2004.05.01.(土) |
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4月の読了は3冊でした。週1ペース破綻。原因としては、研究室滞在時間の増加に伴う趣味にあてる時間の減少。どうも、趣味の本を読むよりは専門の勉強の本を読んでる方が今は面白い…といったことがあげられます。
そして、5月はもっとペースが落ちると思われます。今から予想するに、多分0冊でしょう。何故なら、本を読む時間があるなら、CLANNADをやるから!
ゆ い ま は 本 気 だ !
冷静に考えても、本読んでるよりその方が日々の生活に対するモチベーションが上がりそうです。ギャルゲーでやる気出してます。やる気出したもん勝ちです。
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木彫り少女、伊吹風子ルートクリア!
涙。
Kanonのあゆ篇の感動再び。話の骨組、結末、ちょこっと鯛焼きをギミックに使ったりと、風子篇はあゆストーリーを意識してるんじゃないかなぁ。
ここから先はさらに内容に触れるんで、風子ルートクリアしてない人はもったいないんで絶対に見るな!
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体はなくとも想いは残るというのが何とも感動的でした。一昨日書いたように、他の生徒達全般のマジョリティーが一つの方向に向かってる中で、主人公、渚、(春原)は異端でマイノリティーなんですよ。そんなマイノリティー達が、現実の体とは遊離した精神体という究極のマイノリティーの風子の願いを叶えようと奔走する様が熱い。
そんな主人公らの願いが、何より風子の願いが、叶うのが!最後に叶うのが! 泣 け る 。なんだよ、これハッピーエンドじゃんかよ…やっぱりハッピーエンド最高だよ・゚・(ノД`)・゚・マイノリティー達の想い、行動が、最後にマジョリティー側を動かすのが感動。最後の、誰も風子のことは覚えていないのに、風子の想いが残っててマジョリティー側の生徒達が風子姉を祝うために駆けつけてくるところ最高。うおーん・゚・(ノД`)・゚・
また、主人公と渚の関係性が壊れないまま風子エンドに至るのも後味がイイです。非18禁最高です。風子→主人公の精一杯が、頬にチュウですよ。ギャア、なんなんだこのピュア度は!主人公と渚は恋人同士、風子はその関係を尊重したままエンディングへ。このピュア度は並々ならぬ美しさです。ちょっと目眩がする……クラクラ。
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もう、何か感傷的な気分なんだけど、姉の幸せの成就を願う風子、その風子の願いの成就を願う主人公と渚。こんなにも、誰かの願いの成就を自分も願うということが美しいとは。自分を省みるに、僕は自分の願いの成就しか願ってないなぁなどと……願いの成就を僕自身が願うに価するだけの誰かに出会えたら素晴らしいだろうなぁなどと……そんな感傷的な気分にさせてくれる話でした。
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2004.05.02.(日) |
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「小夜子ォォーッ!」(橘)
演出が…っ、演出が良かった。燃えの中に切なさの効いた演出で通しました。今回ばかりは「覚醒」が無かったのが返って良かった…。
完成したパズルを前に戦いの決意を固める橘さんの絵からして切なさ全開だったんですが(小夜子さんが最後のピースを見つけてくれたおかげで立ち直れたという演出かと)、加えてバイクを駆って戦いの地に赴く橘さんの絵が、妙に切なさを呼び起こす前方からのカットでさらに雰囲気を盛り上げました。そして変身シーンで燃え度が一旦最高潮に達し、小夜子さんを回想しながら伊坂を殴り続ける橘さんの絵で切なさも最高潮に……ラストは伊坂のファンネル攻撃をバックジャンプでかわしつつ鬼のような銃撃を伊坂に浴びせるというコレまでのギャレン最燃え攻撃を披露し、とどめは絶叫バーニングディバイド(小夜子ォォーッ!)。ゆっくりとした動作で伊坂を封印するギャレン→背後には寄せては引いていく波が…(切なさの記号)…、と、ここまで演出に一貫した方向性(主に切なさのスパイス)が感じられて今回は良かったです。特に、個人的にはラストの波が無性に切なかった……
というワケで、今週ラスト10分は橘さんの独壇場でした。仮面ライダーギャレン、最 終 回 。
●始、栗原親子の元へ帰る
剣崎くんに諭されて帰りました。前回剣崎くんが始を助けるというイベントがあったので、始の心境の変化に1クッションあって自然に見られました。
何かもう、今週は派手さは無かったんですが、見続けて良かったなぁと思えるほどにしみじみした良さがある回でした。橘さんはやさぐれライダーで、どちらかというと斜めに面白かったんですが、敵に操られて大事な者を失いその復讐を操った敵に対して遂げるという一連の流れは、実はメチャメチャ王道の孤独のヒーローなんじゃというのを今回見て感じました。橘さん、普通に切なカッコいいじゃないか。
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「あたしはホワイトの方がイケてるって聞いたよ」(京子)
コレを聞いて満面の笑みを浮かべるほのか。やっぱイケてる方がイイんだ!
今回は久々に密度薄めの話でした。今までが濃すぎたって感じなんですけど、少し物足りなくも感じました。ニセ者現れました。目撃した同級生でした。操られました。プリキュアマーブルスクリューでゴリ押しで打開しました。というだけの話でした。でもまあ、オチで何も解決してないあたり、コレから正体バレの話にもってくための第一ステップの話だと思えばいいのかな。
同級生を虹色バリアで守る二人の絵は構図がカッチョ良かったです。一コマでもこういう絵があると燃えます。
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やっちまった。
やってしまった。
徹夜プレイを慣行してしまった。
ダメ人間・゚・(ノД`)・゚・
そんなこんなで古河渚ルート、藤林杏ルート、藤林椋ルート、ついでに幸村先生ルートをクリア!
●古河渚ルート
もうなんちゅーかこの娘は良すぎです。惚れます。
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幻想世界と繋がったー!(挨拶)
渚の演劇で幻想世界と繋がったところでOPテーマ『メグメル』に繋がる所はちょいと震えました。
順当に、幻想世界の少女と僕に渚と主人公を重ね合わせるのが正しい見方なんじゃないかと。最後何も無い世界から旅立とうとする幻想世界の二人と、渚篇クライマックスの演劇シーン(主人公と渚の精神的な旅立ち)が上手くシンクロします。
渚シナリオは、バスケット篇の燃えとラストのクライマックスの演劇の感動との二段回でやられました。
バスケット篇は普通に少年漫画のノリで燃えです。色々試したんですが、個人的に藤林杏を助っ人にしたヴァージョンが一番燃えました。杏カッコいいー。ラストの主人公の特攻シュートは青春劇って感じの何ともいえない青臭い感動があってヒットでした。
そしてクライマックスの演劇シーンは…夢を追い切れなかったのが主人公(&春原)、渚だけじゃなく、渚父と渚母もそうだったっつーのが。そして父は子に夢を託してるっつーのが。それらドロップアウターどもの夢を全部託されて渚が幻想世界の演劇を演じるっつーのが…泣 け る ぞ も う 。
超満足だったんですが、主核ストーリーと思われる渚ストーリーが終わっても、主人公の課題(父親との関係)とかがまだ解決されてません。さらには渚ストーリーにもまだ含みがあるし、渚のビジュアルがまだ全部出てきてないしとで、多分、コレは何かしら補完する物語が隠しシナリオであるんでしょう。あー、早くそこまで行きてー。
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●藤林杏ルート&藤林椋ルート
コレは、エラく攻略が難しかったです。何度コンテニューし直したことか!とりあえず、説明書のヒントにも書いてありましたけど、最初に渚の入りたい部活動を知っておかなきゃダメみたいです。そこを無視するといくら先まで進めてもエンディングにたどり着けない。あと、杏エンドになるために椋と仲良くならなきゃならないってのがポイント。そこのサジ加減が超難しかったです。
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前半は杏がとにかく楽しいキャラなんで、ドタバタラブコメエンタメのノリで楽しく読めます。
されど杏シナリオは終盤が読むのツライ!椋に別れ告げなきゃならないのが超ツライ!「みんなの願いは同時には叶わない」って感じで宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ」リスペクト展開ですよ。つーか、僕現実だったらこんな修羅場無理。
その分、杏シナリオのラストはキターって感じなんですけどね!とにかく幻想性があんまし無い純粋な恋愛モノとして楽しめるシナリオでした。
椋エンディングも一応見ましたけど、やっぱしこっちは正ヒロインじゃないだけあって、作り手の気合いの入れ方も杏>椋って感じ。実際、僕的にもどうにも杏の方が好みだったので、椋エンドはルーティンワーク的にクリアさせて頂きました。占いはハズレるからイイんだってあたりの考え方には共感できましたけど、それだけ。
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●幸村先生ルート
これもサブキャラルートです。風子シナリオをクリアしてからがお薦め。公子さん(風子姉)を介して幸村先生に繋がります。
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これも説明書にヒントありましたが、多分渚シナリオで公子さんを紹介されたあとに、バスケの助っ人に幸村先生を一旦選ぶことがこのルートに入る条件のように思います。中々老人燃えのシナリオです。
内容は、とにかくラストの春原の「そういうのもアウトローっぽくていいんじゃない?」がカッコ良すぎます。アウトローだからこそ、卒業の日は誰からも相手にされなくなった先生に挨拶。地味にいい話だ……。
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こういうゲームにはただ小説を読むのでは味わえない、物語の構造を自分で解き明かしていく楽しみがありますな。別なキャラのシナリオをやって初めて世界観の枠組みが理解できるところがあったり…そういうのを頭の中で組み立てていくのが今はとにかく楽しいです。
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2004.05.03.(月) |
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僕の連休は今日で終わり(と自分で決めた)。
二日間は明けても暮れてもクラナドをやり続け、今日はh村くんやIzミっチらと一日遊び倒し…ってな感じで、十二分にエネルギー補給が完了しました。
明日からまたやる気出して行こう。
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●柊勝平ルート
く、一番ダイレクトに涙腺にキタかも。男キャラのエンディングで感動ってどういうことだ。
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幻想性こそ無くともダイレクトに涙腺にくる、と上で書いた感想に尽きます。つーか藤林妹の献身がイイよ。僕的に藤林椋のTRUEENDはこっちだよ!
とりあえず一番揺さぶられたのは、勝平の過去が主人公、春原に伝わるところから勝平が手術を決意するところまでの流れ。アスリート崩れの同族として主人公、春原が勝平にエンパシー抱くところが妙に泣ける。そして、どうにも打開策が見つからない中で救い主の芳野祐介が降臨するまでの流れが完璧。カッコよくて泣けるシナリオでした。
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次は一ノ瀬ことみルートを頑張る予定。いい感じで自分自身の読書モチベーションも上げていきたいですな。
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2004.05.04.(火) |
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今日から頑張る予定が、体調不良で一日寝るハメに……ガッデム。
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今日は一ノ瀬ことみルートをちょっとだけ。
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とりあえず、渚、藤林姉妹と、ことみの友達が増え始めたところまで。渚シナリオ、藤林シナリオと既にクリアしてるんで楽しさ度がさらにアップ。キャラの味を殺さずに色んなシナリオに組み込むよなぁ。あー、渚なら、杏ならこういう反応するよなぁという感じで、シナリオが違えどキャラの同一性は圧倒的です。渚ちゃん大好き。
というか、授業サボって図書室というシチェーションに一人哀愁モードに。コレ、高校の時僕もメチャメチャやってたよ。僕の場合、一緒にサボってくれる女の子がいなかったというだけで。
CLANNADなぁ。遅刻しまくり、授業サボりまくりの主人公に自分の高校時代を重ね合わせてしまうのもハマってしまう一要因です。
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2004.05.05.(水) |
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Qウェルぴょんが面白いことやってるんで、僕も便乗してやってみたくなった。
簡単に言うと、様々な作品において、あなたは1番手(主人公or正ヒロイン)が好きですか?2番手(準主人公orサブヒロイン)が好きですか?という企画。自分は1番手属性か2番手属性か、ただそれだけを知るために自意識の深層にダイブするという、甚だしく生産性があるのか無いのか微妙な企画。超燃える。
手法は簡単で、とにかく色んな作品で一番自分が好きなキャラをあげていって、それらが1番手が多いか2番手が多いか、ただそれだけ。最近めっちゃ統計とかやってる僕としては、それじゃダメだろっていうか、そもそも作品を抽出する時点でスゴい気を使わなきゃダメだろとか心に過ぎったりもするけれど、そんな難しいこと家に帰ってきてまで考えたくないので、この方法でゴーです。以下、ゆいま氏好きなキャラ列挙行きます。小説とかまで入れるととんでもないことになるんで、Qウェルさんのを参考にしつつそこそこ有名な漫画、番組からテキトーに列挙ってことで。
●作品内でゆいまが1番好きなキャラ男性篇
『ガンダム』…シャア(No.2)
『Gガンダム』…東方先生(No.2)
『ガンダムW』…ヒイロ(主人公)
『ターンエー』…ロラン(主人公)
『SEED』…フリーダムガンダム(ロボ)
『無限のリヴァイアス』…相葉祐希(No.2)
『幽遊白書』…仙水(悪役)
『HUNTER×HUNTER』…団長(悪役)
『ダイの大冒険』…ポップ(No.2)
『帯ギュ』…斉藤(No.2)
『スラムダンク』…ミッチー(No.5)
『ドラゴンボール』…悟空(主人公)
『ジョジョ2部』…シュトロハイム(No.2)
『ジョジョ3部』…DIO(悪役)
『ジョジョ4部』…吉良吉影(悪役)
『ジョジョ5部』…ドッピオ(悪役)
『ジョジョ6部』…プッチ神父(悪役)
『るろうに剣心』…剣心(主人公)
『武装錬金』…カズキ(主人公)
『仮面ライダー龍騎』…真司(主人公)
『仮面ライダー555』…巧(主人公)
『仮面ライダー剣』…橘さん(No.2)
け、傾向でねェ……_| ̄|○
こ、心持ち主人公が多いか?でもNo.2も相当多いな。あと悪役異常に多いよ。
ここまでやっておいて何だけどさ、Qウェルさん、コレあんま意味なくね?。Qウェルさんもやってみて「やっぱポジションには脈略ねーや」みたいなこと言ってるけど、やっぱしNo.2かどうかが重要なんじゃなくて、好きになる要因はどんな性質のキャラかがポイントのように思う。主人公にしても、テニスの王子様のリョーマみたいな天才天才みたいなキャラから武装錬金のカズキみたいな等身大の努力型キャラまでいるんで、No.2にしてもホントいろんな性質のキャラがいると思うのだよ。それらを一括りにしてNo.2っていう括りにして見てみても、あんまし見えてくるものが無いっつーか。
なんでちょっと性質別に分析してみよーかな。カズキとか仮面ライダーの主人公とか、とりあえず真っ直ぐ系は僕好きみたい……なんだけど、それと真逆に悪役諸々から、どっかプッツンしてる悪役も僕かなり好きみたい。ポップあたりはQウェルさんの「決して強者ではないけどコンプレックスを克服して立ち上がるキャラが激しく好き」っつーのが僕もそうだと思う。これと真逆の天才で無敵で「まだまだだね」みたいなキャラはどうも好かん。
さて、そんな感じなんで女性キャラ篇は性質別で行ってみようか。
●作品内でゆいまが1番好きなキャラ女性篇
『ターンエー』…ソシエ(明朗・真っ直ぐ)
『SEED』…ラクス(知性・天然)
『エヴァ』…アスカ(知性・精神崩壊)
『無限のリヴァイアス』…ファイナさん(狂ってる)
『アイシールド21』…鈴音(明朗・真っ直ぐ)
『BLEACH』…雛森(凛)
『いちご100%』…ごめんなさい
『ONE PIECE』…ロビン(知性・学者)
『ダイの大冒険』…レオナ(知性・凛・信念)
『帯ギュ』…桜子(明朗・体力)
『20世紀少年』…カンナ(知性・凛・信念)
『FFVI』…ティナ(不幸・信念)
『Kanon』…美坂・姉(知性・相対的常識人)
『おジャ魔女』…ももちゃん(明朗・バイリンガル)
『プリキュア』…ほのか(知性・明朗)
コレは結構傾向出たかな?明朗でまっすぐキャラが一翼を担い、もう一方で知性キャラも好きと…。この二つは現実だと相反する傾向があるのが悲しいところですな。知性が上がれば上がるほど計算高くなって、まっすぐさは消えていってしまうというジレンマ……もし私は両方持ち合わせていますワという二十歳前後の女性がいらっしゃいましたら、結婚の申し込みお待ちしています。
しかしまあ、どういう素性をキャラの性質として立てるかは難しいです。上のは文字でイメージを表してみましたけど、いや、僕の○○たんにはこんな文字のイメージ当てはまらないよという人もいるでしょう。なんで、目的に応じて素性は色々細かく練り込むのが良いでしょう。逆に言えば、その辺りがしっかりしていれば、この好きなキャラテストはその辺りの胡散臭い占いよりも性格判断に使えそう。もし暇な人がいたら、そのあたりカテゴリを絞ってプログラムを作ってみたら面白い…というか結構人気サイトになりそうな気がします。「好きなWJキャラで占うあなたの性格判断!」みたいな感じで。
最後に一応フォローとして。上の好きなキャラ性質。男性にしろ女性にしろ、現実の僕の人物好き嫌いの性質とは違う部分もありますんで……そこんとこだけヨロシク。
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本日購入、『pre-CLANNAD プリ・クラナド』。
いや、何かもう最近クラナドってばかりでスイマセン。ここ一週間で初めて訪れた人は100パクラナドFANサイトだと勘違いしてます。でもそれくらい余暇はクラナドのことばっか考えてます。
で、専門書を買いに行ったハズが『pre-CLANNAD プリ・クラナド』買ってきちゃったワケなんですけど、コレ、クラナドにハマってるヤツは絶版する前に買っとけ!おまけCD-ROMが並々ならぬ。アレンジデモムービー(作中のOPみたいなヤツ)に、壁紙×5人が入ってます。さっそく壁紙渚ちゃんにしてみたっつーの。和んでるっつーの。ラリって研究室のPCの壁紙も渚ちゃんにしちゃわないように気をつけなきゃっつーの。
あと、本の内容も中々です。「CLANNAD」ってゲール語で「家族」だったのか。さすがにゲール語は分からなかったなー。つまり僕はまだ「CLANNAD」の核(家族)を見てないと。あー、もう楽しみですよ。
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●一ノ瀬ことみルートクリア
涙で……涙で画面が……
涙腺度数、過去最高。
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「if you find this suitcase, ……」
何も言えん。クリアしたヤツはこのフレーズで思い出してまた泣け。
「世界はハープで満ちていて、そのひとつひとつが、それぞれ異なった音を奏でているんだ」
ことみ父……・゚・(ノД`)・゚・
前フリにすっかり騙されてネガティブイメージ抱いてただけに、やられた。もう神だよこのお父さん。
だから「ことみ」なんだ……・゚・(ノД`)・゚・
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2004.05.06.(木) |
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似てるようであんまし似てないシリーズ。
「引きこもり」と「立てこもり」
その昔、母パンダが言い間違えて、そんなロックなヤツは引きこもらねーよ、とか。立てこもる気力ないから引きこもりやってるんだよ、とか総ツッコミが入ったことがある。
全国の引きこもりが立てこもりになったら社会的に大迷惑だけど、全国の立てこもりが引きこもりになったら社会的に嬉しいという不思議なロジック。
昔の大学生は大学に立てこもっていたというのに、現在の大学生は自宅に引きこもっているという不思議な時代風刺。
この二つの言葉だけで、時代が、世界が見えてくる。
というか、その時母パンダが何を言おうとしたかというと、どうにも、僕に引きこもりにならないように、ということだった気がする。
親に引きこもりを心配される20代ってどうよ?
しょうがないんで僕は答えた。
「分かった。僕は引きこもりにはならない。代わりに立てこもりになって大学にでも立てこもろうと思う。響き渡るシュプレヒコール。革命ばんざーい」
母パンダが悲しそうな顔をしたので、僕はやっぱり引きこもりになることにした。
時代が変わっても革命家のやることは変わらない。今度は自室の薄い扉がバリケード、シュプレヒコールはネットで揚げればいい。コレは、個人的な革命だ。かくめいばんざーい。
つーか、引きこもり最悪。
ヒッキーはヒッキーでも宇多田が好き♪(またそのオチか!)
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今日は帰りが遅かったんでちょっとしかできなかった。
●坂上智代ルート
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とりあえず春原が蹴られまくってる間にちょっぴり仲良くなって、寝坊した春原を寮の部屋まで一緒に起こしにいった所まで。
智代は自立型ヒロインですな。最初っから目標に向かって独力で邁進しているという。渚とはお互い支え合いながらって感じだったのが、智代は自分の脚で独力で立ってる感じ。そんな感じで微妙に独力で立ててない主人公とどうなっていくのか、先が楽しみであります。クリアは週末になっちゃうかなー。
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●一ノ瀬ことみシナリオ
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昨日も書いた通り最泣きシナリオだったんだけど、感動に何段階かあって、まずはことみのために、本当にこんなことに意味があるのか?と自問しながら庭の再建に尽力を尽くす主人公……のところがまずは感動ポイント1だったなぁ。淡々と建設的に作業手順を描写してるのが良かった。誰かのために、順を追って建設的に何かを作り上げていくことの素晴らしさを感じた。主人公、本読まなかったのにガーデニングの本とか読んでさ……最後くじけそうな所で作中の謎アイテムにして重要アイテムと思われる光の玉が降ってくるのも良かったし。
そして感動ポイント2が友人らの尽力。渚、藤林杏シナリオクリアしてからやっただけに尚更。渚の背負ってるものとか、杏→主人公の想いとかを既にプレイヤーとして知っているだけにグっとくる。それでも尽力する奴らなんだよなー。めちゃくちゃイイ奴らじゃん。
そして感動ポイント3が昨日も書いた「if you find this suitcase, ……」の所で、コレはこのフレーズ最初に読んだときマジで涙が……ダメだ、僕、この時間を超えて届けられる善意っていうのにメチャメチャ弱いワ。そして届けられたモノ……これは少し理論物理学の知識があるとさらに感動が増すかな。完全統一理論とか、確かアインシュタインが夢想したりしてたヤツっしょ。理論物理学ってのは世界そのものを形式で表す学問って側面があって、その形式、理論のことを言葉と表しているわけだと思うんだけど(ことみが「とても難しい言葉で書かれている」っていうように)、で、そんな世界を言葉で表したモノがことみの両親の論文って重要アイテムで出てくるんだけど、最後に、ことみに届けられたモノは……物理学の言葉で書かれたモノじゃなく……届けられた世界を表した「言葉」は……・゚・(ノД`)・゚・
コレが上手すぎた。世界とか理論物理学とか硬質な味付けがしてあったところに、この結末だったから泣いた……・゚・(ノД`)・゚・これは、とりあえず、四の五の言わずにヤレと。
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2004.05.07.(金) |
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ようやく研究室の自分PCからネットに繋げるようになりました。WEB閲覧、メール送受信共にOK。プララのメールサーバーは送信だけ外部からのアクセスを制限していて、設定にちょっと手間取ったりもしたけれど。
さて、コレで大学からもこのサイトとか見られるようになったんだけど、それは自分的にいいのだろうか。皆、職場で自分のサイト見ることとかある?娯楽関係サイトOKの自分ルール作ってしまうと際限なく行ってしまうような気もして不安が……
●あー
ジャーナルに出す論文書いてみろって言われたため、しばらく多忙に……クラナドをやる時間が……
●いー
今日は何故か同じ大学にいる旧友A嬢と学食で待ち合わせて一緒に昼食。ベンチで食べたり、やってることはクラナド系ですが、話題は「高次専門教育機関をどう増やしていけばいいか」という点に終始しました(教育系の人です)。いやー、この街にそういう教育機関増やすの、優秀な教員が確保できるならって条件付きで僕は賛成だよー。
A嬢、何を血迷ったか院に進む気らしい。よっし。友達確保。4年ぶりに帰ってきたら友達いなくなってて寂しかったとこだったんだよー。
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●坂上智代ルートクリア
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スマン、コレ、主人公ダメじゃね?
智代に降りてきてもらっちゃってるじゃん!行けよ!自分が登っていけよ!
コレは、プレイヤーの主観、私情で感情移入の度合いが変わるシナリオです。自分が足を引っ張ってしまうというやるせなさに共感できる人には、ラストとか涙モノだと思うんだけど、いかんせん僕はどちらかというと主人公よりも智代に感情移入してしまっていたので(僕、人望は無いけど上昇志向だと思うし)今一つノリ切れませんでした。主人公、足引っ張っちゃうって別れて、そのままダラダラ過ごしてハッピーエンドっつーのがどうも……。違うなー、どちらかというと僕が見たかったのは足を引っ張っているって気づいた時点で奮起して自分が智代の場所までたどり着くみたいな話だなぁ(それをやっちゃうと作品の雰囲気が損なわれるというのは分かるけど)、俺はヤルぜ!追いついてみせるぜ!だだだーん(燃えBGM)みたいな展開……作中五月時点なんだからそこから勉強して進学みたいな帰結のシナリオも一つくらいあっても良かったかもしれないのに(やっぱ雰囲気壊れるかなぁ)。いや、でもまあ、その辺りは個人的な体験に基づく主観が入るあたりなので(どんな体験だったか語る日は来ませんが)……
他、エンタメ部分は超面白かった。春原蹴られすぎ(笑)。風子とかまで出てきてヒトデでチューンコンボ決めたのには笑った。あと、野球勝負篇とかね、普通に学園エンタメしてて面白かったっス。
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次は智代ルートと関係ある美佐枝さんルートかな。
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2004.05.08.(土) |
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頑張って論文書くはずが、寝過ごしたんで研究室自主バックレ。
代わりに自部屋にてプリンタをフル稼働させながら論文精読にいそしんでおりました。時間を多重に使った気がしてちょっぴり得な気分に。
何を印刷していたかというと、クラナドの攻略ページです。フリーな時間が沢山あった学生時代とは環境が違っているんで、時間を効率的に使ってシナリオを読み進められるように、渚ルート以降は攻略サイトを参照に進めてます。お薦めのCLANNAD-クラナド-攻略情報は、「Piece Of Key Heart」さんのクラナドページ。過度なネタバレを避けつつ、効率よくシナリオを楽しむための道筋を紹介してくれています。
そんな感じで全ページ印刷し終わって一つのファイルに、クラナドファイルが誕生。
そして、
●リンクにやまやま話を追加
気になるサブカルなニュースとフィギア&プラモの画像をあなたへ。前から思ってたけど、やまさんは媒体を問わず様々な作品を大量にチェックしてます。きっと嗜好が重なる話題に出会えるハズ。行ってみよう。
あー、リンクどうしようかなー。いい加減張っときたいサイトなんかもあるんですけど、リンクページだけどんと肥大するのもなんかイヤなんですよねー。
●そして
QウェルさんをさりげなくQウェルぴょんと呼んでみたり、ネット媒体でも自分と同年齢or年下と分かっててそれなりに交流が長い方にはくだけた表現を使ってみたりも最近しちゃってるんですが、そういうのイヤな人は気兼ねなく言って下さい。敬語も結構得意ですので。
年齢と言えば、謎なのはこの人です。一説には50代の男とも、ティーンエイジャーの女子高生とも言われています。実は浜崎あゆみ本人だという話もありました。でも僕は知ってます。はさみさんは浜崎あゆみ本人ではありません。何故なら、今まで隠してたけど僕が浜崎あゆみ本人だからです。
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●美佐枝さんルートクリア
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若美佐枝さん可愛い!
主人公の主観視点で物語りが進んで、最後にその主観だったものの存在そのものが裏返るっていうのは今では確立してる物語文法ですが、上手く感動系に組み込まれるとホント感動しますな。うん、コレもいい話だった。
美佐枝さんストーリーはこれだけで終わらないので注意。美佐枝さんシナリオクリア後に、智代ルートをやると創立者祭の日に美佐枝さんストーリーのエピローグ的なものが読めます。
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いよいよ残すは有紀寧ルート&春原ルートのみ。一気に隠しシナリオまでいくぜ!
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2004.05.09.(日) |
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「やめろ この人達を巻き込むな!」(剣崎)
いや、もう今週の見所はカリスとトンボアンデットなんですがね(むやみに反転で一言感想↓)。
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飛んだ――――(゚∀゚)――――――!
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そして……
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落ちた――――(゚∀゚)――――――!
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他にも
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レストランに降ってきた――――(゚∀゚)――――――!
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とか
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無事だ――――(゚∀゚)――――――!
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とか、一人ノリノリで見てました。
カリスの栗原母娘以外の人間は知らんっぷりが全開でした。でも、この前の眼鏡のイベントとかもあったんで、カリスのこういう姿勢は自然な流れで見られました。
あとはついにレンゲル出てきました。イカついフォームは結構気に入りました。これは、慣れるにつれてカッコいいと思えるようになる予感がします。
ただ、睦月が邪悪な意志に捕らわれるのは蜘蛛アンデットのせいみたいな話なのな。橘さんが暴走してるときも植物のせいみたいな理由づけがされていたりしたんですが、そういう外的要因で心がネガティブベクトルになってるっていうのはあんまし好みじゃないですかね。内的要因で、普通に温厚な学生だった睦月が力を手にして慢心して邪悪ベクトルに入っていく…人の心のもろさを描く…みたいな方が、それを乗り越えていく心のドラマとしては面白いような気がするんですが。
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「ホワイト!」(キュアブラック)
ホワイト巨大剣を白刃取りーッ!
そ れ 合 気 じ ゃ ね ェ だ ろ 。
いや、勿論武器対処方は合気道でもやりますよ。でも、コレ、もろに自分の腕力と足腰の力で止めてるから!相手の力使ってないから!
●今週のポイント
・なぎさ父。親父ギャグまじ寒。ラストのなぎさと腕組みは全国の娘持ちパパへのサービス。
・ポイズニー。わざわざ旅館で働く必要ないじゃん!
・武者。敵キャラがRPGの中ボスみたいなテイストを帯びてきました。
冒頭のほのかの言動にシホ・リナはちょっと引き気味なんだけど、なぎさは「ほのかって不思議よねー」とか言って肯定的に捉えてるとか、その辺りが好きでした。シホ・リナ−ほのか間の関係もそのうち変わっていくんですかねー。
バトルテイストよりも、級友との相互理解・コミュニケーションを描いてる部分がやっぱ僕は好きですな。最近そのコミュニケーションの中に入ってきたキリヤをもっと見たいなんて思ってるんですけど……でも次回はそっちのコミュニケーション系の話っぽいので期待です。マドンナ現れてますよ!
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●宮沢有紀寧ルートクリア
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「それは…人の心が変わってしまったからではないでしょうか」
こ、この娘は女神ですか!(挨拶)
完成されてますこの少女は。イデアです。天使です。こんな娘、眩しすぎて正視できないよ。
そんな完成っぷりを表す各種名言から、一例を挙げてみると、
「そうですね、ひとつ挙げるなら…人の思いを学べています」
ギャー、超進学校にいながら人の思いを学んでますよ。それなのに別に普通の勉強の成績もいいらしいですよ。神だ・゚・(ノД`)・゚・
一番は勇の母親に勇の行動の理解を求めて意見するところかなぁ。キレイ言を筋を通して主張しながら、謙虚さも失わない。こんなマネ、ちょっと普通の高校生にはできないですぜ。
そんな、天使少女のやすらぎに自分がなれてるって辺りをウハウハと楽しむシナリオだったと思うんですが、ちょっと、僕的に、ダメだ…こんな天使な人のやすらぎになれるほど僕はスゴくないよ!と思ってしまい、ストレートに主人公視点でウハウハはできませんでした。
作中のキーアイテム、「光の玉」に関してもちょっとヒントが…なるほどねェ。そう思うと「光の玉」の出現シーンは意味があるよねェ。
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●春原陽平&春原芽衣ルートクリア
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「ダメだ “お兄ちゃん”は危険すぎる」
(笑)
芽衣ちゃんは妹大好きな大きいお兄さんをターゲットにして導入されたキャラだと思うんですが、僕はそういうの全然ないんで、芽衣ちゃんハァハァとかはありませんでした。
やっぱ春原視点が面白かったかなぁ。春原はダメ人間だけどダメ人間じゃないという。
「今しかバカなことは出来ない」みたいな考えは刹那的で僕はあんまし好きじゃないんですけど、「友人」の話には共感。卒業しても会い続ける友人ってそんなにいないもんだからねェ。
つーかもう、最後は熱血友情モノですな。拳で語ってます。やっぱ男は拳で語らねばダメです。Gガンダムです。
ラストシーンは幸村先生シナリオとで補完関係にありますな、順番としては春原ルート→幸村先生ルートの順で見たほうが自然だったかも。友情いいねェ。
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というわけで、これにて全キャラのエンディングを確認ってことで、出てきましたよ!隠しシナリオ、「AFTER STORY」が!ギャー、超楽しみ。なんだかんだで2週間くらいでキましたよ。これはもう、早速やるしか。
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2004.05.10.(月) |
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●Mr.FULLSWING
紫SHIKIBU応援ギャルVS犬飼キュンを地獄の底まで追っかけ隊…という図にこのシリーズの核を見ました。犬飼キュン追っかけ隊の立ち位置がこの漫画の女性読者の立ち位置に近いんじゃないでしょうか。女性読者、それぞれ十二支サイドに贔屓してるキャラがいると思うんですよ。そこにこうやって敵役にアイドルキャラを持ってくることで、アイドルよりも私の○○くんの方がステキだわという気分に浸って楽しめるという。アレです。世間で騒がれてる美形アイドルよりも私の彼がやっぱり私の一番だわ…とか考えて幸せ気分に浸る時の心理です。世間的に評価を受けてる人間よりも、自分、あるいは自分が心酔する身近な人間を上に置くというのは、なんだか自分がスゴくなった気がしてとっても気持ちがイイものです。そういう快感を狙ってくるあたり、この話はマーケティング戦略が良くできてんのかなとか思いました。
●ONE PIECE
やっぱし、仲間になった当初は一番ロビンに対して警戒心を解かなかったゾロが、今回は真っ先にロビンを庇って刀を抜いて鋭い眼光を放ったっていうのが今回の一番の燃えポイントだと思うんですけど。
●DEATH NOTE
「まあどっちにしろキラに迫れる文章ではないね 死神なんているわけないし」
この台詞のコマにおもいっきしいるのがプリチーでした。
●BLEACH
ちくしょう日番谷カッコいいな。刃を向けられても関係無しですよ。何なんだそのデフォルトな雛森への愛は。
斬魄刀抜くとこカッコ良すぎ。小柄なのに長刀を背負ってるというのがずーっと印象的なキャラだったので、あの抜刀の仕方はシビレました。
というか、涙を流しながら、混乱しながらも刀を振るい続ける雛森くんの絵にノックアウトされました。もう、さんざん気づいてると思うけど、僕の中ではこの娘が正ヒロインなんで。
●銀魂
中の人オチキター。
夢を信じてる少年達の雑誌にこのオチは無いなー。ガチャピンに中の人なんかいないんだって。
●PMG-0
スマン、今週号の1番はコレを推すワ。
新聞とかしっかり読んで世相を見ながら描いてるというかさ、今の日本の鬱屈とした雰囲気の中にいる読者向けに描かれてる気がする。作中の犯罪が増えてきていて世の中の雰囲気が悪くなってる雰囲気とか、ほんと今の日本を想起させられるし、敵役にバカなガキを持ってきたのも少年犯罪云々で燃えてる世相にマッチしててイイ。正直、子供っぽく見えて大事な部分では大人なタニアが、本当に救いようのないバカガキをブチのめした所は爽快だった。「知ってるか…死ぬんだよ」から「そんな事も分からないのかッ!!」の所は、普段新聞とか読みながら感じてる、バカどもに叩きつけてやりたい言葉、行動を主人公がやってくれた感じ。スッゲーシンクロして読んでました。
あと、少年には何も出来なかったっていうのもスッゲー僕好み(最後に救いあったけど)。必ずしも理想を貫けない現実ってヤツをちゃんと描いてくれてます。そんな少年の想いを実力があるヤツが汲んでくれて繋いでくれるっつーのも燃えるし。コレ、連載狙ってくれてもいいや。
●武装錬金
何かバチバチ言ってるーッ>蝶野の武装錬金。
この掲載位置はアンケートハガキ出した甲斐がありました。なんか、僕が読んでるサイトの管理人の人とか、かなりの割合でアンケートハガキ出しましたって書いてたんで、ホントに効果あったんじゃないかと。とりあえず今クール生き延びればしっかり完結できますよきっと。
本編は、煽動者の武装錬金が霧なワケじゃなかったのが残念だったのと(真実を隠すっつーメタファーでスゲーいいと思ってたのに)、扉のカズキとまひろが対峙してる絵がヤケに感動的だったのと、さーちゃんがヤケに可愛かったのと、そんな感じ。
つーか合体して巨大化とか、作者絶対ノリノリで描いてるよコレ。一週間くらい徹夜してんじゃないかっていうテンションで描いてます。
●いちご100%
西野、サブタイで「天使」とか表されたり、ワリと神聖視されてるベクトルのキャラだった気がするのに、いつからただのパンツ要員になったのだろうか。
●BLACK CAT
こ、殺した…よね?>ウォーターカッター。
機械だからいいんだっけ?それじゃナノマシンで出来てるイヴとか?
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「AFTER STORY」クリアしました。
ファイナルエンディング見ました。
泣きました。
感想は…おいおい書いていこうと思います。
僕はそれほどゲーム(PCゲーム、他ハードのゲーム含めて)をする人間じゃないので、あんまし有益な相対評価はできません。世には、もっとスゴいのもあるのかもしれません。それでも、少なくとも僕が今までやったことのあるゲームの中では最高のゲームでした。
クリエイターの方々に感謝と敬意を。
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クラナドをクリアした勢いで、本当に好きなモノは中々薦めづらい…って感じの僕的に大事な作品を紹介。
・三田誠広『いちご同盟』
・森岡浩之『星界の戦旗T〜絆のかたち〜』
・和月伸宏『武装錬金@蝶野篇』
・CLANNAD-クラナド-/Key
死ぬ前に一度は読んどけ。
いずれも、「死んだ後にも残る関係性」がちょっとしたテーマの作品です。
いずれ死ぬのにどうして生きてるのか?っつー問いに対しての答えが書いてるんで。
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2004.05.11.(火) |
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スナフキンもイイけど、僕はジャコウネズミさんが一番好きです。
無駄じゃ無駄じゃ。
●疲弊ー
2週間くらい本気出し続けなきゃヤバ気です。先週末は大学時代の友人にメールでも出そう企画を実行したんですが、リアル社会人から8時−8時の12時間コンボで仕事してるとか返信が返ってきやがりました。コレを挑戦と受け取りました。なんで僕も今日は8時に帰ってきました。勝負。いや、勝負とかじゃなくて、ホントそうしなきゃヤバ気。
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「AFTER STORY」の感想は時間かけて大事に書きたいと思います。というか、渚シナリオ〜「AFTER STORY」は何度でも読みたいです。ゆっくり時間かけて自分の中で消化したい感じ。
結末、村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』とかを読んだことあるかどうかで感じ方が変わりそう。「平行して存在していた世界が、最後に一人の人物を介して繋がるという物語文法」を経験したことがあるかどうかで。まったく初経験だと意味が理解できない可能性が(初経験の方が驚けるというメリットはあるけど、ちょっとコレは要求読解力が高めな気が)。
全クリアして一区切りなんで軽くキャラの話なんぞを。
全キャラにエンディングがあるだけあってホント全キャラ魅力的なんだけど、「AFTER STORY」やった後ではやっぱ渚だけ別格に感情移入しちゃうかなぁ。ホント愛しくなってますワ。その辺りは作り手側の思惑通りなのかもしれない。やっぱ時間かけて大事に描かれていると魅力的に思えてきますワ。その辺りは風子なんかもそう。風子も好きです。渚は正ヒロインなんで別格に時間かけて描かれているのは当然なんですが、意外なところで風子もその他のヒロインよりも1レベル上の重要キャラとして描かれてるように思います。
なんで、渚と風子は皆が好きになりやすいというか、1レベル上の人気が出そうな気がします。それはKanonであゆと名雪が1レベル上で重要に描かれていて人気も伴ってるのと同じような感じで。その流れにのって僕もこの二人はとても好き。
その他で挙げるなら藤林杏かなぁ。とにかく出てくると楽しいキャラでした。テーマ曲「それは風のように」と相成って楽しい気分にさせてくれました。杏シナリオ以外にもいろんな所に出没するので、これから細かい所やり込んで出現させるのが楽しみなキャラです。そんな楽しいキャラだっただけに↓
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AFTER STORYの汐篇にて再登場していつものノリを見せてくれた時は無性に泣けました。主人公の一番辛いところからの復活。その立ち直り始めに背中を押すようなタイミングで現れやがります。
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こういう友達欲しいよね。
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2004.05.12.(水) |
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アレはもう何年も前だろう。日韓共催W杯が開催されていた頃、僕はガッデム!と言う代わりにベッカム!と言うのを流行らせようと思ったことがある。Gガンダムのチボテー風に言えば、「ガッデム!冗談じゃないぜ!」ではなく、「ベッカム!冗談じゃないぜ!」というような具合にである。
だが、もちろん流行らなかった。
友人:「いや、それは流行らないだろ」
僕:「ベッカム!」
傷心の僕はスロヴェニアへ旅立つことになる。(実話)
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まだ見てないサブストーリーを回収ってことで、今日は草野球編シナリオをプレイ。
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ニルヴァーナネタキター!>スメルライクティーンスピリッツ。
つーか、エンディングまであるのかよ!
全体として良くできた番外編って感じでエンタメエンタメしてました。杏燃え。
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何か学生時代にやったノラ野球を思い出して妙にしみじみ……あの頃は若かったなぁ。
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2004.05.13.(木) |
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そして、スロヴェニアに旅立った僕は幾ばくかの文化的な貴重な経験を得、大学で日本語を教え、そして何故か日本でやってるW杯決勝をスロヴェニアの海辺のカフェでTV観戦したりして帰ってきた。
そう言えば、あの時大学で一緒に教えた友人のY嬢は今ではタイで日本語を教えている。日本語教師の仕事はホントにヘヴィなので、同い年でその世界に飛び込んでいく気概は普通に尊敬ものだ。そのあたり、とりあえず社会に出るのを先送りした僕とは道が分かたれたと思う。
現在のバイタルさは明らかにY嬢>僕だが、あの頃のバイタルさは互角だったように思う。だとするならば、今の自分に必要なのはその頃のバイタルさを取り戻すことのように思う。取り戻すべきは中欧でのやる気。すぐ先の未来、自分も社会に出て働き、バイタルに生きていくのだから、既に今、同世代で社会人となった連中と互角程度には、自分を縛り、やる気を出していかねばなるまい。
そんな、過去の中欧と未来の労働に想いをはせた今日の話と、ベッカムは、実は何の関係も無い。
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BGM「灰燼に帰す」がお気に入りです。通学の時に聴いて朝からテンション上げてます。
かなり多忙になってきたのでしばらくプレイ打ち止めとなりそうです。ときどき細かいストーリーをやってちょこっと感想書いたりと、あとは忘れた頃に「AFTER STORY」の感想をアップして、クラナド話は一区切りとなると思います。
16回連続でショート感想書いてましたが、後はまったり書いていくということで一つ。
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2004.05.14.(金) |
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angelaの日記を読んでいると(PROFILE>atsukoまたはKATSU…でDiaryに入れることに最近気づいた)、「蒼穹のファフナー」がウチの地域では見れないことがホント口惜しくなってきますな。とりあえず5/26&6/2のニューシングルで口惜しさを癒すしか……angela、今週の東京ブギーナイト(林原めぐみさんのラジオ)に出るらしいんで、超久々にあのラジオ聴いてみようかな。
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やっぱ本屋ですかね、気分転換の場所は。研究室から1、2分の位置にわりと充実した書籍部があるんで、煮詰まり、作業効率の低下を感じるたびに足を運んでいます。講談社現代新書あたりの新刊にいろいろ面白そうなのが入ってますな。今書いてる論文の作業が終わったらちょこっと購入してみたいかも。今月は研究室に入りっぱなしだった&家ではクラナドばかりやっていたってことで、他のことにお金を使うことがなかったんで財力にも余裕ありますし。
まあ、そんな感じで今週は週末の休み無しの方向で頑張ってます。
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2004.05.15.(土) |
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創作作品にしろ学術論文にしろ、既存のモノを打ち壊して新しいコトをやったモノしか僕は認めないぜ、なんて主張を主張する資格がある人は世の中にほとんどいないように思う。本当の意味でそういうことを言っていい人は、自分もまったく新しいコトをやってのけて世に認められている人だけだと思うから。
たまに既存の物語文法、型をちょっとでも見かけると、鬼のように大声でパクりだ!とたたき上げて、さもそれを発見した自分がエラい、作り手が低脳みたいな雰囲気を発露する人がいるが、そういう人は上記のようなことを考えていない人が多いので、僕的にほとんどスルーしています。
大体、そうそうドラスティックに新しいものばかり出てくるもんじゃない。学術にしろ創作世界にしろ、どちらかというと既存の枠を大事に守りながら、ちょっとだけ作り手のオリジナリティー、微々たる新発見を追加しながら進展していく……そうやって漸進的に進歩していくのが常なのだ。漸進的な進歩、そこにあるのは常に、良質と思われる型の反復だ。そう思うと、一見似たような物語文法、型が多いという事実に対して、パクりだ!というネガティブなイメージだけではなく、連綿と物語錬磨の歴史が続いているんだといったポジティブなイメージも持てるようになると思う。
どうやら人の心とはこのような物語によって浄化されるらしい。このような型が人の心の鋳型と重なるらしい。そういった試行錯誤の時間の積み重ねの上に、ある程度人の心に届きやすい型というものが作り上げられ、それが世の中一般で共有され始めているとしたら、それは中々素敵なことではないだろうか(人の心を探る旅が過去から連綿と続いてる……なんて物語がそもそも、人の心に届きやすい型かもしれん)。
そんなことを素敵だと思ってしまう僕だから、革新的であるよりも漸進的であることを好む。一握りの天才がドラスティックな新しいことをやってのける(コレも物語の型だろうか)。確かに素晴らしいしカッコいいことなんだけど、ドラスティックに新しいことを実行するということには、必ず既存のモノが破壊されることに伴うリスクが伴う。結構、回りの人にはダメージがデカかったりもするのだ。理論物理学ならアインシュタインとか、言語学ならチョムスキーとか、世の中のタメには多分なったが既存の枠組みでやってた人にはダメージがデカかった。また、大規模な革命が起こったあとの社会には、精神的に耐えられなくなってしまい気がおかしくなってしまう人が量産されたりもする。
そんな僕が明治維新の時代に生きたとしたら(この話の飛び具合で引きつけるのが型だ!)、新時代を目指してイケイケの維新志士達とは袂を分かった生き方になったのじゃないかなんて思う。古い時代を壊して大がかりに新しい時代を築こうとする志士らを横目に、壊され、滅び行く古い時代の中にも残すべき大事なモノはないか、そう思いを馳せ、それを探し、それを残そうと奔走する。そんな生き方になったんじゃないかなんて思う。
ここまで書いて、僕はこの話になんのオチも考えてないことに気づいた。オチが無い話。コレは、連綿と続く物語文法開拓の歴史の中でも決して良い話とはされていないし、個人的にもそう思う。反省。
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現在1つ論文を書いているので、生活時間がエラいことになってます。論文なり、きっと小説なりを本気で書いたことがある人は分かると思うんですけど、目が覚めて頭が回る時間は全て執筆につぎ込まなければならないので、生活時間が不規則になってきます(上手くやってる人もいるんだろうけど)。夜だけど1、2時間だけ眠ってみたらいい感じで覚醒したんで、そのあと数時間連続で執筆。逆に日中だけど頭がイマイチ回らないんでガバッと仮眠をとっちゃうとか……そんなことやってるウチに生活時間が不規則に。現在そんな感じで、今のところ静かな夜に自宅で作業〜明け方から昼まで仮眠〜その後研究室に出かけていって力尽きるまで……って感じ。
憔悴していく体とは逆に覚醒する精神。あんまり、こういうことはやるな。
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まあ、何が素晴らしいってクラナドの音楽ですよ。MP3化して聴きまくってます。そろそろ頭の中で曲名と音楽が全て一致しそうです。CD買ってるような歌い手でも、アルバム全部の曲名と楽曲が一致するほど聴いてるのは少ないんですけどねー。それくらいにイイ。
本日のお気に入りは各種「東風」とか。日常BGMキました。なごむよー、淡々とした日常の良さを切り取ってるよー。あとは「渚」。これもイイ。何しろ「これのメロディーラインの歌詞つきがファイナルエンディングの楽曲だからな!思い出すだけでどくーんときますよ。」。イイわー。
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