2004年05月後半の日々の雑記

2004.05.16.(日)
第17話「邪悪なベルト」/仮面ライダー剣(ブレイド)感想
 
 「貴様に生きている資格はない!」(桐生)

 いい感じのヤツが出てきました。電流バチバチ最高。電流を起動させるボタンが妙にレトロでハマりました。このシーンだけ何回も見ました。バチバチ。バチバチ。
 公式サイトによると「正義」キャラみたいです。独自の「正義」で行動してる、でもってその正義がちょっと歪んでるとか、多分そんなキャラと予想。だとすると職業ライダーとの対比になりそう。それぞれの理由で戦ってるライダーですが、あからさまに「正義」を掲げてるヤツはいませんでした。
 というか、元ギャレンです。ライダーシステムなんていう超近代システムで戦ってたのに、今や中学生の夏休みの工作みたいな電流装置で戦ってます。そんなにまでなっても、自分の正義を貫きたいのです。ヤバ、この人好きになりそう。

 本日、もう一カ所繰り返し見たのは、レンゲルのブリザードのカード発動シーンです。白熊です。超プリティーです。両手を雄々しく広げてアピールしてるのに、作中には出してさえもらえないあたりに白熊のアウトローな魅力を感じます。というか何、白熊って言ったらキングくらいでもイイんじゃないの?なんで雑魚カードなの?

●睦月
 弱々しいです。インパクト、桐生に食われています。でも、ただの高校生じゃなくて、コインロッカーと泣き叫ぶ赤子の悪夢を見てるとか、過去に何かあったっぽいです。その辺りの克服が、睦月のテーマになるんでしょうか。普通にコインロッカーベイビーだったとかかなぁ……

●ブレイド
 カードが3つも解放されてしまいました。これじゃライトニングブラストが使えません。コレは、しばらくカードの力を使わない素のキックでいくしか。桐生さんもアナログな電流装置で頑張ってるので、こっちもしばらく素で。時代はアナログで。
 
第16話「ストレス全開!マドンナはつらいよ」/ふたりはプリキュア感想
 
 「私はベローネ学院のマドンナ!」(小田島友華)

 マドンナ登場。こんな髪型の中学生、いない。
 というか、コレ、何も解決してなくない?周囲が作り上げたマドンナという像にふさわしくしなきゃ……というところからくるストレス。このストレスっていう課題が昇華されるかがマドンナの物語だと思ったのに、最終的にストレスの原因とか何も解決してないし。もう1話くらい使って回収してくれるのかなぁ。でもEDにいないから一発キャラのような気もするしなぁ。

●今週のポイント
 ・弱ってるジャアクキング。でも今は好きにさせてもらうというキリヤ。あんまし忠誠心ないのかも。
 ・シホ、リナとも大分とけ込んでるほのか。いつの間に……
 ・なぎさとほのかの黒板消しダンス。あー、もう。なんでこんな可愛いことやってくれるかなぁ。
 ・内部からプリキュアマーブルスクリュー。燃えモエ。

 小田島先輩の物語というよりも、対比させて自然体でいられるなぎさとほのかを見せる話だったのかも。特に同じく優等生なほのかは比べやすいです。シホ、リナも含めて笑い合ったり、なぎさと踊ったりってな感じで、こっちは小田島先輩に比べて肩の力を抜いて自然にやってます。
 

2004.05.17.(月)
■今週のWJ
 
 恒例の改変期ということで、次週から3つ新連載が始まる模様です。とりあえず改変の話になると、僕はいつだって「武装錬金」が打ち切られないかどうかが心配になるんですが、予告のラインナップを見る限り、今回は大丈夫っぽい?読切で読んだ限りの感覚ですが(DEATH NOTEのようにこの感覚が大幅にイイ方向で裏切られることもあるけど)、この程度の相手には勝てそう。その辺りに思いを馳せると、読切としては、ここ数週で掲載された、「雨女、晴れ男」、「PMG-0」、そして今回の「KAIN」はかなり面白かったです。「武装錬金」レベルを再び脅かすのは、この辺りの作者が連載陣として参戦してくる頃かなぁなどと思います。

 ちょっと時間がとれないんで今週も感想はちょっとだけ。

●DEATH NOTE
 父親の「悪いのは人を殺せる能力だ」という思いもかけない肯定の言葉のところから、ラストの月が一人リュークに語りかけるところまでの流れが最高です。ただの外道に成り下がってた感がある月ですが、どこか無意識の部分で良心が残ってるのかも。父親の台詞の部分での目線を隠したカット。同じく「普通は死に神に憑かれた人間は不幸になるらしい」のあとの目線を隠したカット。そしてラストのリュークと共に父のいる病院から離れて暗闇へと歩いていくカットは、神になろうとしてる人間の傲慢さよりも、救いの言葉をかけてくれる肉親から離れて悪の道を行こうとする人間の切なさが感じられました。口では自分は幸せだと言いながらも、心のどこかで父やリュークの言うように不幸なのかもしれないという可能性まで洗っている…とかまで深読みするとスゲー切ないです。今週号でちょっと月好きになったり。

●武装錬金
 超はっちゃけ燃え。一瞬冷静になって読むと果てしなくバカです。まず扉絵がコレだけってバカ過ぎ、こんなの一覧で見せられても!そしてピンチになったら二着目召還っていう発想もバカ過ぎ、またエラくイカしたデザインの服だし!そしてパピヨン登場を丁寧にヒーローモノの番宣みたいなノリで紹介してくれる在校生達の台詞がバカすぎ、「今、巷でウワサの!宙に浮かぶ変質者!蝶々仮面の怪人!!敵か?それとも味方か!?」どんなヤツだよ!
 でもバカだけど本編は乱戦の血戦で超燃え。早く続き読みたい。

 改変期ということで消え去る作品が三つ。「少年守護神」と「BLACK CAT」は掲載位置、内容から考えて確定のように思うのですが、あと一つはどれでしょうか。「スピンちゃん」と「未確認少年ゲドー」のどちらかの可能性が高そうでしょうか。だとしたら僕的にはゲドーに残って欲しいなぁ。スピンちゃんも嫌いじゃないですが、寓話じみたあの毎回少しの教訓を込めた話と、讃良ちゃんとゲドーくんの真っ直ぐさが、スピンちゃんよりも1レベル上で好きなんで。
 
■雑想
 
 クラナドは本格的なメディア展開を希望します。KanonでドラマCD15枚に小説化、漫画化、アニメ化まであったので、それ以上に展開する素地はあるはず。特に力を入れた形での小説化は望みたい。何回でも読み直したいんですが、PCゲームだと起動したり読み飛ばしに時間かかったりと面倒な部分があるんで、そのあたりはやっぱ紙がメディアとして最強かと。あとは森嶋プチさんがまた漫画描いてくれたりしたら最高ですな。
 

2004.05.18.(火)
■雑想
 
 修羅ばってました。修羅ばってます(進行形)。寝てない仲間募集。僕は3時間くらい。
 擦り切れそうな意識の中で、やっぱ『DEATH NOTE』の単行本オレも買おうかな?っつーのと、あー、なんか遠いところへ伴侶を探す旅にでも出たいなー、なんてことを考えてました。思考、脈略無いから、今。
 

2004.05.19.(水)
■雑想
 
 金田一春彦氏が死去

 目的、思考法、使用している理論的背景は僕とまったく違う人だったが、専門柄氏の名前には幾度となく触れる機会があった。謹んでご冥福をお祈り申し上げる。
 氏の『新版 日本語 上・下』@岩波新書あたりは、専門度数も低めで、一般人だけどちょっと「日本語」に興味あるかも……なんて人にお薦め(誤解を招きそうなコトも結構書いてあるけど)。興味ある方は是非。

●少々時間が作れなくて
 論文書いてるのとは他に一つ実験をデザインしなくてはならず、ちょっと多忙に。更新量、頻度は落ちるモノとしてまったり見に来て頂きたい。昨日、今日と当日更新できてません。それでもアクセス数は変わらないのが心苦しいところ。

●岡崎律子さん
 僕自身は知らない人だったのだけど、僕が寝る前に回ってるサイトの多くに追悼テキストがUPされていたのを読んで興味を持ち(特に赤松健先生の日記とか)、CDをレンタルしてきて聴いてみる。ああ、確かに優しい唄を唄っているねェ。

 あー、今日は研究室行く前に少しメール書こう。
 

2004.05.20.(木)
■雑想
 
 娯楽の時間少なめであんまり書くこともないのだけど、歌の話でも少々。消耗する精神を歌の力で無理無理奮い立たせてるような日々です。

●B'Z『BANZAI』

 「ここまで来たことを称えましょう 薄暗い明日へなだれ込みましょう」

 この歌詞の部分が僕の今の心情にヒット。B'Z、久しぶり?に前向き、ポジティブ、ノリノリ、やる気だしていきましょう楽曲です。こういうのを利用して、僕もやる気出していきたい。

●石井達也『River』/ガンダムSEED2ndED

 「歩き始めた以上諦めない もう一度この手にチャンスを」

 これは、去年の9月〜今年の2月あたりの僕のテーマソングです。めちゃめちゃ聴いてました。この歌詞を地でいきました。9月の前期試験で今の研究室落ちて、2月の後期試験で受かるまでのテーマソング。シンクロし過ぎていました。励まされて受かったって点でこの曲に感謝したいとも思うんですが、そもそも9月に落ちたのはガンダムSEEDのラスト近辺にハマり過ぎて勉強しなかったためじゃないかという分析も有力なので、微妙。

●『小さな手のひら』/CLANNADラストED

 「小さな手にも いつからか僕ら追い越してく強さ」

 今、一番聴いてるのがコレ。されど、泣いてしまうんであんまり頻繁には聴けないという楽曲です。クラナドのネタバレになるので反転↓
 「汐を歌っているのかと。親→子への圧倒的な愛。子供持った経験ないんだけど、フライングで泣いてしまうのでした。
 

2004.05.21.(金)
■雑想
 
 今週も、土日無しモード(挨拶)。

 本日購入、

 劇場版仮面ライダー555 パラダイス・ロスト−ディレクターズカット版−/DVD

 「おい真理、真理… 何だっけかなー 救世主は何をするんだー」

 ギャー(燃え狂ってる悲鳴)。

 やっぱ去年NO1の最強映画(去年僕はコレしか映画見てないが)。ラスト近辺のクライマックスが神。

 アクションのクライマックスとテーマ上のクライマックスがシンクロ。ヤバめのカタルシスに。ラストの巧と真理はもはや愛おしいっス。

 半田健人と芳賀優里亜さんは実はスゴい役者だったんじゃないかと改めて思う。何か、年齢上無論未成熟なんだけど、他の役者と相対評価でも芯の部分に輝きを感じる。恐るべし年下役者。
 

2004.05.22.(土)
■雑想
 
 心理学の人とチームを組んで実験プロットを組んだりとか、今そんなことをしている。

 他分野の人と組むのは面白い。というか、ここまで高度専門化した世の中だと、何か一つ仕事するにも自分一人で全てをカバーするのは無理。自然、異なる能力を持つ人と協力してやっていくことになる。

 このあたり、後々僕も色々な能力を持った人たちと繋がっていかなければなるまい。なんとなく、仲間集めみたいで面白い。微妙にONE PIECEだ。まずは剣士、次は航海師、あとコック、みたいな。

 そんな感じで今欲しいのは、まずプログラマー、そして統計師だ。

 特にプログラマー。

 心理実験に使うソフトフェアにしても、僕にできるのはせいぜい既存のソフトウェアの変数をちょこっと変えて自分のやりたい実験用にカスタマイズすることだけ。

 このあたり、抜本的に僕のやりたい実験用に一からプログラム組んでくれる人とか仲間にいてくれたら超嬉しい。

 というわけで、片瀬志麻みたいな人、募集。
 

2004.05.23.(日)
第18話「暗闇を操る魂」/仮面ライダー剣(ブレイド)感想
 
 「何だおまえ!」(犯人)

 その気持ち分かりました。警察でも何でもない一個人の断罪者が妙な電流装置付で現れたら、そりゃ訪ねたくもなります。何だおまえ!

 そして桐生さんの決め台詞、「貴様に生きている資格はない!」が炸裂し、犯人、電流バチバチの刑に。電流くらってる犯人の絵が超ヒット。スゴい演技力です。演技する方も大変です。台本には「電流で悶絶」とか書いてあるんでしょうか。理不尽な台本です。

 もう、とにかく桐生さんで、コレはちょっと、「貴様に生きている資格はない」で流行語を狙って、バンダイは電流右手を商品化するべきじゃないか?などと考えていたら、よりにもよって桐生さんレンゲルに変身。き、き、桐生レンゲルキター。コレは、大暴れしてもらいたい。公式サイトにとりあえず次週でレンゲル篇一区切りみたいなこと書いてあったけど、桐生さん死んだりしてほしくないなー。後半まで頑張ってほしいよ。最後の強敵に倒れる四人のライダー、そこに現れる桐生、武器は電流装置のみ……とか、微妙な燃え妄想がふくらみます。

●バトル
 混戦の中につっこんでいく剣崎&始が同時変身。BGM「覚醒」スタート燃え。カリスとブレイドはとりあえず激しくは敵対してない感じ。この二人の友情の展開を想像すると燃え。あとは、レンゲルの武器は魔法のステッキと考えると和んでしまうんだけど、棒術と考えると燃えるなー、とか。ブレイドが後ろ回し蹴りを多様するのは設定なのかな、とか考えてました。ブレイド、大振りの袈裟斬り、そのまま勢いで後ろ回し蹴り、のコンボが多すぎ。当たればデカいがスキも大きそう。

●次週予告
 橘さんの前方回転ベルトキャッチメラ燃え。もうなんだよコレ、この3話もレンゲル篇とか言いつつ、全ては次週の橘さんのタメだったんじゃないの?
 橘さん、好きだ。
 
第17話「ハートをゲット!トキメキ農作業」/ふたりはプリキュア感想
 
 「全部…終わった…」(キリヤ)

 皆で力を合わせたらホントに出来た。驚くキリヤの図。キリヤに絡むのはやっぱしほのかの模様。

 ほのかの言ってることはピーサードぶっ飛ばした時の演説から一貫してます。共栄です。前に、ほのかの共栄に敵も組み込まれていくような話だったらいいな、みたいなこと書いたけど、とりあえずキリヤが組み込まれ始めたような、そんな17話。

●今週のポイント
 ・麦わら帽子+ジャージ+ほのか=最強。
 ・ダイコン。なぎさ、掘りすぎ。
 ・プリズムラブチェッカー。ランプのショボさがヒット。あんな、光られても。
 ・藤P。思いっきりザケンナー目撃したり、石投げたりしてたけど、フォローは?

 「人間って皆そうなんですか?」というキリヤの問いに「ええ、そうよ」とほのかが答えるまでの間とかイイ。

 イイ話でした。
 

2004.05.24.(月)
26号/WJ感想
 
●家庭教師ヒットマンREBORN!
 読切のときコレ読んで、たまには死ぬ気になることも大事だよなぁとしみじみした記憶があります。今回も、死ぬ気になればできること、多々あるのに自分はやれてないよなーとしみじみ。漫画家、ジャンプに載るまで死ぬ気でやってただろうことを想像するに、言う資格があります。僕も、死ぬ気までいかなくとも半死になる気くらいでは頑張ろうかとちょっと思いました。
 でも、漫画の面白さとしては普通。10週か、20週かというか、その位のオーラ。各話のストーリー次第で面白くなりそうなオーラは感じましたけど……守護神とか、ストーリー次第でも無理だと第1話で思ったんで。
 「ただ者じゃないって感じ!」のコマのヒロインが結構可愛いとか、その辺りもレベルアップしそうなオーラを感じます。

●BLEACH
 恋次味方サイド化は、いろいろと他の作品にもあった敵キャラ味方サイド化シチェーションと比べても、ここ数年でトップクラスの燃え度です。燃えっつーか何かしみじみとした燃え。星と野良犬がイイ話だったからなー。
 特集記事で初めて気がついたのは、ルキアの斬魄刀もコレから登場予定なんですね。一護に霊力あげちゃったから出てこないのかと思った。ヒロインの斬魄刀初解放とか、まだそんな燃えシチェーションのカードを温存してるのか……ホント面白いワ。

●DEATH NOTE
 親 父 特 攻 ッ ツ――――(゚∀゚)――――――!
 今週のWJ感想サイトこれしか無さそう。
 他の視点としては、相沢さんを本気で制止するLがちょっと好きになりました。先週は月が好きになったし、今、そういう風に描いてるんだろうか。

●テニスの王子様
 「な なんだぁー!? 見ろ アレは……」
 あのオーラ、普通の人にも見えてるんだ。いきなり人が発光したら僕だったら通報しそうです。

●武装錬金
 あー、パピヨンカッコいいなぁ。
 これで燃えてしまっていいのかなぁ。弱さの克服のために人間をやめるっつーのはネガティブに描かれてそうなものなんだけど、もはや人間をやめてでも弱さを断ち切るっつー姿にカッコよさを感じてしまう。過去を一気に爆破して克服するラストは爽快。つーかもう主人公?ダブル主人公の片割れくらいのポジションには格上げされてきたんじゃないだろうか。
 サブタイ「パピヨンVSバタフライ」ということで縛ってきました。コレはパピヨンが勝つっきゃないでしょう。その後「彼VSカズキ・斗貴子タッグ」で最後に「カズキVSパピヨン」かなぁ。連載を続けるのかどうかにもよりますが。このL.X.E編クライマックス以降も続けるんだったらまだカズキVSパピヨンはやらなそう。

●無敵鉄姫スピンちゃん
 ナメック語に爆笑。僕もそのフレーズは暗記してた。

●未確認少年ゲドー
 胸もみもみされる讃良ちゃんと、手裏剣ヒトデを普通に扱ってる讃良ちゃんがヒット。

●いちご100%
 こ、こんな普通の恋愛漫画みたいなのいちご100%じゃない。ゴリ押しで密室に閉じこめられて不特定の女性と密着するいつものノリを希望。
 つーか、マジで外村の「まあその一言を言っちゃったら他の大切な物全部失うことになるけどね…」は深くないか?今までの真中が全部作中ネガティブ描写で、全ては最後にこの「他のどんな大切なモノを失っても一人の人を愛する尊さ」を獲得する真中を描くため……というのがこの漫画のプロットだったとしたら、スッゲー見直すんですけど。

●BLACK CAT
 過去の回想→最後の一撃ってことで、あー、終わるなぁという感じ。これ以上の続投は全然希望してませんが、キレイな形で終わらせてやってほしいとは思ってるのですよ。とりあえず、次次週くらいエンディングで形になりそう。あとはもう一人の主人公っつーイヴを最後にちょこっと絡めてくれれば、個人的には終わり方として満足。
 

2004.05.25.(火)
■雑想
 
 秋山仁の『知性の織りなす数学美』のイントロとあとがきの部分を書籍部にちょくちょく通いながら立ち読み読破。筆者の院生、研究者走り出し時代の生き様に燃えます。良質で分厚い専門書一冊を原書でガリガリ(徹夜するくらいの勢いで)読み進める心意気と快感、絶対解けなそうな問題にぶつかったからこそ燃え上がる心のロックさ、とにかく書いて考えて書いて考えて書きまくる行動力、そういったものの大事さと楽しさを思い出した。そしてあとがきの前向きパワーが素晴らしい。こういう先生に学生時代にあたった学生は幸せでしょう。本読むぞー。外国語やるぞーっていう気になってくる力強い文章です。ちょっとこの数学者が気になりだした、そんな五月末日。

●本日購入

 ガンガンYG弐号
 緒方てい『キメラ』7巻
 今野緒雪『マリア様がみてる』

 無性に日本語が読みたくなっていろいろと購入。
 未読がまだ10冊くらいあるんですが、新規活字本に手出しました。未読読み切るまで買わないルールは破棄することにしました。10冊くらいならモチベーションがマッチしたときにサクッと読めそうな気がしますし。何より、そんな縛り、打ち破りたいほどに、今僕はマリみてが読みたい。

●あー
   どうでもいいけど僕の先生超スゴい。論理学とか、専門じゃなくて周辺分野の質問なのに、理路整然と超分かりやすく説明された。周辺分野でもこの程度のレベルならデフォルトですか。超プロフェッショナル。
 

2004.05.26.(水)
■雑想
 
 マリみて、睡眠前に5ページほどだけ読んだけど面白いな。なんか文体が、作者視点の語り口と祐巳視点の語り口が混ざってるのな。説明文章、情景描写かなぁと思ってるといつの間にか祐巳の主観になってたり。まったく自然にシフトしてるんでスラスラ読めるのが素晴らしい。コバルト文庫系の文章ってみんなこんなんだっけ。こういうのは他作品にもいっぱいあるのかもしれないけど、ちと最近研究がてら言語表現の主観と客観、及びその連続性に敏感になってたので、ピンときた。こういうのには今まであんまし気づかなかったなぁ。

 本日購入、

 angela『fly me to the sky』/マキシシングル&DVD
 イメージアルバム|フルーツバスケット−四季−|Song For Ritsuko Okazaki

 angelaはやられた。DVDつきの方はカップリング曲入ってないのか!結構非道い仕打ちじゃない?値段500円アップでもいいからDVD版にもカップリングちゃんと入れてほしかった。何か騙された気がするけどしょうがないから明日CDオンリー版も買ってくるかー。

●angela『fly me to the sky』

 「さあ行こう この場所に未練を想う前に 確かな助走で」

 最高楽曲です。DVDのメイキングでangela本人も語ってましたが、とにかく進むぜ!っていうイケイケ楽曲なのにもかかわらず「憂い」が入ってるのがイイ。進むことで失うものがあるかもしれないこと、進んだ先が必ず輝かしいものとは限らないこと、そういうのも踏まえても、それでも進むんだということを歌っています。

 angela、シングルまで買うようになったなぁ。今までシングルまで手を出したのは宇多田くらいのものだったんですが。単にまだまだマイナーなためレンタル屋にはangela置いてないってのも要因ですが、それにしてもわずか半年で僕の中で最上位に位置する歌い手になりました。

 岡崎律子さんのフルバアルバムの方のヴォーカル曲にも一瞬で惚れ込んだり、angelaはすぐにもう1曲出したりで、しばらく音楽関係のincentiveは充実しそう。あとはどれだけそれを自分の活動パワーに変えてゆけるかです。
 

2004.05.27.(木)
■雑想
 
 10時帰宅の日々。まだチャンピオンとか読んでないや。明日までコンビニに残ってるかなぁ。

 本日購入、

 angela『fly me to the sky』/CDオンリー版

●angela『Proof』

 「与えられた刹那にどれくらいの焔と出会えるだろう あたしは燃えゆきたい 光を放ちながら」

 コレもいい歌。証明って何かと思ったら存在証明ですよ。「光」って言葉が効果的ですな。ポジティブキーワードなのに「儚い光」なんて歌ってしまうのがイイ。

 どうでもイイが、前の大学も今の大学も、なんで哲学科の研究室は高い階にあるんだろうか。前の大学も今の大学も9階にある。そのあたり、前の大学では「地に足がつかない学問ほど高い階にある」との仮説を立てていた。前の大学では8階は宗教学だったので、あながち的はずれな仮説ではないと思われた。ちなみに前の大学では6階の言語学と微妙に地に足のつかないことやってた僕は、今は1階の研究室で実験とかわりと地に足のついたことをやっている。地に足のついた生活は最高。しかし高い階の仮説に想いを馳せるに、大学では1階に居座ってる僕だが、僕の現在の自宅はマンションの9階だったりする。哲学科の研究室と同じ9階。ということは僕はやはり地に足のついてない人間なのか?されど少し注意しなければならない点は、同じ9階で哲学科の学生はウィトゲンシュタインを読み、僕はマリみてを読んでいるという点だ。可能性は二つ。1、高い階=哲学の仮説はあやまり。2、マリみては哲学的な小説である。僕は結構2のような気もしている。しかし、この話は本当にどうでもイイ。
 

2004.05.28.(金)
■雑想
 
 10時帰宅モードだと体力的には消耗しているが、帰りにコンビニに寄ると夜行性のIzミッチに逢えるのが楽しい。

 チャンピオン立ち読んでたら歯磨きしながら声をかけてきてくれた。そんなある街の夜。コンビニに行けば友がいる。ここは僕の街。

 でも、正直、何で歯磨きしてるのかはマジで意味不明だった。

 店長が歯磨きしながら出てくるコンビニは、ちょっとイイと思う。

 そんなこんなで、今週も土日無しモードで。
 

2004.05.29.(土)
■雑想
 
 11時帰宅モードだけど明日はちゃんと早起きするぞー。桐生さんの電流ビリビリ見るぞー。

 本日購入、

 今野緒雪『マリア様がみてる 黄薔薇革命』

 マリみてはサクサク読めますな。今の自分にうってつけな感じ。

 どうでもいいけど、僕が今所属してる団体の構成員はスゴい。10人ほどで一括りの団体に所属してるんだけど、所属してる人の経歴、某日本で一番有名な大学とか、某アメリカの天才大学とか、そんな感じだ。そんな人達と同列で一括りに僕も括られておる。何となく、超人的な薔薇様達に囲まれる凡人の祐巳というマリみての構図を思い浮かべた。まだ最初の最初しか読んでないけど祐巳はどうなるんだろうなぁ。実は薔薇様達に匹敵する眠れる天才だったとか、薔薇様達には無い特性を生かして同等につき合っていくとか考えられるけど、後者の方が好みかなぁ。マリみてに習おうとしてるパンダが、ここに一人。つっても僕のやり方は決まっている。建設的な思考に漸進的な進歩、それにロックな心意気。その相矛盾するような要素を無理無理合わせるといい結果がでるってのは個人的に実証済みだ。何の話をしていたかというと、一昔前の生茶の「生茶パンダ」は猛烈に欲しかったが、今の午後の紅茶の「ポッポあやや」は別に全然欲しくないやと、そういう話だ。
 

2004.05.30.(日)
第19話「暗黒を征す者」/仮面ライダー剣(ブレイド)感想
 
 「なりたかったよ 俺も 仮面ライダーに」(桐生)

 この台詞が桐生さんというキャラの役所の全てという感じ。蜘蛛が桐生さんから真の適合者である睦月に移っていくシーンの切なさと、ライトニングソニックする剣崎くんを一瞬羨望のまなざしで見る桐生さんのカットが入るのが全て。この台詞の時も視線は剣崎くんに向いてるし。

 つーか死んじゃったよ。好きだったんだけどなぁ。
 生身の桐生さんがレンゲル&怪人4匹に囲まれた時は絶望しました。それでも、大丈夫、桐生さんにはまだ戦う手段(電流装置)がある!と希望を持ち続けました。希望は打ち砕かれました。食われました。ギャー。

●橘さん最燃え
 今週の変身シーンはヤバカッコいいです。生身で怪人と格闘しながらジャンピング前方回転ベルトキャッチ。もう躊躇いません。覚醒の歌詞がハマりまくります。そのまま飛び降り変身。もはや神々しい橘さんを一瞬見上げる睦月。前半の剣崎くんの桐生さんの「助けて欲しい」という本当の声のくだりが生きます。小夜子さん死亡以来変身を禁じていた橘さんが敢えて変身するのは桐生さんの心を助けるため。コレが本当の仮面ライダー。コンプレックスからの逃避で蜘蛛に支配されながら変身してる現時点の睦月とは格が違います。両手広げて降ってくるギャレンメラ燃え。桐生さん→剣崎くん、睦月→橘さんの一瞬入る視線のカットが印象的に、今週は剣崎、橘の主人公正義ライダーコンビの仮面ライダーっぷりがネガティブコンビ(桐生、睦月)との対比で光ってました。ストレートにカッコいい。

●つーか
 今週でレンゲル編一区切りみたいだけど、睦月はどうなったの?てっきり変身ポーズ初披露は蜘蛛の意志を打ち破って自分の意志で真のレンゲルになる時だと思ってたのに、もう披露しちゃったし。でもモンスター操って桐生さん襲ってるからまだ蜘蛛の意志デカいっぽいし。

●次週
 新たな絵札アンデット登場の模様。もしかして、クイーンのアンデットは女なワケか、もしかして。

●どうでもいいが
 ブレイドのスラッシュのカードカッコいいね。もっと使って欲しい。ライトセーバーみたいなの、好き。
 
第18話「ドキドキ!中間テストは恋の迷宮」/ふたりはプリキュア感想
 
 「あんたに僕の気持ちが分かるのか!」(キリヤ)

 コミュニケーションによる相互理解を説きながら、ほのか自身も相手のことが理解できていないという例のパターンです。これは、第08話でなぎさ−ほのか間で行われた相互理解の昇華みたいな話が、今後キリヤ−ほのか間でも見られそう。期待しますよコレは。今度は男女間ですよ。LOVE入る可能性ありますよ。というか、キリヤ−ほのかの関係は、イイ。

●今週のポイント
 ・シカルプ。気になってたカードがついに登場。叱るためだけに存在するというのは燃えます。
 ・ザケンナーもプリキュア必殺技も無し。初めてじゃない?変身シーンもはしょられ気味だし、大人視聴者にとってはイイ傾向です。バトル成分はライダーで補給できてるんで。

 次週はもうイルクーボがやってくるみたいです。一人大物オーラを発していた例の僧侶みたいな人です。話数半分を消化せずしてラスト幹部登場。これはやはり、前から予想してる通り後半に何か話のパターンの転換があるのでしょう。
 

2004.05.31.(月)
今週のWJ
 
 今週も時間無いんで短めに。

 守護神よりスピンちゃんが先に終わったのが予想外でした。僕の私的好き度は勿論、メインターゲットの少年達の嗜好でもスピンちゃんの方が1ランク上と思われてるかなと思ってたので。僕の市場嗜好予想、大したことなし。
 されど全体としてはスピンちゃん、守護神、BLACK CATが終わりそうで、僕的に最も理想的な3つが交代ということになります。巻末コメントからゲドーは生き残りです。アンケートハガキ出してみるもんです。こんなにダイレクトに反映された結果が返ってくるとは思わなんだ。

●テニスの王子様
 「意識的に『無我の境地』を扱えるとはな!!」
 どういう意味なのかかなり考えさせられました。結局、僕か、許斐先生のどちらかの頭がおかしいという結論に達しました。

●武装錬金
 和月先生新人賞の審査員なんか始めちゃったし、続くっぽい?フラスコの中の人今回は逃げるのかも。で、人類の驚異の中の人と錬金の戦士が闘うデカい話になっていくとか。小さい街の話でまとまって、駆け抜けた名作として終幕、この学校でのバトルで終劇というのを見たい反面、斗貴子さんの過去(顔の傷)とか、秋水が戻ってくる話とかも読みたいってあたりから長く続いて欲しいという気持ちも……。やっぱ続いて欲しいかな。週一の楽しみを供給し続けてくれるというのはデカいんで。

●少年守護神
 お兄さんの方がやって来たのは全然意味が分かりませんが、ラストバトル(打ち切られるので)にジジイがやって来たのはちょっと燃えました。ジジイが完全具足と完全刀ブッ壊して、「完全なものなど無いッ!」と説教して終わるラスト希望です。
 


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