楽苦画飢14-伐採現場の休憩

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お国自慢料理に花が咲き生唾を飲む、伐採に限らず屋外作業でも焚き火はする ので、いつも話題になるのは食い物の話ばかりで、行かなくてもどこ何処には こんな料理、菓子のあることが目を閉じると形、味、色まで思い出せる。
(楽苦画飢)
伐採での唯一の楽しみは昼の休憩時間であり、焚き火を大きく焚き外套を尻に敷き腰を下ろし飯盒 で雪を溶かして湯を沸かし岩塩で味付けしてのティタイムであり、故郷の名物料理、銘菓等を自慢 し合い空き腹の虫を慰めているが、知らぬ間に火の粉が飛び散り外套の防水面に付着し焦げている と言われ気が付く有様で、外套はボロボロに焼けただれ中綿も黒く見え、顔は火焼して黒く栄養不 良で痩せこけ眼だけがギョロギョロとして・・・(後略)
(解説)
2003年に息子と初めて墓参に行く時、供養の為に何を持参するか色々考えた。その時抑留記か 何かで「抑留者の食べたい物人気投票」と言う記事を見た、勿論帰還者による投票だが、鰻(うな 丼、蒲焼)お萩(ぼた餅)汁粉(ぜんざい)天婦羅、寿司、味噌汁、羊かん、大福、刺身であった ので、うなぎの蒲焼の缶詰、羊羹、お米、日本酒、タバコ、厚木の水を持参した。