Volume 20
魔のダイナランドツアー・2
前回までのあらすじ 海洋メンバーズ7人で出かける予定のダイナランドツアー。集合場所に現れないSましまを捜し求めて彼の家まで迎えにいったところ、そこで6人が見たものはなんとSましまのパジャマ姿であった!それぞれの思いを抱きながらもようやく出発。 |
一行は一時間半遅れのスタートとなるも、車内では異様な盛り上がりを見せていた…。 ニャ「今ごろ、Sましま、18期にいじめられてるで〜」 やす「そらそーやろ…だってパジャマやで。ジャージじゃないで(笑)」 Gルビー「ホンマ、何考えてるねん、アイツ!!(まだ怒ってる)」 Pテカン「ええネタ出来たよなぁ〜(笑)」 相変わらずのほほんとしたPテカン氏は車を運転させながら、プカプカやっている。 Pテカン「そや、そや。昨日あたりドリカムのアルバム出たやろ?誰か持ってきた?」 やす「持ってきたで〜カセット!!」 ちょうど発売されたばかりのアルバム「DELICIOUS」を車の中で聞くことにする。この時代はカセット。 ニャ&やす「なにも言わぁ〜ずにぃ〜付き合ってくれてぇサンキュぅ♪」(by「サンキュ.」) しばらくはカラオケ状態?の中、車は名神高速をひた走る。この時代には東海北陸自動車道なんて便利な道が出来ていなかったため、一宮インターで降りた後はただひたすら下道を行くしかなかった。 ニャ「すぅ〜きぃ〜♪いいいい〜」(by「すき」) 機嫌よく歌っている途中で、なぜか?車は減速減速・・・、停止。 ニャ「ん?」 やす「ん?」 Pテカン「車が混んでいるようですな〜?」 冷静沈着Pテカン氏、のたまう。 ニャ「あちゃ〜」 Pテカン「やっぱり三連休の中日っていうだけあって、みんな考えること同じなんやろうなぁ(つくづく)」 Gルビー「それにさぁ・・・」 全員「・・・・・・・・(無言)」 Pテカン「あ、あかんやろ。それは(笑)」 誰もそれ以上怖くて言えなかったが、全員の思いは一つであった(はず)。それは・・・ 「出発さえ遅れなければ、渋滞なんかにひっかかることもなかったんじゃないか?」 という疑問の念(爆笑)。 ニャ「こ、ここでこんなに盛り上がっているのだから、向こう(キカちゃん号)は大変なことになってるんだろうね〜」 全員「そ、そーだね!ははは!!(汗)」 ニャ「う、歌でも歌おう〜♪ えーおー、えーおー(←『サンキュ.』のつもり)」 そうして思い立った疑問の念を抱えつつ、ギクシャクした雰囲気!?の中、しかし車は一向に進まないのであった。そうこうしているうちに車が動かないことがおかしく思えてきたのか?、車内はナチュラル・ハイ状態になっていった。 ニャ「あー、あー、歌いすぎでのど枯れてきた!!」 やす「同じく」 ニャ「しかしすごいよな〜。吉田美和!」 全員「?」 ニャ「5時間もぶっ通しで歌っているけど、のど枯れへんねんで〜。さっすがプロ!!」 全員「ほ、ほんまや!!・・・・・・素晴らしい」 そうして全員は吉田美和を絶賛したのであった!!この時点ですでに5時間同じカセットをかけつづけているPテカン号・・・。根性があるというか、しつこいというか(笑)。 やす「ところでさぁ・・・」 ニャ「ん?」 やす「なんかおかしくない??」 ニャ「気のせいでしょう〜」 やす「それにさぁ・・・」 ニャ「ん?」 やす「いつ着くの??」 全員「・・・・・・・・(無言)」 聞いてはいけないことを聞いてしまった。出発してから5時間も経過。しかしまだ一宮インターを降りることさえ出来ずにいたのであった(涙)。 つづく。←クリックしてもどこにもとびません(笑)。 |