昨日の深夜読了、
今野緒雪『マリア様がみてる いとしき歳月』(前編)。
と、コレを入れて6月の読了は8冊でした。マリみては読みやすいんで必然的にペースアップ。私用時間以外で忙しかったわりには今月はよく読んだ方かと自分で納得。とにかく日中完全燃焼して、寝る前にマリみてのような軽いのを読みながら就寝というのは気分的に良好なサイクルを作れることが分かったんで、まだマリみても読んでない既刊分があるし、7月もこのサイクルは続行したい。
で、6月終了ということで、2004年度上半期も集計。
結果、23冊。
年間50冊を目標にしてるんでまあまあかのう。卒論忙しいとか言ってほとんど読了0冊だった去年に比べれば格段の進歩。現在など、卒論よりも数段レベルが上の課題を複数抱えているにもかかわらず、今年はちゃんと趣味用の本を読む時間を創出できている。この辺り、自分のレベルさえアップすれば趣味に使える時間は創出できるんだと再認識。どんどんレベルアップしてどんどん創出したい。
あとは、一応、年末にやるmot×motベストの途中経過的に、半年分を振り返って私的ベスト3もつけてみる。
とりあえず、
3位:ネビル・シュート『渚にて』
2位:今野緒雪『マリア様がみてる』シリーズ
1位:三田誠広『デイドリーム・ビリーバー』
ってな感じかなぁ。『渚にて』は読書欲をがっつり満たしてくれる名作でしたし、『マリみて』は気軽な楽しさを届けてくれて日々の生活の潤滑剤になってくれました。
でも、『デイドリーム・ビリーバー』はちょっと別格で1位かなぁ。哲学書としても、エンタメ本としても、僕の中ではここ数年で出会った小説の中では飛び抜けてます。あと半年でコレを超える衝撃に出会えるかどうか。
それと、おまけで漫画もつけてみましょうか。
とりあえず、
3位:和月伸宏『武装錬金』、緒方てい『キメラ』、島本和彦『吼えろペン』
2位:CLAMP『ツバサ』&『×××Holic』
1位:大場つぐみ&小畑健『DEATH NOTE』
ってな感じかなぁ。『武装錬金』は早坂姉弟編を頂点に現在平板になってきた感じもしてるんだけど、まだまだ大好き。『キメラ』は物語序盤からずっと好きだったけど、疾風のガラハットが出てきた辺りからさらに加速して面白くなった気がする。よくある異種族理解物語と言えばそれまでだけど、やっぱ好きな型なんでハマる。烈風のタキ燃え。『吼えろペン』はある意味1位なんだけど、これを1位に選ぶと僕の人格が疑われそうなんでとりあえず3位くらいで。
『ツバサ』&『×××Holic』は去年から引き続き僕好みの話を提供してくれて普通に2位くらい、特にHolicの言葉話は最高だったし。
されど1位は『DEATH NOTE』かと思う。単行本買ってないんだけど、毎週日曜の夜くらいになると早く続きが読みたくてウズウズしてくる。こういう漫画は稀。あと、自信を持って人に勧められるのが嬉しい。僕の場合、僕は好きだけど人一般はどうかな……ってなことが多いんだけど、コレは自信を持って勧められる。それくらい、哲学とかサスペンスもさることながら、エンターテイメント指数が高い漫画だと思う。
とりあえず今年度半年分はこんな感じで。
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