いよいよ夏休みである。主人に早めの夏休みを取ってもらい、有給休暇も使ってもらって一週間の長丁場。 怪我の無いよう、暑さに負けぬよう、頑張ろう。おー！ 今回のメンバーは姉夫婦、妹（まゆ）夫婦+チビｓ（小５と４歳）、それに、心強い助っ人、友人の息子さん（高1）である。 おっと忘れちゃいけない。姉夫婦ん家のイヌ、「ふく」も一緒だ。 前回迄で、基礎の欠けている（図面の不備のため）玄関側を除き、壁は１３段まで積んである。夏休み集中作業でどこまで出来るか楽しみだ。 出来るなら梁まではのせたいな、と思う。

（8月3日土曜日） 玄関側の両角の壁を１３段まで積む。 壁を積んでいくと中に入れている材木が出せなくなるので、殆どをトイレ横に移動。 トイレ横には、桁、梁、母屋、棟、束柱、垂木などが山積み。これが全部無くなる日はいつのことか。

（8月4日日曜日） 暑い。昨日も今日も暑い。あまり暑いので昼間は避暑に出かけた。 朝のうち１３段まで積んだ壁で、９０センチ幅と１３５センチ幅の窓のあるところ、 及びコンポストトイレの上には敷居をのせる。 ６０センチ幅の窓のあるところは１８段まで積んで窓枠をのせる。６０センチ窓で敷居のあるところ（柱と柱に挟まれているので 窓枠ではなく、敷居と鴨居をのせて窓を入れるところ）の敷居と鴨居のサイズが間違えていたので そこは今は触れない。 窓が無いところはどんどん壁を積んでいく。２６段まで積むと１７０センチのスルーボルトの先が出る程度になるので、 あと７０センチのスルーボルトを高ナットで繋ぐ。ナットは太いので、ナットが当たるブロックの１５ミリの穴を２１ミリに開け直す。 なかなか大変な作業だが、チビもドリルの使い方が上手くなった。子供達だけでも壁積みは任せてＯＫだろう。 避暑地（駅前の大型スーパーである）から帰ってきて、さあ、作業開始。しかし夕方から雨が降るとの天気予報。 濡れてはかなわんと壁積みは途中で終えてガードラックを塗る。 やっぱり昼間は働かにゃ、と反省しきり。

（8月5日月曜日）
建具屋さんがアルミサッシの窓枠を持ってきてくれた。まだまだ窓を入れる過程でないので、ロフト部分の窓や窓ガラスは預かってもらうことにした。 地元の建具屋さんで良かった。
サッシ窓枠を木の窓枠にはめてみる。余裕がありすぎるようだが、きついよりいいだろう。 釘で固定したところが気になるようだったら、後で飾りの窓枠を取り付けてもいいかなと思う。
この日もとにかく暑い。３時のおやつは地主さんにいただいて冷やしておいたスイカだ。童心に返ってスイカ割りをし、溜息をつきながら みんなして大きなスイカを丸ごと美味しくいただいた。満足、満足。

（8月6日火曜日）
スルーボルトを足し、窓は鴨居をのせて壁を積んだ。玄関の両側の壁と、窓の敷居と鴨居が無くて上を積めない 風呂場の小窓を除き、３５段まで積み上げた。つみきブロックの高さ６センチ、それを３５段で２１０センチ。 立派な壁である。

玄関の両側も、基礎が無くても土台がきてるからよほど叩かない限り大丈夫との大工さんのお墨付きを得て積み始める。
しかし、ここで問題発生！　土台を基礎にのせる時、土台から出ているアンカーボルトの穴と、スルーボルトの穴がガッチャンコするので スルーボルトの通す位置を１５センチずらしたのだが（つみきブロックには１５センチ置きに穴が開いているのでずらせばＯＫだと思った）、 これがどうやら違っていたらしい。つみきブロックを置いてみると穴と穴の間あたりにスルーボルトが来るようだ。 仕方ないのでブロックに新たな穴を空けてスルーボルトを通すことにした。１８０センチ幅の壁にスルーボルトは２本。・・・地道に頑張ろう。
結局ここは３段ほど積んで、ガードラックを塗って、今日の作業終了。

（8月7日水曜日） 壁は高くなると外へと広がっていく。いくらスルーボルトがあっても、角の柱を垂直に立てて動かないように立ち止め材で固定してあっても。 ハンドウィンチとか言う荷締め機を買ってきて壁を締め上げる。壁は多少傾いでいても構わぬが（構わぬ？）窓と桁が入らないのは困る。 下の段での狂いが上の方では大きくなっている。荷締め機で何とかなりますように。 荷締め機に何とかしてもらっている間に近くの川に遊びに行った。子供らは大はしゃぎ。もうちょっとキレイな川だったら服のままでも泳いだんだけどなぁ。 しばらくはみんな「藻」臭かった。

（8月8日木曜日）
足場が来た。ふたりがかりだが半日もかからず組み上げていった。さすがはプロだ。
何だか建築現場らしくなった気がする。

	長さの間違っていた窓の敷居と鴨居も来て（つみきハウスが送ってきた）風呂場の小窓も完成。 中央の丸柱（直径２０センチ、杉）とお風呂場やトイレの柱を立てる。 これで内部の柱も全部立った。家らしくなってきた。

（8月9日金曜日）
何やら天候が良くない。久々のお湿りらしい。晴れの合間を縫って桁をのせる。
まだ壁積みが終わっていない玄関の上（敷居がない。10日着予定）があるので四方を桁で囲むことは無理だが、 三面はのせてしまいたい。が、結局は桁の一部に溝が掘られてなかった不備を修正していたのと、 雨に祟られたので両端の桁と裏側の桁半分（どの桁も二本継）で今日は終わり。 たまの雨も涼しくていいが、外仕事は天候次第とつくづく思った。

（8月10日土曜日） 帰省ラッシュが始まっているので、茨城県に帰る夫はこの日一足早く現場を去った。妻子は姉夫婦と共に大阪の実家に行くので問題ない。 お昼過ぎ、玄関の敷居が来て、これで壁は全部積み終えられる。

午後三時頃、今まで一緒に汗を流してそれはもうよく働いてくれた高校生君のご両親と弟さんがいらっしゃった。これ幸いとお手伝いをお願いする。 玄関側の桁をのせ、これで四方の桁がのった。更に、丸柱を通る梁を一本のせてガードラックを塗ったら今回の作業全て終了。 明日は朝食の後、片付けをして帰るだけだ。お疲れ様でした。

＜夏休み集中作業の成果＞

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今回の課題は、１０センチｘ２９.５センチｘ４４６センチの梁をどうやって桁と柱の上にのせるか。
最初は重機がいるかと思った。だが、案ずるより産むが易し。男性ふたりで「せいのー！」で持ち上げて、 女性ふたり（というか、わたしはほぼノータッチ）が支えて、先ず丸柱側がスコンと入り、 次いで桁側がすっと入った。パチパチパチ。人間やれば出来る物だ。
いや、心配でお盆に帰りそびれた伯母さんや父の霊が手助けしてくれたのかもしれない。あんな梁が頭に落ちてきたら一巻の終わりだもんなぁ。
梁をのせ、火打ち梁（斜めの木材）を組んでウッドガードを塗ったら今回は終わり。次回火打ち梁をボルトで留めたら今度は屋根だ。 屋根は作業場所が高くなるし（足場はもう少し伸ばしてもらえる）危険がいっぱい。でも楽しさもいっぱい（？）
さぁって、今年中に出来上がるか？

１４日の予定だった運動会が雨天のため１５日に延びて、今回の作業は１６日だけだった。
雨の合間に桁と梁を固定するボルトを入れる。

問題発生。ボルトの長さが合わない。長すぎるのだ。つみきハウスに連絡して短いボルトを送ってもらうよう手配した。 が、近くのホームセンターに行くと丁度いい長さのボルトがある。ボルト締めを今日しておかないと 屋根にかかれない。結局、ホームセンターでボルトを買い、つみきハウスには断りの電話をかけた。 さらに、四隅の柱のスルーボルトが邪魔をして羽子板ボルトを入れられない。仕方がないので穴を空け直し、 座彫りもして座金を収めた。 ボルトを締め終わったら後は屋根だが、雨が降り出したので、今回は、次回ですぐ使う束柱にガードラックを 塗れるだけ塗ってお終い。 さぁって、次回は本当に屋根に取りかかれる。気を引き締めて頑張らねば！

↑羽子板ボルト　　　　　　スルーボルトを避けて穴を開け直す↑