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荒川区が舞台となったテレビ・映画・漫画などに関するページです。
管理人の記憶だけではあまりにも頼りないのでBBSを開設しました。
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【漫画・アニメと荒川区編】
かつて、人口密集地として数多くの子供を抱えていた荒川区。その子供達が熱中したマンガ(漫画あるいはアニメ)の中で荒川区と関わりのあるものを、これまた、管理人が思いつく範囲で書き出しました。但し、特に目新しいことはありません。よく話題に出る程度のことをまとめただけです。
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★1★ 巨人の星・・・星飛雄馬が荒川区に住んでいたという説。 |
この説の根拠となっているのが、アニメの中で、星一徹宛ての郵便物に「荒川区町屋9−16」という宛て先が示されていたことによります。ただ、別の地名(町名と番地のみで市町村名無し)が出たこともあり、アニメの細かい部分の矛盾を感じさせます。平成5年(1993)に、映像監督と呼ばれる河崎実氏が「巨人の星」の謎(宝島社)、という本を発刊して、上述の「荒川区町屋9−16」をもとに、星一家の長屋は町屋にあった!としています。「巨人の星」の謎、によれば、あしたのジョーで知られる「泪橋」も登場し、地域的整合性がとれるということです。
もちろん、巨人の星はフィクションですし、細かい設定にモデルがあったとも言い切れないので、星一家=町屋在住、と決めつけられないのかもしれません。しかし、荒川区民としては、ちょっとは、誇りに思ってもいいと思います。「巨人の星」の謎、の中に次の一文があります。
(以下・引用)これを町屋の本屋で買っている読者諸君、驚きそして誇りに思いたまえ。日本で一番有名なド根性親子の長屋は、まさにそのあたりにあったのだ!(引用終わり)
ちなみにお気づきかもしれませんが、町屋は8丁目までしかありません。9−16は、架空の地ではあります。
さて、この説をもとに、それでは、星親子が指差していた、夜空に輝く巨人の星を探そうという研究もあります。これは、平成7年(1995)に北海道・初山別村の職員によって発行された、KYOJIN
no HOSHI特定小委員会リポート に詳述されたのですが、現在、ホームページで見ることができます。(但し、画は無いですが。) 興味のある方はご覧ください。
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★2★ あしたのジョー・・・ジョーマニアの聖地・泪橋。(なみだばし) |
矢吹丈がボクシングを学んだのは、泪橋の橋下にある丹下のジム。というのがクセモノでした。なぜなら、泪橋があったのは遠い過去のことなのです。もちろん、名称をモデルから取っただけで、ジョーの世界の「泪橋」と現実の「泪橋」を同一視することに異論もあるでしょう。しかし、近隣で台東区内にある玉姫神社が出てきたり、白鬚橋そばのガスタンクが描写されるに至っては、現実の泪橋附近がジョーマニアの聖地とされるのも不思議ではありません。実際に、ちばてつや氏は、台東区の通称・山谷から泪橋、南千住にかけて現地取材していたようです。
ジョーや丹下のおっさんの正式な居住地ははっきりとはわかりませんが、泪橋が区界にあることを考えれば、彼らは荒川区民だったのが、台東区民だったのかなんてことも想像してしまいます。
また、前述の「巨人の星」の項で触れたように、泪橋という印象に残る名称は、飛雄馬親子のランニングシーンに登場します。巨人の星にとっても聖地みたいです。
ちなみに、泪橋というのは、千住に刑場(小塚原刑場)があった時代、囚人とその肉親がこの橋で涙ながらに永久の分かれをしたことにちなみます。
いずれにしろ、荒川区域を舞台にした名作があることを、これまた、誇りに思いましょう。思った方が勝ちです。
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★3★ サザエさん・・・舞台は世田谷だけど、アニメ製作は南千住。 |
かつての東京スタジアムの近くにそのスタジオ・エイケンがありました。現在は、日光街道から南千住図書館に抜ける道沿いに社屋があります。サザエさんの生活舞台は世田谷といわれます。しかし、下町っぽい風景・生活が出てくるのはアニメ製作地の影響?
知っている人は知っているこの話題。もっと、荒川区の広報活動にも登場してほしいなぁ。
ところで、エイケンの社長・村田英憲さんが、ACCの「荒川の人」に取り上げられたことがあります。
村田さんの回は、HP版になっていますので、⇒で見ることが出来ます。「荒川の人」村田英憲
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