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目からウロコ スポーツ選手の偏平足
スポーツ選手の偏平足

リラックスするときに

偏平足は運動とはまったく無縁な人に見られるのと同時に、運動神経のよいスポーツ選手にもよく見られます。これには何か理由があるのでしょうか?もちろん生まれもった骨格構造上、偏平足になっているということはあるでしょう。

 足の裏には足底筋、足の前には前脛骨筋(ぜんけいこつきん)、足の裏には下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉:ヒラメ筋、腓腹筋)という筋肉があります。スポーツをしている選手はよく鍛えられていることにより、これらの筋肉が大変発達しています。特にふくらはぎの筋肉が大きくなるにつれ、アキレス腱の先についている踵(かかと)の骨を上に引っ張りあげようとします。踵の骨は浮き上がろうとする力を足の底に伝え、結果として足底部のアーチと呼ばれる土踏まずの部分を平らにしてしまうことで足が浮き上がるのを抑えているのです。またふくらはぎの筋肉の柔軟性が低いと同じようにアーチを伸ばしてしまいます。

 これらのことを改善するためには、足の前の前脛骨筋や足底筋を鍛えることでアーチを作ること、維持することが考えられます。ふくらはぎの筋肉が強すぎることで足の前後のバランスがくずれ、偏平足をおこしていたのですね・・・!

リラックスするときに

緊張をほぐすためによくおこなう深呼吸。それも腹式呼吸といってお腹の中にしっかり空気を吸い込むことでリラックスする方法はメンタルトレーニングにも使われています。ではなぜ?深呼吸。

 自分の脈を測りながら、ゆっくり大きく息を吸いましょう。その後、その倍の時間かけて息を吐きます。脈の変化が感じ取れたでしょうか?

 うまく感じ取れた人には理解できることと思います。息を吐くことで脈拍は遅くなっていくのです。息を吸うときは速くなっていましたよね? 緊張でドキドキしている(脈拍が通常よりも速くなっている)状態を息を吐くことで落ち着かせ(脈拍をゆっくりにする)ることができるのです。息を吸う=交感神経、息を吐く=副交感神経、なので脈拍がおちるのも当たり前といえばそれまでですが・・・(笑)。
 

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