(2004年3月〜4月)
みねたいむず2004



4月30日(金)
織り句 お題「おぼろ」
落ちる陽が
ぼやけて見えない
ロングビーチ

 涙で霞んで見えないのは、なぜだろう?後悔してるのか?

オニヤンマに
ほっとする翠(みどり)
露天風呂

 オニヤンマの目の色は、エメラルドグリーンです。エメラルドは翠玉(すいぎょく)と言います。
「翠」は、オニヤンマの目の色と、風景の色とを、かけてみました。

(未投稿)
思い出を
ポケットに詰め
ロンドンへ

 すんなりできた句ですが、ワケあって未投稿です。


4月29日(木)
織り句 お題「おぼろ」
黄金より
ほほえむガラシャの
ロザリオか

 細川ガラシャは、黄金など欲しくなかったと思います。彼女を支えたのは、ロザリオだったのでは?

折り鶴と
某国照らす
朗朗の月

 本当は「暴国」としたかったのですが、ここは、あえて「某国」としました。
 月は、平和を願う国も、争いが絶えない国も、破壊をすすめる国も、同じように照らします。
*****
 天気が良いので、近所を散歩してきました。
 以前は居酒屋だったのに、餅屋に変わっていて、思わず草餅と柏餅(みそあん)を買ってしまった。あまり美味しくなかった。たぶん、もう買わないと思う。がっかりだった。


4月28日(水)
織り句 お題「おぼろ(朧)」
重苦しい
埃(ほこり)払うな
ロマンチスト

 きれいなもんばっか見てんじゃねぇよ!吐き気がするぜ、ロマンチスト!って句です。

後れ毛(おくれげ)と
細い肩描く
ロートレック

 最初は「踊り子と」と作っていましたが、うーむ、うーむ、違うんだなぁ、と少し悩んで「後れ毛」にしました。割と、すんなりできた句です。
*****
 雨で、くすんで見える景色だけど、ふと、ハナミズキの花を見つけると、うれしくなります。


4月24日(土)
 ネットでカーテンを買いました。春らしく?初夏らしく?ライトグリーンです。さっそく交換。


4月23日(金)
 10月までに、他の事務所と合併すると社長から言われた。バイトの私は、これを機にやめることにしました。いつやめるかは、まだ決めてない。やめるまで、ちゃんと仕事するつもりです。それよりも、本当に合併するのか?
 え?やめる理由?
 会社合併に対する先生(社長)の意識と理由が、私には不愉快だったから。
 今の仕事はイヤじゃないし、仕事は楽しいよ。社員も皆良い人ばかりで優しい。建設業の仕事、一生懸命に勉強してるよ。
それなのに辞めるの?って不思議に思うかな?もう色んなことが、ごちゃごちゃあって、一言で説明できないなぁ。
 文章を書いては消し、書いては消しの繰り返しです。
 これ以上書いたら、グチっぽくなるし、悪口になるのイヤだから、これでおしまい。
 社長に合併の話をされて、「辞める」と即答しなかったけど、数時間後には「辞める」って伝えたから、ほぼ即決かな。
 気分爽快だよ。すごくスッキリした!
*****
 私がバイトを辞める報告を知人にしたら、「いつ辞めるのかなぁ?って思ってたよ。ついに辞めるんだ!」って言う人と「びっくり!」と驚く人がいました。


4月15日(土)
(未投稿)
織り句 お題「はなみ」
バンドやろっ
仲間をよんで
ミニライブ

「ミニライブ」という言葉は、以前に使っていたので、今回は、句を作ったけど、未投稿です。
 最初は「仲間を集めて」だったけど、ビッグバンドは苦手ななので、聴衆ってことで「仲間をよんで」にしました。
*****
 仕事で、某マンションの13階の会社に書類を届けに行ってきました。
 マンションの通路に、桜の花びらが1枚落ちていました。風に乗って13階まで来たのでしょうか?誰かの服に付いてここまで来たのかな?
*****
 帰宅後、全身のにジンマシンに、びっくり!あわてて鍼治療院に電話して、明日治療してもらうことになりました。


4月11日(日)
にゃん券
高畠町のマンホール
犬の宮・猫の宮 標識
1.にゃん券
2.高畠町のマンホール
3.道路案内標識

猫の宮
猫の宮の主?
高畠ワイナリー
4.猫の宮(神社)
5.猫の宮の主(?)の猫
6.高畠ワイナリー


 山形県高畠町にJRを利用して行ってきました。
 目的は、猫の宮(神社)に愛猫の健康祈願です。あ、愛猫は、健康そのものですよ。ただ、もう11歳のじさま猫なので、お参りしてきたのです。
 高畠駅から猫の宮まで1kmという情報を信じ、それなら軽く歩けるわい。ふっ。と歩いてみたら、なんと、二時間近く歩きました。えーい!どっからの情報だ!ガセじゃねぇか!
 二時間近く歩いて気がついたのは、歩いている人に一人として会わなかったこと。自転車に乗った、じいさまと少年の二台だけ。バスは数時間に1本なので、皆、車で移動なのね。

1.高畠町の通貨(?)の「にゃん券」です。正確には、この写真は、にゃん券のチラシです。
2.マンホールの写真を撮るのは趣味なもんで。「まほろばの里」と書いてありました。
3.この標識が見えた時は、うれしかったぁ。

 猫の宮には私以外にもお参りしている人が4人(親子のようでした)いましたよ。猫の宮の向かいには犬の宮があります。ここには、公衆トイレもあり、広すぎるくらいの駐車場もあって、ひょっとしたら、お参りする人が多いのかもしれません。

4.神社には、たっくさんの猫の写真が貼られていました。愛猫の首輪でしょうか。鋲でぶらさげてあったり。
5.人なつっこい猫でした。ノドをゴロゴロ鳴らして、おなかを見せてくれました。オス。去勢済みでした。

 神社には、猫のごはんが器に入ってお供え(?)してありました。私も持参したドライフードを器に入れていたら、どこからともなく猫(茶トラ)がやってきました。びっくりです。お参りしたので帰ろうとすると、鳴きながら追いかけてくるので、困りました。そこに、一人の男性がお参りにやって来たら、茶トラ猫は、男性の後を追って神社に戻って行きました。男性が帰ろうとした時、どこからともなく、もう一匹の猫(キジトラ。写真に撮れなかった)が!そのキジトラは、彼を追って、うれしそうに(男性の歩く足の間をジグザグにすり抜けるように。猫サーカスみたい)駐車場まで一緒に行ってしまいました。もちろん、茶トラも。どちらかと言うとキジトラが男性に慣れているようでした。遠くからしか見えなかったけど、猫たちは駐車場で男性からごはんをもらったり、車に乗って、彼に甘えていたみたいです。男性のアゴに頭突きしてるように見えたからねぇ。
 そこまで、じっと観察するか?普通?と言わないように。

6.もう歩くのヤダ。猫の宮からタクシーで高畠ワイナリーへ。

 高畠ワイナリーに行って、またびっくり!高畠で、こんなにたくさんの人を見るなんて!高畠に、人、いたんだぁ(←失礼な発言)。と感動するほどの人(観光客)でした。みんな、ここに見学に来るのね。そうだよなぁ。猫の宮には来ないよなぁ。観光バス。
 ワイナリーでは、無制限に試飲できます。観光客にまぎれていたほうが、店の人の目を気にせず、ガンガン試飲できるかもね。
 日本のワインは、どうして、こうも甘いのかねぇ?もちろん、甘い中にも深みのあるワインもありましたよ。種類は少ないけどね。しかも高い。
 私は、ワインは買わずに、旅の記念にワイングラスを買ってきました。
 高畠駅の温泉(太陽館・入浴料200円)に入って、少し疲れを取ってから帰りました。山形駅では「九十九鶏弁当」を買って。これ、おいしいんだよ。写真に撮るのを忘れました。
 帰りの電車で、やっぱり体調が良くないなぁ。ヒザがガクガクするし(歩きすぎたから?)、手は熱いし(ワイン飲んだから?)、額は熱っぽい(温泉に入ったから?)。帰宅後、体温を計ってびっくり。38.3度もありました。どへー!体温計で体温を確認したとたん、クラクラ。でも、食欲はあるのさ!
 実は、高畠の歩道でカラスの死骸を見つけたからねぇ。どっかに通報しないといけなかったんだろうけど、帰るのが遅くなりそうなので、見なかったことにして帰宅しました。え?ダメ?
 だから、鳥インフルエンザかもしんない。友達には言ってますが、みな爆笑してくれます。え?笑えない?カラスの死骸を見ただけじゃ感染しないってば!しかも、出かける前から、体調が妙だったんだもん。


4月5日(月)
織り句 お題「はなみ」
華やかな
南国の仮面
ミステリアス

「仮面」という言葉が浮かばなくて、少し悩みました。「色、物、光、雲、空、気配、風、原色、汗…」あらゆる言葉をつけてみても、しっくりこなくて。南国のミステリアスって?と考えた時、インカ黄金展を思い出しました。あ!仮面だ!

ばかだなぁ
悩んでみても
未練でも

 最初に作ったのは「ばかだなぁ なんと愚かな 未練かと」でした。


4月3日(土)
織り句 お題「はなみ」
春めいて
長袖はおらず
緑にとける

 春を迎えた感動というか喜びを、どうにかして句にしたかった。
 最初に作ったのは「春めいて 長袖脱げば 身も弾む」でした。なんか、普通というか、子供っぽいというか。これじゃー、バカみたいだよね。

梅林で
なおも残るは
満つるかたち

 先日、梅を見に公園に行った時、遊具で遊ぶ子供達を見て、私も遊んだなぁ、と昔を思い出し、満たされていた過去のその残像と今とが重なったのを句にしてみました。
 最初に作ったのは「満つる像」でしたが、銅像と勘違いしそうなので「残像→姿→かたち」と変化させました。


4月2日(金)
織り句 お題「はなみ」
はぐれていく
何度も許され
耳に残し

 いつも許してくれるから甘えてた。今度も許してくれると思っていた。失って、初めて気がついた。近くにいる思っていたのに遠くにいたんだね。君はマリアじゃないのにね。君の許す言葉だけが、いつまでも耳に残るよ。
 この句は、納得いくイメージになるまで、ずいぶんと錬りました。最初に作ったのは「離れていく 何が悪いのか 見失った」でした。最終的に「はぐれていく 何度も許す 耳に残る」のどちらにしようか、悩みました。

走り出す
七色の果て
見たくなり

 すんなりできた句です。あえて「七色の橋」にしませんでした。


4月1日(木)
 エイプリルフール。
 私の騙された人2名、反応なしだった人1名、途中で気がついた人1名。
 騙された人、ありがとう!

織り句 お題「はなみ(花見)」
はかれずに
なくしてばかり
未成年

 若い時は、相手の本当の気持ち読みとれないもの。
 口から出た言葉だけが真実だと思ってしまう。惑わされてばかり。
 最初に作った句は「はみだした なくせば気がすむ 未成年」でした。

杳(はる)か
懐かしむよに
見ていた

「遥か」ではなく「杳か」です。
「杳」の漢字には「遠く、暗い、深い」という意味があります。

はにかんだ
並んだ名前は
三つ編みのまま

「並んだ名前」とは、黒板に書かれた日直の名前とか、名簿に書かれた名前や卒業アルバムの名前とかです。たったそれだけで、恥ずかしかったり、うれしかったりするんだよね。
「三つ編み」とは、制服を着ている時代ということです。社会人ではない昔のことです。
 最初に作ったのは「はにかんだ 名もあかさずに 三つ編み揺れる」でした。子供の頃は、相手の名前なんか知らなくても、すぐに友達になって遊んだよね。日が暮れて別れてから、どこの子だったのかな?って不思議に感じたり。



3月28日(日)
榴ケ岡公園の梅
榴ケ岡公園の梅 アップ
猫とワイン 看板
1.榴ケ岡公園の梅
2.榴ケ岡公園の梅
3.猫の看板

1.2.
 梅を見に「榴ケ岡公園」に行ってきました。
 お天気も良く、梅の香りに包まれ、幸せな気持ちになりました。
 私は、桜より梅のほうが好きだなぁ。ワケは、聞かないでくれ。
3.
 帰り道、猫の看板を見つけたので、思わず写真に撮ってしまいました。
 ワイン好きの猫でしょうか?


3月28日(日)
 昨夜の夢にROLLY登場(ハートマーク)!うれしかったぞ!
 私が探しているCDがあって、それをROLLYが仕事でニューヨークに行くから、そっちで探してもらうんだよん。でも、「見つからなかったよ」って電話がくるのさ。
 探しているCDは、なんと、小田和正の「甲子園」というアルバム。そんなのあるのか?なぜ、私が小田和正を?そのアルバム名はなんだ?なぜニューヨークで探す?
 とても不思議で、とてもリアルな夢でした。


3月27日(土)
 クリーニングを出しに行ってきた。メンバーズカードのポイントが200円分あったので、使いたいと伝えたら「もう少したまってから使ってほしい」と言われた。なに?いつ、何ポイント使おうがオレ様の勝手だろが?ふざけんなよ!KOEISHA


3月23日(火)
織り句 お題「すぴか」
すべらせる
ひじから視線を
彼女へと

 ボクは、ひじに視線を落とし、ボクの腕にからませた彼女の手から、彼女の顔まで視線をゆっくりとすべらせた。「どうしたの?」と問いかける彼女を、何も言えずに抱きしめた。

スプートニク
ヒロイン見守る
彼方から

 スプートニクとは人工衛星です。いつか、この言葉を使って句を作りたかったので、今回、ビシッと決まって、うれしいです。
 ネットで「スプートニク」を検索して、村上春樹の小説「スプートニクの恋人」の存在を初めてしりました。村上春樹の本は読んだこともないし、知らないで作った句です。

スパーク
ビーズ ミラー
カレイドスコープ

 最初「ビーズ」ではなく「ビードロ」と作っていましたが、ビードロって、ガラスのことだし、ミラーはガラスを使うし、うーむ。で、ビーズにしました。もちろん、ビーズもガラス製なんだけどね。
 万華鏡を見たときの感動を、カタカナだけで作ってみました。

捨てた
peace & love
語る目と声

 アメリカ批判の句です。もちろん、アメリカ合衆国日本州に対する批判でもあります。


3月21日(日)
太平洋太平洋です→
織り句 お題「すぴか」
すりこぎだ
人に使われ
金にもならねぇ

「I’m not your steppin stone.」、「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」なのです。








3月19日(金)
織り句 お題「すぴか」
すまなそうに
左の髪を
かきあげる

 左の髪は、自分の髪の毛なのか相手の髪の毛なの、読み手にまかせる句です。
 私なら、相手の髪の毛をかきあげるイメージです。自分ので右手(利き手)だから、相手の左の髪の毛です。向かい合ってるかもしれないし、左ハンドルの車の中かもしれないし。相手の険しいこめかみを確認するのです。謝りながら。


3月18日(木)
織り句 お題「すぴか」
救われない
ぴすとるが鳴り
片恋うれう

 萩原朔太郎「詩/殺人事件」風に仕上げてみました。あえて、ひらがなで「ぴすとる」としました。
 ずーっと、こういう句を作りたかったのです。うれしい。自己満足だけどね。
 初めて「殺人事件」を読んだとき、不思議な感覚にとらわれました。美しくて怪しい。苦しみの中から生まれる喜び。この詩は恋愛(片思い)の詩だと習ったような気がします。さまざまな解釈があるでしょうが、「ぴすとる」とは「鼓動、胸の高鳴り」です。恋をした高揚感です。
 私が作った句は、読み手の解釈におまかせします。「憂う」にも「愁う」にも取れるように、「うれう」と、ひらがなにしました。
 サスペンスのようにも取れますね。好きだった人がピストルで撃たれて(私が撃ったのかも?自殺したのかも?)しまい、片恋の行き場がなくなった…とか。
「救われない」を「誰からも救ってもらえないような、人目をはばかるようなつきあい」と読めば、ときめきを止めることができない、この片恋はもの悲しくもあり、秘密を共有する喜びでもありますよね。

ストレートな
ピアノに魂
重ねる

 セロニアル・モンクのことです。


3月17日(水)
織り句 お題「すぴか」
すねたよに
ピュアな訴え
勝てないよ

 愛猫のことでもあるし、涙を効果的(自由自在?)に操れる女の子みたいでしょ?あれ?
 以前使った言葉や他の詠み人が使った言葉は使いたくないので、なるべく使わないようにしていますが、3年も織り句をやっていると、難しくなってきます。あー、こっちの言葉のほうが、すんなりくるんだけどなぁって、思うこともある。違う言葉を探し、ピッタリくる言葉が見つかると、またうれしいし。それから、似たような句にならないように気をつけています。
*****
ギバサ
 ←昨日スーパーで発見。
 ギバサってなんだ?妹に聞いたら「柳葉敏郎」と返事メールが…。
 和名:アカモク
 藻じゃ。
 食べた感想は、「めかぶとろろ」と同じような感じと思って良いと思う。ただ、ギバサは、藻なので、めかぶとろろほど生臭くない。少し甘味があったよ。 まずくはないけど、うまくもないな。
 もう一度食べようと思って、今日、スーパーに行ったら、もう売ってなかった。まぼろしとなったか?ギバサ。







3月16日(火)
織り句 お題「すぴか」
水晶の舟
光たわむれ
かげろうか

 ジム・モリソン、ごめんなさい。という句です。すんなりできました。
 いつかは「水晶の舟」で句を作りたかったので、うれしいです。


3月14日(日)
 今日は、「仙台ハーフマラソン」でした。え?私は、走りませんよ。もちろん。
 もし、仙台で、新しいハーフマラソンが開催されるようになったら「仙台ニューハーフマラソン」って言うのか?違うよな?


3月12日日(金)
 朝、出社したら、幸福の木の花が切り落とされていました。
 理由は「匂いがキツイ」から…とのこと。なんか、少しさみしいですね。


3月11日(木)
 幸福の木の花が見たくて残業していたわけじゃないけど、17時過ぎに帰社した社員から「花が咲いてる」と言われて気がつきました。この目で見ましたよ。匂いを嗅ぎましたよ。
 透明な液体がついていたので舐めてみたら(普通、舐めるか?)甘かったです。蜜でしょうか?
 匂いは、たしかにキツイですね。鼻の悪い私でも匂いますもん。社員に聞いたところ、日に日に匂いが青臭さが増しているそうです。
 幸福になれるか?私。


3月10日(水)
 数日前から、時々、ふうっと意識が遠くなったり、チカチカして目を開けていられなかったりしていた。歩いている時でも。あ、きたぞ、きたぞ、ってわかるのよ。これが幽体離脱ってやつか?離脱してないけど。
 布団に入って目を閉じるとグラグラする。起きあがる時は、なんでもないから、貧血じゃないのよ。立ちくらみしないし。
 で、鍼治療に行ってきました。
 胃の熱のせいらしい。足に鍼をうたれたら、胃がぎゅるぎゅる鳴りだした。胃が動くようになったようです。なんか、よくわからないけど、すごいです。不思議です。
 どうして、不調の時って、桃缶や安っぽいプリンとか食べたくなるんやろね?私だけ?


3月9日(火)
 入院した彼女からメールがきました。
 食欲がなくても、桃缶はおいしく食べられるみたいです。
 よかったです。


3月8日(月)
織り句 お題「まあち」
○(まる)になる
ありふれた形が
ちょうどいい

 中の句に少し悩みましたが、すんなりできた句です。

マロニエに
新しいカンバス
ちぎったパン

 パリのモンマルトルの句を作りたかったのだ。これが私の限界です。

まどろむ
雨のコンチェルト
チケットいらない

 これも、比較的すんなりできた句です。
 けだるさというより、ゆるく感じる世界に聞こえるものや見えるものを作りたかったです。


3月7日(日)
 知人が切迫早産で入院したので、お見舞いに行ってきました。
 点滴薬の種類が増えたせいか少し具合が悪いそうです。が、思ったより元気そうだったので安心しました。
 早く生まれそうなので(早産)、産まれないように、薬で産まれるのを抑えているそうです。身体は産みたがってるし薬で抑えられてるし。なんか、身体は辛いだろうなと思いました。
 投薬をやめると産まれちゃうので、いつ退院できるか未定のようですよ。産む時期は胎児の成長具合と母胎の体調次第なのかな?タイミングは医者が判断すんのかな?とか複雑な気持ちで帰宅した次第です。
 母子共に健康で元気な赤ちゃんが産まれると良いですね。
 見舞いの品は、もちろん桃缶です。彼女にも通じたみたいで良かった。若い人には通じない桃缶かと思ってました。


3月5日(金)
幸福の木の花
 幸福の木に花が咲きました。
 写真提供者は、バイト先の会社の社員A子様です。
 A子様によると、「17時以降に咲いたようです。匂いはすごいです。ユリ科の匂いです。小さいくせにーーって感じです」とのことです。
 8日(月曜日)にも咲いていたら、この目で見て、匂いを嗅ぐぞぉ!
 見た人は幸福になるのか?どうかな?どうだろう?




織り句 お題「まあち」
街々で
青い鳥みつけ
宙(ちゅう)あおぐ

 青い鳥を見つけたかったら、上を向いて歩こう。空を眺めよう。青い鳥にも自分の顔を見てもらわなきゃね。
 最初は「街から街 青い鳥探して」だったのだ。でも、「青い鳥は、どこにでもいるけど、見ようとしないだけだよ」って句に変化しました。


3月4日(木)
幸福の木の花(まだつぼみだけど)
 バイト先の会社にある「幸福の木」から、ニョキニョキと出てきました。第一発見者は私です。
 ひょっとして、これって、花?あ、まだ蕾のようだけど。見たことある人、いますか?私は、初めて見ました。
 っていうか、幸福の木って花が咲くんだぁ。と驚いています。花が咲いたら、写真を、ここに載せますね。楽しみに待っていてください。
 幸福の木に花が咲いたら?ハッピーなことなのか?もっと幸福になれるのか?だれが?
 それとも、よほど環境が悪くて花を咲かせるのか?なぞである。







織り句 お題「まあち」
前髪を
浅くうずめて
小さくゆらす

 チークダンスを表現したかったのだ。
 最初に、下の句を「チークダンス」と作ったけど、辞書に「日本の造語」と書いてあったので、使うのをやめました。
 この句を読んでもチークダンスってわからないよね。「小さくゆらす」ってーのが特にね。これは、相手が、YESなのか?NOなのか?読む人の自由なのです。


3月3日(水)
オリジナル
織り句 お題「さくら」
桜の下
紅(くれない)に染まるは
落陽(らくよう)か

 桜の季節に逢いたいですね。桜と私が紅色に染まるのは、夕陽のせいだけでしょうか?
*****
 愛猫ぽんちゃんが外を見たがるので、部屋の窓を15cmほど開けている。すると、そこから、外の猫が部屋の中を覗いていた。どこのにゃんこだ?逃げられてしまって、わからなかった。


3月2日(火)
織り句 お題「まあち」
間のわるい
愛の言葉に
力を!

「間のわるい あの宿題」までできていたけど、下の句に悩んでいました。映画「1980」を見た帰り道に、ヒラメキました。使いたかった言葉は変わったけど、伝えたい意味はほとんど同じかな。句の意味は映画と無関係ですよ。
 意味は、「愛してる」って言葉は早すぎたり遅すぎたり。間のわるい台詞。永遠の宿題。答えが見つからなくても人は生きていけるけど、そんな愛の言葉に力がほしい。そして力をあげたい。
*****
 映画「1980(イチキューハチマル)」を見ました。
 監督/ケラリーノ・サンドロヴィッチ(注:日本人です。有頂天(バンド名)のケラ)
 1980年、ジョン・レノンが死んだ(すまん。私はビートルズに興味がないので、どうでも良いんだけどね)。世界が変わりはじめる。でも、そんな時代や事件に関係なく、女の子は、いつでも恋に一生懸命なんだもん。
 及川光博が演歌歌手にハマりすぎです。飲んでる三ツ矢サイダーがロング缶だし。85,000円の留守番電話が懐かしい。スライム、ウォークマン、YMO。
 ミュージシャンが作る映画って、どうして、こうもスカッとしないんでしょ。好きです。
 インディーズブームも終わり、ロックが商業化された80年代。ケラさんの幻想も終わった。そんなケラさんだから表現できた世界でした。曖昧な世の中でいられなくなったのさ。


3月1日(月)
織り句 お題「まあち」
惑う ひとり
暗号とけない
地図もない

「迷う」にしようか「惑う」にしようか、少し悩みました。「ひとり」という言葉は、すぐに思い浮かばなくて探しました。
 これから、どこへ行けば良いのだろう。置いてけぼり。途方にくれ、ここから動けない。

まぶしくて
熱いドキドキ
近づけない

「ときめき」ではなく「ドキドキ」がポイントです。
 最初は「熱くさせたら」と作ってましたが、どこが熱いのか?と、つっこんだら、胸だよなぁ。んじゃ、そのまま「ドキドキ」にしよう。となりました。自分でも押さえきれない胸の高鳴り。心臓が口から出そうな程のドキドキ感をイメージしました。

迷わぬ花
甘く ひたすら
散りいそぐ

 最初に作ったのは「まっすぐに 甘く もろく 散る花よ」でした。うーむ、つまらん句だ。かなり練りました。
 逃れられない苦しみ、悲しみ、憎しみ。救うの?救われたいの?ただひたすら咲き、ただひたすら甘く香り、ただひたすら散る。私の花の記憶か?杳(はる)か。
 花は迷わない。
 この句の感想がありました。「ジャニス・ジョプリンやジム・モリソンのようだ」と。咲いたと思ったら散っていったアーティストですね。散るために咲いたのでしょうか?

まつげぬらし
あなたを想う
違う空

 すんなりとできた句です。



みねがとおります