2004年02月前半の日々の雑記

2004.02.01.(日)
■第02話「謎のライダー」/仮面ライダー剣(ブレイド)感想
 
 「変身ッ」(相川)

 相川始こと仮面ライダーカリスがかなりカッコいいです。番組始まる前はなんとなくブレイド、ギャレンの二人がメインなのかなと思っていたんですが、実際のところギャレンこと橘さんよりも先に相川が変身シーンを披露。ED曲が相変わらず燃え楽曲だったため、曲をバックにバイクで疾走しながらの変身はかなりクールでした。

 カリスと言えば、OPではライダーごとに数カット謎の横文字が浮かび上がるんですが、今回カリスの部分だけちょっぴり読解できました。読めた単語は「AMOR」に「FAMILIA」、それぞれ、「愛」に「家族」です。制作発表記者会見での、「カリスは"愛"あたりのテーマを担っている」という発言や、今週の相川の「家族…何なんだ家族って…」という独白から察するに、OPで浮かび上がる文字がそれぞれのキャラが担うテーマを暗示しているのかもしれません。そんな、「愛」に「家族」なんて言われたら、ますますハートの人メインで視聴してしまいそうです。

 あとはかなり弱いブレイドがツボでした。中の人もいきなりカッコいい系というワケでもなく、何となくパっとしない主人公です。そんなパッしない剣崎くんが努力し、強く、カッコよくなっていく様を暖かく描いていって欲しいです。オ、こんなカッコよく見えるようになったのか……みたいにギャップで燃えさせてくれたなら、番組的にもキャラ作り的にも成功なんじゃないかと思います。
 
■第01話「私たちが変身!?ありえない!」/ふたりはプリキュア感想
 
 「この二つの液体を混ぜると一瞬で凍ります」(雪城さん)

 この台詞の後、お約束で液体が爆発。されど実験そのものは成功で被害は最小でした。もう一つのお約束、「髪がチリチリになる」は拝めませんでした。第一話冒頭でヒロインがアフロになったりしたら面白かったんですが。

 かなり最高です、この番組。ナージャから思いっきり路線変更してきました。かなりバカです。感想がめちゃくちゃ書きやすいです。

・「ウンチク女王」というあだ名は絶対ネガティブなニュアンス入ってるだろ。
・敵の人歌舞き過ぎ。
・光の使者だけどブラック。
・怒れる空の妖鬼ザケンナー。
・二人で手を繋いだら空からサンダー来たー。でもって手からエネルギー波出たー。

 というわけでめちゃくちゃ気に入りました。エンディングなんか、「チョコ食べまくる、くる、くる」ですよ。くるってますよ。なんか、その時僕の世界が輝きました。

 つーわけで感想ファイル設置。流し感想ですが、ヨロシク。
 

2004.02.02.(月)
■10号/WJ感想
 
●ブリーチ
 物語的にも強さインフレ的にも取り残されていた感がある、石田、井上の近況がようやく描写されました。でもって二人を壁の中から観てたロボっぽい死神の人。巻末の「滅却師・石田、誇りを賭けた戦いが今始まる!」というフレーズといい、これはロボの人VS石田という展開でしょうか。石田の死に様に注目です。
 まだ謎が謎を呼ぶ展開です。謎が明かされるのはまだかなり先なんでしょうか。なんとか、最終決戦が始まる前までには誰が作中悪で、誰がイイ奴なのかはっきり明らかにして欲しいです。そこが分かってないとどっちを応援して読めばよいのかが微妙で、今ひとつスカっとできないので。今回ももしかしてロボの人いいヤツかも!?なんて思ってしまったら石田に感情移入しづらいです。何も知らないで死んでしまった石田がうかばれません。<まだ死んでないけど。

●ワンピース
 何か、オヤビンを中心にフォクシー海賊団の人も結構面白い奴らだなと思えて来ました。僕的にもストレートなFAN心理として、ルフィの仲間減るのヤダなーと麦ワラ海賊団応援視点で読んでたんですが、案外、フォクシー海賊団に入団しても楽しくやっていけるかもしれません。世の中、終身雇用制も崩壊したと言われて久しいですし、ここは一つ、今の時代、所属する集団を変えながらでも明るく前向きに働いていこうゼというメッセージを描く方向で。

●デスノート
 サブタイトル「女」ということで、作中重要キャラと思われる女性が登場。
 ヤッパこれ面白いワ。次々と面白要素を追加してきます。ライトVSエルの構図にこの女性を投入するって言うのは、考えただけでも面白いです。エルが今のところかなりライトにいいようにやられちゃってる状況が変わる期待が持てるだけじゃなく、今のところ客観的正義、法的正義のもとでライトに敵対しているエルに対して、ここで「私怨」というメチャクチャ主観的(ある意味ライトと同じ)な理由でライトに敵対するキャラが投入されたのがすこぶる面白いです。ヤッパデスノート今一押し。

●ボーボボ
 ジャガーさんがなかったこともアリ、サービスマン登場シーンが今回一番の笑いポイントでした。くねくね動くクマを引き連れての登場から、有言実行、不言実行の意味不明っぷり→「探しにきたぜ、真実ってヤツを」の流れがかなりツボでした。

●スティール・ボール・ラン
 ジョースターの過去話でしたが、僕的には最高にジャイロの魅力が描写された一話だったような気がします。陽光をバックに「死因のトップは何か知ってるか?」と語り始めるところ超クール。その後の台詞もイチイチ荒木チックにカッコ良くて痺れます。これは、これまでのジョジョの中でもかなり好きな主人公だぞ。
 そして回転する鉄球というギミックがかなり気に入ってます。表題にもある「鉄」ってことでなんだか力強いイメージがあるだけでなく、回転してるあたりがスッゲー応用力がありそうで今から燃えです。回る鉄球ってだけで既になにかしら象徴的だし。スティール・ボール・ラン一押し。

●LIVE
 これはキモチ悪いです。拷問とかに詳しい巳道は、「拷問大全」みたいなの読んでるんでしょうか、あの大きい本屋で魔術書とかの近くに置いてあるヤツ。妙に読書家だったりしたらそれはそれで面白いんですが、とにかく今週はキモイです。

●銀魂
 中華娘がかなり面白いと思うんだがどうか。ライブで、普通に親父と一緒に叫んでるところとか、最後に変態天人の上に普通に乗ってるところとか。
 「愛情でカバーしてくれや」あたりの台詞センスは相変わらず好きだなと思いました。

●武装錬金
 今週はバトルシーンがかなりイイ感じ。巧みに槍をあやつる戦い方とか、バトルシーンにバリエーションが増えてきて楽しくなってきました。決め技はやっぱり突撃(チャージ)なんだろうけど、そこにもっていくまでにコツコツ戦うというのは好きな絵です。あとは桜花先輩の多弾道式っぽい武装錬金とか、それを空中にてバルキリーで撃ち落とす斗貴子さんの絵とか、かなり満足。でもって次週はおそらく秋水くんの武装錬金がついに登場ですよ。やっぱ日本刀かなぁ。だったら和月先生的に気合い入ってそうです。

●ブラックキャット
 不死身です、不死身ときましたクリード氏。何でも再生しちゃう人を倒すにはどうすればいいんでしょうかね。ドラゴンボールなんかが参考になるでしょうか。1、核(コア)のようなものを狙う(セル篇)、2、跡形も残らないほど完全に消滅させる(魔神ブウ篇)。こんなもんかなー。あとは、宇宙とか海底とかに生きたまま放置とかでしょうか。やめてほしいのはイヴがナノマシンを注入したらなんだか不死身じゃなくなったとか、そういう展開でしょうか。イヴ万能過ぎになっちゃうんで。
 セフィリアの実力はかなり引っ張ってきたのでコレで死なすのは惜しいです。副隊長の人とか助けにこないかなー。

●いちご100%
 今週の唯はちょっと可愛いぞー。マフラー口の部分までぐるぐる巻いてる絵がかなり。

●ごっちゃんです!!
 まったく関係無いけど一柔道家として言ってみたいこと。帯取り返しはそのまま寝技に行くのがセオリーです。僕も得意だったりしました。つの丸絵で寝技の攻防、見たいような見たくないような。というかコレ相撲だし。
 ごっちゃんがずーっと「ギャァァー」って言ってるのが超ウケた。最初のコマだけでも面白かったんですが、仕切直しの直前まで三コマくらいずーっと言ってるのが妙にウケた。
 
■雑想
 
 プリ、キュア♪、プリ、キュア♪プリティーで♪キュアキュア♪が昨日から頭から離れません。俺、ヤバいかも。
 

2004.02.03.(火)
■雑想
 
 一応四月から来年度と考えれば、来年度から僕の生活も変わる予定なので、徐々に色々準備しております。されど、とりあえず今日は部屋の掃除&整理で終わってしまったのでした。
 寝るまでもう少し時間あるので、PCの中身の整理&四月から必要になる物(買いたい物)リストを作る作業を少しやろうと思う。必要になる物、PCの実務ソフトが中心。あとは靴とか鞄とか大マジで必要なもの。金が足りるか、微妙。

 あとアレだ、二ヶ月分たまってる月刊アスキー読まなきゃ。コレからはちょっと、貪欲にPC関連の情報を仕入れていく予定。

 本日は取り急ぎコレにて。
 

2004.02.04.(水)
■雑想
 
 色々と整理する日々。取りあえずブラウザのお気に入りを整理してみる。そしてSleipnirはフォルダごとにアイコンの色を変えられるという事実に初めて気づく。おお、なんかコレはいいぞ。カラフルなお気に入りフォルダが画面左側に並んでおります。
 僕のブラウザのお気に入りには「巡回」というフォルダが1から4まであります。それぞれ10サイトづつくらい入ってるので、娯楽として巡回しているサイトは40サイトくらいということでしょうか。相互リンクしているサイト様もこの中に入っています(ウチのサイト内のリンクページからは僕は飛ばない)。もちろん「巡回1」フォルダが一番好きなサイトが入っているんですが、どんなサイトが入っているかは、うむ、秘密なのであった。

●Power Pointが
 是非とも必要になるので欲しいのだが、意外と高い。2万円強くらい。アカデミック版ってやつだと1万円くらい安くなるんだが、コレは何なんだろう?制約とかあるのかな?特に大した制約じゃなければ学生のウチに是非とも買っておこうと思うんだが。

●マガジンの
 真島ヒロのロード・オブ・ザ・リング漫画に触発されて、指輪物語・二つの塔・上1を少し読み進める。旅の仲間を読んで以来一年以上放置でした。別に面白くなかったワケではなく、単に優先的に時間をあてられないままここまで来ただけなんですが。
 小説読んでから観る!と心に決めているので映画も第一部しか観ていません。もうすぐ三部公開なんですよね。だだだっと勢いで小説も映画も満喫しちゃいたいんですが。映画は、トロールとか、デカイモンスターがツボです。デカイモンスターっていうのは無駄に燃えます。
 

2004.02.05.(木)
■雑想
 
 本日はOranges&Lemonsの「空耳ケーキ」と浜崎あゆみの「Trust」を聴いていました。その組み合わせはないだろ。あゆ的にあり得ません。

 「空耳ケーキ(あずまんが大王OP)」は、とある普通の女性を車で送ってる時に車内で大ボリュームでかかってしまい、かなり気マズイ思いをした想い出があります。僕の作る音楽CD-Rは収録楽曲のジャンルがボーダーレスなので、希にこういう悲劇がおこります。なんでもボーダーレスにすればいいというものじゃない。そんな、今の時代への警鐘です。

 そして浜崎あゆみでは「Trust」が一番好きな曲です。初期の曲なので、まだ曲的にも歌詞的にも、所々に「孤独」が感じられます。孤独な頃の浜崎は結構好きでした。最近はなんというか、あゆ的にも色々満たされてきたのか、あんまし歌が孤独チックじゃないような気がします。なんて言ってみたけど、もうあゆ曲は2年くらい追いかけてないので、今何唄ってるのかとんと分かりません。最近の孤独度を推し量るためにも、まとめてレンタルとかしてくるべきでしょうか。誰か、あゆの曲二年分貸してくれる人募集。

 そんな孤独な僕が何を楽しみに生きているかと言えば、勿論ふたりはプリキュアのOPの発売です。3月24日です。「ローぺースマイペース、生きてるんだから、心配なんて、メッチャ無い!」って感じです。何か、誰かをこんな感じで根拠無く励ましたいです。根拠無く励まされたい人募集。
 
■第12話「紙々の黄昏」/R.O.D-THE TV-感想
 
 「さんしまいー かいぎー」(ミシェール)

 「一生遊んで暮らせる」「本だけ読んで暮らせる」の恍惚とした表情のミシェール姉さんにドキドキ。されどねねねを助けたために本が無い紙姉妹探偵社の事務所の現状からも明らかなように、姉達が幾千の本よりねねねを買ってるのは明らかなのでした。ギャグ調だった「さんしまいー かいぎー」を大マジの決断に持ってきたのは地味に燃えです。

 第01話以来の、BGM「疾風の狂翼、捕えられる者は無し」&「R.O.Dのテーマ」のコンボが炸裂。今週は燃え回。三姉妹、これでもかってくらいに正面突破です。名乗りまであげてるし。紙使いVSロボ軍団で01話以来のアクションを堪能したところで、敵のエースキャラ、モヒカン男がグオゴゴゴと登場して次週へ。先週に引き続き気になる終わり方です。次週は二話連続放映。待ち遠しいです。
 

2004.02.06.(金)
■雑想
 
 卒業シーズン間近ですね。かく言う僕も本日、地味に取得単位を確認してきたんですが、悪意ある何者かが僕の成績データをハックして改竄したりしない限りは、必要単位に足りているものと認可されそうです。
 卒論口頭試問という最後の試験みたいなのも先日無事終わったんで、担当教官が「良く書けてます」という言葉の裏で「だが落とすッ!」と思っていたとか、無駄に言葉の表面的な意味と含意とを使い分けたスリリングな口頭試問だったという事実が明らかにならない限りは、きっと僕も卒業できるはず。

 卒業と言っても何から卒業するワケでもなく、またすぐ新たな枠組みによって括られて、所属やカテゴリの束縛は終わらないワケで、尾崎豊ばりに「この支配から卒業」したければ、それこそ尾崎豊ばりにこの世から卒業するしかないんですが、そんな事実に気づいても、よく言うように「所詮歯車の一部さ」とニヒリスティックな自分に酔えるほどには感受性が無いパンダとしては、歯車なりに高速回転仕様のインペリアルギアを目指したいとか、むしろ機構全体を俺が回す!くらいのロックを心に秘めたいと常々思っておりますが、とりあえず今出来ることとしましては、今度買う予定のPowerPointでいっちょ凄いプレゼンテーションでもやってやろうかとか、そんな程度でしょうか。
 プレゼンのテーマは勿論「ふたりはプリキュア」です。大ホール一杯の聴衆の前でプレゼンする予定です。

●藤原カムイ「ロトの紋章Returns」/ガンガンYG
 ノスタルジーも入って、異様に面白かった!
 第三のロト、アステアにまつわるオリジナル書き下ろしストーリー。次号はジャガンのオリジナルストーリーやるみたいなんで、コレはちょっとロト紋FANにはおいし過ぎる企画です。
 付録の総集編の獣王篇も読んだんですが、今更ながら、絵、ストーリーのクオリティに圧巻。当時は気づかなかった藤原カムイの凄さにちょっと気づいた、漫画の感想とか書き始めて一年とちょっとの今日この頃です。何重もの危機の上の、最後のポロン覚醒はちょっと凄いカタルシスです。
 『ロトの紋章』、中学の時の友人に貸したまま返ってこない、というかMっちゃんはもう連絡取れないんですが、全部買い直そうかと本気で検討中。
 

2004.02.07.(土)
■雑想
 
 昨日〜今日にかけての読了本。

 J.R.R.トールキン『指輪物語5 二つの塔 上1』。
 土屋賢二『哲学者かく笑えり』。
 倉田英之『R.O.D』第四巻。


 久々にかなーり読みました。少しの間本読みに時間が取れそうなんで、今のウチに購入済み未読本を減らそうと思います。つーかゼロにしたい。
 読了わずか数冊という昨年の反省から、今年度は一年で52冊読了を目標にしたいと思います。専門書、実用書を抜いて週一ペース。このくらいはやらねば。暇な今月中にかせげるだけかせぐ所存。

●J.R.R.トールキン『指輪物語5 二つの塔 上1』
 「まるでその目の後ろにはとてつもなく大きな井戸があってね、そこには大昔からの記憶と悠長で不動の考えがいっぱいつまってるって、感じなんだ。だけどその表面には現在がきらめいている。」

 ピピンが森のエントの木の鬚おじさんに対して持った第一印象がコチラ。詩的です。ステキに詩的です。
 とりあえずこの木の鬚おじさんが、今回の最ヒットキャラ。指輪物語作中では、第一部のトム・ボンバディルに次ぐヒットキャラです。悟ってる人?っていいよね。
 また、木の鬚おじさんの種族、エントが話すエント語は「名前」がコンテクストを全部含意していて異様に長いという設定とか、やっぱり作者のトールキンは言語学者なんだなぁとシミジミ。

 序盤、相変わらず淡々としていて読み進めるスピードも落ちてたんですが、この愛すべき種族、エントが出てきてから一気に引き込まれました。というか、メアリーとピピンは第一部のラストでメインストーリーからドロップアウトだとばかり思っていたので、最後にエントの大群と共に本筋に参戦する展開はちょっと普通に熱すぎでした。サイドストーリーなのに異様に盛り上がりました。決して戦いを好まない種族であるエントが、長々としたエント語での話し合いの末、結託して参戦するという展開はかなりの燃え展開です。コレは先が気になる。

●土屋賢二『哲学者かく笑えり』
 前々から気になっていた土屋賢二をついに読んでみたんですが、コレはちょっと面白すぎるんで感想無しで。コッソリ文章書くときの参考にしようと思います。超高クオリティーの笑い系文章です。こういうのに比べたら、WEB上の笑い系テキストサイトなどまだまだだなと。笑い系の文章書く人は一つの到達点として、一読してみると大変参考になると思います。

●『R.O.D』四巻は
 下の方に別枠で。
 
■倉田英之『R.O.D』4巻/集英社スーパダッシュ文庫
 
 「文明の歩みにつれて、人は自分達が生きるこの世界の他に、もう一つの世界を探し当てる。 各人の内にある、内面世界。」

 時折、本について、叡智について、哲学的な叙述も挿入されますが、基本はバトルアクションエンターテイメントです。今回に至ってはロンドン空中大決戦です。東京タワーへし折る『ゴジラ』というか、エッフェル塔ぶち壊す『不思議の海のナディア』というか、実在の都市をぶち壊しまくってます。うわー、すげーテンション高いなー、作者ノリで書いてるんじゃないかなー。こんなブチ壊してあとで物語的に大丈夫なのかなーとか思ってたら、↓

 「おお、これだ!英国騒然、ロンドン壊滅!いやしかし、ここまでやると後の展開が……いや、やっぱりこれしかないッ!」(作者あとがき)

 さすが倉田先生は雄度が高けーなー。

 僕が常々興味を持ってたヘイ・オン・ワイ(イギリスの古本都市)なんかも出てきて、読書ネタのほのぼの話も忘れません。やっぱほのぼのとエンタメの融合ってのが気楽に読めてイイよね。

 初の続き物話っぽいんで、とりあえず次巻を楽しみに…
 

2004.02.08.(日)
■第03話「彼らの秘密…」/仮面ライダー剣(ブレイド)感想
 
 「Double Joker」

 作中のトランプではジョーカー二枚がルールのようです。「ババ抜き」だとジョーカーどおしで対消滅の可能性があります。どうでもいいけど、ゲーム的には「7並べ」のような展開希望。

 「誰だ!ダイヤの8をずーっと止めてるのは誰なんディスカ!」

 48話位でニヤリと笑う橘さん。

 「その純粋さを利用されるなと言ったろ、剣崎…」

 「橘さーんッ!」

 みたいな。

●バトル燃え回でした
 ヘラジカの雷攻撃で手が大変なことになってる橘さんを見て、「橘さんッ!」→ED「覚醒」スタート→バッタカードで初ライダーキック炸裂…までが燃え燃え。演出燃え燃え。バッタカードをスラッシュするとアドベント声で「チェック…」、でもって剣を地面に突き刺してシュタッとポーズを取ってからジャンプ。このシュタッがイイね、シュタッが。そして、「ウォラー ウェーイ」のかけ声でキック。「ウェーイ」って辺りがダサカッコいいです。ちょっとハマリそうなカッコよさです。
 そんな感じでキックに関しては例年の如く満足。コレから他のカードとのコンボでさらに派手にしていって貰いたい。

●女医の人
 レギュラーかな?レギュラーかな?レギュラー希望。作中の謎が明らかになるにつれて、あのパズルも完成に近づいていくとか、そんな演出希望。
 レギュラーだとしたら、この人も守られる人ポジションになりそうです。勿論橘さんが守る人。作中には幼い少女という強力な「守るべき対象」属性のキャラである天音ちゃんがいますが、毎回毎回天音ちゃんが襲われるのもなんなんで、たまにはこの女医の人も襲われる方向で。そしてメスで自力で戦う方向で。
 それにしても、女医の人と天音ちゃん役の少女は演技が自然でイイ感じだと思います。例年の如く、他一般のドラマと比べてしまうと新人が演じてる主人公勢は台詞が棒読みっポイんですが(特に序盤)、天音ちゃん役の人とかは、子役一般の相対評価でも標準レベルのような気がします。今週の始との絡みのシーンとか、イイなー、ほわわーんって感じでした。

●ヘラジカの
 後ろ姿がちょっと可愛かったです。本当シカっぽかった。
 
■第02話「カンベンして!闇に狙われた街」/ふたりはプリキュア感想
 
 「ええ、自信作なの!」(雪城さん)

 恒例の科学ネタ。もちろんこのあと自信作は爆発します。一話につき一爆発くらいの心意気を今後も見せて欲しいです。というか雪城さんは喋り方が可愛すぎる。

 ここ一週間の雑記を見て貰うと分かる通り、かなりハマっております。スッゲー面白いよコレ。
 とりあえず、友人関係にしろ恋愛関係にしろ白紙の状態から話しが始まってるのがいいですね。「美墨さん」、「雪城さん」と他人行儀に呼び合ったり、なぎさには雪城さんの考えが分からなかったりと、ふたりは話の冒頭ではまだ友達未満だし、なぎさの恋いの相手っぽいふじピー君にしても、なぎさはデフォルトで好意を抱いていたワケではなく、「さっきは何であんなに顔が赤くなったんだろう」ってな感じでまだ自分の感情にすら気づいてない状態……そんな関係性のとっかかりすらまだないような状態から物語りが始まっているのが、中々に初々しくて良いです。相棒ものは第一話から二人の絆がデフォルトなものが多いので(それで途中で過去の出会い篇が挿入されたりする)、なんかこういうのは新鮮です。

●今週のポイント
 ・おもちゃメーカーの宣伝パートのようなAパート。真ん中の眼鏡のカードが気になる。
 ・既に中間管理職の悲哀が漂う、あんまし歌舞けてない歌舞伎の人。
 ・バトル時はコードネームで呼び合うのがデフォルト。ブラックッ!
 ・不思議な力で巨大掃除機を旋回させるホワイト。念力?
 ・ブラックの技はライダーキック。
 ・プリキュア・マーブルスクリューというネーミングは凄いと思う。

 あー、来週も楽しみだー。
 

2004.02.09.(月)
■11号/WJ感想
 
●バレンタインポスター
 メイデン様なんだ!アンナじゃないんだ!

●いちご100%
 ジャンプ表紙、本編表紙共にカラーですが、エロいです。特に本編見開き表紙。ちなみとか、服の結び目をグイッと引っ張りたくなります。そんな親父的発想を少年に植え付けそうな漫画が巻頭を飾る少年誌です。
 本編は、東城の「あたし決めた 真中くんと同じ大学に行きたい」に「やめとけー」と読者が突っ込みを入れていたところに、西野のパリに留学します宣言。コレはギャグ落ちじゃないよね?この前のさつきのギャグ落ち転校ネタが思い起こされますが、「さつきはギャグキャラだが、西野は違う」っていう説明でOKだよね?だとするならば、話が動き出して結構面白いんじゃないかと思いました。

●ブリーチ
 「二つ目の解放」が出てきて、俄然ジャンプ漫画っぽくなってきました。最クライマックスで一護のみ「三つ目の解放」が発動するとみた。激しく強さインフレですが、スーパーサイヤ人3の前例があるので、僕的に3まではOK。
 そして涅VS石田が始まりそうな「ドドドドド」の擬音で次週へ。これは気になる引きです。ロボVS眼鏡というのは妙に燃えるシチェーションです。

●スティール・ボール・ラン
 やっぱイイなー、コレ。さんざんにジョニーが嘲けられる描写をしておいて、最後に「その馬の選択は 正しい」と言うジャイロの一言で肯定される流れは、ジョニーのマイナス属性が一気に作中価値観でプラスに裏返って、いい感じのカタルシスです。そんなイイ感じの台詞吐いておいて、特にジョニーと濃密にコミュニケーションを取るわけでもなく、「ニョホ」の一言だけ残すジャイロがかなりクール。
 回転運動に鉄という、読んでいてもよく分からない物理学的な魅力も作中に流れていて、イイ感じに盛り上がってきました。次週の二話連続掲載にも期待。

●武装錬金
 ヤ ラ レ タ 。
 ガリバーとかハーメルンとか、超常選民同盟の武装錬金は古典名作から名前を取ってきているので、個人的に秋水くんの武装錬金の名前は色々予想していたんですが、いい感じに裏切られました。
 形態が日本刀なのは予想できたんで、日本の古典から和名がくるかなーと思って、僕的にも本命は乃木さん(1月5日他、月曜の陣中日記)と同じく『安寿と厨子王』あたりじゃないかと思っていたんですが、全然違いました。 「ソードサムライX」でした。これは熱い。
 一応解説しておくと、『サムライX』は『るろうに剣心』の海外版のタイトルですね。和月先生はこのネーミングがスゲー気に入っていて、いつか自分の作品にフィードバックしたいと思ってた……なんて話が『ガン・ブレイズ・ウェスト』の単行本コメントにそう言えば載っていました。カッコいいな、『るろうに剣心』はもはや古典名作ということですよ。
 現在連載している荒木先生の「スティール・ボール・ラン」もそうなんですが、こういう自分の過去の作品を元ネタとして仕込むという手法、ヒット作がある人ならではの手法で、なんかカッコいいよね。

●LIVE
 梅澤先生が、イイ感じにエンジンかかってきた気がします。明らかに漫画が違う鎖(チェーン)闘法とか、車上バトルとか、最後の車体持ち上がっての引きとか、かなり梅澤ロックな感じです。

●ごっちゃんです!!
 濃厚な頭突き描写が入って、「ミスフル」と謎のシンクロを見せました。が、多分野球のタックルより相撲のブチかましの方が強力でしょう。
 そんなことはどうでもいいんですが、、ラストの死体になってるヒデロー先輩の餃子耳がリアルです。餃子耳、別名カリフラワーイヤー。打撃系の格闘やる人とか、組技系でも寝技主体の人とかがなる耳がゴリゴリになってしまう現象です。実は、大分マシになってきましたが、僕も高校時代の柔道の名残で微妙にカリフラワーイヤーです。本当、微妙なところでシンパシーを感じる漫画です。街中で喧嘩を売るときは相手の耳に気を付けましょう。潰れている人はまず間違いなく武闘家なんで。

●ブラックキャット
 今までのバトルより面白いなーと思うのは、多分剣劇だから。いろんな武器、能力を使っての複雑化したバトルよりも、単純な剣劇の方が面白いことがあるということでしょうか。普通にセフィリア応援視点で読んでます。せめて死なないで欲しいんだが。三十六手、他にどういうのがあるんだというのは置いておいて、"雷てい"は弾くんじゃなくてよけて欲しかった。よけられて、そのまま地面に刺さるセフィリア、とか、そんな絵が見たかった。
 

2004.02.10.(火)
■雑想
 
 本日購入ー。

 マガジン。
 三笠山出月『蔵出し うめぼしの謎 完全版』。
 長谷川尚代・藤野耕平『サラブレッドと呼ばないで』1巻。

●マガジーン
 先週、今週とネギまオモロイです。せっちゃん好き好き。あの…今の写真のデータ貰えます…のあたりが。カメラがデジカメなのは赤松先生なのでデフォルトです。
 でも、個人的に今一番好きなのは夕映かな。ツッコミ役好き好き。

●うめぼしの謎
 勢いで買えてしまう自分が怖い。
 エラク分厚いんでまだ最初の方しか読んでないんですが、感想としては二極端でした。四コマ漫画なんですが、すげーツボに入って笑えるのと、全ッ然ッ笑えないのとに二極端に分かれます。
 だが、購入したことに後悔は無い……そろそろまた絶版しそうな勢いだったし。
 結構、ギャグ王漫画が部屋にそろってきた自分がいます。

●サラブレッドと呼ばないで
 出てたのか!って感じで購入。収録は前田くん戦の前までってことで、二巻もあります。
 和葉は可愛いし、フカキョン柔道教室の描写はほのぼのだしってことで、今更ながら続いて欲しかったなーと。『A・O・N』とともに僕の中の愛すべき打ち切り漫画となりそうです。
 単行本としても充実。各話の終わりに後日談的な良質イラスト一枚ネタが挿入されております。二巻は番外編も収録されるとのことなので、コレは買い決定です。他のWJ作品と違ってあんまし発売が宣伝されないんで、買いそびれないようにしなければ。
 
■雑想2
 
 購入済み未読本を積み上げてみたら、全部で25冊ありました。多いなオイ。

 小説だけじゃなく、歴史の本とか、エッセイ集とか、KanonのSS集とか、読みやすい本も入ってですが……うん、まあ一日一冊ちょっと読めば今月中にゼロになるさ(前向き発言)。

 そんなワケで、これから英語の歴史にまつわる新書を読みます。邪魔するヤツは、指先一つでダウンです(北斗の拳OP「愛をとりもどせ!!」より)。
 

2004.02.11.(水)
■雑想
 
 ここ数日の読了本。

 渡部昇一『講談・英語の歴史』
 J.R.R.トールキン『指輪物語6 二つの塔 上2』。


●渡部昇一『講談・英語の歴史』
 PHPの新書。普通の歴史も面白いんですが、言語の歴史も中々に面白いのでありました。
 アレですね、オールドイングリッシュはケニングという、一つの語を複合語や語群で婉曲的に表す迂言的用法が面白いですな。「人」をsawol-berend(魂を運ぶもの)と表したり、「肉体」をban-hus(骨の館)と表したりです。詩的です。詩とか書くのによさ気です。じつは僕も「ゆいま」はyu-imaと分けられて、yuが(粋な)、imaが(パンダ)を意味していたりします。「ゆいま」は(粋なパンダ)という意味だったんですねー。もちろん嘘です。「パンダ」は(虚実を織り交ぜる)と表します。パンダの白は虚ろな「虚」を、パンダの黒は有為な「実」をあなたへ……
 渡部昇一は特にパンダに関しては言及していませんでした。

●J.R.R.トールキン『指輪物語6 二つの塔 上2』
 うむ、エント族燃え。
 何というか、「俺は森が好きダー」と叫びたくなってきます。
 本編はヘルム峡谷の激闘やサルマンVSガンダルフの論戦など燃え度高しですが、全体的に怒濤の下巻への繋ぎの巻でしょうか。下巻は長いこと本筋からドロップアウトしていた主人公フロドがようやく出てくるようなので楽しみです。こんな昔から、主人公置き去りで話が進むというスタイルはあったんだなーとしみじみしていました。
 それにしても内容はえらく文芸的で、一頁一頁の密度が濃いです。特にトールキン言語学ネタ入れ過ぎ、自分ニヤニヤさせられ過ぎ。なもんで分類としてはやはり「文学」ですな。その辺りは日本で大量に出版されてるライトノベルのファンタジーとは一線を画しています。

●攻殻機動隊-STAND ALONE COMPLEX-
 先々週のを見逃しましたが、観ています。なんとも哲学ですな。最近観てたアニメはどれも対象年齢が低めのモノが多かったんですが、これは完全に大人向けで、20、30代が観ても知的興奮が得られるような話ばっかりが詰まっております。今週のラストの荒巻と素子の会話とか深いワー。
 とりあえず、CM入ってた25日発売のサントラ@管野よう子はかなり欲しいですな。
 

2004.02.12.(木)
■第13話「続・紙々の黄昏」/R.O.D-THE TV-感想
 
 「あのー」(読子)

 うむ、OVA観たときめちゃ印象に残る声だったので一発で分かったのだった。

 本編は……コレ最終回じゃないの?リーさんの「歴史に残る作家になれるのにどうして拒む?」という問いにねねねが「自分が悩んで苦労して書いた本じゃないから」→「あんたアタシの本の何を読んでたの?」と答えて、テーマも完結。現状最強キャラのラスボス(モヒカンの人)も倒したしで、コレで堂々の完結でもまったくもって納得の内容でした。
 何よりビジュアル的に最終回級の出来でした。心を鷲づかみにされたのが01話のアクションエンターテイメントでしたが、その01話級にアクションシーンが動き、絵がキレイでした。ラストのアニタちゃんのダイブとか、最終回を締めくくるにふさわしいクライマックスだったかと。一瞬涙をぬぐって覚悟を決める微細な表情変化とか、スッゲー美麗絵です。

●三人で勝てないからこそ一人残るマギー燃え
 やはり戦闘能力が一番高いのはマギーだったのか。見ててそんな感じはしてたけど。
●影ながらミシェール姉さんを救うジュニア燃え
 温泉の回以来なにかとミシェール姉さんを気遣ってます。この二人の関係はもっと描いて欲しいあたりです。
●自分を盾にしながら末妹を先に行かせる王道展開燃え
 王道だー。深夜枠だし皆女性キャラだけど、ある種少年漫画的です。
●リーさんの最後燃え
 ねねねを裏切ったときは不味かった煙草が、ねねねを助けたあとは美味しくなってるとか、そのあたり燃え。合掌。

 で、もうコレで終わってもホント満足だったんですが、Cパートで読子さんからのコールがねねね邸に届いて衝撃の「つづく」なのでした。今回は二話連続放送なんで下に続きます。  
 
■第14話「紙葉の森」/R.O.D-THE TV-感想
 
 OVA版も含めた総集篇&謎解き篇でした。この回までにOVA観ていて良かったと思えた瞬間。

 ウェンディが語り部になって、もう驚くくらい懇切丁寧に謎を解いてくれました。この人超ありがたいです。特に書くような感想は無いですかね、今回は。とにかく。ふーん、へぇー、ここがこう繋がって、こういう背景だったのかー、あのあたりの謎はこういうことだったのかー、へぇー……と、観ててずーっとそんな感じの回でした。あえて感想を言うなら、ウェンディちゃんみたいな秘書僕も欲しいなとか、その位でしょうか。

 ジェントルメンの知識の器になる体とは誰か?なんていう新たな謎が提示されたりもしました。コレは、既出キャラから選ばれるとしたら演出的に分かる気がするなー。
 
■雑想
 
 昨日(11日)のアクセス数が777とスリーセブンだったのが僕的にヒット。何かいいことあるかな……。
 

2004.02.13.(金)
■雑想
 
 すみませぬが、今日は既に眠いので(現在PM20:30)、また明日……

 『指輪物語 二つの塔』がもうすぐ読み終わりそうです。そして本屋の『マリみて』コーナーに激しく惹かれているのでありました。『マリみて』のために未読の本をとっとと片づける所存。
 

2004.02.14.(土)
■雑想
 
 J.R.R.トールキン『指輪物語7 二つの塔 下』を読了ー。

 前巻までとはうって変わってフロド、サム視点からのみっちり350Pでした。面白かったけど疲れた…。

 P39のフロドが聞いた「過去からの声」とか良い。

 「死んだっていいとな!たぶんそうかもしれぬ。生きている者の多数は死んだっていいやつじゃ。そして死ぬる者の中には生きていて欲しい者がおる。あんたは死者に命を与えられるか?もしできないのなら、正義の名においてそうそうせっかちに死の判定を下すものではない」

 コレは一体誰の声?って辺りで小論が書けそう。文学だなー。

 最終章「王の帰還」はまだ購入してないので、僕的に指輪物語はここで一区切り。「二つの塔」ってあたりから塔での最終決戦が描かれるのかと思ってたんだけど、まだまだ最クライマックスの一歩手前のところで終わっているので気になるところではあるんですが。

 それにしても、この評論社の文庫、表紙の象(じゅう)もいい感じなんですが、表カバーを外してみると、レッドの装飾に真ん中にどどーんとTOLKIENの文字が入っててカッコいいな。
 
■雑想2
 
 すき屋の豚丼を食べてみた。確かに豚肉なんだが、得られる満足感は牛と大して変わらない気がします。味も従来の牛丼に似せて作ってるみたいだし。コレはコレで、僕的にOK。
 
■時事ネタ
 
 今日はバレンタインデーですね。天哭星の冥闘士を思い浮かべるのが車田FANとしての正しいあり方でしょうか。
 あとは、ロッテを頼む!とか、それ位しか言うことないなー。
 


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