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■1996年3月号 その3 ■



■Q:「タクローのテーマ曲」とはなに?
タクローくん作曲「シケシケNIGHT」とは?この曲で大笑いしたHISASHIさんとJIROさん教えてください。


HISASHI:あのね、パクリなの、実は。あまりにもTAKUROがシケシケしてるから(笑)。
JIRO:一時期なんかね、シケシケしてどうしようもない時期があって、自分の歌を唄うものだから(笑)、あまりにもおかしくてね。
TAKURO:ほんと95年、日本はどっかおかしいとこに向かってるんじゃないかっていう憂いが、俺に「シケシケNIGHT」って曲を作らせたんだよ。
JIRO:「軌跡の果て」を録ってる頃じゃなかった?
TAKURO:「軌跡の果て」はもしかしたら「シケシケNIGHT」になってたかもしんないね、あぶなかったんだよ(笑)。

---で、なんのパクリなの?

TAKURO:あのね、「ボヨヨンロック」(笑)。質問にお答えしますと、俺が落ち込んでたときに、自分を慰めるために、口ずさんでいた曲なんですよ。

---では、口ずさんでいただきましょう、どうぞ。

JIRO:♪俺はシケシケ、シケシケNIGHT〜♪
TAKURO:♪どうしてこんなに、俺はついてない〜♪たまに字余り(笑)。
HISASHI:字足らずとか、いろいろあるんだよ(笑)。

■Q:HISASHIさんはいつも同じチョーカーをしているけれど、何か思い入れがあるんでしょうか?

HISASHI:これはチョーカーじゃないけど。すごい安かったんだけど、書いてる言葉がカッコよくて選びました。
「世界を手に入れろ」とか、そういう意味の言葉なんだけど。すごい気に入ってますね。
JIRO:実はそれね、HISASHIが買う2〜3日前に、同じ店で俺が買おうとしてたんだよね。結局違うのを買ったんだけど。
HISASHI:見るところが一緒なんだよね、JIROと。

■Q:JIROくんはいつもどちらかの手の中指にクロスリングをしていますが、とても大事なものなのですか?気になって私はいつもそこに注目してしまいます。どうかどんな思い入れがあるのか教えてください。

JIRO:仲間がバイクで死んだのね、とってもいい奴だったんだけど、ガードレールに花添えてね(笑)。

---へぇ〜(笑)。

JIRO:(笑)。あの指輪ね、今日はしてないんだけど、そんな大事じゃないんですよ。ただね、ごっついものが好きなの、俺。存在感のあるやつ。最近あんまりしてないな。

---そんなに思い入れがあるわけじゃないのね?

JIRO:うん、全然。

■Q:「魔女狩りナイト」での「TAKURO率いる牛組」の牛組って一体どういう意味なんですか?

TAKURO:言うの、それ?

---この際だ、言っちゃえ。

TAKURO:あのね、北海道に吉野屋ってないのよ。でね、こっちに来たときに牛丼ってなんてうまいんだろうとか思ってさ、アマチュア時代仲良かった人で、牛丼好きな奴が集まって牛組っていうの作ってたの。なんかあるごとに、牛丼悔いに行くってだけなんだけどね。全員楽器ができたから、セッション・バンドを作って、それが牛組。だからメンバーは30〜40人ぐらいいるんだよ。

---そんなに好きだったんだ、牛丼。

TAKURO:カッコわりぃ〜、ちょっとやめてよ、その言い方(笑)。
JIRO:キン肉マンじゃないんだから(笑)。

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