Home

(2004年)
へなちょこっぷり2004



12月28日(火)
 今年最後のハープレッスン。
深く ほそく
 私は、ストロークをほそくすることばかり考えていた。口をすぼめる。ハーモニカが口からも舌から遠くなり、頬に空気がたまる。ハーモニカが遠いから舌に力を入れてしまい、ハーモニカに押しつける。なめらかな音が出ないのは当然!
 自分が思っていた以上にハーモニカを深く口に入れなければならなかったんだ。
 きょうは、とにかく大きな音で吹かせられた。もっと大きな音で!もっと大きな音が出る!腹筋使って!と叱咤されながら…。
 すると、手からハーモニカが落ちそうになるほど深くハーモニカを噛んで吹いていた。すると、頬が絞まりストロークが細くなり、鼻からの空気の漏れが少なくなり、3番吸音が出るではないか!腹筋も使っていた。
 おぉ!これなんだぁ!
 なんとなくコツがつかめたかもしれない。
 と喜ばせるのが上手い阿部さんなのである。できないことに悩んで進めないでいるより、できることから始める。
 自分の力で吹けたような気がするけど、実は、吹く前に、阿部さんが私のハーモニカを調整してくれたのだ。3番のリードを少し削ってくれたのだ。たぶん、そのおかげで音が出るようになったのだと思う。
 ちょっとくやしいけど。
 あとは、吹けるんだ、という自信と意識が大事だよね。


12月23日(木)
 峰バンドのスタジオ練習日でした。
 某スタジオの「1」と「2」の入り口が向かい合っているのですが、「1」と「2」の入り口の真ん中にパイプ椅子が3脚置いてあり、一人の女性が椅子に座って、ハンバーガーを頬張っていました。「1」(ドアに音楽事務所関係の案内が記載あり)のスタジオ関係者だと思うのですが、何かのオーディションか?と、オーディションの前(しかも入り口で)にハンバーガーを頬張るとは、いい度胸じゃねぇか!と感心していたら、峰バンド練習後にもその女性が座っていました。ずーと、峰バンドのへなちょこ演奏を聞かれていたのか?と思うと、彼女の脳波に異常が現れないか心配になりました。スタジオのドアは厚く密閉度はあっても、音は外に漏れるのですよ。
 さて、峰バンドの練習は、今回も有意義なものでした。今までは、お互いの音に引きずられていたけど、そうじゃない音にしていく確認ができた練習でした。
 ロックギターとブルースハープの融合点はあるのか?ブルースを弾けないギタリストとロックになりきれないハーピストが、無理に合わせようとせずに、「どこかでブルースを感じるロックギター」と「どこかでロックを感じるブルースハーピスト」でありたい。(ひょっとして何かの機会に聴く人がいたとしたら)峰バンドの音を耳にした時に「ロックでもないし、ブルースでもないけど、なんだこれ?」と思わせたい。そういう耳を持った人が、たくさんいてほしい。いや、一人でも良い。足を止めて聴いてくれる人がいれば、それで良い。
 ブルースの音を求め続けている人は、求め続けている人に任せよう。
 峰バンドは、ブルースは好きだけど、ブルースまっしぐらだけじゃない音でいよう。「オレはロックだ」「私はブルースだ」というジャンルにこだらわずにいよう。それが、自分の音になれば良い。それが、峰バンドの音。
 あと、大事なのは、一緒にメシを食うってことかな?はははは。


12月21日(火)
 口の中に空気をため込みすぎ。もっと頬をしぼって、空気の無駄づかいやめよう。と、文章にすると簡単そうだけど、難しいのよ、これが。
 これを直さないと、上達しない事実に、しょんぼり。と、文章にすると軽いけど、その夜、かなり落ち込みました。
 くやしいです。


12月18日(土)
 某忘年会に出席。
 とても楽しい会でした。美味しい料理が次から次と出てくるし、ブルースハープとブルースギター三昧の夜でした。これで会費3,000円は、安かったのでは?
 この会で、峰バンドが人前で初演奏しました。え?実は、デビューライヴだったのか?2曲演奏しました。たぶん、聴いた人に、「こんなんで良いんだ」という希望を勇気を与えたと思います。楽しく演奏するのが大事なのです。なんてね。
 約20年後の定禅寺ストリートジャズフェスティバル出場を目指して精進します。ぺこり。


12月7日(火)
 どうしても、鼻の穴から無駄な空気が漏れる。腹筋(特に下腹)を鍛えねば…と痛感しております。
 アゴを動かさないで、舌だけ動かして吹く練習も必要だと痛感。タングブロックをやってるつもりだけど、実は、ハーモニカを動かしてるだけ(舌は動いていない)、誤魔化して吹いているんだ、私は。
 く、くやしぃ!じぇ〜ったい、訓練する。意識する。やる!できるようになる!←負けず嫌い
 阿部さんが、私達に、真剣に、ブルーズを伝えようとしているんだもん。
 あ、逆だ!
 私達が、真剣に自分のブルーズを表現しようとするから、阿部さんは、真剣に、私達に伝えようと燃えるのよね。





11月30日(火)
 ウラを意識して吹く練習。
 日本人には、難しいノリ。日本人のリズムは、ウラじゃなくて、オモテ。お祭りのリズムになりがち。
 音楽に年齢は関係ない…と思っているけど、高齢になってから(?)始めたブルーズハープの難しさ。センスなしが悲しい。日本人の血がぁ〜!
 幼い頃からブルーズを聴いていたワケでもなく、そういう環境でもなかった。大人になってから(?)ブルーズに出合った。若者のような吸収力の勢いは衰えてる。年齢を重ねれば、重ねただけの厚みみたいなものが出るのだろうか?そんな大層な生き方してないしなぁ。
 阿部さんが弾くギターに合わせて(適当に)吹くんだけど、私のハープに、阿部さんが眉間にシワを寄せる時があった。私がワザとジミー・リードみたいに、高音で吹いた時。気持ち悪かったんだと思う(苦笑)。
 私が夢中でハーモニカを吹いていると、阿部さんが、にやっとする時がある。気持ちが良い音なんだろうなぁ。「にやっ」で満足してはいけないのだ。次は、「うっとり」させるぞー!そして、いつかは、「ぎりぎり」言わせたるぅ!いつになるかは、未定だ!
 歌うようにハーモニカを吹きたい…と思った。あ、でも、私、音痴だった。とほほ。


11月21日(日)
 2か月振りのバンドのスタジオ練習。
 最初は調子が出なかったのですが、後半には、なんとなく一曲(ミディアムシャッフル)できました。少し、おしゃれな感じの曲です。「都会の夕暮れ」のような曲。街にネオンがポツリポツリと点き、車のライトが通りすぎる。
 以前は、やみくもに吹いていたけど、曲の雰囲気を考えながら、吹けるようになったかな。少しずつ形にしていきたいです。
 え?楽譜なんて、ないですよ。打ち合わせをしたことないし。いつもアドリブです。ギターの音(数秒)を聴くと、イメージが浮かんできて、吹くだけです。


11月16日(火)
 今日は、2番目を吸う音しか出しませんでした。ここの音は、すぐにズレる。いつも同じ音を出し続けるのは難しい。唇の位置、舌の位置、口内の空間、いつも同じにはできない。その時の体調や気分(精神状態)によって、音が変わる繊細な楽器だと思う。息をコントロールするのは、簡単じゃないよ。
 いつ、どんな時でも、2番吸音が、きれいに出せるようになりたいです。
「楽しそうに吹いているよ」と、阿部さんに言われた。はははは、悪いことじゃないよな。阿部さんが嫉妬するような音、出せるだろうか?





10月26日(火)
 阿部さんからの宿題の私の答えは、5満点の3点だそうです。
 満点は、ありえないから、4点になるように精進します。
 3点は私らしくて、丁度いいかもね。


10月25日(月)
 宿題を私なりに考えてみました。
「華」ではなく、私が好きな「花」は何だろう?から考えてみます。

 私が好きな花は「イヌフグリ」です。犬の陰嚢…なんて不名誉(?)な名前の花ですが。
 雑草って、花束にできないのが良いなぁ。
 イヌフグリは、春になると道ばたや畑などに咲く、青い小さな花です。気がつかずに通りすぎたり、踏んでしまう人もいるかもしれません。薔薇や白百合にような目立つ花ではないけどれ、イヌフグリは毎年、春の訪れを教えてくれます。こっそりと、そして可憐に。

 私にとっての「華」は「イヌフグリ」です。
 そんなハーモニカ吹きに、私はなりたいなぁ。

 って、答えになってない?


10月12日(火)
 ブルースハープの阿部さんから宿題を出されました。
「華がある演奏とは、どういう人か」


10月5日(火)
「音よりも大切なもの」
 音が出る楽器で大切なものは、「音は20%」。残りは、リズムや曲(構成)の色彩。
 メリハリ
 ワビサビ
 みたいなもんでしょうか?
 一枚の絵画だって、さまざまな色を使って混ぜて、点や線や面で構成されてるよね。そういうことだったんだよね。私が吹くハーモニカって、一色でハケで塗りつぶした絵だったんだ。反省しました。





9月28日(火)
「舌に力を入れない。ストロークをもっとタイトに」
 ハーモニカ神様!私に2番の吸う音を、きれいに出させて下さい!
「大きな音で吹いたり、小さな音で吹いたり」
 小さな音で吹くからラクかと思えば、そんなことはナイのだ。普通に吹くのと同じ位(それ以上?)腹筋を使う。
*****
←またハーモニカを買ってしまった。
 今回はGです。



9月26日(日)
 峰バンドのスタジオ練習日。
 全体の曲の構成重視だったので、自分のリズムと音が出せずに不満足でした。ギターに引きずられた感じ。へなちょこハープだ。くやしー!
*****
バンドの曲名(仮)
  1. GO!GO!峰バンド
  2. R108
  3. おやすみなさい
  4. サンセットブルーズ変形
  5. 大草原の小さな猫


9月20日(月)
 昨夜の夢に「ハーモニカの神様」が出てきました。
 ハーモニカの神様は、私に、こう言いました。
「近づいて、吹くのだよ」
 そうなのか!ありがとう!と、感動のあまり、夢の中でオイオイと泣いていました。
 正しくは「近づけて、吹くのだよ」なのだと思いますが、神様が言った意味は、「びぃ ぷらくてぃす はーもにか」のことなのだと思います。私(神様)に近づいて吹きなさい。そうすれば…。
 いつも、阿部修さん(ブルーズハープ伝道師?)に言われるのは「ハーモニカに近づいて吹くのではなく、ハーモニカを近づけて吹くのだよ」なんです。ハーモニカをバクッと口にくわえて吹くのです。ハーモニカに口を近づけて吹くんじゃないのです。
 ハーモニカの神様って…阿部さん?


9月16日(火)
 今日もロングトーンの練習。地味な練習だけど、大切な練習なのだ。
 イマイチ良いポジションが見つからない。空気が漏れる。


9月14日(火)
 今日はロングトーンの練習。
 ここ数日、バイトのことでイライラしまくっていたので、阿部さんが私に深呼吸をさせようとしたかも?
 Aのハーモニカの2番を、息が続く限り吹いて、吸って、を繰り返すのだ。苦しくてドキドキしてくる。苦行のようだ?
 おかげで、イライラが少なくなった。ありがとうよ!


9月13日(月)
 歳をとるってことは、若い時には出せなかった音が出るってことだね。私は60歳になった時、どんな音が出せるか楽しみです。


9月7日(火)
 リズム刻まない。もっと自由に遊べば良いのだ。





8月31日日(火)
 阿部さんに「時々、良い音が出てるよ」って言われた。
 …、時々か…。はぁ〜(ため息)。


8月24日(火)
 ハーモニカを少し歯で噛みぎみで吹くように。
 歯が欠ける日は近いか?老けて見えるから困る。
*****
 レッスン中に、空に架かる虹を見た。


8月22日(日)
 峰バンドのスタジオ練習日。
 フーチークーチーマン風の曲を演ってみました。


8月10日(火)
 ウラを感じよう!





7月20日(火)
 タングブロックをしながらトレモロ。でも、リズムは円を描くように。力を入れすぎず、でもアタックは強く。
 ひぃ〜。


7月6日(火)
 またハーモニカを買ってもうた。全部で7本になった。みな微妙に音の響きや吹きやすさが違うんだね。


7月4日(日)
 冷房が効いたスタジオで、汗だくになってハーモニカを吹いてきました。
 セミアコのストレートなロックギターの音になじむまで、時間がかかりました。





6月29日(火)
 本日のハーモニカレッスンは、リズムのとりかた。
 直線ではなく円を描くように意識して…って言われた難しい思うけどやってみるよ。


6月8日(火)
 ハーモニカを吹いていて、いつも何かをつかみかけるのですが、すぐに逃げていってしまう。いつか、この手につかむぞ!





5月28日(日)
 人に聴かせるために、アンプやマイクを選ぶのかなぁ?
 私は、人に聴かせるために、ハープ吹いてるワケじゃないよなぁ。


5月25日(火)
 阿部さんから、音がモコモコしていると言われて、とほほ。
 歩くリズムに乗せて感じるように吹くのって難しい。


5月18日(火)
 本日のハーモニカレッスンは、アルペジオの練習。





4月27日(火)
 本日のハーモニカレッスンは、舌でリズムを刻みながら、音を切り吹く吸う。しかもノドを使う。舌を使って空気を右から出したり左から出したり。そして、リズムのとりかた。
 口の中で忙しく動かさないとならない舌。ひぃ〜。





3月24日(水)
 阿部さんよりメールあり。
「検査の結果、脳には異常なし」
 他は?大丈夫なのか?
 他って…?


3月23日(火)
 本日のハーモニカレッスンは、阿部さんの体調により中止となりました。大丈夫なのだろうか?心配だ。





2月29日(日)
「峰バンド」のスタジオ練習日。
 メンバーから「ベース不要。ハーモニカだけ持ってこい」と言われた。最後には「次回からハーモニカだけ持ってくれば良い」と言われて、少し、どんより。ベース弾きのつもりだったんだけどなぁ。
「ハーモニカ吹いているほうが、ベース弾いている時より楽しそうだよ」と言われると、複雑な気持ちになる。
 人も同じか?
 自分で気がつかないだけ?
 好きな人いる時よりも、あの人と一緒の時のほうが楽しそうに笑っているよ。って言われた気分。
 それって、どっちが良いの?
*****
 ゴールデンメロディとヴィンテージを吹き比べてみる。
 アンプを通せば、自分の耳にキンキン響くのが気にならない。よしよし、このまま吹いてみよう。
 で、後で、録音したテープを聞くと、「あ、ここからハーモニカを変えた」というのが、わかるんだよね。
 うーむ。気にしなければ良いのかも。むむう。


2月28日(土)
 ハーモニカセミナーに、友達二人を誘って参加しました。二人は、ハーモニカ初心者です。
 ハーモニカの持ち方や吹き方までは良かったのですが、なんと、今回は、初めてオクターブ奏法の講義になってしまい、二人ともクラクラしてました。二人には、挫折しないで、ハーモニカを続けてほしいです。


2月24日(火)
 なぜ、私のハーモニカの音は、汚いの?なめらかじゃないし。リズムもとほほ。阿部さんの口の中の想像しながら(?)ふいてもても、当然ながら、同じ音は出ん!あぁ。
*****
 後日、気がつきました。
 なにか違うと、違和感があったのは、ハーモニカを変えたからです。
 今まで「ホーナー/ゴールデンメロディ」を使っていたのですが、24日は、「ヘリング/ヴィンテージ1923」で使用していたのでした。
←GOLDEN MELODY

 ヴィンテージは音が良いのです。他人にも、すすめてしまうほどです。へなちょこな私でも上手に聞こえます。プラスティックではなく、木だからでしょうか?さすが木だよなぁ。と思っていたのに、ヴィンテージの音が、耳障りというか、キンキン響いて好きになれないのです。吹いてる私は、直接、骨を伝わって音が耳に響くからでしょうか?たぶん、まわりの人が聞いてもわからない響きなのだと思います。
 他人がヴィンテージを吹いてると「良い音だなぁ」と感じるのですが。そうだ、私は「その音、好きだなぁ」とは感じていなかったんですね。自分で吹いてみてわかりました。
 ただ、ヴィンテージは吹きやすいんですよね。
 ゴールデンメロデイは吹きにくい。しかも3番吸音が出にくい。でも、やわらかい音が好き。
 うーむ。悩む。
 ハーモニカを習って数か月後に、同じゴールデンメロディを買って吹いた時、すごくキンキンした音だったなぁ。使用しているうちに、リードがこなれて(?)きたからかなぁ?
 両方、使いこなせれば一番良いのですよね。ふぅ。


2月17日(火)
 今日もタングブロックと格闘。
 メロディ吹きながらリズムム刻んでベースも聞こえるように吹くだぁ?全て舌技。できねぇよぉ。とほほだ。





Return to the homepage of minexyz.みねがとおります