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3月
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「87分署シリーズ キングの身代金」 著者/エド・マクベイン 訳者/井上一夫 発行所/早川書房 価格/400円(税別)*昭和59年当時 主演/渡辺謙のTVドラマ「わが街」の原作です。再放送を見て(渡辺謙が若い!ふさふさ)、アメリカの小説を日本のドラマにするなんて…原作を読んでみたいなぁと思い、読書家の妹に聞いたら、「これまたシブイ本を!古本屋に行けばあるよ」と、古本屋の売り場に迷うことなく一発で案内してもらいました。びっくりです。おかげで4冊買うことができました。 この本は、「わが街 5」の原作だと思います。 キングの息子を誘拐したつもりが、使用人の息子を誘拐してしまった犯人。キングは用意したお金で子供の命を救うのか?キングの会社の乗っ取りの危機も迫る。 渡辺謙は、原作でいうと、スティーヴ・キャレラ(刑事)役ですよ。 著者のエド・マクベイン氏は、2005年7月6日に喉頭(こうとう)がんのため米コネティカット州の自宅でお亡くなりになりました。78歳でした。ご冥福をお祈りします。 「87分署シリーズ」は53作あるそうなので、できれば、全て読んでみたいです。 |
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「中国いかがですか?」 「続・中国いかがですか?」 著者/小田 空 発行所/集英社 価格/各838円(税別) 私は「空くんの手紙」よりも、漫画も描けるナゾの旅人(言語取得者?)としての著者が好きです。他にも著書を買って読んでいるので、ここで紹介していきたいと思います(未定)。 中国に散々な目に遭いながらも、中国を「やっつけに行く」つもりが、いつの間にか留学までしちゃって、中国で日本語教師までやって、やがて中国を故郷のような感じるまでなったのです。 どのガイドブックにも載っていないワンダーランド(中国)のレポート(漫画)です。 |
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「まりこの恋人 1」 著者/吉田 美紀子 発行所/竹書房 価格/590円(税別) まりこ:競馬好き 川本くん:手芸好き、料理上手 実は、この2人は、恋人同士なのだ。だが、まったくかみ合わない2人。連載当初は、まだかみ合っていたけど、どんどんかみ合わなくなってくるのが面白い。 途中から、まりこをライバル視する「河合さん」も登場する。この河合さんもズレていて、笑います。河合さん!私は、あんたを応援してるぜー! |
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「大槻ケンヂ編集 直撃! 強くなりたい道(どう)!!」 発行所/福昌堂 価格/1456円(税別) 強くなりたい…でも道場の門を叩くのが怖い。入門申込書を取りに行くのも怖い。道場見学に行くのも怖い。暗い部屋、竹刀を持ったコーチ、うつろな目の男、水道には針金が巻かれ、床には血まみれの男達が転がっていて…うぎゃー!怖すぎ! それは、マンガの見すぎ! 実は、明るくって楽しそうに稽古しているらしい。そうしないと入門者が減るんだって。ソフトになってきているようだよ。最初からボコボコにされたりしなんだってさ。武道や空手や合気道なので、それなりに苦しかったり痛かったり…は、あるらしいけど。 オーケンが、強くなりたいクンに代わり、現在活躍している武道家との対談をまとめたのが、この本です。 武道家って、「独特のダンディズム(だ、だんでぃずむー?)」や、「アザとかあるとカッコイイ」とか、「ここで襲われたら、そばにあるビール瓶を取って割って…」と常にシミュレーションしていたり、脳のシステムが一味違っていますね。笑いながら読みました。道場、ジム入門ガイド付きです。 |
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2月
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「四重人格」 著者/ピート・タウンゼンド 訳者/大橋悦子 発行所/晶文社 価格/1700円(税別) 著者は、もちろん、THE WHOのピートである。 小説です。読んだけど、理解できない内容だった。おもしろくない…というか。書いていることが、理解できなかった。色彩が不鮮明で、登場人物の輪郭や表情が読みとれない。 訳者が下手なのか?ピートの文才が? しかも、原題が「馬の首」なのに、勝手に「四重人格」とつけるのは!詐欺みたいです。 「四重人格」は、本の内容と無関係だし、原題との関連もなし!THE WHOの同名のアルバムがあるから、本のタイトルを「四重人格」にしたんだろうけど。訳者あとがきに断りを書くなら、こんなタイトルつけるな!ファンをバカにするな!憤慨! |
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「豪放ライラック 2」 著者/桑田 乃梨子(くわた のりこ) 発行所/ワニブックス 価格/880円(税別) マンガ本です。 第一巻を見つけた時、「合法ドラッグ」をもじったのか?おいおい、やばいのでは?と思ったのは私だけみたいです。正しくは「豪放磊落(ごうほうらいらく)」をもじったのだそうです。 第二巻では、第一巻以上に、主人公の女子高生「りら」が、どんどん無駄な元気を放出していきます。素直に反応する人や、おもしろがる人や、見守る人やら。桑田わーるど炸裂です。 「Go For Lilic」
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「オーケンのめくるめく脱力の世界」 著者/大槻 ケンヂ 発行所/新潮社 価格/438円(税別) この本は「オーケンの行けばわかるさ」を改題したものだそうです。でも、これは読んでいなかったので、買ってラッキー。 オーケンは、いろんな体験をしているのである。たぶん、私が同じ体験をしても、感動しなかったり、こう、なんつーか、うまく文章として表現できないんだろうけど…。オーケンは、それを楽しんじゃった上に、その時の温度や空気まで表現できる。 筋肉少女帯の活動凍結のいきさつも、察することができたし。グチっぽくならないところが、良いと思うよ。 |
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1月
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「我が名は青春のエッセイドラゴン!」 著者/大槻 ケンヂ 発行所/角川書店 価格/590円(税別) お!読んだことがない文庫本(タイトル)発見!ネットでゲット! ほくほくしながら、1ページ目を見て(最初だけマンガなのだ)、あれ?これ、読んだことあるかも? あとがきの後ろの解説の後ろを見て、脱力。「本書は…を改題・加筆・訂正をし文庫化したものです」と記載あり。その「大槻ケンヂの読みだおれ」って、昔、読んだよー。 騙されたっつーか、改題しないでほしいぞ。でも、おもしろいから、また読んでしまった。 大槻少年の赤面の日々が綴ってあります。
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「千利休」 著者/清原 なつの(きよはら なつの) 発行所/本の雑誌社 価格/1,700円(税別) 清原なつのの新刊!待っておりました。 千利休とは?茶とは?わび、さびとは? 私も、お茶を習っておりました。表千家です。唐物や台天目まで習いました。事情があって、途中でやめてしまいましたが…。 このマンガは、千利休の芸術性ではなく、人間千利休を描こうと著者が努力したことがわかります。一度、読んだだけでは、千利休を理解することはできません。著者が苦労した分、私には、それ以上も時間がかかるのかもしれません。解説コラムつきですよ。 |
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「だれでもかんたん オーブン陶芸」 編者/マール社編集部/大沼 康子 発行所/マール社 価格/880円(税別) 妹に、陶芸のハナシをしたら、「オーブンでできる陶芸がある。専用の粘土も売っている」と教えてもらった。よっしゃ!それだ! またもやネットで本をゲット! 読んで、がっくし。私が作りたい、「ぐい飲み」や「料理皿」のような水分を含んだ食品に利用するものは、作れないような気がする。「湯飲み茶碗」は作れない等の記載は、ないのですが。 「菓子トレー」や「ぺん立て」や「ミニプランター」ならOKみたいです。「テディベア調味料スタンド」「ハムスターのおうち」なんて、必要ないし。 |
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「自分で焼ける 何でも焼ける 七輪陶芸入門」 著者/吉田 明(よしだ あきら) 発行所/主婦の友社 価格/1,700円(税別) 陶芸やりてぇー。七輪でできる陶芸の本があると聞いた。私は火鉢も七輪を持っているので、やってみたいのぉ〜。さっそく、ネットで検索してみました。ありました。それが、これだ! 取り寄せて、読んで、がっくし。 たしかに、自分で焼ける、何でも焼ける…のだ。ただ、「自宅で焼ける」とは書いてないのだった。ドライヤーで七輪に向かって約30分(以上)も送風しなけりゃならんのです。どこでやれっちゅーねん! |
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