致命傷は大丈夫です。シャーマンキング読んでたら死んでも生き返れそうな気がしてきたんで……今日は一日ロックに頑張りたいと思います。それじゃ皆ごきげんよー」
(注)死んだら生き返れません。
雑感/普通が一番/2003.10.28
■ヤンキース?ヤンキーズ?
宇多田ヒカルがメッセ(10/27)で書いてる話は興味深い。野球のチーム名の語尾、「ヤンキース」とか「カーディナルズ」とか、日本語だと「ス」だったり「ズ」だったりするのは何故?という話。英語の正確な発音だと絶対「ズ」なので、「ス」はおかしいんじゃない?という話。
フフフ、宇多田さん、言葉の変化にはそれなりの規則があるものなんだぜ?きっと「ス」になったのにもそれなりの理由が……と言語学魂を炸裂させて考えてみたんだが……分からん。 こういうのは大抵そっちの方が発音しやすいからという理由で変わってしまうことが多いんだけど、「ス」と「ズ」は発音するときの舌の位置同じなんだよね。声帯が震えてるかどうかの違いだけで。ある特定の環境で声帯を震わせにくいなんてのは聴いたことないしなー。となると共感覚とか音象徴とかの認知分野の理由なのか?もし説明できる人いたら教えて下さい。スゲー聞きたい。
しかしながら恣意的(テキトー)に決まってる可能性が高いなぁ。社会的にテキトーに。そういうこともある。たまに書く言葉関連のトピックで、言葉は変化してなんぼという方向の話をずーとしてきたけど、これは変化して不便になってるケースかもしれない。そして不便ならば今後便利な方向に変化するはず。というわけで予想↓
『10年のうちに日本人にとってよりメジャーリーグが身近になり、日本人の中にも外国人と英語で野球の話をする人が増える→「ズ」で発音しないと英語話者には通じないことを知る人が増える→いちいち説明するのは面倒なので日本語でも最初から「ズ」で発音する人が増える→日本語でも共時的に「ズ」で発音するように日本語が変化する』
きっとこうなる!例によってハズレても何もしませんが。
結果発表は10年後に当サイト内で行います。
更新情報/2003.10.29
■雑感/WJ感想を更新。
■昨日の話ですが
日本語。昔の日本語保守の方がイイ、新しいカタカナ語享受の方がイイ、二つの立場の人々がいるでしょうし、ときに対立し合っていますが、ぶっちゃけ両方あることに価値があると思ってます。古語に何故美しさを感じるかといったら、現代語があるからです。世の日本人全てが古語で喋ってたら、古語の美しさにはなかなか気づかないと思います。逆もまたしかり。
いろんなことに拡大できる話です、自文化と他文化、自言語と他言語、両方あるからお互いの価値を認められる。マーク・C・ベイカー風に言えば「右目と左目、どっちが優れてるということはないけれど、両方あるから世界が立体的に見える」という感じです。
どっちかに属して他者は否定、そうすることで自分の属してる方を高めようという人がまだまだ多いのかも知れませんし、そっちの方が楽で、あるいは正しいのかも知れませんが、とりあえず僕は両方認めて相互の価値を高め合うという方向で頑張ってみたいと思います。ラクス・クラインです。
雑感/だー/2003.10.30
■第03話「神保町で逢いましょう」/R.O.D-THE TV-感想
●「あんまり前の文って読み返したくないんですけど、未熟なんで」(byねねね)
まったくですな。僕も昔のを読み返すのは苦痛……過去ログ消してイイ?
今回は「起きたらすぐ仕事にかかれるし、眠くなったらすぐ寝れるでしょう?」という台詞に共感したり、ねねねデーでした。僕に至っては寝ながら原稿(卒論)書いてます。ラップトップだからこそできる荒技。寝ながら考える→本当に寝てしまう→起きて睡眠中に考えたこと?を文章化→あんまし覚えてない。このコンボが最強。
神保町は生涯で2度ほど行ったことがありますが、どうも徒然に本眺めて楽しむには良くても、目当ての本を決めて探すのには不向きという印象を受けました。特に専門書は中々見つからなくて……僕の専門がマイナー過ぎるというのもありますが。ネットで探した方が見つかることが多いなー、最近は。まあ僕もあの町好きですけど。
01話のようなスーパーエンターテイメントが観れないのが残念な所。もうあのテンションはないのかな?今がつまらないというよりは01話が面白過ぎたという印象ですが。来週も日常話っぽいし……末妹は観てて楽しいからいいんだけど(^^;)。
■THEダブルシューティング〜レイストーム&レイクライシス〜/プレステ
何故か購入。1300円、安い。1年ごしに「何かシューティングを買いたい」という欲求を果たしました。有名なヤツが二つ入ってるのはお得だとうということで。
む、難しい……シューティングまともにやるのなんかFCの「ドラゴンスピリット」以来だからな……でもロックオン最高。今年も残り二ヶ月ですが、とりあえず残りの目標として、卒論の完成とストームの方(とりあえず)のノーコンテニュークリアを目指したいと思います。同じレベルの目標じゃない……
■寝てない
いや正確には夕方から夜にかけて寝た。明日の午前中が発表だからこのまま起きてるしかないかな……レジュメもデータ練り込むのにもう数時間かかりそうだし……
雑感/ゲハー(ドイル)/2003.10.31
■原始の科学/WEBサイト
人であれサイトであれ共同体であれ、一つの信念を貫いている者はカッコいいし信用できると思う。というわけで斗貴子さんラブという信念を貫いているこのサイトはカッコいい。 100連に及ぶ斗貴子絵は圧巻、そこに迷いはない。スバラシイ。
■せつなさや苦しさを表現しやすい母音
宇多田ヒカルがメッセ(10/30)で書いてる話は興味深い(またか)。言葉を音のレベルまで分解して、それが人の心に与える印象を研究する分野は音象徴とか呼ばれていて、確かに言語学の中で研究されている。しかし僕も詳しくは知らない前衛的なイメージがある分野だ。
とにかく驚くのはそんな科学最先端を既に取り入れているということ。これたぶん唄歌い皆が皆やってるわけじゃないでしょ?理屈全開の科学と、ある意味理屈じゃないような唄というものを融合させるというスタイルはまさに僕の目指す所で…(いや唄は歌わないけど)、そのあたり僕が1レベル上で宇多田楽曲が好きな原因なのかもなーと、ちょっとハっとさせられた。
■発表してきた
まあこんなもんか……失敗とかそういうのは無いけれど、やはり上はまだまだ高いと実感。自分では70くらいだと思ってたものが50くらいでしかないと悟らされてしまった。あと一月半あまりたいへんだねェ。
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