2004年01月後半の日々の雑記

2004.01.16.(金)
■雑想
 
 ギャー、移転してるー。

 というワケで壱瑪っチのサイトが内容とサイト名を微妙に変えながら移転。

 「テラリウムノセカイ

 12人の妹が素敵な言葉をあなたへ。

 こういう紹介ばっかしてると、いつか刺される。
 
■スマン
 
 センター試験明日からですか!?

 スマン、思いっきり月曜からだと思って「あと一週間頑張れ」とか書いてた。もう頑張っても無駄かも

 あと出来ることは一つ。今日は早く寝ろ!!

 頭さえ冴えてれば、閃きが起こる可能性はゼロじゃない!

 あとは強い心を準備しておこう。多分やってる最中、一回か二回は絶望するから。「もうダメだ……!!」、そう思った時が勝負。「ここで諦めるのは素人。玄人の俺は死中に生を求めるのら!!」、そんな感じの強い心が君を勝利に導くハズ。

 なんて言ってみたけど、僕はセンター試験イマイチだったので、あんまし参考にするな!

 自分なりにガンバレ。以上!

 でも英国は9割とった!理数は死んだけど。ちょっとだけ参考にしろ!
 
■ICHIDAI「EGO〜eyes glazing one〜」/仮面ライダー555ED
 
 「何も見えないとき 自分の眼 見ている景色だけを 信じるしかない!」

 明後日の最終回を残すのみですが、もう劇中でEDが流れることはないんでしょうか。
 最近は上の部分の歌詞がお気に入り。まさにEGO。草加が散って、むしろEGOを捨てる方に話が流れそうなんで、やっぱもうかからないかなぁ。
 

2004.01.17.(土)
■クラナドはまだ?
 
 あー、無性に『Kanon』やりたい。

 Kanonというのは勿論パッヘルベルのKanonのことです。名雪ィー。

 森嶋プチ版『Kanon』を流し読んでたら無性にやりたくなってきた。森嶋プチ版いいよー、ホワホワしてて癒される。癒しが必要なほどに僕は今病んでいる。

 そんな病んだ精神で、美少女アドベンチャーゲームに変わる新製品を一つ考えてみた。

 しかも女性向けで。

 前に女性向け『ときメモ』とか言う、美少年いっぱいのゲームが出たことがあるらしいが、マーケティングの鬼の僕に言わせれば、そんなのはまだ甘い。

 今、女性にウケるのは、ズバリ、動物アドベンチャーゲームだ。

 舞台は動物園。ギャルゲーと同じく、会話選択式で動物と心の交流を繰り広げるアドベンチャーゲーム。

 最終的に一匹の動物とエンディングを迎え、その動物はペットとして自宅にお持ち帰りができるのだ。

 キャー、わたし、アライグマエンドになっちゃった。キャピ、キャピ。みたいな。

 うわ、コレ超売れそう。癒しを求める現代の女性のハートをわしづかみ。

 僕もパンダとして登場する予定なんでヨロシク。パンダは攻略難しいぞー、心を閉ざしてるから。

 でもまあなんつーか、僕としては、自宅にパンダなんかいたら邪魔だ。

 自己否定を甘んじる動物、パンダ。そんなパンダは、プレステ2とフルボイス版Kanon買っちゃおうかなーとかいう物欲を糧に、今日も生きているのだった。

 Open your eyes for the next Panda!
 
■明日は……
 
 仮面ライダー555最終回ですよ。終わるなぁ。ナージャのセミファイナルと合わせて超楽しみ。マジで、この一週間明日の一時間を楽しみに頑張った。
 全国のお子様と一緒にTVに釘付けになるパンダが一匹。そこに、後悔は無い。
 

2004.01.18.(日)
■最終話「俺の夢」/仮面ライダー555感想
 
 「オマエも人間だ」(巧)

 良かった・゚・(ノД`)・゚・
 ガーっと燃え上がるような最終回ではなかったけれど、「イイ」最終回でした。うんイイ。特に僕のような象徴性を読み解く視聴者にとっては、なんとも味わい深いラストでした。

 最終回は網ですね、アミ。網に尽きます。
 ずっと気づきつつ言わなかったんだけど、最終回で確信。

 網のシーンを語るには、まずはオープニングを語らねばなりません。
 555のオープニングは非常によく出来ていて、去年のmot×mot的オープニングベストなんかを選ぶことがあったなら、間違いなくナンバー1だなあなんて思っているのだけれど、それはひとえに象徴性の高さのためです。
 赤いラインが人間とオルフェノクの境界を象徴していて、そんな赤い帯に束縛される真理……とか、同じく半分のリンゴ(赤い)が、巧が人間とオルフェノクの半身なのを暗示していたりと、本当良くできている。
 で、今回語るべきは一番冒頭のシーン。OPの一番最初、巧が網を破いて出てくるシーン。ここが何気に重要。ここが分かってると今回の最終回は倍楽しめる。アレ、あの網もまた人間とオルフェノクの境目の象徴なんですよ
 そして、巧だけがその網を破くことができるのです。巧は人間だとか、オルフェノクだとか、そういう表面的な括りで人を分かつ、偏見や差別の網を破くことができる。そういう暗示なのであります。
 巧と木場の決着がついたシーン。上記の「オマエも人間だ」の台詞を残した後、巧はOPと同じように網を破いて手前へと出てくる。対照的に網の向こう側で絶叫する木場。木場はあがくんだけど、網のこちら側には出てこれない。これが、巧と木場の差。人間でもオルフェノクでも、表面を分かつ網に捕われず、広義で「人間らしさ」を守ってきた巧に対して、木場は当初は「人間」として、結花の死後は「オルフェノク」として、表面的な括りの中で自分が属する側と逆側、つまり網の向こう側を否定することで生きてきたという対比。「括り」を打ち破って人を見れなかった木場。それが網に捕われている木場の限界。
 ここで巧と木場の違いを見せつけたからこそ、最後に木場が駆けつけてくるところは熱い。最後、木場が現れる前に、覚悟の表情をした木場が網を破るシーンが挿入されましたよね。アレが熱かった。遂に木場も「括り」の網を破り去った!みたいな……そして「見つけようぜ、木場、三原!俺たちの答えを俺たちの力で!!」の巧のかけ声のもと、魂の三人同時変身。人間とオルフェノクを分かつ網をうち破った三人がついに同じ方向を向いて変身。思うに三原はラストシーンの語りなんかから、既に網を破いてるキャラで、逆に二話前に散華した草加なんかはあくまで人間側に属して網の向こう側(オルフェノク)を否定することを信念としたキャラだったので、この最後の変身シーンに参加するワケにはいかなかったのでしょう。

 つーワケでラストバトルは燃えた。

 網関係で一気に語っちゃえば、ラストシーンも見事でした。555のテーマの一つ「夢」に上手く収束しました。何が正しいか分からない555の中で、唯一作品的に「正しさ」として描かれていたのは44話、47話でそれぞれ僕が引用した敬太郎、添野刑事あたりの脇役の台詞でした。そんな添野刑事が「夢」について語って幕を閉じるのも味がありましたし、何より結花を抱きしめた、実は作中最ポジティブキャラだった敬太郎の夢(世界中の洗濯物が真っ白になるみたいに…)が、最後に巧の「俺の夢」になるってラストも自然で共感できました。
 そして夢が無い一人の青年だった巧がついに夢を語ったところで、「Justiφ's」。……おそらくは息絶えた巧。カメラがずーと引いてきて、再び破れたが。巧が命を賭して破いた網の向こうに映る、敬太郎、真理、巧という、人間、オルフェノクの記号を埋め込まれた人間、オルフェノクの三人。少なくともこの三人の間では、人間とオルフェノクを分かちた差別と偏見の網は破られていた……というラスト。イイ!・゚・(ノД`)・゚・
 
■第49話「諦めない!真実の力」/明日のナージャ感想
 
 「そして私は私のお城を探す 自分の力で見つけてみせる」(ローズマリー)

 ヤバイ、ローズマリー壮絶にカッコいい。教育上は激しくよろしくないが、悪役として見事。結局無敗のまま舞台を去っていきました。ナージャ作中の二大実力者は明らかにキースとローズマリーですが、キースはブローチ奪還をローズマリーにフイにされているので、ある意味ローズマリーが最強。
 ナージャに向けてのローズマリー最終演説がスゲエ。「欲しいモノは自分の手で…」とか「20世紀のプリンセスは貴族のお姫様じゃない…」とかある種の正しさを秘めたローズマリー哲学をナージャに叩きつけて去っていきました。去っていったっていうか、あのままいたら逮捕されるから去るしかないんだけど。

 壁ぶち破って登場する団員の皆さん。微妙にナージャに惹かれてしまったロッソとビアンコ。ワルなんだけど独自の哲学で行動しているアントニオ。とことん粋なオスカー、等々見所沢山……というか30分釘付け。本当イイアニメだったなぁ。今回までの真偽を巡る社会戦なんか、肉弾戦に馴染んだ僕にとっては新鮮でたいそう面白かった。最後は真実が勝つっつーのも普通に燃えだし。ラスト一話、味わって観ようと思います。剣(ブレイド)で盛り上がった自分(推定)に「落ち着けー」「落ち着けー」と言い聞かせながら観る予定。
 

2004.01.19.(月)
■月曜です
 
 どうも、昨日の555感想があちこちに張られまくったみたいで現在一時的にカウンタが回っているんですけれど、今日は普通にWJの感想いきます。
 555の最終回感想目当てで来て下さった方は、画面を昨日の雑記までスクロールするか、サイト上部の「555(最終話)」をクリックでお願いします。
 
08号/WJ感想
 
●スティール・ボール・ラン
 「完全な球形なんだ…」
 のっけから燃えです。未開の部族の砂男が完全な球形を発見するところから物語りが始まるというのが最高。「完全な球形」というのは、なんだか科学的な人間の叡智を連想させて、原始的な部族の描写と対照的です。じゃあ砂男は部族的な男なのかというと真逆で、白人的、あるいは科学的思考をしている……この辺りが面白み1。じゃあ部族に属していたけど白人的、科学的な男が部族と対照される話なのかと思うと、砂男の口から「白人は敵だ」という台詞が出てきたりで面白み2。様々な思惑が入り組む荒木テイストが序盤からジワジワ滲み出てきています。
 「ジョジョ」のパラレルという世界観も、6部のラストが時間を超えた形でのパラレル世界の描写だったことから納得なんで、どうか、何でもアリのフィールドで荒木物語を展開していって欲しいです。また週一の楽しみが増えました。

●ボーボボ
 サービスマンに燃えるものを感じました。ボーボボのコールが「サービス求む」とか短文なあたりが。なんかこういうシーン別な(普通の)作品で前見たな。

●LIVE
 「警察を呼ぶぞ!」「やかましいセンコー!!」木刀で殴打車で腕轢きうぎゃあー!!
 徐々に梅澤ロックっぽくなってきました
 「第六高校」とかネーミングも。コレからどんどんハッチャけていく予定です。

●いちご100%
 そういえば、この漫画は作中で時間が流れているのでした。普通に考えると高校卒業で最終回かなぁ。人気が持続して真中が大人になるまでが描かれるということもあり得るんでしょうか。大マジで映画監督になってしまって富豪に、改宗して妻を4、5人めとる真中。そんなサクセスストーリーも見たいですね。いや見たくないけど。

●ビジネスジャンプ広告
 「スパル・たかし」(尾玉なみえ)
 BJ立ち読んだんですが、尾玉先生は相変わらずで面白かったです。魔女の娘の逆ギレっぷりとか良かった。

●武装錬金
 く、何なんだこのラブラブっぷりは。手繋いでますよ。姉弟愛か?姉弟愛なのか?
 「私達の望み」もきっとそれなりに正しい望みなんだろうなぁ。蝶野しかり、敵でもそれぞれに一抹の正しさがある話なんだよな。姉弟愛とか明らかにプラス属性だし。
 それでも戦わねばならなくなるから漫画としては面白いんだけど。

●ごっちゃんです!!
 「そしたらそのケツをゆすれ!」
 「ゆっさ ゆっさ」の擬音がいっぱい描いてあるのが超ウケた。

●次号予告
 「武装錬金センターカラー」
 ついにメイン作品と肩を並べて絵入りで次号予告に載るポジションまで上がってきました。FANとしては嬉しい。そのぶん「ごっちゃん!!」がピンチか。頑張って欲しいんだが。
 
■えー
 
 センター試験まだやってません。WJ感想書いておいてなんですが、昨日、今日とちょっと時間取れなかったんで。明日の朝やって結果載せます。チャレンジパンダです。
 

2004.01.20.(火)
■雑想
 
 先日購入漫画。島本和彦『吼えろペン』10巻

 新刊。買い始めたタイミング的に1〜10巻を短期間に一気に読めたのは幸せでした。疲れたけど

 「そして次の瞬間何もかも振り切って……ただひたすら前だけを見つめて立ち上がってやるのよ!!」

 何か感化されてやる気になってしまう。基本的に笑いの漫画なんだけど、同時に燃えさせてくれるのがスバラシイ。島本和彦氏のが紙を通して伝わってくる感じです。なんかそういうのイイな。
 
■センター試験
 
 センター試験やってみた。



 ゆいま:英語:179点/200点。



 なんつーか、現役の時とまったく同じ点数だった

 が、僕の英語力が現役の時とまったく変わらないのかと言えば、そんなことは無い。ハズ。

 実感として、現役の頃の英語力Lvを10としたら、今は42くらいの実感がある。テキトーな実感だが。
 何が言いたいかと言えば、センター試験などその程度しか実力を反映しないんだということ。母語話者だろうと英語学者だろうと間違う問題は間違うものなんで、やはりコレは大ざっぱに受験者をふるいにかける程度の意味しかなく、ゲーム的な色彩が強いんじゃないかと改めて感じました。時の運の要素がかなり強いし。
 大まかに受験者を選別するという意図でなら、今の受験システムの中である程度効率的なゲームだと思うんで別にいいんだけど、まあ何というか、悪かったからって落ち込みすぎたり、良かったからって調子にノリ過ぎたりするもんではないぞと。僕としてはドライな視点をお薦めします。

 どうでもいいけど、最後のケイトとアンジェラの話はあんなオチでいいのかと思いました。受験生、まさに競争社会の権化とも言えるようなセンター試験に挑んでるのに、あんな、両方救われちゃうオチは何か切ない。
 もっと、こう、エキサイティングで明暗分かれる結末が良かった。リードするアンジェラ!アンジェラ!ってところで、ラスト20メートルでケイトの必殺泳法が炸裂し怒濤の追撃。最後は鼻差でケイトが逆転勝利。ケイト勝利の雄叫び。アンジェラ号泣。…みたいな話を読みたかった。
 Q:「その時のケイトの気持ちはどんなでしたか?」
 A:「I'm a winner!!!!」
 みたいな…。

 というわけで、センターイマイチで落ち込んでる受験生の皆さんはケイトばりの逆転勝利を収めるために、二次まで一ヶ月羅刹の如く勉強しましょう。何を隠そう僕もセンターではC判定の後ろの方だったけど二次で逆転して今の大学受かった人だ!

 ただ実際の受験には必殺技とか無いんで、地道にやって下さい。

 そんじゃまあ頑張って。
 

2004.01.21.(水)
■雑想
 
 『Kanon』熱が地味に浮上中。あー無性にやりたい。

 しつこいようですが、KanonというのはパッヘルベルのKanonのことです。

 PCの壁紙をKanonにしています。

 もちろんパッヘルベルの肖像画を壁紙にしているということです。

 タイヤキを持ったパッヘルベルです。

●マガジン
 マガジンすげー面白いなー、最近。トッキューの「トッキューが来た」のシーンとか、ツバサの「……来た」のシーンとか燃え燃え。
 新連載は…お嬢様登場シーンにて、乳だけに丸々一コマ使ったのに漢気を感じました。

●電撃大王のステルヴィア
 町田さんカッコ良すぎ。「片瀬志麻ァ!」のコマとか熱すぎ。この漫画はイイ感じにTV版を変更してくれるんで好きだ。
 今回で町田さんとやよいの話もTV版と違う形で解決ってことで、多分この後のグレートミッションのワンクライマックスで完結かな、やっぱり。
 

2004.01.22.(木)
■雑想
 
 寒い朝 窓を開けたら シロクマが

 いきなり一句読んでみて、文芸的な素養も持ち合わせているところをアピールしてみました。ゆいまです。こんばんは。

 シロクマを雪の比喩として取ると情景が思い浮かぶようで微妙にイイ句です。が、もちろん僕は本物のシロクマがいた、ビックリ!みたいなイメージで読んでます。

ガオッ
シロクマで悪いか!

●マリア様がみてる03話を流し観た
 生徒会で劇をする話。あー、何かこういうのイイなー。昔を思い出します。僕も中学生時代に生徒会に所属していた時にやりました。僕のアイデアで生徒会のメンバー全員がKKK団の格好をして壇上にあがりました。壮絶にウケが悪かったです。中学生にKKK団はディープ過ぎました。誰も分かりませんでした。分かっちゃった保護者や先生は苦い顔してるし。この話はネタじゃなく実話なのが怖いところです。あの頃は若かった。ちょっと、忘れたい過去です。

 『マリア様がみてる』面白いなー。なんでか分からないが面白い要素やっぱりあるワ。ストーリーとか超普通なのになんだか面白い。
 原作読んでもいいなーと思ったところに16冊発売中!のCMが入ってちょっとショック。16冊はちょっと多いなー。
 

2004.01.23.(金)
■雑想
 
 今朝は猛烈に寒かったです。何者かが僕の部屋に向かって冷たく輝く息を吐きかけているのではないかと思うほどに。

 布団から出られませんでした。おかげで再び睡眠サイクルが狂いました。これはどうにか対策を立てないとヤバイ。部屋全体を毛皮で覆うとかでしょうか。白クマの毛皮で。
 
■三田紀房『ドラゴン桜』2巻/モーニングKC
 
 「"カタ"がなくてお前に何ができるっていうんだ」

 東大受験ノウハウ漫画第2巻。所々で僕が普段感じていることを言葉にしてくれています。上記の"カタ"の話なんかもそう。「俺を"カタ"にハメないでくれ、俺はオンリー1なんだよ!」…耳に心地いい台詞かもしれませんが、本当の意味で使うことができる人間は世の中にほとんどいません。長い時間の流れの中で構築されてきた有為な"カタ"を学習することなく、ゼロから完全な価値あるオリジナルを"創造"できる人間など、一万人に一人もいません。それこそ天才でもなければ。その辺りのことが案外分からないのか、「"カタ"にハメないでくれ」という台詞、既存の"カタ"を学習する努力を放棄した人間が、実力も無いのに自我だけ肥大した自分を無理無理肯定するために免罪符として使っているケースが多いです。ああ、そういうのカッコ悪いなと常々思ってた所存。

 漫画としては、水野、矢島の二人が勉強合宿を一時離脱してから、復活するまでの流れが面白いです。「ああいう寂しい目をしたコは最後には勝つ」とかね。東大にて桜木が矢島へ語りかける場面も好き。訪れる障害を、言葉と理屈、主に説得という手法で乗り越える漫画です。そういう意味では僕好み。
 

2004.01.24.(土)
■明日から剣(ブレイド)
 
 「運命の切札をつかみ取れ!」

 という感じで明日から仮面ライダー剣です。
 公式サイトはコチラ→「テレ朝」、「東映」。

 プロの視聴者は始まる前に公式サイトをチェックして登場人物の顔と人名、大まかな設定を頭に入れておくのであります。んでもって「ハート出てきた!」とか勢いで視聴するのです。というか、何かハートの人だけ異様にカッコいいんですけど<公式サイト。

 「運命と闘う男達を描く」、「仮面ライダーは職業」、と言った前情報を仕入れております。あらかじめ定められた運命律に抗う男達が描かれるんでしょうか、対抗キャラとして運命を受け入れてるキャラとか出てくるんでしょうか、あるいは職業として、時にに「所属」することの大切さが描かれたりするんでしょうか、逆に時には組織から離脱してでも個人を掲げる尊さが描かれるんでしょうか、期待は尽きません。

 今んとこ僕の希望としては、メタルゲラスとか、ロボとか、そんな感じの和むキャラが出てきて欲しいなと、そのくらいでしょうか。

 とりあえず、明日の朝が楽しみでしょうがない(^^;)。
 
■というワケで
 
 感想コーナーに剣(ブレイド)ファイルを設置。例年の如く一年間地味に感想書いていこうと思うんでヨロシク。

 明日はナージャの最終回もかなり楽しみ。何か、50話ごしの母上様との再会シーンは普通に泣きそう、俺。
 

2004.01.25.(日)
■第01話「紫紺の戦士」/仮面ライダー剣(ブレイド)感想
 
 「そんな…それだけのコトで橘さんを疑うのか!」(剣崎)

 まったくです。栞ちゃんが橘さんに抱いてるイメージは"上司と口論になるとバッタの大群を率いて会社を潰しにきそうな人"なんでしょうか。橘さん嫌いだったの?

 なんて思ったら、現れた橘さん(ギャレン)は剣崎を助けてくれません。やっぱり裏切ったのか?上司が気に入らないから復讐のために自宅でバッタを養殖してたのか?…なんて思ったけど、地味に橘さんが助けてくれなかったのは体の調子が悪かったからと予想。最初の戦闘のあとゲホゲホ咳してたし。病=避けられない運命って感じで「運命と闘う」っていうテーマに合ってるっぽいし。

●「人類と地球を守るため…か」
 橘に就職した理由を問われて最初に答えた場面と、後の火事で両親を亡くした回想の後に呟いた場面と二回同じような台詞を言わせてたのは良かったです。本当に守りたかったのは両親なのに、そんな自分が人類と地球などと…という感じでしょうか。ライダー(仕事)についた理由が、地球を守るためから、徐々に身近な人を守るためにシフトしていく展開なんかが好みだなぁ。

●組織、裏切り、悲しい過去
 こういうモノがヒーローには必要なんだという気になりました。組織、中に入るのには手のひらチェックとか眼のチェックとか厳重なチェックが必要な描写を入れて、「凄い組織なんだよ」感をアピールしてたのに、第一話で壊滅
 これは不景気の嵐吹き荒れる現代社会に生きる大人の皆さんに対する、「安定してるように見える会社でも、いつ倒産するかわからない……らしいぜ?」というメッセージです。嘘です。そんな、後ろ向きなメッセージを発するヒーローモノなんて嫌だ。

●昨日から言ってますが
 取りあえずハートの人がカッコいいです。とりあえず顔が。次週の活躍に期待。
 
■最終話「新たなる運命の扉」/明日のナージャ感想
 
 「決めたの 運命の女神様がダメだって言っても 自分で扉を開けて進んでいくんだって」(ナージャ)

 超 グ ラ ン ド フ ィ ナ ー レ 。
 コレだけ爽やかに終わったのはスバラシイ。

 プレミンジャーおじさんが最後の障害役になってちょっとだけナージャの前に立ちはだかりますが、既に最強の敵ローズマリーを倒したナージャにとってはその程度の妨害は無いのも同然です。上空から窓をブチ破って母親の元に駆けつけます。乾坤一擲窓をも壊す。壮絶にガラス片をまき散らしながらも着地も前方回転受け身で無傷です。つーかこの娘スゲ。

 母上様の前でナージャがナージャたる踊りを踊って、「母親に逢う」という第一話から提示されていたこの物語の目的も達成。幻想的な月明かりの中、ナージャの二人のお母様も幸せだった語りでキース、フランシスの物語も完結。二人の母親も幸せだった。そういう意味で貴族でも平民でも、幸せの形は人それぞれ。そう言われてみれば、ナージャの物語は出会った人々が皆それぞれに決断し、その人がその人なりの幸せを追う形で収束していく物語だったように思います。団員の皆さんのようなポジティブな人々は勿論、あの落ちぶれた詩人の人や、富も恋人も捨てて踊りの世界へと戻ったカルメンなんかもそれが自分なりの幸せだと思い、そのように生きる選択をした人達のように思えます。ローズマリーでさえ、先週の演説の「私は私のお城を探す」という帰結は、私なりの幸せの場所を探してみせるという意味では肯定的に取れます。
 そんな様々な人々が下した幸せの形を求めた決断を見てきて、最後はナージャの決断。これはもう予想通り(^^;)。

 最後はコレから先も物語は続いていきそうな世界の広がりを十分に感じさせながら、OP調の語りで「それはまた別な物語」と『果てしない物語』風の語りが入って終幕。余韻があるイイ終わり方だったと思います。

 最初は王子様(フランシス)や仮面(キース)が斜めに面白くて流し観てた番組でしたが、後半からは大マジで視聴。ラスト10話は完全に、イイ・゚・(ノД`)・゚・!って感じで見ておりました。おジャ魔女が終わって悲しかった心は、ナージャが終わって悲しい心に今変わっております。おジャ魔女のはづきっチっぽく言えば「また面白い番組が始まるわよ」って感じでしょうか。というわけで、ナージャ終幕のイイ余韻にひたりながら、プリキュアに想いを馳せたいと思います。つーかプリキュアは既にある意味面白い。
 

2004.01.26.(月)
■雑想
 
 朝一の列車で仙台へ。駅のマクドナルドで朝食。8:30分くらいだったんだけど、店内には制服姿の女子高生の姿がチラホラ。学校って8:40分くらいからじゃないの?まあ、僕も高校時代は学校サボリまくりだったので、特に説教しようとか、そういうのは無いんスけど。むしろ制服姿に癒されたんスけど。

●本日は
 多忙のためWJ感想は休みます。そして週末くらいまで更新頻度落ちます。また週末にお会いしましょう。
 

2004.01.27.(火)
■雑想
 
 チャンピオンバトリズムを購入。勇次郎誕生篇。あんな赤ちゃんは嫌だ、と思いました。そして昨日のヤンマガで終わった『カイジ』、僕も真面目に働こう、と思いました。
 あー、なんか実家の部屋。スゲー量の本に埋もれてる。何とかしないとなー。
 

2004.01.28.(水)
■雑想
 
 超 疲 弊 中 。

 明日は何とか普通に更新する予定……。
 

2004.01.29.(木)
■黎明篇
 
 「俺さ、去年からずっと考えてて……。それでも分かんなくて……でもさっき思った……。やっぱりトップ絵が欲しい、トップ絵が欲しいって……。きっと、すげー辛い思いしたりさせたりすると思うけど……、それでも欲しい。それが正しいかどうかじゃなくて……俺がパンダーの一人として……叶えたい願いがそれなんだ」

 「ああ……!だったら生きてその願いを叶えろ!死んだら終りだぞ!!」


 つー感じで超ステキなトップ絵を頂きました。↓  (別に僕は死にません)



あなたが優しいのはあなただからなんだけどブチ撒けますみたいな



 描いてくれたのは朋友(ポンヨウ)陽浦まつきっチ

 なんつーか、本、ラクス、斗貴子さん……とりあえずゆいまピョンが好きなの全部描いちゃるワ!という哲学が神々しいまでにステキです。

 と言いつつ「本」は僕のリクエストなのでした。そこはかとなく読書サイトの残滓をアピール。読みまくってはブチ撒け、また読んではブチ撒ける。そんなサイトを目指して行きたいと思います。

 バナーまで作ってくれちゃって、本当多謝。↓

ブチ撒けたい方はコチラ

白熊だから白くてイイと思う方はコチラ

 バナー使ってウチにリンクして下さってる方は是非是非。

 おーし、この絵見てやる気出てきたから明日から頑張るぞー。
 

2004.01.30.(金)
■雑想
 
 四月から暮らすことになる街を徒然と散歩。まじまじとこの街を眺めるのも四年ぶりなんだけど、色々変わったなぁ。高校生のころ『月華の剣士』をやりまくったゲームコーナーなんかも建物ごと潰れてるし。時が流れたんだなぁ。

●漫画
 実家の自分部屋には少年期を共にした漫画が鬼のような量置いてあります。『半熟忍法帳』とか『幻想大陸』とか、ギャグ王漫画なんかを発見してシミジミ。あの雑誌潰れたなぁ……。そう言えば、ウロ覚えなんだが、『うめぼしの謎』とかいうギャグ漫画がシュールで好きだった。もう手に入んないだろうなぁ。
 とりあえず、自部屋にある漫画を一日一冊読みながら何か書くだけで、軽くあと一年はこのサイト続けられそうです。そんな、微妙に生産性の無いことはしませんが。
 

2004.01.31.(土)
■第11話「さよならにっぽん」/R.O.D-THE TV-感想
 
 「先生一緒に来て下さい 世界一の物語を書いて頂きます」(リー)

 ギャー、リーさん敵だったー。

 特に伏線とか気づかなかったんで意外でした。つーかリーさんカッコいいな!煙草ふかしてるあたりが悪っぽくて。ちょっとギャップに燃え。

 裏社会に詳しそうな素振りから裏がある人だとは思ってたんですが、裏がある味方だと思ってました。逆でした。もうなんなのこの細目の人。久ちゃんとの別れシーンのシミジミが、この人のせいで一気に裏返されました。壮絶に続きが気になる終わり方です。上手いなコレ。

 一応その前のお別れシーンにも触れると、久ちゃんが価値観多様化してるのが返って良かったです。友情いいなーとホワホワしつつ、久ちゃんの「大好き」はちょっと一歩踏み込んじゃってるあたり、アニタの内面とギャップがあってドキドキ。つーか徹くん→久ちゃん→アニタの関係はドキドキ。この子らもう登場しないのかなー。エンディング登場とかかなー。登場して欲しいなー。

 あとは、三姉妹らが一話のねねね救出時に本全部使ってたあたりでしょうか。スッゲーねねねを買ってたんだなーと、ここいらの関係にもしみじみ。しみじみしたところで細目の人が。今週はとにかく細目の人に立ち返る感じです。
 
■雑想
 
 明日は剣とプリキュアをまったり観る予定。うむ、プリキュアも観つもりなのであった。そして明日から少し本を読んでいこうと思う。最近ホント本離れしてたんで。
 


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