雑 記 帳

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2003年1月〜の雑記帳
2002年7月〜の雑記帳

嫌な予感はあった。ケチの付き始めは、二日間開催のイベントでお目当ての日が地域の祭りの当日であったこと。子供会代表としては当日いないわけにはいかない。
イベントチケット発売初日の今日、ママチャリを駆って隣町の”ぴあ”に辿り着いたわたしを待っていたのはお姉さんの気の毒そうな顔と「その日は完売です」のひとこと。
前兆は昨日。自転車がパンクした。愛用の27インチシティサイクル。”シロコちゃん”という。夕食の食材を買いに行った帰りであった為、パンク修理は明日の朝することにした。
今朝、パンク修理ならお手の物、とチューブを取り出し、水に浸けてパンク箇所を探す。あった、あった、釘で刺したような丸い穴。 釘が残ってないかと車輪を回してタイヤの中を探る。と、気がつけばチューブがギヤにかんで穴だらけ・・・。莫迦である。パンク修理なら何度もしたが、こんな失態は初めてだ。
気を取り直してママチャリで行くことを決意。選択肢に”車で行く”は無かった。意地になっていた。まだ時間はある。よぉし、行くぞ、と思ったら いつもは遅くまで寝ているチビが起き出す。おまけにいつもならシリアルでいいという朝食を、「納豆ご飯がいい」という。 納豆ご飯を出してやり、いざ出発。10時8分前。ママチャリでは片道おおよそ40分かかる。もう無理だな、と思いつつ、取り敢えず出発。
田んぼを抜けて裏道を行く。T字路で茶色っぽい塊が横たわっているのを発見。車では通りすぎるしかないが、こちらは自転車。脇に止め、塊を路肩に避ける。 ふんわりした小さなトラネコだった。まだ生暖かく、轢かれて間もなかったのだろう。路肩に穴を掘り成仏を祈って埋葬。汚れた手はお茶で洗って再出発。
途中、草刈りの作業車を避け、大きくハンドルを動かした時に鍵に付けていたキーホルダーが車輪に巻き込まれ大破。 もうこの頃には何が来ても驚かないぞといった気分だった。
ひたすらペダルを漕ぎ、ふと見ると魅力的な横道があった。どうせそっちの方向へ行くのだ。近道かもしれない。行ってみよう。 そして、近道かも、と思ってどんどん道を外れ、結局すごい大回り、というのを繰り返していた亡き父の血を確実に引いていることを実感した。
迷っては人に聞き、10時45分、”ぴあ”到着。そして冒頭のお姉さんの言葉。あ〜あ。でも不思議と気分は爽やかだった。昨日メールマガジンで、チケットは優先予約で三階席まで埋まりかけてると知って まず無理だろうなと思っていたこともある。人間、どんなに努力しても無理なことはある。でも、やれるだけはやったのだ。人生に悔いな〜〜〜し!(んな大袈裟な・・・)

2002.6.29

6月15日の昼前、つみきハウスのキットを積んで10tonロングトラックが岐阜の「隠れ家作り」現場にやって来た。
宮崎から船で南港(大阪)、それからは陸路を運転手さんひとりで運転してきたそうだ。
荷物の降ろしには体力と時間が相当必要だった。昨日の雷とバケツをひっくり返したような雨はどうしたの? と聞きたくなるような炎天下の中、休み休みとは言え、結局5時間近くかかったのではないだろうか。
ふたりでヒーヒー言うような重い荷物を運転手さんはひとりで持ち上げ、トラックの中から下で待ち受けている人に渡す。 どちらかといえば小柄な人だと思うが、どこにこんな力が隠されているのだろう。
やはり、プロなのだろうな、と思う。キット作りのプロ、プロの大工さん、プロの運転手さん。プロの力を借りて 素人が家を建てようとしている。素人だから多少曲がった家になってもしょうがないと思う。 だが、これだけの人の力を借りているのだから、途中で放り出すようなことだけはしたくない。 それだけは肝に銘じておこう。

2002.6.19

うちの近所の図書館には漫画が置いてある。最近はどこもこうなのだろうか。 (わたしが子供の頃、図書館にある漫画は「はだしのゲン」と「火の鳥」くらいだったが)
「陰陽師」「ガラスの仮面」「王家の紋章」「MONSTER」「天は赤い河のほとり」「天空のエカフローネ」「遊戯王」「彼方から」「H2」「ドラえモン」「最遊記」 「おいしい関係」「エロイカ」「君の手がささやいている」「はじめの一歩」「封神演義」「Hotel」「ヒカルの碁」・・・(誰が選んで買ってるんだと思わず突っ込みを入れたくなるレパートリーの広さ)
全巻揃っているのは殆どないが(特に最近出た本は)「ぼくの地球を守って」は幸運なことに21巻まで揃っていた。
この漫画は連載中に読んでいたが、前半と最後を知らない。一度に借りられるのは5冊まで。一気に読んで直ぐ返し、また借りて一気に読む。 前と後が繋がり、世界観がやっと掴めた。連載中はあまり入っていけなかった世界をひとつ手に入れた。
自慢じゃないが、「面白い」漫画を渡されれば寝食を忘れてぶっ続けで100冊くらいは読む自信がある。
読む度にひとつの世界を手に入れ、広がっていく。人の作った世界を別の人が読むことで広がっていく。創造とは不思議な力だ。

2002.6.13

うちの車はミッション車だ。山仕事の多い夫がオートマは絶対イヤと言い張る (山道はオートマだとシフトチェンジの醍醐味が無いらしい)ので、オートマッチク車が 我が家の車になることは無いだろう。
ミッション車で怖いのは登りの坂道。夫は全然平気なようだが、坂道で渋滞に巻き込まれた日には冷や汗もので、 慎重にハンドブレーキを引き、必要以上にエンジンを吹かして発進する。我ながら情けないが、下がるのだけは避けたい。
しかし、それ以外は燃費はいいし、シフトチェンジは結構面白いし、「車を運転している」という実感があって楽しい。
先日、オートマの車を運転する機会があった。いざ運転となると、左足の使い道がわからない。わからなければ使わなければいいものを、 つい左足でブレーキを思いっきり踏んでしまった。クラッチを切るつもりだったらしい。結果は当然急ブレーキ。
急ブレーキをかけてもエンストしない車に感心しつつ、学習能力がないのかその後3度ほど急ブレーキを繰り返し、 3kmくらい先のホームセンターへ行って、なんとか無事帰り着けた時にはうちの車がなんと可愛く見えたことか。慣れないことはするものじゃないなぁ。

2002.6.5

フィンランドのヘルシンキを4月9日に出港した船が5月24日に横浜港に入港した(らしい)。
コンポストトイレ・エコレットの日本上陸(ひょっとして、日本に入った一号機?!)。
メーカーからの船積書類も届き、業者に書類を渡して通関し、6月1日には岐阜に到着予定だ。
エコレットのCIF価格(本体・運賃・保険込み価格)が819ユーロで97,088円(5/4日の換算レートが1ユーロ=118.5449円)、 CFSチャージが10,516円、通関手数料が11,800円、岐阜までの配達料が14,000円、輸入取扱料が15,000円、関税(関税率3.9%)が3,700円、消費税等が5,500円で 合計157,604円也。
高いのか、安いのか、すべては使ってからのお楽しみ。取り敢えず、上手く設置できることを祈るとしよう。
後から追徴金が来た。オールプラスチックの為(申告はポリエチレンとスチール)、関税率が変わり、800円のアップ。 それに税関の検査料とやらが20,000円。総合計は178,404円となった。

2002.5.27/ 2002.6.4追記

5月3日の遅い昼、岐阜の現地入りしたわたし達を迎えてくれたのは、心強い助っ人達と、つみきハウスのキット(一部だが)と立派に完成した基礎。
おおおぉ、凄い。いよいよだぁ、と思うと顔がほころぶ。待ちくたびれた助っ人達にお礼を言ってこれからの段取りを考える。 が、何にしても始動が遅い。全くの素人のわたしには青焼きの図面を見てもピンとこない。
建築を専門にしてらっしゃる方の貴重な意見を得て、また、どうしても納得できない所はつみきハウスに問い合わせて(この日のためにプリペイド携帯を買ったのだ) やってもらいたいことの指示を出す。基礎の不備な点、図面の不備な点、更に必要な道具、ひとつずつ納得できる答えを求めて右往左往。
しかし、生来の楽観主義者。何とかなるし、何とでもなる。こんな施主につき合わなくてはいけない助っ人の皆さんには悪いが、ひとつひとつの作業が嬉しくてしょうがない。
土台を組んで、大引き、火打を組んでいく。列には「いろは」行には「123」が書かれている。 いの4番はココ、はの7番はココという風に、鎌継、蟻継、複雑な継ぎ手がきっちりと収まっていく。 プロの仕事は気持ちいい。その上で素人は、ただ感心しながら楽しく仕事を進められる。
願わくば、ひとりの怪我人も出さず、皆さんが「隠れ家つくり」を楽しんでいってくれればと心から思う。

2002.5.13

5月3日朝4時30分、茨城を出て6時過ぎには三鷹の料金所を通っていた。 小仏トンネルから高井戸までずっと渋滞という情報をラジオで聞いていたので、 ガソリンの残りを気にして調布で降りたのが6時26分。
勿論地道も渋滞中。給油して、朝食を取って、八王子から高速に入ったのが10時30分。ここからがまた動かない。 談合坂SAが混みそうなので、11時10分、藤野PAで休憩を取る。思ったより道が空いていた。双葉SAに入ったのが13時22分。 ここでお昼ご飯、と思ったが、レストランは軽食も含めて超満員。諦めておにぎりなどを買って車の中で食べる。
岡谷ジャンクションを通過したのが14時32分で現地着が15時30頃。・・・長かった。GWをなめてはいけない。
帰りは予定を早めて5日の夜10時に出たのが幸いして、渋滞情報が出てた割には結構早く帰り着けた。到着、午前5時。運転手さん、お疲れ様でした。 (代わろうか?って言ったのに「いい」って言われたんだもん(言い訳))

2002.5.12

隠れ家作りが始動した。3月28日につみきハウスと契約した時も、「おお、これで引き返せないな」と腹を括ったわけだが、 基礎が完成したとの連絡を受けた今日は「おお、これはもうやるっきゃないな」の心境だ。
つみきハウスの担当者が突然倒れてしまったり(今日元気な声を聞いたので大丈夫のようだ)、四歳児が高熱を出したり(39度5分!)、 どうなることかと思ったが、ともかく、キットの一部は3日に現地に着き、子供は今のところ平熱に戻っている。
ケ・セラ・セラ。なるようになるらしい。いい方向になりますように。

2002.5.1

今年(今年度)は当たり年らしい。自治会の役員はしょうがない。順番だから。 でも、子供会は代表が当たり、PTAは学年副委員長で、幼児クラブは広報だ。
役員をやるのはそんなに苦痛ではない。新しい人間関係も拓かれるし、頼りにして貰えるのは嬉しい。
しかし、当たりすぎると頭がついて行かなくなる。あれもこれもでは忙しすぎて心を亡くす。 願わくば、年にひとつ程度にして欲しい。専業主婦には過ぎた願いかなぁ。

余談だが(この頁に余談以外あるのだろうか)当たり年だと思ったのに、くじ運はすこぶる悪い。
「ヒカルの碁」の金属プレート(和鉄画集板と書いてあった)ガシャポン(硬貨を入れてガシャガシャ回すアレです)六種の内、五種までは出るのに、狙い目の佐為が出てこない。 十二回ガシャガシャやって、ヒカル二個、アキラ君二個、伊角さん二個、和谷二個、加賀に至っては四個。 なんで〜と、百円玉のある限りガシャガシャ回す母と隣で呆れて見ているチビ・・・。
ああ、だから役員は当たるわけだ。

2002.4.26

春だなぁと実感するのがスーパーの野菜売り場。新玉ねぎ、新ジャガ、春キャベツ。ふきに竹の子、新ゴボウ。
でも、こっち(関東)には若ゴボウは無い。春になると当たり前のように食べていた食材が売っていない。 くぎ煮を作ろうと思ってもいかなごが売ってない。
取り寄せてもらうなりなんなりすれば手に入れられないことはないだろうが、普通に売り場に置いていないのが少し悲しい。
やはり自分は関西人なんだなぁと思い知らされてしまう季節だ。

2002.4.16

先月末から風邪をひいている。時折咳き込む位で熱も無いのでそのままにしている。 あまりにだるいときは市販の薬を飲む。これでいくらか良くなり、でも完治はしない。
風邪ひき中に感じたことがある。花粉症の症状がないのだ。咳は出るがくしゃみは出ない。 鼻は出るがむずむずはしない。目は少し痒いがそれほど酷くもない。
どうやら身体はひとつのことで手一杯で風邪をひいているのに花粉症まで手が回らないらしい。 ならずっと風邪をひいておこうかという気にもなってくる。風邪を甘く見ている訳でもないが、 花粉症に戻るだけなら、スギ花粉の季節が終わるまで風邪ひきさんでもいいかなんて思っている。
しかし、いくら身体がひとつのことで手一杯といっても、昨夜つまずいて捻った腕はやはり痛い。 内周りと外周りでは連絡系統が違うらしい。変なことに感心してないで、病気は治すに越したことはないのだが。

2002.4.11

春だ。桜が満開だ。さくら色の帯が列島を駆け上がる。
どうしてこの花にここまで執着するんだろう。川沿いに桜を植え、水面が花びらで埋まるほどに。 道沿いに桜を植え、さくら色のトンネルを抜けると春が待っていると言わんばかりに。
ソメイヨシノの花を見ていると生まれたばかりの赤ん坊のようだ。赤い顔をして真っ白な産着に包まれている。 見る者を微笑ませ、明るい未来を感じさせてくれる愛おしい存在。
桜は始まりの花なのかもしれない。一斉に咲き、一斉に散って次に生まれてくる葉に場所を明け渡す。 何の未練もない潔さ。だから人は桜に憧れ、慈しみ、育てて来たのだろう。
明日は桜のトンネルをゆっくり歩いてみようか。

2002.3.24

流行は追う方じゃないし、追いたくもないのだが、ただ今流行中の花粉症患者のひとりである。
といってもマスクとゴーグルを付けなくては外出できない程ではない。 くしゃみが出て、鼻がムズムズ、ズルズル、目が痒くて頭がボォっとするくらいだ。でも、不愉快であることに違いはない。
それでも、積極的に薬を飲もうとか医者にかかろうとかは思わないから治りようもない。治す気もないならつき合っていくしかない。
今年の冬は暖かだった。地球温暖化とは前から言われていることだ。このまま冬が暖かくなり続けて、 秋が終わると冬を飛ばして春になるとしたら、杉の花粉も早くから飛びだすかも知れない。考えるだけで鼻がムズムズする。
このまま花粉症患者が増え続ければ、生産性が著しく低下するだろう。学生は勉強に身が入らなくなり、日本の将来も不安だ。
いっそのこと都市部はドームを被せてしまうのがいいかもしれない。ドーム都市では空調が完璧で、花粉の入り込む隙間はない。 病気もなく、無菌室にいるような環境で育つ子供たち。ドームを一歩出ればバタバタと倒れてしまうだろう。
根本的な解決策は木や草やその他のアレルゲンを全て排除してしまうことだろうか。自然が何もない場所。そんな所には住みたくないなぁ。

2002.3.17

三種の神器の話をもう少し。21世紀版・家電・新三種の神器というのがある。因みに、昭和30年代の家電・三種の神器は 洗濯機、冷蔵庫、テレビ。前述の3Cは昭和40年代の新三種の神器。
21世紀版は「食器洗い乾燥機」「生ゴミ処理機」「IHクッキングヒーター」の3点らしい。
どれも我が家には縁がないが、使ってみたいとは思う。以前、EMぼかしあえを使って生ゴミを処理していたが、 臭い(それほど酷くはないが)と、処理済みのゴミ(肥料)の処分に困った。電気でゴミを乾燥させるならかさも減り、 いいかもしれないなと思う。
せっかく「隠れ家」を作るんだから、思いっきりエコロジカルな家にしてみたい。
屋根には風力と太陽熱利用のハイブリット発電機。電気がこれで賄えるならIHクッキングヒーターを使おう。 雨水を利用して、トイレはコンポストトイレ(生ゴミも処理可能)。が、思っただけで挫折した。
コストがかかりすぎるのだ。エコロジカルでもコストパフォーマンスが良くないと、等と妙なカタカナを使うまでもなく、 無い袖は振れないわけだ。
結局、21世紀版の三種の神器には当分縁が無いままだろう。無くても困らないというのが最大の理由になりそうだ。

2002.2.25

一太郎12にバージョンアップし、ATOK15になったので、さっそく「話し言葉関西」モードで入力してみる。
「あんなぁ、俺おまえのことが好っきゃねん」
「何言うてはんの。そないなこと真顔で言われたら照れるやん」
「そやかてホンマのこっちゃ。何も恥ずかしいこと無いで」
「嫌やわぁ、でも、嬉しい。ホンマ言うたら私もあんたのこと好っきゃってん」
・・・おお、使えるやん♪
これで関西弁チャットも怖くない、か?

2002.2.21

明日は建国記念日。紀元節だ。神武天皇の御代から数えて何年になるのだろう。
学生時代、3C(カー、クーラー、カラーTV)の話が出て(古い!)、では、三種の神器とは何でしょう、との問いがあった。
指された生徒はワケが分からないという顔をしていたので「鏡(ヤタノカガミ)、 剣(アメノムラクモノツルギ)、玉(ヤサカニノマガタマ)」だと教えてあげたのに、信じるどころか、 『何を言っている』という顔でニラまれた。
自分の中では常識でも、他人にとっては全く埒外のことなんだなと悲しく思った。
ひとそれぞれ、カバーする範囲が違って当たり前、でも、日本神話くらい知っていてもいいんじゃないのかなぁ。

2002.2.10

ATOK15は「話し言葉関西」モードがあるらしい。
よく関西弁で書き込みをする癖のあるわたしとしては大歓迎だ。
関西弁を話す男のセリフを書くとする。
「アンナァ、オレ、ジブンノコトマエカラメッチャスキヤッテン」
(この場合、『ジブン』は『あなた』のことである。あ〜、ややこしい)
ATOK13で普通に変換すると、
「餡なぁ、俺、自分のこと前からめっちゃ数寄屋ってん」
これをちゃんと、
「あんなぁ、俺、自分のこと前からめっちゃ好きやってん」
と変換してくれるなら、これはすごい。というか有り難い。
これからは関西弁のチャットも怖ないで〜!……ってATOK15買わんとどないもならんねんけど。 一太郎12にバージョンアップしますか? さて。

2002.2.8

息子が学校からもらってきた「給食だより」にこんな歌が載っていた。

げんきマンのうた(ごんべさんの赤ちゃんの節で)

1、みんなの からだを つくるのは それは 赤の たべものよ
  納豆 牛乳 たまご のり 豆腐 チーズ 肉 魚
2、みんなの エネルギー つくるのは それは 黄色の たべものよ
  餅 パン ごはん うどん そば ピーナッツ 油 バター 芋
3、からだの 調子を 整えよう それは 緑の たべものよ
  大根 玉ねぎ なす キャベツ いちご ピーマン ねぎ トマト
4、赤 黄 緑 とりまぜて みんな 食べよう じょうぶな子
  もりもり勉強 うんと遊び すくすく育つ 元気マン
若者の食生活が酷いらしい。3食カップ麺ですませてしまうこともあるという話だ。
毎日30品目は無理としても、1週間単位でいいから”元気マンのうた”に出てくる食品を摂りたいものだ。 こんなに食品が溢れているのに、栄養不足で病気になるのもつまらない。さて、明日の献立はどうするかなぁ。

2002.2.1

「ハリーポッターと賢者の石」を観てきた。
ハグリットが巨人化したパパイヤ鈴木のようだった。
スネイプ先生の声が素敵だった。故・塩沢兼人さんの声に似た響きだ。
久し振りのイギリス英語が耳に心地よかった。
以上。(それだけかい〜)

2002.1.28

引っ越しの多い家だ。とは言うものの、ここ10年で3回だけだが。
その度に物が無くなる。いや、無くなる訳ではないだろうが、どこかへ紛れてしまうらしい。
引っ越しの時にちゃんと整理すればいいのだろうが、あの渦中に「ちゃんと」頭は働かない。
それで、幾分落ち着いて普通の生活を始めてから気づくのだ。あ〜、アレが無い。
見た覚えはある。箱に入れたような気もする。開梱は済ませた。でも無い〜。
引っ越し業者は4次元ドアでも使っているのかもしれない。それで、引っ越しの間、 ちょっとしたものが無くなったりするのだ。無くなるモノが些細なものだから、誰も咎め立てしない・・・。
いや、今回は本当に困っているのだ。「パンダコパンダ」のビデオや〜い!どこへ行ったんだ〜?

2002.1.24

ピクミンというゲームをしている。CMの「愛のうた」がヒットしているあのゲームだ。
 ♪今日も 運ぶ 戦う 増える そして食べぇら〜れる〜
宇宙船の事故で不時着した星で、ピクミンたちと協力してパーツを取り戻すという内容。
これが結構難しい。アクションパズルゲームとでも言うのか、赤ピクミンは火に強く、 青ピクミンは水に強く、黄ピクミンだけが爆弾岩を扱える。
3種類のピクミンを従え、地形、敵(ピクミンの捕食生物)に合わせてどのピクミンを何匹使うか(最高100匹まで地上に出せる)考え、指示を出し、血路を開いてパーツを集める。
敵を倒せば、その亡骸をオニヨン(ピクミンの住居兼飛行船?)に運ぶ。するとオニヨンがピクミンの種を吹く。種は芽を出し葉になり、 プレイヤー(オリマー)が抜いてやると後をついてくる。
 ♪あなたに従い 尽くぅします〜

このピクミン、よく見ていると、ただオリマーの後をついてくるだけではない。好物の蜜を出す草があれば勝手に抜いて蜜を吸っているし、 こけるものもいれば、出っ張りに引っかかって動けず、ぼーっとしてるものもいる。
指示を出さなければ寝っ転がって暇そうにしているもの、溺れかけて(赤と黄は水に弱い)水しぶきを飛ばしてほっとしているもの、何とも可愛い。
日没になると凶暴化した敵に食べられてしまうので、どこかではぐれているピクミンがいれば必死で探さなくてはいけない。
プレイヤーというより親の気分だ。

いかに犠牲を少なく、短時間で、目的を達成するか。効率重視でプレイするのも面白いし、ただピクミンを見ているだけでもいい。
なかなかいいゲームに会えたな、と思う。

2002.1.20

関西ではJスルーカード(JR西日本・近鉄)とスルッとKANSAI Kカード(私鉄各線・地下鉄)の2枚があればほとんどの電車に乗れた。
関東ではイオカード(JR東日本)とパスネット(私鉄各線・地下鉄)の2枚になるらしい。関西出身、関東在住人としては4枚必要だ。
2枚というのも煩わしいが、西日本と東日本に別れているというのは困りものだ。狭間に暮らしている人はどうしているのだろう。

先日所用で東京へ出た。帰り、小田急線にある駅でパスネットを買い、改札をくぐった。
代々木上原で乗り換え、地下鉄千代田線に乗った。
千代田線はJR常磐線に乗り入れているので、そのまま取手へ。
そして常磐線に乗り換えたわけだが、降りるとき気付いたのはパスネットで改札をくぐって、それ以後の乗り換えでも改札を通らなかったこと。
検札もなく、乗り越し精算もしてないわけだから、常磐線の駅ではJRのどこの駅から乗ったかわからない。パスネットの精算もJRでは出来ない。
結局、「イオカード・パスネット処理連絡票」なる物をもらい、北千住から降りた駅までの料金をJスルーカードで払って 出てきたわけだが、なんとなくスッキリしない。
プリペイドカードは便利なのか、不便なのか。
その内、一枚のカードで何でも事足りるようになるのだろうが、それはそれで 失う事を考えれば怖い気もする。特にわたしのようなおっちょこちょいは要注意だろうな。
ICチップを体に埋め込んでもらうのが一番かな。今はまだSFの世界だが、今後そうなっていくような気がする。
出来れば御免こうむりたいが・・・。

2002.1.16


 恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひ初めしか

壬生 忠見

百人一首の中で一番好きなのがこの歌だ。
最近「陰陽師」を読んでいたらこの歌の出典である歌合の話が出てきた。作者の壬生忠見さんはこの歌が歌合で負けたのを苦にはかなくおなりになった(つまり死んでしまった)そうだ。
嘘か誠か本当のことは知りようがないが、悔しかったのは確かだろう。
でもね、忠見さん、千年以上たった今でもこの歌が好きな人はいっぱいいますよ。もし、まだ悔しがっておいでなら、大丈夫。安心して成仏して下さいね。

高校生の時、百人一首を覚える、という時間があった。口答テスト、ペーパーテスト、そしてかるた取りの源平合戦まであった。
我が高校ではその頃、百人一首が一大ブレークしていたわけだ。勿論、わたしもはまっていた。
確か山村美沙の「百人一首殺人事件」とかいうタイトルだったと思うのだが(間違えていたらごめんなさい)、
その中で登場人物に
 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ(文屋 康秀)
を《つまらない歌》と言わせていた。(記憶違いなら本当にごめんなさい)
何で〜? と純真なオトメゴコロをいたく傷つけられた。そして、その後、山村美沙の小説は読まなくなった。
好きになるのも、嫌いになるのも、結構つまらないことがきっかけだったりする。   

2002.1.6

人間とチンパンジーとのゲノム(全遺伝情報)は98.77%まで一緒だそうだ。その差1.23%。
でも、人間は猿と別れてから、それこそ思いつく限りの様々な物を創り出してきた。
モノを創り出す喜びを知った人間は、更に斬新なモノを創り出す。そうして創られたモノを甘受して送る便利で快適な生活。
どこまでも続く(と思えるような)高速道路。車内から見える高層ビル。車のライトの帯。
全部人間製だ。チンパンジー製はひとつもない。
凄い。同じ人間であることが誇らしくなってくる。
帰省のUターンで14.5時間、微熱のある身体を車の揺れに任せ、結構未来は明るいかもしれない、なんて楽天的なことを考えていたお正月だった。

新年おめでとうございます。今年が良い年でありますように。

2002.1.4

病院は好きなところじゃない。
医療従事者の方には申し訳ないが、あれほど人間くさい場所なのに、何故ああまで無機質なのだろう。
集中治療室なんぞはまるで宇宙船の機関室(見たことはないが)。
命を救うために取り付けられた管の数々。命を管理する機械の感情のない電子音。
ありとあらゆる手を尽くして、それでも命が消えたとき、機械の干渉は無くなり、人の手に委ねられる。
人の手で清められ、死に装束を着せられ、焼かれ、やがて人の手も離れ、天に還っていく。
・・・もうすぐ父の一周忌。

2001.12.20

売れている本、のトップが変わらない。「ハリーポッター」シリーズは確かに面白いかも知れない。 (わたしは「賢者の石」は買ったが、「秘密の部屋」と「アズガバンの囚人」は図書館で借りて読んだ)
でも、何週も上位にシリーズが並んでいるのを見ると、何となく落ち着かない。
買った人のみんながみんな本当に面白いと思っているのだろうか。「ホグワーツ指定教科書」まで買うくらいに。
そんなに嗜好って同じなのかなぁ。流行ってるというだけで買ってないかなぁ。
何年かするとハリポタ本が大量に古本屋に並んでいそうな気がする。

2001.12.18

松阪牛を食べた。やわらかくてすっごく美味しかった。
牛肉についてはいろいろ取り沙汰されている昨今、もし、万が一、 家族に発病者が出たら、一家の台所を預かる者がなんちゅう醜態を、と非難ごうごうやろうなぁ。
でも、美味しかってんもん!

2001.12.16

12月14日。討ち入りの日? そんな日にホームページを立ち上げる人の気が知れないよ。
ま、せいぜい頑張ってくれたまえ。僕には関係ないことだけどね。(・・・だ、誰やねん)
というわけで(?)、念願のHP開設です。継続は力なり。がんばりま〜す。

2001.12.14

ロイス君の日記を読んでてふと思った。
昔、日本拳法という武術を習っていた頃、「ザンシン」という言葉をよく聞いた。
わたしはてっきり「残身」だと思い込んでいたが、ひょっとしたら「残心」なのかもしれない。
早速辞書を引いてみる。が、載ってない。辞書なんて、ハッキリ目的のある言葉以外は載ってないものね。

攻撃or防御のあと、直ぐに攻撃態勢を解かないでしばし相手を見つめ、自分を見つめ、そうしてから基本の型に戻る。
己の身体を残し、と同時に心も残していなければならなかったのか。
今更、と思う。でも、いろいろ考えるのは良いことだ。多分。

2001.12.13

日記というのは苦手なので、その時々に思いついたことを書いてみよっかなって思っています。
・・・それにしても、今日はPCの前に座りっぱなしやったなぁ。

2001.12.13


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